一泊して古町周辺で作業をし、せっかくだから何か食べていこうと言うことになった。(ちなみに、その後は長岡→十日町へ移動せねばならなかった)
「新潟は“たれかつ”がご当地グルメらしい」と言う話になり、同行の方が調べて、たれカツの元祖だと言う「とんかつ太郎」を目指した。開いてなかったのでお店の前まで行ってみたのだが「2日は研修の為お休み」となっていた。そして、この日は木曜日、定休日だった。
気分を変えて、別のお店を探すことにした。結局選んだのはブルーバードなるとんかつ屋さん。
西堀飲食店街と書かれた小屋の入り口にあり、とんかつと書かれた暖簾が入り口に出ていた。他は見てみたが、小屋の真ん中に路地があり、両サイドに飲み屋が色々と並んでいた。古そうな小屋で、趣があった。新宿ゴールデン街ほど特殊な環境ではないのだが、古町全体が小さな飲み屋がひしめいているところなので、町全体が飲み歩いたら楽しそうな雰囲気に満ちてて良かった。テキトーにあとから調べたレビューでも書いてあったのだが、一見さんが入りづらい雰囲気も確かにあったのだが、勇気を出して扉を開けてみるのも良さそうだなと思ったのだが、飲みに/観光に来てたわけじゃないので、今回はお世話にならなかった。
その小屋全体でトイレは共用のようで、小屋の奥に扉のないトイレスペースがあった。さーっと小便を済ませて店内に再び戻った。
店内は決して広いわけでもなく、お母さん一人で切り盛りしていた。AMラジオがBGMなのもなんだか良かった。
飲食店で使うっていうよりは、どこかの家で使ってたのかなと言うタンスが置いてあり、そこに紙ナプキンが置いてあった。そこから1枚紙ナプキンを取り、箸と一緒に置いてくれた。
どれが「たれカツ」なのかわからずでまごまごしてたのだが、同行した方が「カツライス」をオーダーしたので、それに乗っかった(笑)。いつも乗っかってばかり(笑)。
ようは、カツ定食で、キャベツ千切りにカツ、そしてオレンジが1切れ、平たいお皿にライスが盛られたセットだった。たくあんとキュウリの浅漬けが2片もついてきた。浸かりが浅くて、しょっぱすぎずで、とてもよい箸休めだった。
さて、肝心のカツだが、卓に置いてあった「ソース」が醤油タレで、きめの細かいパン粉でさくっと仕上がったとんかつにそれをかけて食べたのだが、醤油のしょっぱさが立ちすぎず、かといって「タレ」と聞いて想起される甘さみたいのも強いわけでもなくて、さっぱりしてていくらでも行けるような味で、とってもおいしかった。
豚は厚過ぎずで食べやすかった。とにかく、ソースと違ったさっぱりした味が魅力でおいしかった。
ライス大盛りで900円、普通で800円。近所の人がカツだけ持ち帰ってくシーンも見られた。
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