2009/12/23

AKB48 チーム研究生公演 @ 秋葉原AKB48劇場

AKB48の研究生公演を、彼女らが活動する本拠地「AKB48劇場」へ見に行ってきました。

場所は秋葉原のドン・キホーテの8Fです。


見に行った経緯

AKB48はアイテム数が多かったりすることで、コレクションしだすと思い切りお金がかかることを知っていたので「手を出しまい!」と思っていたのですが、百聞は一見にしかず、好みの子が居ないとかどうとかっていうのではアイドルの本当の魅力を判断できてるとは言いがたい。

真野恵里菜の単独コンサートを見に行って、ハロー!プロジェクト新人公演を見に行ってなお一層そういう意識が高まっていたので、AKB48も「お金かかりそう」と拒絶してないで一度見に行って見るべきだ、と思ったわけです。

が、しかし!

AKB48は現在人気が高まっていることもあり、AKB48劇場のチケット当選確率が非常に低いという情報を聞いてました。
んなら公演を選んでいる場合ではない、と思い、とりあえず登録無料のチケットセンターに登録をしてみたわけです。

まずはそこから・・・。


見に行くまでの流れがわかりづらい件
Wikipediaにも書いてあるのですが、見に行くまでの道のりが長い。

以下段取りを踏みました。
  1. チケットセンターに携帯電話から登録
  2. 見に行きたい公演の2日前に応募が可能となる
  3. 見たい公演に応募する
  4. 前日に合否が判明する
  5. 当日、会場で身分証明書を提示の上、チケット半券と再着不可のリストバンドを得る
  6. 10桁ごとの整理番号順に整列する
  7. リストバンドと半券提示で改めて半券がもらえ、そこでチケットが完成
  8. 整理番号10桁分ずつの抽選
  9. 該当整理番号桁になったら入場できる(席は自由席)
  10. やっと会場に入れる

まず通常のコンサートであればプレイガイド(チケットぴあ、ローソンチケット、e+など)で発売されている券を購入し、コンサート当日に指定席であればその席にチケット持って向かえば良し、自由席の場合は整理番号順に並んで入れば良し、と言ったものですが。

AKB48は不正行為、転売を防止する為にリストバンドとチケット当選者との本人確認が入る為に登録制になってるみたいです。
で、券を手に入れたからと言って、早く会場に着いたからと言って良い席になるとは限らない、最後まで抽選の抽選がされるわけです。

この辺のシステムは本当にわかりづらい。

今回行くに当たって渡り廊下走り隊多田愛佳(チームB、wikipedia)を愛してやまない友人についてきてもらいました。

ちなみに、同行者はあらかじめ応募時点で指定する必要があり、そこに友人の名前を友人が行くかわからないながら適当に入れておいたわけです。カタカナで。
そしたらチケット引き換えの際に「次回から漢字で入力お願いします」と指摘された。うーん、細かい・・・。
複数人分の応募が出来るようにはなってるのですが、多分複数人だと当選しづらいのかな?
よくわかんないけど、なかなか困難ですよね、このシステム・・・。
(しかも前日当選か判明するっていうあたりとかも)


なぜ研究生公演に行ったか?
そもそもこの23日の公演が当たる数日前に「年内最後のチームB公演、とりあえず応募してみたらどうですか?」との勧めがあり、せっかく見に行くなら友人の推しメン(推しているメンバーの略)が出る日の方が友人の"どれくらい好きかトーク"が炸裂しまくるだろうから良かろうと思っていたのですが、案の定チームB公演ははずれたのです。

はっきり言って、チームBとかAとか、よくわかってないんですけど(笑)、とりあえずチームBに渡り廊下のメンバーの多田愛佳、そして渡辺麻友が所属しているらしいことは知っていたので、そこが入り口としては良さそうだと設定していたわけです。

はずれがわかってからチケットセンターのWebを見たら研究生公演の応募が可能な状態になってました。

ハロー!プロジェクトの場合は、ハロプロエッグ(ハロー!プロジェクトの研究生で、わかりやすく砕いていうならモーニング娘。候補生たちみたいな。本当は違うけど)に当たるもので、エッグの子ってのはエッグながら例えば「しゅごキャラエッグ!」としてCDデビューしている子もいたりするので「しゅごキャラエッグ!の子を見に行こう」っていうターゲッティングが出来るんですけど、AKB48については見事スルーしてきたので前知識0だったわけです。

いきなり研究生とは・・・と思ったのですが、これからチームA、K、Bのいずれかに所属するかもしれないアイドルの卵たちの公演が見れるかもしれない?!、そう思いい応募してみました。

一応研究生の顔も一覧がWebサイトで見れるので見渡してみたのですが、写真で見る限りでは1人か2人くらいかわいいかな?と思える子がいる程度で、一般知名度も高い篠田麻里子や前田敦子らが所属しているのとは違ってぱっとしないのが第一印象でした。

これはまあ仕方なかろう、と思いつつ、実際見てみたら「歌がうまくて印象的だった」とか「ダンスが非常にうまくて、なぜこの子が世に出ないんだろう」とか、ハロプロの新人公演で思った感想もあるだろうという意気込みで、前知識0で臨みました。

・・・せめて曲くらい友人から聞かせてもらっていたら良かったかなーと今では思う次第です。


で、結果として見事当選。
研究生公演でも今日はずれる可能性はあるとのことで、ビギナーズラックかもしれませんね。


見に行ってみての感想(人編)
AKB48劇場のあるドン・キホーテの8F。
ドン・キホーテと言えば独特の圧縮したような商品陳列で非常にごちゃごちゃしていて、どの店舗に立ち寄っても「ドンキだなぁ」と思うのですが、8Fは完全に劇場でした。

やや劇場や学校を思わせるような木の内装、額縁に入ったAKB48のメンバーの肖像が雰囲気を作り出してました。

同行した友人から「あの子が結構良い」とか聞かされたものの、いまいちわからない。
(と言うか情報量が多すぎる(笑)。)

唯一気にしていった子「佐藤すみれ」が気になったのだが、この子がステージにいたところで生で見るのと写真で見るのの違いから探すことが出来るだろうか、まぁ無理だろうなとか思って劇場に臨みました。

ちなみに佐藤すみれって子は、モーニング娘。第8期オーディションの最終選考に残った子として一部で非常に知名度が高いみたいで、やはりモーニング娘。のオーディションに残ってた故の実力の高さが見れば伝わってくるのだろうと思ってチェックしてました。

モーニング娘。自体、そんなに好きではないのですが、以前真野恵里菜のバックやハロプロ新人公演で見た吉川友とオーディション通過を賭けて競った人だから・・・となお一層勝手に期待してました。

結果としてすみれちゃんは出てませんでした。残念・・・


で、いくらか挙げてみます。

まず「伊藤彩夏」。この子は顔がまるまるっとしてて、いつもニコニコしてて良かった。
パフォーマンス(歌、踊り)のクオリティもなかなかのようでよかった。

今の最新の子は「9期生」になるらしいのだが、下で挙げる子に結構9期が多いあたりが興味深い。
たまたま趣味に合ったってだけかもしれないけど。


「松井咲子」。女子大生だそうで、20歳越えてるメンバーは中1の子も居る中では結構大人に見える。

で、この子は背が167cmくらいあるらしく、手足が長くて白くて非常にステージでの存在感が出てて、好みではないんだけど全体を引っ張っていくようなカリスマ性がある気がして結構目を奪われた。彼女はすごい。

元々劇場に入る前に友人が「この子が良い」と言っていたうちの1人だったのだが、写真で見る限りで「目が離れてるなぁ・・・」とか思ってたのだけども、やっぱり動いてる本人を目にすると、個人的な好みとかってなんでも越えてきますね。発見でした。


「森杏奈」。「モリアンナ」と、別の子が「マリアンヌちゃん」ってニックネームだそうで、もう新参ファンには何がなんだかわからなかったけど、杏奈ちゃんの存在感が強烈過ぎて彼女はこの日一番印象に残った。

喋りがおっとりしていて、踊りもおっとりした感まるだしのスリリングな感じだった(笑)。(ようはあんまりうまくはなかった)
ちょっと失敗しちゃったりする人が凄く好きなので(人間らしいしね)それだけで結構気に入ってしまうわけなのだが、この子は何しろ笑顔が良い。

顔をくしゃっとさせて全力で「にっ」としている。頑張れ杏奈!ってたくさん思った(笑)。

しかし8期生で結構有望視されていたらしい(と言うか友人がちょい推しだったらしい)郭グレース、三木にこるらがばっさり落とされたと言う話がニュースに載っていたのを見たことがあったので、杏奈ちゃんも油断は出来ないですね。杏奈ちゃんも伊藤彩夏と同じく9期生だそうです。


「野中美郷」。この子は背が高くて(165cmらしい)、美人で(たれ目が好きっぽいのでそれでそう思ったのもあるだろうけど、とても美人な子でした)松井咲子と2人で存在感があった。キャラクターはそんなに立ってない印象だったけど。

彼女は18歳。18ともなるとやっぱり大人っぽく見えますね。下は中学1年生っていう環境ゆえに。


「藤本紗羅」。中学1年生と言う話なのだが、口調が非常に落ち着いていて若さを感じさせない。
彼女は9期生だそうだけども、4期の頃に一度受かって、その後落とされて再度9期として合格したっていう子みたいですね。AKB大変だ・・・。

顔に特徴があるので(白い、唇が厚い、目がやや離れてる、細い眼など)つい目で追ってしまったのだが、あんまり好きにはなれない・・・。


「佐野友里子」。さっぱりマークしてなかったのだが(と言うか全部ノーマークだったわけですが)、ステージ終盤で端の方の端の席に座っていた自分の目の前に彼女が出てきた時に思い切り目が合った。

よく気持ち悪い奴の発言で「俺はあの子と目が合った!(気がする)」みたいなケースはあると思うのだけど(まぁ、大半は妄想ですよね)、AKB48の劇場公演に関しては「会いに行けるアイドル」がコンセプトにあるように距離感が非常に近いので、最前列とかだと目線が合って合図してくれることがある、っていう話を友人から聞いていたのだが、彼女と目が合ってうなづいてくれたわけです。

いやー、惚れてまうやry

しかし、劇場のキャパは250人、決してでかくないのでステージ上のだいたい15人くらいの研究生の誰かと目線があう可能性はあるわけです。
だからAKBのファンが「あの子と目が合ったんだよ」っていうのは気持ち悪い発言ではなくて、事実なのだなーと強く感じました。


「内田眞由美」。通称ウッチー。キャラクターが立ってる子なので結構人気あるみたいで、会場中、隣の席(同行した友人)から「ウッチー!」の声が聴こえた。

最初見た時、小柄でたっぷりとした子だなと思ったんだけど、パフォーマンスのクオリティは高かった。

ちょっと肌が荒れてる感じだったけど、AKB以前は普通に荒れていたとかっていう噂を小耳に挟んだ。(元ヤン?)噂なのでよくわかんないけど。

小さいけど、小ささを感じさせない存在感のある子だった。研究生公演のトークにおける雰囲気は結構彼女が担っている感じがあったかな。今度チームKに所属するみたいですね。


「山内鈴蘭」。隣に座っていた友人が結構気になってる子らしく、名前に特徴があるので覚えたのだけども、あんま魅力がわかりません(笑)。


「横山由依」。9期の子だそうです。
ニックネームがまだないので決めよう、みたいなトークのシーンにて、京都出身なので「ゆいはん」と名づけられていた。これはきっと定着するんじゃないかしら?

新人だと言うのにパフォーマンスのクオリティは高めで、ゆいはんは印象に残った。


「石黒貴己」。「いしぐろあつき」と読むらしい。

彼女はトークのコーナーにて、ニックネームがまだない旨を指摘されて「ニックネームを決めよっか?」っていう話になった。

「グロ」になりそうになってたが、結局「ブラックストーン」と、名前をひっくり返して英語にしただけのニックネームをつけられていた。挙句「ブラックストーン!石黒ですっ!」とか言わされていた(笑)。
なんという世界だ・・・。それ以外の印象は特にないです。


「島崎遥香」。
彼女は濃い顔してるので全然得意ではないんだけど、でも生で動いている姿を見たら美少女だなーと言った印象があった。顔がとても小さかった気がする。



見に行ってみての感想(曲、ショー編)

やはり今日非常に人を集めているAKBの公演。
曲数の多さ、曲の粒の揃いっぷり、見せ方、研究生公演と言うのに十分ショーとして見せられるだけの内容になってて楽しかった。

曲をあらかじめ知っていればなお一層だったと思うのだが、チームB公演「アイドルの夜明け」のCDはどうも一般のCD屋では入手できない・・・?みたいで。
何にしてもアイテム数が多すぎるので(現在曲のストックは200曲くらいあるらしいし)どっから手をつけて良いかわからないからノーマークで行ったのです。

しかし、あとから知ったのですが、公演ごとにテーマみたいのがあって、セットリストは固まっているみたいです。(そうじゃなきゃ毎日のように公演できないよね・・・)

今回見たこの新人公演は上述のチームB「アイドルの夜明け」に沿ったものだそうで、友人は曲順を把握してました。


AKBの公演であと感じたこと、Mixの多さ!
Mixっていうのは所謂「オタ芸」のうちの1つで、歌の間奏やBメロあたりで合いの手を次々入れるようなもののことです。(イントロかな?)

とりあえずYouTubeで適当に見つけた動画を貼っておきます。(まぁまぁこれはわかりやすい)

このMix、さっぱり語源が意味不明なんですが、これを会場一丸となって掛け声言うわけです。
Mixてハロプロじゃあまりないらしいのですが、ハロプロでも一応は見られました。
しかしAKBでのほぼ全曲でのMix打ち乱れはすごかった。つい覚えて乗っかりたいとすら思いました(笑)。


なんかざっくりしたレポートですが、こんな感じです。

以前は会場に入れない人の為?の中継を放送していたカフェがあったそうなのですが、現在はなくなったそうです。ちょっと気になってたんだけどなぁ。(入場料が取られるらしい)

何はともあれ、行ってみただけの価値のある濃い世界でした。
来年はチームBあたり目指して応募してみたいと思います。
まぁ、当たらないかなー・・・・。

研究生も繰り返し見ていくと、チームA、K、Bに所属するまでの日々を追うような感じで成長を楽しめるものなのかもしれないので、いずれにしてもまた行って見ます。
お金使い過ぎないようにしなくちゃ・・・・。

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