Emotional Ticonとしてライブやってきました。
場所は新大久保EARTHDOMでした。
ブッキングしてくださったのはM×N×Tことミナトさん。ありがとうございました。
19:10 極楽商店街
最初の出演が極楽商店街。
うちのバンドメンバー、おどるが見たことあるそうで（と言うかつい先日見たらしい）「高円寺の華原朋美がセンターで歌い上げる曲があったり、男性ボーカルが絡んできて鬱陶しい！ｗ」と嬉しそうに語っていたので、さぞ変なバンドだろうと思って臨んでたら、やっぱり変なバンドだった（笑）。
豹柄のハットにボクサータイプの下着、そして裾の短いジャケットを羽織り、胸板と腹筋を露にしていた。
ドラム、ベース、そして大きなバケツのようなものに様々なサンプラーやらエフェクターやらを載せて操る人、ボーカル（彼もサンプラーみたいなものを操っていた）、そして女性パーカッション一人の編成。おどるの話によると「ドラムが中心メンバーで、ベースとかは流動的らしい」とのことだった。確かにきっちりバンドで仕上げてきたっていうより、セッションぽい感じがしないでもなかった。
1曲目から、太鼓をどんどこするところからスタート。色々音が重なってきたりしたものの、和太鼓ソロ（上述の女性が叩く）みたいな箇所があったのだが、案の定折りたたみの小さい椅子に設置して叩いていたので、衝撃で和太鼓が椅子から転げ落ちた。演奏は一瞬中断。その後暇そうにしていたボーカルが和太鼓の乗っている椅子を支えて演奏が継続された。「よーぉっ！」と和風な掛け声が入り、韓国街が盛んな大久保のライブハウスに和の風が吹いた。
その後、ステージをマイクを持ったまま降りてきたボーカルがお客さんに絡みついたりしつつ、マイクのケーブルで縄跳びを始めたり、「がらくたエクスプロージョン！」と言うフレーズがやたら耳に付く曲をやったりと、はちゃめただけど面白かった。（迷惑指数も思ったより低くて、そんなに嫌じゃなかったｗ）
見るからに鬱陶しそう、うざそう（褒めてます）な雰囲気を漂わせつつも、なんか、彼らにしかない存在感があったので決して嫌じゃなかったけど、でも鬱陶しかった（笑）。またどこかで会えたら良いなとも思った。
19:54 柔道放物線
ケレンミーポップシアターなるバンドが出る予定だったそうだけども、この日出れないとのことで、代打で出たバンド？がこれだった。
ベースとギターの2人組で、ステージ前の鉄板（非常にひんやりしている）の上に靴がそろえておいてあり、ダンボールで柔道放物線と書かれたものが前方の柵のところに張られていた。
冒頭、「どうも～～～」と言いながら手を叩いて登場。お笑い風ではあったものの、その後は歌を中心とした2人のポップなサウンドが響いた。
ベースはプレベ、ギターはマッチングヘッドがかっこいい深い青のストラトだった。ギターがアンプ直でエフェクトゼロ、かっこよかった。
総じて素朴でポップな歌だった。身近な感じと言うか。意外と良かった。
最後の曲だけオルガン＋ベース＋リズムマシンの音色で組み立てられた彼らいわく「テクノポップ」な曲で異色だったので、どういう音楽性のグループなのかは結局一言では表せない感じで終わっていた。
ライブ終わってから、楽屋で片付けている彼らに「ギターかっこいいですね。なんか珍しい色合いで」と伝えたら「あまり言われない」みたいな話になった。
今ちょっと調べたら、彼らがケレンミーの人たちで、バンドで出れなくなったからデュオで出た・・・？のかな？ なんかそんな感じみたいですね。
20:20前後 Emotional Ticon
この日のお品書きはノイズ→オリジナル曲「巨人の歌」→エポケーメドレー でした。エポケーが活動終了したとのことで、もうやられることのないエポケーの曲を最速でトリビュートしました。
この日、ex.エポケーとなった歌川くん、雄平くん、あんじゅうさんが見に来てくれたのもなんだか嬉しかった。
何回か対バンしたり、見たりした間柄だけど、こういう形で彼らの曲が演奏できたのも楽しかった。そして、難しかった（笑）。
21:04 varelser
4バンド目は3人編成のグランジっぽいサウンドのバンドだった。
使ってる機材（ギターとか）が見るからにそういう感じするなーと思ったら、多分にもれないそんな感じで、安心して聴ける感があった。しかし、その筋？の音で言うと、個人的にDinosaur Jr.が一番好きなので、ガレージ感が強かったので、ど真ん中！という感じではなかった。でも良かった。
21:43 烏滑稽
最後が烏滑稽でした。
無料配布でCDが置いてあったり、積極的に告知して動員がんがん増やそうぜ！みたいなバンドなのだろうか、とぼんやり思ってた。いざステージを見てみたら、ボーカルが直立で甲高い声を出して、ノイズまみれながらポップさが感じられるかっこいいバンドだった。
2曲ほど動かない、激しく動くと言ったアクションをしたあとMCが入ったのだが、その直立 or 髪振り乱すと読めない感じの彼が「今日ねぇ～ みんなねぇ・・・すごいんだもんねぇ・・・いやー」とやわらかい物腰で対バンがかっこよかった旨について語りだして面白かった（笑）。あれだけガーーー！とライブやった人がこのしゃべり口か！と（笑）。一気に好感が沸いた（笑）。
3曲目もやかましさとポップさが程よく混ざったいい感じの曲をじっくりプレイ、4曲目では語りのようなフレーズから始まるものがあったのだが「例えば、こう…誰かに会うとしても食べたい…SBの…えーっと食べるラー油、それでも食べ隊魔よけのニンニク～」と、ちょいちょい噛みながら言葉を繰り出してるのがほっこりした（笑）。
最後の曲前のMC「嫌な気持ちにさせちゃったら すいません…」と自信なさそうに、物腰柔らかく断りを入れてから、ラスト曲スタートしていた。どこまでもいい人そうだった（笑）。
この日の対バンは全然知り合いが居なかったんだけど、どのバンドもいい感じだった。M×N×Tさんのブッキング信頼できますね！楽しかった！
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