ニューシングル「Magic Kiss
」リリース記念イベント
」が2012/07/03にリリースされ、今まで音源を出していたレーベルからも移籍、もっと広く小桃音まいを知って欲しいとのことで非常に力の入ったプロモーションやライブ活動を続けていた“まいにゃ”。メジャーレーベルでもあるポニーキャニオンの関連会社と言うこともあり、彼女の大舞台に立ちたいと言う夢も現実味が出てきたところで、あとはファンのひとおし！と言うところでしょうか。
ざっと情報を見た限りでは発売1ヶ月前から予約イベントを開始し、関東と関西を行き来しつつ、ハードなスケジュールでPVやジャケットの撮影もこなし、発売週に至っては毎日無料イベントを行っていた彼女。その成果もあって、表題のような好結果が残せた！と言うことで、感謝のアフターパーティーと言う感じの無料イベントがポニーキャニオン本社1Fにて行われたと言うわけです。
2daysになっており、初日はゲストがテクプリ、2日目はSKETCHと東北、関西のキャリアの長い（3年超）ライブアイドルを招き、楽しんでもらおうみたいな企画になってました。
全然お金がない時期で、さっぱり「Magic Kiss」の売り上げに貢献できなかった私ですが、いつも指先まできれいに舞い、持ち前のあふれ出るアイドル性で楽しませてくれるまいにゃのお祝いをしたい、と言うことで臨みました。
13:00 イベント開始
さぞ混むんだろうなーと思ってたのだが、中に入ってみると座り25席＋立ち50人前後と、かつて見たことがあるまいにゃのアソビットシティでのイベント時とそんなに変わらない＆ポニーキャニオン1Fの方がやや広々としている（天井も高い）こともあり、あまり窮屈に感じずで程よかった。かといってスカスカなわけじゃない良い雰囲気だった。
13時前になり、ステージ部分以外は消灯、まいにゃの名曲「Dreamscape☆」をモチーフにした入場SEが流れ、ライブが始まるわくわく感に拍車を掛けた。
SEがしばらくなったところでまいにゃ登場。今回のジャケット7種のうちの1つ、エプロン風の衣装をまとったまいにゃがステージに現れました。どんな格好してもまいにゃはかわいいですね！
冒頭1曲目はまいにゃライブオープニングでお馴染みになりつつある「キラリ☆」から。すかっとイベントが始まった。
1曲終わったところで名乗り、MCへ。「本日は祝勝会にお越しくださいまして☆」と、“祝勝会”と言ってるのがひっかかったのだが、とりあえず「勝った」んだなと思うことにした。負けるより勝った方が嬉しい、そんなもんだ。
「初めて手袋してやったので、マイク落としそうです☆」と慣れない衣装について語りつつ、「今日は曲数が多いので、着替えて来ます☆」と言い残し、ゲスト テクプリのライブに繋いだ。
ゲスト テクプリの登場。
曲は2曲のみで「スキスキスキ」と、シングルで新たにリリースされている「Do it!」。
最初見た時に披露されたと言う水玉のワンピースが見慣れていたのだが、少し大人っぽさも感じる白と黒を基調とした衣装が、それまでのキュートな印象から大人っぽさを感じるもので良かった。あまり髪型に注意がいってなかったYukinoちゃんの髪がとても長くて、見てない年月を勝手に感じた。
曲の間にMC。まいにゃに対して「おめでとうございまーす！」と告げ、リーダーのRikaちゃん「私たちも頑張らないとね！」と気合を入れた。大手事務所や名門みたいなところ出身でもない小桃音まいが如何に活躍できるかが今結構過大な気がするので、まいにゃにもかかってるのかなと少し思ったりした。
テクプリは2曲だけだったのだが、最新曲と盛り上がりナンバーで終わったので、程よかった。盛り上がりはしないのだが、よくやってる「青葉城恋唄」のカバーがなんとなく聴きたい気もした。
それにしても、案外久しぶりに見れたテクプリなのだが、改めてRioちゃんがかわいいなーと思った。ミス・ヤングチャンピオンは強いですね。
着替えを終えたまいにゃが再び舞台へ登場。まいにゃポロシャツ（黒）に白いスカート＋くしゅっとしたチュールの格好だった。
お色直しからの1曲目は聴いたことのない曲でした。自分が見に行ってない間の定期公演やワンマンで披露された曲なんですかね。「ちょっとそこの小さいの！」と言うアフレコ音声が耳に残った。左右にお客さんを動かす部分もあったり、まいにゃだなあと感じる部分もたくさんあった。
続いて「Rainy Days」。リリースイベントに全然足を運べなかったので、この曲も初めて聴いたのですが、「Rainy～」ということで入れられたであろう傘を持つようなしぐさのダンスがかわいすぎてぐっと来た。ワイヤレスマイクが傘の柄に見えるまいにゃの体の小ささあってこそですね。見事だった。
アコースティックギターの音色が疾走感の中に潤いを出してるような印象で、雨女と呼ばれるまいにゃのライブへの足取りを少しだけ軽くしてくれるような良い曲が出来たのだなと思ったりもした。（まいにゃのワンマンライブなど、重要イベントでの雨率の高さはライブアイドル界でも抜群！）
しかしながら、この曲、サビ終わりからイントロに戻るところで「イェイイェイイェ イェーイ！」っていうフレーズが入るんですけど、これがとても耳につく。もう少し抑え目にしてほしいなとも思ったのだが、まいにゃ曲とよく聴かれる「シュコーン！」「シャー！」「スウォーン！」と言う“高まるSE”が散りばめられていて、なんだか落ち着く（笑）。
「Rainy～」終わりでMC。この日の長いタイトルを噛まずに言うことが出来、ほっとした笑顔で「噛まずに言うのが今日の目的だった（笑）」と語っていて笑った（笑）。
短いMCから「オレンジ」へ。サビにて片足でぽんぽん跳ねながら横移動するところでまいにゃファンは皆横に動くのだが、思いっきり動きすぎて、花道代わりになってるパーティションがずれてた（笑）。
続いて「恋愛サーキュレーション」。みんなで手を繋いで「神様ありがとう」する曲ですが、知らないまいにゃヲタと手を繋いで、まいにゃの好成績を祝った。男と手を繋ぐことなんていい歳になるとないのだけども、まいにゃの前では手を繋ぎます。曲は聴いた感じ、1番終わりで間奏に突入していたのでショートバージョンだった。
続いて「ねぇ、あのね」を披露。自分も見に行ったワンマンライブで披露してた新たしめの曲で、ワンマンライブの感動が虎ノ門に蘇った。さっぱりしたシンセブラスアレンジも良かった。
引き続きMC。CDリリースまでのキャンペーンについて振り返り、「途中でダメかと思った」「発売日被りが多い。大好きなモーニング娘。さん、SUPER☆GiRLSさん、BANYMETALさんなど～」「目標は、SUPER☆GiRLSさん、モーニング娘。さんに負けたくない」と語っていた。すでに上位をたくさん飾ってきたアイドルに果敢に挑戦するまいにゃの志が良かった。
PV撮影についても触れ、「今回初めて振るサイズでPVを作ったんですが（前作はハーフサイズだった）、ジャケット撮影とPV撮影の時間がタイトで非常にきつかった」「PV撮影中、物凄く眠くてしんどかった」と、いつも笑顔で舞台に立ってるまいにゃにも辛い時があるのだなと、生々しさを感じた。「でも、ジャケットやPV、カップリング曲などが好評で、頑張って良かったです☆」と語っていた。ちなみに、まいにゃ、相変わらず毎週3本くらいライブやりながら、関西でのライブもはさんだりしながらの撮影、レコーディング、レッスンなどをやっているので、素人目に見ても相当忙しそうだなと思ってました。
続いてMC。「CMでしか見たことなかったポニーキャニオンロゴがあるビルでイベントがやれて嬉しいです☆」「場所を使わせてもらったので、ポニーキャニオンさんに恩返しができたらなって思います」「今日来てくれた人は連帯責任です☆」と語った（笑）。
“祝勝会”なので、「乾杯がしたい！」とのことで、持ってるペットボトルでもなんでも良いから乾杯しましょう！と囃すまいにゃ。「じゃあ、掛け声・・・“ルネッサーンス！”で」と言うものの、やや古いチョイスに会場苦笑い（笑）、「じゃあ、“まいにゃ～↑↑”で…違うかな？」となかなか定まらず、結局「おめでとう！」に決まった。
仕切り直して、固めの表情で「えー、本日は…」と、いつもテンションの高いまいにゃにしてはかしこまった話口で逆に面白かった。そのまま乾杯をし、最前列のお客さんとペットボトルを交わし、ステージに戻ってぐいぐいと水分を口にふくんだまいにゃ。意外とがぶがぶ飲んだのだが、途中で諦め「（一気は）無理ですね！ｗ」と笑顔で諦めていた（笑）。
「このビルの上に、多分社長が居るので、社長室に届くくらい盛り上がれるように…あっ、社長って呼び捨てにしちゃった（笑）」と締め直し、最初から数えて7曲目「Oh,My Sunny Day!」を披露。「Masterpiece」「ラグランジュ☆ポイント」「Magic Kiss」も続けて披露。「ラグランジュ～」で入る、客の入れるMixの声が若干早くてもやっとした。テンポが意外と遅い曲なので、Mix入れるならしっかり足でテンポでも刻んで入れて欲しいなと思った。（あまりMix入れないけど、否定派でもない派な意見です）
「Magic Kiss」は盤でのリリース以降初めて聴けたのだが、若干アレンジが足されてると言う噂も聞いていたのだが、いざ聞いてみたら、アコースティックギターの音色がAメロバックに足された印象で（確か以前は入ってなかった）、展開箇所でブレイクにもシンセサイザーの音が足されたりと、ダイナミックさが曲のイメージを破壊しない程度に加わった印象で、シングル用に料理しなおしたんだなーと思った。
「Magic Kiss」が最後で、締めMCにて8月17日のリキッドルームワンマンライブなどの話をして終えた。
たっぷりの曲数でまいにゃのライブが見れて、実に楽しい時間を過ごせて満足だった。
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