TIFに行かなかった凡そ4年を振り返る・なぜ今年はTIFに行ったのか
2012年のTIFには足を運んだ(その1・2)のだが、リンク先を読んでいただければわかるように、裏・近隣(有明ビッグサイト)で行われていたTOKYO AUTO STYLE内の「TOKYO IDOL STYLE」、通称“TIS”をメインに見ていたのと、締めに「今年(2012年)は出ないと思ってた」けど滑り込むように出演が決まったW∞アンナを見にTIF側に足を運んだりした程度で、2011年のTIFのように、チケットを購入して立ち入ったわけではなかったのでした。
2013年以降お台場エリアにすら行かなくなった理由は、多数派のお祭りっぽいところが気に食わなかった点や、お金がなにしろかかると2011年の参加で実感したことと、そのお金があったら裏でやってるなんらかに気を注ぎたいと思ったあたりからでした。
2013年からのTIFと同日、どう動いてたのか、blogをちゃんと書いてないので振り返れなかったところを、改めて調べてみたら、以下を見に行ってたようです。
2014/08/02 2014 からすやま夏まつり 盆踊り大会(asfi など)
2014/08/03 水森由菜 HappyBirthday 「トロピカル★大感謝祭」 @ 新宿ミノートル2
2015/08/01 お台場アイドルフェスティバル @ お台場・東京レジャーランド
2015/08/02 あいどる100% vol.6 (テレジア / しゅしゅどーる ら) @ TSUTAYA O-Crest
こうやって見ると、TIFに自分が見たいのが出てないんだなという感じがじわじわしてきます。
まめには更新してないこのblogですが、Jeanne mariaを見に大阪に行ってきた話だったり(2016/01/05・2016/05/03)が示すように、Jeanne mariaはたくさん見に行ってまして、今年のTIFは8/06の1日のみだけども彼女たちが出演するとのことで、4年ぶりぐらいにTIFに行ってきました。
恒例行事・レインボーブリッジを渡る
ちなみに、自転車でお台場エリアに行くには、自分の居住エリアからだとレインボーブリッジを渡るのが早いので、今年もそうしました。(初めてチャリでレインボーブリッジを渡った話は2012年8月の記事をご覧ください。Mary Angel見に行ってるから、そこからFine Promotionが手掛けるJeanne Mariaを見に行ってるっていうのも、なんだか繋がってて良いですね。何が良いのかわからんですけど。)
ちなみに、レインボーブリッジを自転車で渡るのは当初の記事で30分ぐらいと書いてますが、車輪止めを付けている後輪側ブレーキをちゃんと握って、小走り気味に急げば20分前後で反対側まで行けます。気合でどうにでもなる!(ちなみに乗ったらルール違反なので、そこは必ず守ります)
あと、今回初めて気づいたのですが、午前9時にレインボーブリッジ歩行用通路が開場するとのことでした。
レインボーブリッジ初通行らしいツーリング集団が係員の説明を聞かずに進もうとしていて止められてました。手早く車輪固定具を装着し、防犯登録の番号を伝えて、ぱぱっと通行手続きを済ませてレインボーブリッジを渡りました。この時点で既に汗だくでした(笑)。
お台場方面についてから、最寄りのお店がイオン系列のまいばすけっとなので、そこでポカリスエットなどを調達し、水分補給してからJeanne Mariaの出番に備えました。
個人的に今回のTIFについて、悔しいというか不満な点ですが、「なぜJeanne Mariaは15分1ステージしか出られないのか」という点でした。
よくライブを見に行ってる関東のグループ、ノンシュガーがスカパー番組で勝ち上がったことでTIFへの出場権利を獲得したのですが、そんな彼女たちは8/05に2ステージも出演の権利を得ていた。それを考えると、同様に2ステージぐらいJMさんにも振られていても良かったのでは(おれが嬉しい、という意味で)とは思ったものの、他の出演者を見てみると、例えば2013年ぐらいのTIFで評判が良かった印象のRYUTistなど、12分1枠の出演といったグループも多いことに気づき、「今年のTIFはそういう感じ」なのだということを悟りました。
TIFに毎年足を運んでいる人が言っていた話で、ソースがどういうところなのかは不明ですが、「TIF、毎年 実は赤字だ」という話があり、今年は欅坂46やAKB48関連グループのをねじ込むことで、集客に力を注いだ結果がそうなのでは?ということでした。売り上げが不振で終わってしまったら身もふたもないなと思うのと、ある程度アイドルブーム的なものが自分の実感としても感じられるレベルで残ってないと、趣味でたくさん時間を注いできた場所が衰退してしまうなと思うので、これも仕方ないのかなと思いました。
あと、やはり「TOKYO IDOL PROJECT × アイドル甲子園〜シザーズライブ〜」という枠で15分もらえているJMさんは良い方で、12分でなくて良かったという点と、開催期間連日の出演+複数ステージを得られないあたりは、グループの集客動員力や話題性がまだまだという点もあるのかもなと思うと、この悔しさは自分だけのものではないのかなと思えたあたりでは前向きに見れるようにはなりました。
単純に客として、それなりに高いお金を払って15分しか楽しめない(楽しまない)ということがそもそも間違えてはいるんだけども(笑)、その辺は根強くJMさんを応援していければなと思いました。
さて、前置きが長くなりましたが、ここからTIFの感想です。
10:20~10:35 MilkShake(ミルクセーキ)
10:35~10:50 コウベリーズ
10:50~11:05 Jeanne Maria
11:05~11:20 I'S9
前の方で見たい人は、前の出演者で良い感じのところで待機、始まる前のファンの前後入れ替えのタイミングで前に繰り出していくという備えをしていたと思うのですが、自分はあまり備えてなかったので1.5列目~2列目あたりでジャンヌマリアを見ました。
風男塾のTシャツを着た、それなりにジャンヌマリアにコールをしていた人がすぐ近くに居たのですが、あとで物販で人の話を聞いている限りでは、普段関東に遠征してこない関西のファンの方だったようで、そういう人も集う辺りも「お祭り」なんだなーというのを感じた。
ライブ本編は入場SE→「紅」→「ストレンジモンスター」→「AMAKAKERU」の3曲で終了。いつもは「ジャンヌマリア、行くぞー!」と袖で掛け声をしてからメンバー紹介を兼ねた一人ひとりの入場+アクロバットからの立ち位置に着き、揃ったところでユニゾンのダンスからジャンプ+蹴り→1曲目のフォーメーションへという流れなのだが、この日は「Sacret Oath」曲中で見られるフラッグを持った田中柚帆(Twitter)&大天咲絵(Twitter)ペアによるフラッグ構えからスタートと、通常営業とは違った始まりで良かった。
個人的に一番心配していた「バック転時に焼け付いた地面で手をやけどする」問題も、ダイバーシティ―の日陰部分、ガンダム広場のところの階段の踊り場がステージになっていたこともあり、その心配はなかった。
TIFのステージで歌う曲には、著作権管理団体だけじゃなくて、楽曲の権利を持ってる人の許可も必要。まぁ当たり前なんですけど、、、セトリも難しかったー。
— Fine Promotion (@FinePromotion) 2016年8月5日
上記のFine Promotionアカウント(根本社長のツイート)であるように、今回「紅」のカバーに当たって、色々然るべきところに連絡していたみたいでした。
認知度が非常に高い楽曲だという点と、カバー曲ながら他のグループと被ることがそうないという2点から、インパクトも大きい&覚えてもらいやすい辺りはよかったのかもしれないけども、優れたオリジナル楽曲をたくさん持ってるジャンヌマリアの魅力を知るには、他の選曲も期待していたのですが、15分じゃこの3曲になるよなあと終わってみて思いました。
「彼女たちならではの魅力が詰まった、他の曲も聴きたい」気持ちは、TIFを含めた関東遠征ラッシュ時にだいたい聴けたので、今振り返ってみると充実したステージが楽しめたなと思ってます。
「日頃のライブハウスよりも広い環境でのライブが見れる」というものを「日本最大のアイドルフェス」に期待していたものの、微妙に広すぎない場所だったこともあり、「AMAKAKERU」の最大の見せ場でもある、吉田杏(Twitter)の連続バック転も記録更新とはならずで、そこも惜しいなと思ってしまった。(が、翌日のZepp Tokyoで自身の記録を更新してました)
しかしながら、こういうパフォーマンスするグループが他に居ないことから、「TIF開催前後でお台場で最もバック転をしたアイドル」は紛れもなく杏ちゃんだけなのではと思いました。タモリをイメージしたサングラス姿の「ダヨシ」、自撮りがうまいことから「ジャンヌマリアの自撮り神」という肩書からの、もう一つ肩書が増えたことで、肩書だらけになっていく杏ちゃんの存在は改めて面白いなと思いました。(でも、人見知りでフライヤー配りとか苦手そうな杏ちゃんでした)
物販ではデビュー作アルバム「10TEARS」、M-cardでのダウンロード楽曲「Sacred Oath / message」を経てようやく完成した1stシングル「ストレンジモンスター」がこの日から発売ということで、封入写真目あてで6枚購入、会った知り合いにサクッとCDをばらまいて手元に1枚だけ残りました。
そこからろくにステージを見ないで、物販エリアをうろうろしつつ、都築かなさんから団扇をもらったり、スタッフさんが配布していた神宿の団扇をもらったりと、団扇収集に時間を割いてました(笑)。
久しぶりに握手した印象としては、関わる人・会社を広げつつ、ライブでの生歌の比重を上げたりと展開に力を注いでいるここ2年ぐらいのスタマリだったが、変わりなく話ができるあたりに安心感が大きかった。
2016/04/27に赤坂BLITZで行われた単独公演「STARMARIE 東名阪ツアー FANTASY TRIP 〜第二幕 星祭りの夜〜」を見に行った感想として、後方がほとんど関係者席だったなという点と、客席後方は結構空いてた点から、「展開」を計る割りには集客がついていってないのでは?という疑問を感じたのだが、「大きく見せよう」とすることも少なからず必要なのかなと思ったことや、夢の実現(スタマリが掲げるのは「武道館でやりたい」らしい)に向けて 実際の動員力に合ってない興行でも 打って行かないことには何も変わらないということを感じた。
ステージの完成度を上げる、メンバーのスキルアップ、演出にお金を割いて豪勢にすることはこつこつできるのかもしれないが、広い会場を埋めることがいかに大変かということも感じたのだが、以前に比べて明るいタイアップ付ポップソング(個人的に全く好きじゃない)を得て間口を広げたことや、それとは反するような人の死を歌った個性的な楽曲を踏まえ、品川ステラボールがそれなりの盛況になればいいなと思いました。頑張れスタマリ!
セットリストはメモを忘れたのだが、自分が足しげく通っていたころの曲(「三ツ星レストラン-ポールからの招待状-」辺り)もあり、タイアップソング(やっぱり好きじゃない)なんかも織り交ぜた良い感じのラインナップでした。
かつてに比べて、衣装が凝ってるのもいいなとも思いました。上記の8/07に握手してきた際に、かえちゃんから「見えたよ!」と言ってくれたのは、おとなしく見ていた身としてはなんだか嬉しかった。リップサービスだとしても(笑)。
上記でも少し触れたが、生歌の比重が高い曲、リップシンク成分がそれまで同様に多い曲と、かつてのリップシンク度合いが多かった頃に比べると「ライブ感」は上がっているなと感じた。あと、なによりも、この日に限らず3日間出演している点が「関わる人を増やしていった」ことの結果なのかなと思った。
SHIP STAGEは、この後にex.THEポッシボー ことチャオベッラチンクエッティの出演で終わりだったこともあり、スタマリ&ポッシファンしか残ってない雰囲気で、後方はスカスカだったのだが(ちなみに、スタマリ前のSUPER☆GiRLSの時は結構人居たけど、終わったらサァッと引いて行った)連日出てて、複数回見れる機会があるとないでは大きな違いあるなとも思った。
結局TIFに出演するメリットは、やる側が色んなシチュエーションで組まれていることで、自分たちの「専ヲタ」たる そのグループしか見ないよという人以外にも見てもらえる機会ができることにあるのではないかと思った。
そんな自分は、前後のスパガも、ポッシもあまり見ずで、スタマリ前後は人と路上でお茶していた。
チケットを買わなくてもある程度ライブが見れたり、フライヤー配ってる野良アイドル(失礼)に出会える、知り合いが誰かしら居るからなんとなく楽しい等、TIFの楽しみ方は多様だなと思ったものの、チケットを買って臨んだわりに、その分楽しめたかというと、少し不満が残ってるのもありで、改めて向いてないなと思っちゃいました。
あと、2011年に感じた「お金がいくらあっても足りない」ということは、当時知らないものが多数あった&多数出演していたことで、好奇心からアイテムを購入!ということが多かったのだなとも思いました。「この機会じゃないと買えない」ようなものも結構あったのかもわからないけども、全然リサーチしてない&お金も興味もそんなにない状態だと、ただただ暑い場所でフラフラになりながら時間を過ごすのは割りに合ってないなとも思った。
そんなわけで、ざっと自分なりのTIF 1日参加の感想を書いてみました。
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