2008/09/05

アイリッシュナイト @ 赤坂November Eleventh

宇崎竜童夫妻がオーナーらしい(ついさっき知りました)赤坂にあるNovember Eleventhにて、アイルランド音楽で楽しむアイリッシュナイトなる演奏会があるっていうんで行って来ました。

先日blogに書いた小山絵里奈Growing Drops Meetingにて、小山絵里奈の楽曲演奏に参加していた廣瀬沙耶佳さんがこの日出られるとの情報を彼女のblogから得ていたので、それ目当てで行って来ました。

まぁ、何にせよ、どこかしらのきっかけを辿って色んな音楽に触れられるっていうのは幸せなことなので、元々は小山絵里奈ファンであることには変わりないのですが、彼女をきっかけにアイルランド音楽に触れられるっていうのも面白い機会、ってことですね。


この日は19時からの回、21時からの回と2部制で構成されていて、途中休憩を挟んでたっぷりアイリッシュナイトと言った内容だったそうですが、仕事が押した都合もあり2部から行きました。

事前に同行者のスケジュールがわかっていれば予約をしていたのですが、うかうかして当日を迎えたら席が予約で満席になってしまいました。
しまった!とは思ったのですが、当日場所につく直前に確認したところ立ち見でも予約が可能な状態だったので一応電話で予約をして場所に臨みました。


赤坂って町がとにかく苦手なんですが(あらゆる物の場所がわかりづらいので)、今回も迷いました。
携帯電話に公式Web Siteからダウンロードしておいた地図を入れておいたのですが、地図を見ても全然場所がわかりませんでした。

今見たら行き方の文章があったからそれをよく見ておくべきだったなーと思ったのでした。
これから行かれる方、結構わかりづらいんで「赤坂サカスに面した一ツ木通り沿いの『揚州商人』っていう中華屋の2階」っていうのだけは覚えておいたすんなりたどり着ける気が致します。

友人と(二人とも場所知らない)さまよいながらギリギリにお店にINしました。
やはり席は満席、立ち見の覚悟をしていたのですが、1部で帰った客が居たのか、ステージ真横らへんが空いていたので着席できました。


座ってまもなく2部のスタートでした。

この日の主催?は奈加靖子さん。
一時期宝塚にいらっしゃった方みたいで、その後40代になり歌手として活動を開始された経歴を持っている方のようです。

顔ぶれは以下。
奈加靖子
ヴォーカル・アイリッシュハープ
庄司祐子
アイリッシュホイッスル
大久保真奈
フィドル
廣瀬沙耶佳
アイリッシュハープ・パウロン

大久保さんは廣瀬さんと(e)Shuzo Bandmyspaceをやっていた人みたいですね。

とは言っても2007年のロハスクラシックを見に行ったわけではないので初めて見かける方でした。

演奏内容はもう、ざっくりとしか書けないのですが、所謂アイルランド音楽の演奏でした。
楽器の呼称が民族楽器特有のものになってるので少しだけ解説します。(ザックリと!)

フィドルっていう楽器はリンク先のWikipediaを見ていただければわかるのですが、ようはヴァイオリンの別称です。

ティン・ホイッスルはリンク先をやはり見ていただきたいのですが(笑)、リコーダーに似た楽器です。ホイッスルと聞くとどうしても体育の授業や運動系の部活をイメージする人がいるかもしれませんが、ようはメロディを奏でることができる縦笛なわけです。

アイリッシュハープは竪琴、ハープの一種でペダル操作がないハープのようです。wikipediaに特記項目がないので適当にリンクを貼っておきます

で、今回全然わからなかったのがバウロン。
適当にリンクを貼っておきますのでご参考ください。

ようはこれ、打楽器みたいです。小さな和太鼓を真っ二つに切って平たくしたような外観で(もちろん構造、製法は異なるとは思いますが)、張られた皮の軽快な音が素朴で優しい楽器でした。

ハープの廣瀬さんが扱う楽器なのでハープの種類かと思い込んでいたのですが、軽快なスナップ裁きが美しく、軽い音の高低をつけることが裏側から出来るみたいで、ロック/ポップスで言うフィルインみたいなものも入れてました。

アイルランド音楽は旋律の運びが独特で、6/8拍子に近いリズムで前に詰まった印象のリズム感が特徴みたいです。
なので軽快にダンスすることも出来るような感じですね。
無印良品の店内BGMとしてよくそれ系の音楽が使われていたことがあったので(現在は知りませんが)聞けば「あーこういうのか」と納得される方も多い音楽かもしれません。

サイモン&ガーファンクルの演奏で知られるスカボローフェアなどもやられていたので耳なじみはバッチリでした。


なんか楽器の解説が多くなってしまいましたが、まずはどういう楽器が使われていて、どういう音色で構成されていて、どんな雰囲気かっていうを説明しないことには音楽を言葉で伝えるのは困難なので、まぁそうなっちゃいますよね。

文章の書き方っていうのももっと磨いていきたいことがこのblogの前提でもあるので、今後とも色々な音楽に触れて、知識を蓄えてまとめていけたらなと思っております。

余談ですが、終わったあとに廣瀬さんに挨拶して「2部だけだったので物足りないくらいだった」旨を伝えたら「もう1曲やりましょうか?!」と気さくにふざけてくれました(笑)。

廣瀬さんは今回ピアノも演奏されたのですが、芸大で音楽を学ばれる方だけに鍵盤のテクも相当で、どれも素晴らしかったです。
グーグルで検索すると彼女作曲の大会賛歌曲なんかも出てきたりしました。(この字面の名前の人は恐らく2名もいないでしょうから、きっと彼女の作品だと思います。)


ちなみに、当日の模様はNovember Eleventhのwebにて画像を含め簡単なレポートが公開されているみたいです。見てみると雰囲気が伝わるかもしれませんね。
和やかなムードでした。

あとさらに余談ですが、女性客が多かったですね。男性ばかりの演奏会っていう雰囲気の音楽ではないのですが、ここまで女性客が多いかーっていうくらい多かったです。男二人で見に行った我々は一体・・・。

まー音楽に性別は関係ないです!以上!

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