2009/04/06

プリングミン@下北沢Club Que


プリングミンのライブに久しぶりに行ってきました。

対バンは未完成 VS 新世界シュリスペイロフアナと言った顔ぶれ。



最初が未完成 VS 新世界でした。

「未完成VS新世界」て一体どんなバンドよ、って以前から名前を見て想像が及ばずで気にしていたのですが、遅れてこの日Queについてやっていたバンド、それが彼らでした。

はっきり言って、すごく普通のロック・ポップバンドでした。

声はやや高めで、とても熱いライブを繰り広げてましたが、どうもパンチに欠けると言うか、下北沢臭すぎると言うか・・・。

自分の好きなタイプのバンドではなかったんですけど、でもまぁ、良かったです。
平和な感じがしました。

札幌のバンドだそうですけど、ぼちぼちこっち出てきてやっているようなので、どっかプロダクションから声がかかってるバンドなのかもしれませんね。

最後に歌った唄の中に「サニーデイサービスが流れてた」みたいな件があったんですけど、あぁいう特定のバンド名やアーティスト名が出てくる歌って、いまいちそのアーティストに対して思いいれがないと一切シンクロしないので難しいですね。
サニーデイはあまり通ってこなかったので、響きませんでした。

あと、たくさんのお客さんが入っていて、かつ温かいまなざしで見守ってくれるオーディエンスが居る状況がとても嬉しかったみたいで「ユニコーンが再結成してライブやってますけど、そういうのより今僕は嬉しい」と言ったことを言ってました。

うーん、これも、ユニコーンを通ってこなかった自分からしたら全然無意味な表現・・・。

「ビートルズの誰かが生き返って、ライブやったとしても、今の方が嬉しい」って言ってたけど、これも微妙・・・。
ポールとリンゴは生きてるし。
気持ちはわかるのだけども、もうちょっと表現方法は伝わる術を選んだ方が良い気がして、ちょっと覚めてしまいました。

でも、ライブ事体は決して悪くはなかったです。



次がプリングミンでした。


セットリストです。
  1. オープニング(新曲)
  2. Go ahead!(新曲)
  3. make my day
  4. the time has come
  5. インタールード(インスト新曲)
  6. 再生
酒井くんのblog記事より転載です。

何気に久しぶりにプリングミンを見れたわけなのですが、大きな機材面での変化はない様子でした。
みんな元気そうでなにより。(←何様の発言なのやら)

Vocalやまちゃんの衣装がCOUNTDOWN JAPAN 08/09の時とだいたい同じ様子でした。やまちゃんの細さが感じられる衣装でキュートですね!

ベースひろやすくんが何回かとちってるのが目に付きました。ひろやすくん、頑張ってください。

曲については見ての通り、新曲が多かったですね。
今までの楽曲は聴きなれた、そして本人たちもきっと演奏し慣れた感があったであろうことに対して新鮮ですね。
春な気がします。

以前からちらほら演奏していたオープニングナンバーも少し風通しの良いアレンジになってきた印象です。
音の壁を作る方向性で多重に、分厚くしていく傾向がイギリスのロックの影響を強く受けているプリングミンに対してこの風通しの良さは、日本ならではのからっとした雰囲気をかもし出しているようです。

この春もプリングミンから目が離せなさそうです。



次がシュリスペイロフ。

初めて見ました。彼らも未完成VS新世界と同郷の北海道のバンドだそうです。

えーっと・・・、まずバンド名が覚えづら過ぎる。何回か口にすると馴染むんですが、1回聴いただけでは絶対に「え???」てなりそうな字面です。
どういう語源かよくわかりませんが、すごくおぼえづらい名前です。

彼らについては、Vocalが低く落ち着いた声でたんたんと歌う感じで、力みまくってるものよりは力が抜けて良い印象はありましたが、悪く言うのも失礼かもしれませんけども、ぱっとしません。

良質なポップソングをやっている感はあるんですけど、いまいち特徴を見出すに一見では見出せない質素さがしっくりきませんでした。
これも「下北沢臭い」印象で(でも北海道のバンドなんですけど)、こういうのがすきな人が下北沢に集まっているのも事実ですから、自分が敵地に乗り込んだくらいに思えば否定的に言う必要はないんですけど、もうちょっとAltanativeさが欲しいなと思ってしまいました。

Gibson SGベースの方のぐりぐりしたフレーズは悪くなかったです。

あとMCはちょっとだけうまくて、それは良かったですね。さらっとAV女優の名前をいやらしくなく口にしてました。



お次がアナ。

サンプラーを叩いて音楽スタート、そしてレーザーのついたテレキャスターを持って派手に登場し、客を煽って打ち込みと同期したバンド演奏をやっていく、っていう流れでした。

レーザーはちょっとびっくりしました。
でもあれ、ちょっと危ないですね。客の目に入ったら危ないです。

でもまぁ、うまくやってたので大丈夫そうでしたが。

アナは以前から名前をよく聞いていたのですが、見た目は(失礼ですが)ぱっとはしないんですけど、パフォーマンスがうまかった。

あとグルーヴ感がとてもよく、踊れるロックと言った印象。

総合点が高め、と言った印象の音楽でした。
この日のライブで、プリングミンはひいきにしているところがあるので別として、他の2組に比べて個性も強くてよかったです。

が、疲れたので途中で帰りました。

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