諏訪稔 写真集「インディーズ・アイドル名鑑」とは
次なるメジャーアイドル候補生。総勢208人一挙掲載!!
あまり写真家の名前に詳しくないので、諏訪さんがどういう方か存じなかったのだが、この写真集の情報が出た時に軽く検索してみたところ、彼のWebサイトがあった。
元々アイドルを撮るのに長けてるとか、そっち方面っていう印象はそのWebサイトからは感じられずで、まず疑問が沸いたのだが、載っていると言う208名の選考基準が本当に謎で、私が何回も見てるアイドルから、「それはアイドルなのか?」と言う疑問の残るところまで、様々な顔ぶれがこの本に載っているようだった。
誰が載ってるか情報が追いきれなかったのと、今日色んな活動形態が出来ることによってアイドルの数が増えて、謎のアイテム/ビジネスが盛んになってきたんだなあと言うのに興味があったので、とりあえずどこか足を運ぼうと考えてましたが、結局都合がついたのがこの日になりました。
日替わりのゲスト一覧は@btf Webからの転載ですが、以下の通りです。
8月18日(土) | 14:00~14:30 | 押上ハウチュ |
15:00~15:30 | 星井りさ | |
18:30~19:00 | 平成琴姫 | |
8月19日(日) | 15:00~15:30 | 広瀬ことみ |
16:00~16:30 | どっとじぇーぴぃ | |
8月20日(月) | ギャラリー定休日 | |
8月21日(火) | 18:00~18:30 | キラポジョ |
18:30~19:00 | 鳴島有菜/前田明日美 | |
8月22日(水) | 14:00~14:30 | パワースポット |
18:00~18:30 | 平成琴姫 | |
18:30~19:00 | ひゞかな | |
8月23日(木) | 17:30~18:00 | 多国籍軍 |
18:00~18:30 | 夢咲しいな/桃園桃 | |
18:30~19:00 | ねがいごと | |
8月24日(金) | 18:00~18:30 | 及川なまこ/マコ・プリンシバル |
18:30~19:00 | 絵恋 | |
8月25日(土) | 13:30~14:00 | ANNA☆S |
14:00~14:30 | 小泉千秋/中嶋ありさ/遠藤あやの | |
17:00~17:30 | asfi × 姫乃たま × 諏訪稔 | |
8月26日(日) | 14:30~15:00 | 立花夢果 |
15:00~15:30 | DIO | |
15:30~16:00 | noisy | |
16:00~16:30 | CHANGE!! | |
16:30~17:00 | うさぎのなみ平×姫乃たま | |
17:00~17:30 | あなるちゃん | |
17:30~18:00 | メグリアイ |
個人的にエコライフフェア以降、妙に好意が沸いてきたキラポジョ、SPIRAL MUSIC界隈(Power Spot/ねがいごと/多国籍軍)、ALLOVER周辺(ANNA☆S、asfi)あたりは見たかったのですが、結局この日の平成琴姫以外足を運ぶことができませんでした。
何かのついでに寄れるほど近くない勝どきっていう立地が自分には向いてませんでした。
しかし、イベントをこの日見終わって思ったところですが、やはり音楽を聴く、ライブをやる環境かと言うとそうではなく、展示向きの会場なので、無理して通わなくて良かったのかなとも思うところでした。(いずれにしても無料で気になるアイドルのライブが見れることはありがたいので、行きたかったのは行きたかったんですけどね…)
あと、姫乃たまはややバンド寄りのアイドル、あなるちゃんに至ってはアイドルなのか?と言う点が気になったのですが(彼女も高円寺あたりのインディー寄りの人なイメージ)、どういう基準でオファーが入ったのか気になるところです。
ゲスト出演の顔ぶれを見る限りだとMarvel Yell界隈がフットワークの軽さもあってか、多い印象ですね。そこだけで見ると「アキバの地下アイドルが多数」と思われる可能性も無きにしろあらずと言うところでしょうか。
18:40前 写真展を見る
そんなわけで、秋葉原から移動して勝どきへ。
秋葉原からなら大江戸線 上野御徒町駅まで歩いてから一本で行けると言うことで徒歩移動をはさんだのだが、上野御徒町駅で着物のような格好した一行、つまり平成琴姫と鉢合わせ(笑)。
この日は鶯谷の東京キネマ倶楽部で行われていた「GIRLS×GIRLS×GIRLS + IDOL SUMMIT vol.23」に出演後の勝どきだったみたいで、衣装のまま移動していた。夏場だから上に羽織るわけには行かないにしても、そのままだとさすがに目立ちますね
。
勝どき駅でいずれにしてもバッティングしてしまいそうなので、簡単に挨拶だけして違う車両に乗って移動しました。
勝どき、川・海に近く、住宅街なので飲み屋ぐらいしか見当たらずで、とりあえずコンビニでパンを買って食べた。他に行く場所もないので、さっさとギャラリーに入って、写真を眺めることにした。
倉庫だったところを改造したような感じのビルで、上に登るエレベーターはトラックから荷降ろしができるような駐車場のところにあった。エレベーターも荷物が載せられるようなでかい用量のものだった。
写真の展示フロアとライブを行うフロアが別とのことだったが、まだ時間があったので写真が飾ってあるフロアへ。入ってみると、小奇麗でそこそこ広いギャラリーだった。
208人分、横にずらーっと展示してあり、なかなかの景色だった。知ってる顔が居ないかひとつひとつ見ていった。
それにしても、すきな場所に通い続けられない財力の乏しさはおいておくとして(涙)、選り好みせずに気になったら無銭だったら見にいくと言う動き方をしてると、結構幅広く見れてるかなーと言うような自負が多少はないわけでもないのだが、こうやって見ていくと見れて無いものはたくさん世の中にあるのだなと改めて感じた。と言うか、この写真集に載ってる人たちが無名有名問わな過ぎだなーとも思った。
この本に関する情報を見ると「解説:吉田豪」と書いてあるのだが、実際の本を買った人から見せてもらったら、解説と言うよりはコメントを寄せている程度で、名前と所属グループ以外の情報がこの本には載ってなかった。(しかも、なぜかその文章が英訳されたものも載っている) なので、豪さんはその部分だけ仕事を受けたのかなーと言う印象だった。
日ごろ物販で並んでいる or ジャケットに載ってる以外の写真でねがいごと、Power Spot、多国籍軍を見るのもなんだか新鮮だったりしたのだが、「なぜこの写真にしたんだろう」と思えるような、自分の思う「その子の良さ」みたいのがあまり感じられない写真が多々あって、見ていてもやもやした。しかしながら、何の媒体にも取り上げられることもないままライブ活動、ファンとの握手会や撮影会で小銭を稼ぐ日々が続くよりも、なんらかのメディアに取り上げられるっていうことは良いことなのかなーと思いながら、額縁の中の被写体に目を向けて歩いた。
yes,my☆ろぶすたーは一回だけ姿だけ見たことある(つまり、ライブは間に合わなかった)程度で、詳しくは知らなかったのだが、姫木乃 早耶香&真咲による2人組で、2011年9月に真咲ちゃんが急逝したことでグループとしては活動が止まっており、姫木乃 早耶香ちゃんも改名して既に事務所も違うと言う現状。その辺の話をTwitterに書いていたら諏訪さんご自身が「事務所の許可はちゃんと得てます」とのリプをくださったのだけども、撮影から時が経ってからのお披露目ってなんだか切ないなあとも思った。(映画とかも、撮影はしたけど公開が諸々の理由でかなり後になるっていうケースあるみたいですけどね)
そんなこんなで、ライブアイドル/地下アイドル/インディーアイドルのシーンは色々と早いなあと思える、そんな展示でもあった。
あと、色々見ていく中で、ヒップホップ的な格好をしたhy4_4yhの写真もあったのだが、キャリアの長さを知ってるのもあるかもしれないが、彼女たちのメジャー感、オーラみたいのがすごくて、hy4_4yhは偉大だなあと思った。(見る人の見方次第っちゃそうですけど…)
写真を見ていて、平成琴姫 @ 井の頭公園の時に見かけたことある方数名も来ており、衛兵(琴姫ファンの呼称)の忠誠心厚いと思ったのだが、琴姫が写っている写真を自身のカメラで撮影したりしていて、展示写真をさらにカメラで収める意味がわからなかった。(というか、禁止はされてなかったけど、そもそも良いんですかね?)
18:40 平成琴姫 ライブ
そんなわけで、既に鉢合わせしてしまった平成琴姫のライブの時間になりまして、写真展示してあるフロアから1階下って違う会場へ移動。
簡単なダンボール箱が椅子代わりに置いてあり、そこに着座しての観覧でした。お客さんは衛兵5人前後+その他お客さんが5~10人ぐらいと、そんなに混雑はしてなかった。
最初は箏曲「春の海」にのせて登場。構えからの「Darkness~心の闇~」からスタート。構えたものの、なかなか始まらなくて静寂が気まずかった(笑)。
彼女たち、平成琴の楽器演奏もたまにすることから両手が使えるようにと普段ワイヤレスのヘッドセットマイクを使うだが、この日はケーブルの繋がったマイクを使っていたが、立ち位置が変わったりもする都合から大変そうだった。
平成琴姫の楽曲、所謂アイドルポップらしいそれとは違うので、個人的にアイドルライブの声だし/応援のスタイルが合わないと思っているので、手拍子ぐらいで見た方が良いのではないかと思ってるのだが、常連衛兵はどうもそういう感じではないみたいで、狭い展示向けの部屋の中で「oi!oi!」「ヨッシャイクゾー!」と声を張り上げていて、心が曇った。しかも、展示向けの室内なので声が跳ね返り捲くってやかましかった。どこでも大声上げれば良いもんじゃないなと言うのをより一層思った。
1曲終えておなじみの台詞(お琴の音色で癒したい~と言ったもの)と名乗り、そして三つ指ついてのお辞儀。やはりこの姿は琴姫でしか見れないので、良いなあと思った。
MCでは話題が決まってなかったみたいで、加藤唯「何にしようかしら…」と思わず漏らしてたのが面白かった(笑)。結局近況を、と言うことで「夏のいいところ」「最近笑ったこと」の2題でMCが進んだ。
「夏の良いところ」については桃屋「夜中の虫の声」 竹林「寝汗」 桜木「誕生日が8月31日」 加藤「箱入りスイカバーが夏だけ315円から198円に安くなる」と生活感溢れるものから私的なもの、同意しかねるものまで色々出てきた(笑)。
「最近笑ったこと」では桜木「桃屋邸にお泊りした時、一緒にベッドで寝ていたら桃屋の寝相が悪くて(桜木の)頭に足が乗っかった」 桃屋「(桜木の暴露に対抗して)人んちだけどずかずか上がってきた/サラダばかり食べてる」 竹林「マイクケーブルに足を取られてウケた」 加藤「電車内にて、隣に竹林が居ると思って喋ってたら、全然違う人が立ってた」と言った内容だった。琴姫、コンセプトはあるものの、MCはいたって普通の女の子の話題なのが良いですね(笑)。
最後に告知をし、2曲目「Love Magic」は絡まるマイクを置いて地声で挑戦。ライブ向け音響施設でもないので、音量がでかいわけでもなかったことから、地声でも十分聞こえるレベルだった。元々レッスンを積んでる人たちと言うこともあってか、声の出も良かった。
曲が終わり、お馴染みのお辞儀をしてから退却。ギャラリーの閉館時間だったので、特に交流することもなく、出待ちすることもなく、勝どきを速やかに離れて、帰路についたのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿