2008/06/29

Private Army @ 原宿Bonobo


原宿Bonoboっていう小さなバーでPrivate Armyとしてライブやってきました。

対バン?って言う感じではないんですが、出たのはコマイヌバンド「銀河」のVo.のソロ別名儀→栄養循環系バンド「やうぶんず」の「さけぶえ師匠」、それとあがた森魚さんでした。

この建物、意味不明な「リカリスイ」なる看板がついてますが、bonoboとは一切関係ないそうです。
うわさによると、この建物が以前は「リスイ」さんによる「リカー」屋だったとのこと。
真偽は不明ですが、bonoboで働いていた女性は「意味不明だ」と不思議がってました。

あと、この建物のすぐそばには探偵○ァイルでおなじみ?の探偵事務所、○ル・エージェンシーがありました。探偵○ァイルをよく見ていた頃、記者が自社の前で悪ふざけしている映像とか見ていたのでどこかで見たことあるなーと思っていたら、全然知っている場所でちょっと驚きました。
原宿と言うよりも千駄ヶ谷寄りだそうです。
原宿から歩いたら15分くらいかかりました。かなりの僻地です。




あがたさんなんて、普通にCD買って好きで聞いてた時期があったくらいで、そんな人とお会いできるっていうのが何より嬉しかったのですが、あがたさんのWebの予定を見てもbonoboの話が書いてなかったので「ほんとは来ないのでは?」とか勝手に疑ってました。

結果として来たんですけど、バンドメンバー間で(一応まじめな)話し合いをしていたら彼の出番を見逃しました。
ほんと信じられないです。すごく楽しみにしていたのに・・・。
なんで、今年の目標?はあがたさんのライブを見に行くことに決めたのでした。

彼の帰り際に一緒に写真は撮ってもらいました。
嬉しかったんですが、悔しさが勝ってて引きつった顔になってるんで顔はCASIOの古いサンプラーで修正させていただきました(笑)。


我々としては、スタジオみたいな狭い部屋だったのでジャムセッションしながらバンド演奏をしました。
正直な話、プレイヤー側からしたらなんかだんだんバンドとしてのバンド感がずれ始めているなーと感じつつ演奏していたのでしっくり来ませんでした。

でもドラマーのサーくんのビートが良かったので救われました。



あがた森魚さんの時間に出る予定だったコマイヌさんはかろうじて見れました。

女性2人で、坂本龍一のラジオ番組、Radio sakamotoにも出演したことがあると言う人たちで、音楽やってます!っていう雰囲気よりは、もっと(良い意味で)普通の若い女性って感じの人たちでした。

エレクトロニカ的な電子音にトランペットだったり、溶け入るような声だったりが入り乱れた穏やかな音楽でした。とても心地よかった。



あと一組出たとのことですが、残念ながら見れませんでした。

とにかくボノボっていう場所は変な場所で、集まっている人の年齢も広いし、ジャンルも入り乱れているし、人種もばらばら(外国人がたくさん来店してた)でした。

夜も更けた時、Anthony Bisset(from San Francisco, USA)なるピンクのスーツを着た(良い意味で)馬鹿なアメリカ人が自作パッチシンセサイザーとTB-303、TR-606の演奏をしていました。
これがものすごく良かった。
自作パッチシンセがとにかくものすごく変で、ダンストラックをその場でさっさかリアルタイムで創出するアンソニーの芸術性の高さがとにかく秀でていて、みんな楽しそうにセッションして遊んで夜を明かしました。

アンソニーとはその夜呑んだり、喋ったり、柿の種与えたりと絡みましたが、日本語がまだまだ喋れないカタコトだったんですけど、言葉を超えてとても優しい人柄がにじみ出ており、アホだけども、なんだか温かかったのでした。

アンソニーをどっかで見かけたら仲良くしてやってください。
・・・って俺が言うことじゃないけど。

最後にアンソニーとうちのバンドメンバー、けんたの2ショットでも載せておきます。
モミアゲが特徴のアンソニー。
ピンクのスーツ着て自転車を転がしながら思いっきりこけてたアンソニー。

コマイヌさんも撮りたかったけど、静かな演奏だったので邪魔できなかったんで撮りませんでした。

また機会があったらbonoboに遊びに行きたい所存です。

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