2008/07/10
Jenny Honey Bar@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
すごく久しぶりに三軒茶屋のヘブンズドアに行ってきました。
Emotional Ticonのメンバーでもあるおどるがやってるバンド、Jenny honey barが出るっつう話で。
先日jenny honey bar(以降、ジェニハニ)のmyspaceをおどると話しながらノリで作ったこともあり、それのネタ用写真でも撮りに行くかーってなノリだったりもありました。
この日の出演はUNIMELO、quadrarium、salt water taffy、ドゥードゥルmaster、JENNY HONEY BARでした。
最初がquadrariumだったみたいですが、仕事の都合で着いたのが彼らが演奏中、しかも最後の曲っていう状態だったのでほとんど印象がありませんでした。
Mustangを弾いている姿だけ覚えてます。
また機会を見つけて見れればと思います。
次がJenny honey barでした。
ジェニハニのライブは2007/11/08の池袋LIVE IN ROSAでのライブ以来だったのでおよそ8ヶ月ぶりのライブ観戦でした。(「戦」じゃないけど)
そもそもあんまり頻繁に見に行ってるわけじゃないので、どの曲がどうって言うのが"知り合い"のバンドでありながらよくわかりません(笑)。
myspaceにアップされている「lilly」だけよく知ってるみたいな状態でした。
演奏面ですが、以前に増してロックさが増した印象でした。
元々ポップなロックをやる前提で組まれたバンドみたいですが、ロックさが増した印象。
あと、結成してもう1年以上経つのかしら、まとまりは増している印象です。
向かって右側のギター弾いてる小出さんはsleeping beautyっていうバンドでよく知っていた人なので、個人的にこのバンドで再会した印象です。SBを見に行っていたのがもう7年くらい前で、それからちらほらかすったりはしていたのですが。
この日使っていたギターは恐らく、以前ピクニックみたいのをして小出さんも居たのですが、その日持っていた古道具屋で買ってきたと言う新古品みたいなぴかぴかの全然弾かれてないFender JapanのTelecasterではなかろうかと思われます。井の頭公園で弾かせてもらったのですが、使い込まれてなくてあんまり鳴らないギターでした。でもものは悪くないので小出さんが引き倒して味わいが出てきたら面白いなーと傍観しております。
ギター&ボーカルのおどるが使ってるのはTokaiのTalbo Woodyなる、ザ・マイナー機種です(笑)。
このギターを使ってるのはおどる以外ではデラセンチメンタルのギターのぬらりさんくらいしか見たことがなく、非常にレアです。
お店でももはや見かけない、見かけるとしてもせいぜい本家のTalboくらい。
TalboはGLAYのHISASHIが有頂天のハッカイの影響で使っていることで再び注目され、廃盤商品だったもののイケベ楽器が限定復刻したり、何周年とかでトーカイが再び作り始めたりと言った軌跡のあるギターです。ユーザーとして有名なのは先述のHISASHI(GLAY)、現在劇団NYLON100℃主催しているケラがやっていた有頂天のギタリストのハッカイ、P-MODELのリーダーでありアニメのサントラ等で近年非常に評価が高い平沢進などです。その材質はアルミ削り出しであることが特徴だったりするのですが、Woodyは名前の通り木のボディで、仕様としてはFenderのコンポーネントギターに近いモデルで、私は良いと思っていたのですが、案の定サイバー、近未来なルックスが売りのTalboに相反する丸みを帯びたかわいいルックスが受けなかったのか、今日では見かけるのすら困難なモデルなわけです。
それをLEFTY(左利き)な持ち方で使ってるのだから特異性が際立ちます。
でも足元、エフェクターはBOSSのDS-2 TURBO Distortionのみでした。潔い!
ベースのゴッチさん(ゴトウさん)はミュージックマンのスティングレーを使ってます。
レッチリがお好きだそうです。
そしてボーカルはザ・クレーターのベーシストでもあるチバメグさんです。ベースもうまいんですが、このバンドではボーカルです。
ドラムはカナイさん。少ししか話したことがないのであまり個人的な情報は知らないのですが、バンド内では最年長だそうです。
ちなみに、余計な情報ですが、ジェニハニは平均年齢が30代超と、自分がやってるPrivate Armyよりも平均年齢が高いです(笑)。Private Armyも結構平均年齢が高めなのですが、それより上です。
それぞれが演奏に安定感があるのでバンドとしては結構良い感じです。
このバンドとしての歴はまだ長くないのでこれからも進化するのかもしれないのでまた見に行こうと思っております。
お次がドゥードゥルmaster。
編成は女性ボーカル、男性ギターに男性ベース、そしてサポートっぽいドラムの4人編成でした。
彼女らのWebを見ると3人の写真しかないので、ドラマーはどうやらサポートですかね。
初めて見たのですが、ボーカルの方がとてもかわいい&歌声もかわいかったです。
形容するならJUDY AND MARYのYUKIのような感じ。
恐らく影響もあるのでしょう。
その筋が好きな人にはとてもよいと思いました。
ギターの方も、ボーカルの方もストラトキャスターを持ってました。
ボーカルさんはちょろっと弾くだけで、大半が持ってるだけっていう様子でした。
ちょっともったいない感じもしたのですが、今後もっとそのギターも活躍するのではなかろうか、といった印象。
リードギターで、このバンドのリーダーでもあるっぽい方は茨城なまりのMCでした。
ほんわかした雰囲気のMCで、このバンドの温かさがにじみ出ているようでした。
が、途中機材トラブルでギターが鳴ってませんでした。
確か1曲目だか2曲目でいきなり。
ギターの方の足元も勝手に捕らえておきましたが、Boot-LegのQuattro Valvoleがありました。
Boot-Legのエフェクターは気になるのがいくらかあるんですが、微妙に値段が高いせいか、「その値段出すなら他の買う」っていう人が多いんでしょうか、あんま使ってる人を見かけません。
なんだか貴重な気分になりました。よりによって歪み度合いが高いと言われる機種だし。
ちなみに個人的にBoot-Leg使ってたミュージシャンと言えばDog Hair Dressers(既に解散済み)のボーカルギターの太田朝子くらいしか思い浮かびません。
なぜかボーカルの子以外ははだしでした。開放感を出すためでしょうか。
お次がsalt water taffy。
簡単に言うと、オルタナ、ギターポップ、シューゲイザーっていう感じの音楽性で、詞は全部英語っぽかったです。
女性ボーカル&ギターと、リードギター、そしてベースにドラムの編成。
女性ボーカルはMustangを使用、リードギターはJazzmaster、ベーシストは使い込まれたPrecision Bassと、Fenderばっかりで個人的に良い感じでした(笑)。
私的にびっくりなのが、自分もJazzmaster持ってるんですけど、そのJazzmaster使ってる方のエフェクターです。(結局エフェクターばっかり!)
だいたい自分が持ってるエフェクターと一緒だったことです。
ARIAのANALOG DELAYっていう、非人気機種が被ってたのはびっくりでした。
このディレイはアナログだから一応発信することも可能なのですが、いまいち出力が良くなくて、ちょっとしたエコー効果用には使えそうだけど、それ以外のアナログディレイ独特のノイジーな使い方には向いてない機種です。
あとBOSSのOD-2 TURBO Over Drive、Big Muff(この方はロシア製でしたが)、Proco RAT(RAT2でした。自分が持ってるのは1だけど)、あと確かBOSSのBD-2 Blues Driverっていう顔ぶれで、だいたい一緒。
それでいてJazzmasterを使っているっていうのは変に親近感が沸いたのでした。
ギタリスト、ベーシストの両サイドがいずれも背が非常に高いっていうのも印象に残りました。
あと痩せてた。おれのぜい肉を分けてあげたい(笑)。
ギターボーカルの女性が英語って聞くと、やはりLuminous Orangeを思い浮かべますね。
Luminous Orangeはボーカルに特徴があるのでそれには似てないですけど、Luminousファンにもウケそうなサウンドのバンドでした。
最後がUNIMELOでした。
新ギタリストとして先述のチバメグさんがベースを弾いているザ・クレーターのメンバーの方が加入した、とのことでした。
ザ・クレーター自体見たことないのでいまいちピンとは来てませんが、このギタリストがもう、とにかく機材が面白い(笑)。
リッケンバッカーに自前っぽいVOXのアンプがイギリス感ぷんぷん出しているのと、足元にもものすごくひずみそうなエフェクター、ものすごく変化球出せそうな空間系エフェクターなどなど多彩な顔ぶれでサウンドの幅はものすごく広そうでした。
テープでがちがちに固められているDan Electroのエフェクターがあったので、終わってからそれは何ですか?と聞いてみたらリバースディレイなどがかけられる空間系エフェクターとのことで、見た目がダサいからテープでがっちがちにしてしまった、とのことでした。
Electro HarmonixのSmall Cloneっぽいエフェクターもあったような気がします。Nirvanaみたいにうねうねしたギターの音色が聞かれた気がします。
ベーシストの足元も巨大なエフェクターが数々置かれていたりと音の作りこみの幅が広そうなのがこのバンドの特徴と言った感じでした。
歌の歌い方があんまり好きでなかったので正直良くはなかったのですが、演奏はうまかったでした。
ドラムのちょっと硬い感じの音色とかもそんなに好きではなかったです。
そんな一日でしたとさ。
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