2012/12/09

茨城県ご当地アイドルによる茨城県PRイベント(2012/12/09) @ 銀座 茨城マルシェ


銀座にある茨城県アンテナショップ「茨城マルシェ」にて行われる茨城県PRイベントに、茨城県のご当地アイドルがやってくる、とのことで見に行ってきました。


意外と多い、茨城県ご当地アイドル

1枚のポスターに4組載ると、結構多い気がする。
知り合いの筋でやたら名前が挙がっていた茨城県下妻のご当地アイドル「しもんchu」と言うのがおりまして、それが都内に来ると言う話でした。

私も参加させていただいたアイドルに関する同人誌「What is idol?」、一筆書かせていただく前にどういう記事が載っているか目を通しておこうと買わせていただいたのですが、しもんchuはかなりページ数を割かれて書かれていた。

CDを人からいただき、あらかじめ音だけは聴いていたのだが、やはり百聞は一見に如かず。しかしながら、現地まで足を運ぶのは微妙に遠い。(同じ関東なので近いっちゃ近いんですけど、何分、自転車で移動することしか考えてないもので…w)

「現地で見てこそのご当地アイドル」と言う話もあるのだが、計画する前にそちらがこちらに来てくれると言うありがたい話、これは黙って享受しよう、そんな感じで行ってまいりました。



茨城マルシェ前に作られたステージのスペース。赤い線がステージ部分と客側の境界のようだったが、狭すぎて厳しかった。歩道をふさぐわけにも行かずだったので、道路寄りのところで見ていたのだが、柵にはカメラ隊が張り付いていたので視界は終始悪かった。
この茨城県PRイベント、2週にわたって開催され、計4組の茨城県のご当地アイドルが銀座に訪れた。

1週目のこの日は茨城県ご当地アイドル界の最古参(2011年10月~)となった下妻市のしもんchu、水戸市から2012年9月に誕生したばかりだった水戸ご当地アイドル(仮)が登場。2週目は土浦市のT-Princess、鹿島市のかしま未来りーな(かしまみこりーな)がライブやPRを行った。

細かく比較はしていないのだが、「ご当地アイドル」と言えそうな地域の色を濃く持つアイドルが1県に4組は日本中見ても結構珍しいんじゃないでしょうか。例えば、関西で活動している、都内で活動している、福岡で活動している、北海道で活動していると言う「ローカルのアイドル」はそれなりに居ると思うのだが、その土地の名前を冠していたり、名産や地元の歌を歌っている「ご当地アイドル」をそれだけ有する県も多くはないと思う。(知らないだけで、そういう県もあるかもしれませんが)

東京から近いようで、微妙に遠い茨城県のご当地アイドルに触れてみた、そんなレポートです。


13:00 水戸ご当地アイドル(仮)


昼過ぎからイベントはスタート。

場所がわからないので、早めに自宅を出発したのだが、銀座はほとんど用がないので少し迷った。メモしてきた住所を頼りにさまよったら、先日のはちきんガールズ 海洋堂イメージガール就任式を行った「まるごと高知」のすぐそばだった(笑)。

首都高の下のスペースにあった「茨城マルシェ」の入り口の手前のスペースでしもんchuがリハーサルをしていたのだが、とても寒そうだったのが印象的だった(笑)。

13:00前に一旦捌け、仕切りなおしてからイベントスタート。

司会のお姉さんから紹介を受け、まず水戸ご当地アイドル(仮)が登場。しもんchuがなかなか現れず、段取りが悪かった(笑)。簡単にそれぞれの紹介が終わり、最初は水戸ご当地さんから。

見るからに水戸ご当地アイドル(仮)のファンが多く、地元から熱いファンがついてきたのかなと言う印象だった。勝手な印象だが、高校生~大学生ぐらいの若そうなファンが多く居る印象だった。

曲は「NEPAPPE☆MITOPPO」からスタート。CDは2012/12/22に発売された為、この時初めて自分は耳にしたのだが、水戸の名産として知られる納豆をイメージした「ねばってねばってねばってよー夢を叶えるまで♪」のサビフレーズが印象的なポップソングとなっていて、どキャッチーで思わずにやりとしてしまった。

冒頭のサビからAメロに行くまでのイントロでは「ねばれ♪ねばれ♪ねばねばねばれ♪」のごり押しもキャッチーでつい口ずさんでしまうのも憎かった。Aメロではラップ調で地元水戸にまつわるエピソードがてんこもり、正しい「ご当地アイドルによるご当地ソング」の体を成しているのだが、Bメロにて「水戸ナンバーで繰り出せ 東京へ」のフレーズでなんだかよく分からない感じになるところにぐっと来た(笑)。メッセージ性が強すぎると、聞いてる側も疲れるので、意味がよくわからないぐらいがポップスとしては柔らかいなと思う次第です。

メンバーは8人、きれいなお姉さんからかわいい学生さんまでと言った顔ぶれでバラエティ豊かで、パフォーマンスもこの曲ではダンスソロが入ってたりと充実しきっていた。

1曲終えてMC。「先日蛇口を壊したのの罰ゲーム」と言うことで、ほなみちゃんと言う子が顔にいたずら書きをされた状態で出てきていた。せっかく普段の環境ではないところでやるのだから、普段の状態で出てきて欲しいなと思うところだった。

ご当地アイドル決定戦 UMU AWARD 2012にエントリしている旨の説明もして終了と言う感じだったのだが、メンバーが捌けた後に水戸ご当地アイドルファンの方々による「ご当地!ご当地!」のアンコールで、再び登場、2曲目「水戸ご当地ちゃん!漫遊記」を披露。「まだ見たい!」と言う好評から起こったアンコールではなく、少数の熱心なファンによる定型的なアンコールを入れることに対してあまり良くは思わなかったのだが、結果から言うと、この2曲目がとても面白かったので良かった(笑)。

1曲目よりもアップテンポのダンスナンバーで、マイナー調の攻めた感じの曲調がどことなく“ももクロブレイク以降の曲”と言う印象を与えるものだったのだが、サビで「えい・えい・えい・えい!静まれ!静まれ! ず・ず・ず・ず!頭が高い!」の、まさかの水戸黄門登場で大爆笑(笑)。確かに水戸と言うと、テレビで放送された時代劇の印象が強いのだが、決め台詞をこんなにも大胆に使った曲で来るとは思っても見ずで、完全に一本取られたと言う感じだった。

曲最後には、女の子の顔より一回り小さいかと言うぐらいの印籠が登場。形や色のせいもあって、小型タブレットPC or 大型スマートフォンにしか見えないのもなんだか面白かった(笑)。

この時CDでリリースされていなかったのが大変惜しまれる、そんな面白い2曲だったのだが、後に知り合いにお願いして購入しておいてもらい、無事入手ができた。

ライブが終わり、じゃんけん大会が行われ、地元のお菓子のプレゼントコーナーなどもあり、楽しい時間が過ごせた。ただ、撮影自由と言うことで、カメラ撮影隊ウォールが出来ており、この手の無料イベントはどうしても視界が悪く、そこに関してはなんとも言えないところだった。

この日、気になったところではリーダーのえりぴょさん、そしてショートカットのほなみちゃんが好みだったのだが(二人ともスタイルも良かった)、えりぴょさんは2013年2月に辞めてしまわれた。

13:29 しもんchu




続いて、しもんchuの登場。髪を短くしすぎた感が印象的な(まるで少年のよう!w)“みさきんぐ”ちゃんが気になってたのだが、この日は不在で、4人編成と、“水戸ご当地”に比べると少なかったこともあり、華々しさは負けている印象だった。

しかし、茨城ご当地アイドル界最古参のしもんchu、ただでは終わらなかった(笑)。

SEで入場し、一人ずつ挨拶をし、1曲目「恋の砂沼サンビーチ」からスタートし、ご当地名産品をPRする寸劇を挟んでから2曲目「Lake」と言う内容で地元を紹介した。

楽曲がなかなか良い&個性もある点も良かったのだが、グループ自己紹介では「アイドル界の未確認生命体、しもんchuです!」と名乗ったりと一癖あって面白かった。

寸劇に関して、およそ3~4分のもので、下妻から銀座に向かう道中で考えてきたとのこと(現地にしもんchuを見に行った人から聞いた話)だったのだが、居酒屋を舞台にしたコント的なもので、大変おかしかった(笑)。「梨リキュール」を紹介する内容だったのだが、未成年がやっているのもおかしく、匂いを嗅いで「“フンフン”する」と言っているのも面白かった。最後、オチでは「お酒は、二十歳になってから♪」とまとめていてずっこけた(笑)。

2曲目が終わり、最後に告知などをしていたのだが、せっかく訪れた銀座で「寿司を食べて行く」とかっこつけて言おうとするものの、「“ザギン”で“スーシー”と素で間違えて普通に言ってしまっているのもおかしかった(笑)。

ダンスがそんなに上手いわけでもなく、歌もそんなにうまいわけでもなかったのだが、キャラクターがぎらりと光るしもんchuは一切退屈せずに楽しめた。


カラーコンタクトをしている女の子をやたら応援する派として、しもんchuのメンバー中でも新しい&若い“みっちゅ”が気になって仕方なかったので、物販にて、しもんchuを見にしばしば茨城に向かっている人に少し紹介してもらって話をした(笑)。

“みっちゅ”の先輩メンバーへの態度の悪さみたいのはその筋から耳にしていたのだが、いざ接してみたら、テキトーな感じだったのもかわいい&面白かった(笑)。

そのほか、店内、店外でサイン入りご当地紹介紙が挟まれたポケットティッシュを配布したり、ご当地お菓子などの試食に各メンバーが協力したり、グッズ販売があったりと楽しいイベントだった。

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