2009/11/23

2009ハロー!プロジェクト新人公演11月~横浜FIRE!~

ハロー!プロジェクトのデビュー前の研修生たち、通称「ハロプロエッグ」の子らだけで行われる発表会のようなコンサート、新人公演にいよいよ足を踏み入れる時が来ました!

前回9月の公演は自分のライブと被っていたので断念したのですが、このたび何もない日に当たりました。

恐らく握手会よりもマニア度の高い「研修中の子」を見に行くっていうこと、これはどうなんだろうと思いつつ、プロでやっている人にはない必死さ、努力のにじみ出方、まだ世に出てないかわいい子を見ることが出来ると言う点では非常に面白みの溢れる公演なのではないかな、と思ってます。



いくらか書きたいことはあるのですが、人単位で書いていこうと思います。

まず特筆すべきはS/mileage(スマイレージ、wikipedia

この日、S/mileageは新曲「スキちゃん」がリリースされるという事前情報があった為、新曲聴けるっていう意味でも楽しみにしてました。

が、サプライズでプロデューサーのつんくから発表があり、映像メッセージにて「ハロプロエッグを来年春の新人公演をもって卒業」と言うのが発表されました。これには別に古くからのファンであったわけではないんですけど、彼女らの長いエッグ研究期間はウィキペディアなどで見て知っていたので(笑)「長かったねぇ・・・。おめでとう!」と言う気持ちでいっぱいになりました。

そのあと不穏の「では、メンバーを発表します」と言い出したつんくに対しては、メンバー変わるのかよ!と軽く怒りを覚えつつ、はらはらして聞いていたのですが、名前が最後に残った小川紗季の前に「色々考えたんですけど・・・・小川紗季」って言った際にはかなり苛立ちを覚えたのと同時に、安心して涙を流す小川紗季を見て思わずこっちも軽くもらい泣きをしてしまいました(笑)。

やはりデビュー目指して活動、訓練をしている子たちなのでデビューに向けての発表がされたことは本当に嬉しかったんじゃないかなと思います。(福田花音なんかぐしゃぐしゃに泣いてたし)
その喜びが伝わってきて感動しました。

良いですね、こういう感動がありますよ、アイドルのコンサートって。
いや、エッグのコンサートって。でも多分、℃-ute以来の新グループ・デビューだからなかなかレアな時に立ち会えたんじゃないかなって気がします。

上述の小川紗季を個人的に推している理由ですが、彼女はS/mileageの他の3人に比べてエッグ加入が遅かった(彼女の方が2学年下)のに、3人に追いつけ追い越せと言わんばかりにきっとい頑張ったのと、素質が高かったのもあってか3人と並んだ能力を持っている点がとても伝わってきて、それが素直に心を打ったからなのです。

彼女より長く活動しているエッグの子っていうのもいくらか居て、しかも年齢も16~17歳とエッグにしては良い歳になってきてる子もいるのに、彼女(現在13歳の中学1年生)が飛び級的に抜擢を受けた、っていうのはやっぱりすごいですね。
どう凄いかは見ればわかる感じ。16~17歳のエッグの子らだってたくさんレッスンを積んでいるゆえに十分うまいし、なぜ世にまだでないんだろうと不思議にすら思えるのですが、それでも彼女はある意味で勝ち取ったわけです。

先輩後輩あれど熾烈なバトルが繰り広げられているわけですね。



で、小川紗季は良いとして、S/mileageの新曲ですよ。タイトルは「スキちゃん。」

なんてタイトルだろうって思ったんですけど、その辺はつんくのセンスですね。
慣れてくると「そう来たか」と、相変わらず変な視点、センスに脱帽です。
曲は軽快で爽快な青春ポップ/ロックチューンです。
ライブでどかっ!と盛り上がる曲を、みたいなものを狙って作ったとかっていう話ですね。
この曲もまぁ良いんだけど、やっぱり1曲目「ぁまのじゃく」が名曲ですね。

ちなみにこの日は「あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい」はS/mileageとしてではなく、全員で披露してました。

なにはともあれ、S/mileage、ハロプロエッグ卒業確定&メンバー確定おめでとう!



あと何人かピックアップして感想を書いておきたいと思います。

まずアカリこと、佐保明梨wikipedia

彼女はしゅごキャラエッグ!として既にCDデビューはしているものの、扱いは一応エッグ。一度抜擢は受けた子なので頭ひとつリードした感じがあるものの、しゅごキャラエッグ!から3人がS/mileageに移行して佐保のみしゅごキャラエッグ!に残った形となったみたいです。(新生しゅごキャラエッグ!はメンバーが補填され、前田彩里、譜久村聖が加わりました。)

ある意味で残された子なのでかわいそうっちゃかわいそうですが、この日しゅごキャラエッグ!としての衣装をまとって新生しゅごキャラエッグ!としても曲を披露したのですが、こんな言い方も変かもしれないけど、しゅごキャラエッグ!は逆に抜けた3人の分も含めて彼女が支えないとだめなのかなと言った感じも受けました。

前田憂佳、福田花音、和田彩花っていう3人はある意味でエッグの子の中でもこの上ない最強の顔ぶれと言った印象があるんですけど、それらが抜けてまるっきり新人でしゅごキャラエッグ!を作り直しても違和感が残るだけですからね。その点で残されたのかなという印象です。

で、唯一ソロで歌うステージが設けられた彼女。期待もされてるんでしょうね。
曲はBerryz工房の初期作品の中に収録されてる「蝉」。
弟が蝉を取ってきて嬉しそうに自慢すると言ったサビが物凄く空虚な曲なんですけど(楽曲は非常に良いバラードナンバーなんだけど、歌詞がすごく無意味感があっておもしろい)、何気にAメロからサビに対しての音域が結構高い、高難易度を誇る曲みたいですね。(今回佐保が歌っていて改めて気付いたんですけど。)
彼女、高音の安定感はまだみたいで、一番高いところでちょっと声が詰まっちゃってました。
「頑張れ!佐保!」と心の中で応援したくなる、そんな佐保明梨でした。


そしてタケちゃんこと竹内朱莉wikipedia

今調べて見たら℃-uteの矢島舞美の従姉妹か。

彼女は97年生まれの12歳、小学生で身長も小柄なんだけども、非常に歌唱力が高かった。
ただ、個人的にあまりビブラート使いまくりみたいな歌い方は好きではないので、その辺の使い分けができるようになったら歌唱面においては非常に有望なのではないかなと感じました。
そんなにかわいいとは思わないんですが。(と言うか良い歳した大人が小学生の女の子をかわいい、って言い切るのもなかなかハードルの高いことですが)


そしてりなぷーこと勝田里奈。また小学生をピックアップしてしまったけど、別に小学生を優先しているわけではないです。

彼女はYouTubeやらで見つけた映像によると、2009年の春頃の新人公演で加入が発表された子みたいで、まだエッグ歴半年ってところでしょうか。小学5年生のぴかぴかの新人。

ネットで検索して記事を見ていたら、たれ目で目が細いので「波田陽区みたいだ」とか書かれていてちょっと不覚にもにやりとしてしまったのですが(失礼)、ひらっち(後述)と同時に入ってきた小学生がいかなる能力を秘めているのか気にして見てました。

上述のタケちゃん、そして同じく小学生のカリンって子とハロプロシャッフルユニットの三人祭りでリリースされた「チュ!夏パーティー」をやってたんですけど、いやー、なかなか良かった。
いまいち存在感がまだ薄いんだけど、印象はしっかりつきました。

で、特に衝撃?だったのが、汗(笑)。
ものっすごく汗だらだらにかいて顔がてっかてかだった。
緊張しているのかなんなのか不明ですが、あんなに汗かいてるのってパンクロッカーとかくらいしかみたことない。

汗にめげずに頑張って欲しいものです。


そして「ひらっち」こと平野智美

上述のりなぷーと同期ながら、彼女は加入と共に伝説を作ったと言っても過言ではないと思います。
先述のYouTubeで見つけた新人お披露目映像でびっくりしたんですけど、新人ながら24歳、大学院生っていう人みたいです。
「子」じゃなくて、もう大人の「女性」ですよ。でもエッグ。

しかも大学院に進んでるっていう。なぜ大学院にまで進んでおきながらハロープロジェクトのオーディションを受けたのかとか、もう気になって仕方ない(笑)。

見た目は別に好きでもなんでもないんですけど、異様に白い点、そして新人だけど24歳なので必死な点、そして「笑わない女」としての異名がささやかれる堅い表情(笑)。色々と逸してるのですごいです。

2009年春の新人なのでまだまだ歌が目立つ部分を渡されたりすることもなく、列としてもかなり後ろの方でみんなに追いつこうと踊っている程度の露出なので、まだまだなんでしょうけど、ついつい後列に目が行って彼女を探してしまっている自分が居ました。

途中、「クイズDAWAが正解」なる、ある問題に対して和田彩花が言ったとんちんかんな答えをみんなで当てるクイズコーナーがあったんですけど、「芸術は○○だ。岡本太郎」なるクイズがあった際に、彼女だけ「爆発」と素直に答えを書いてしまってました(笑)。
結局「芸術は・・・秋!」って答えていたので、本当の意味では正解はひらっちですが、クイズ的にはすんごい寒い回答を書いてしまってるあたりの空気読めない感、哀愁がインパクト強かったです。

ちなみに24歳、モーニング娘。の現在のリーダーである高橋愛の1つ上、りなぷーとは一回りくらい違うっていう年齢ですね。
めげずに頑張って欲しいです。ひらっちの活躍、期待してます。


そしてカリンこと宮本佳林
24歳の紹介から戻って今度は98年生まれの11歳!

カリンは個人的にノーマークだったのですが、同行した友人(ハロプロからAKBまでハシゴする強豪)が推してる子で、小さくてしっかりした感じの子です。
上述のタケちゃん、りなぷーと「チュ!夏パーティー」をやってたのですが、堂々とセンターを務めてました。

YouTubeで事前にちょっくら映像を見たりしていたのですが、小学生とは思えない落ち着きとアイドル性が変なオーラを出してました(笑)。現在のモーニング娘。のメンバーで、ロンハーなどに出演して汚名が物凄いことになってるっぽい道重らとその映像は写ってたのですが、道重がぶりっ子して軽く自分で恥ずかしいと言っているものの、それをおっかけてぶりっ子しては「別に恥ずかしくない」と言った表情で飄々としているカリン。恐ろしい子だなと思いました。

幼女マニアにお勧めですね!(笑)

しかし上述の友人が「かわいいんだけど、よく見ると蛇みたいな顔してる」って言ったのが忘れられません(笑)。


そしてさぁやこと北原沙弥香wikipedia

小学生の画像ばっか見た後にさぁやの画像見ると一気に大人を感じますね。
でもさぁやはまだ16歳。と言っても高校生じゃもう、十分大人ですが。

ちなみに佐保が14歳。中2ですね。S/mileageが小川以外が中3。

さぁやは以前の真野恵里菜の「この胸のときめきを」レコ発握手会で初めて見たんですが、彼女は先述の「既にCDデビューしている子」のうちの一人で、モーニング娘。のエース格だった久住小春のアニメタイアップキャラ、月島きらりとのグループ扱いで2枚CDが出てます。(久住、吉川友、そしてさぁやの3人)

そのCD、聴いてないんで彼女がどういう能力を秘めた子なのかさっぱり知らないで臨んだのですが、いやいや、さすがCDデビューで抜擢受けてるだけありますね。歌とダンスがすごくうまい。彼女はその点でぬきんでてた。

しかし、個人的な意見でもあるのですが、見た目がそんなに好きじゃないです。
同じくきらりんレボリューションでCDデビューをしているきっかこと、吉川友(きっかわゆう)の方が万人受けする見た目なのではないかなと思います。

見た目だけでも勝負ができない、総合的なパフォーマンス能力が求められる職業なので、どっちも引けをとらないものなんでしょうけど、それにしても彼女の能力は高かった。

きらレボはアニメやってる期間のみだったりするので、また新たなる日の目を目指してやっていかねばならないんでしょうけど、ぜひとも頑張っていただきたいなと思ったのでした。


続いて森咲樹wikipedia
名前がひらがなで書いても4文字なので「モリサキ」とニックネームがそのまんま。彼女もさぁやと同じで16歳。エッグでも上の方ですね。

森は顔が小さかった。歌の部分はあまり覚えてないけど、やはり高校生組の安定感は違うなーと思った。
背もやや高い方みたいなので(とは言っても160cm前後だろうけど、と思って調べてみたら165cmもあるみたい)より一層顔の小ささが映えますね。

彼女もきらりと光るものを持っている印象なのですが、なかなか日の目を見ないのが惜しいですね。


続いて西念未彩wikipedia
ニックネームはこれもそのまんま「さいねん」。

彼女は正直な話、さーーーーっぱりかわいいと思わないんですが、ハロプロってたまにそういう子がいるのが良いですね。幅が広くて良いと思います(笑)。

彼女、カメラで映し出された時、映り込んだ時のインパクトがありますね。
なんつうか・・・良いや(笑)。とにかく、強そう(笑)。そんなこと言っちゃだめなのかもしれないけど、強そうなのです。歌、踊りに関しては忘れましたが、MCでしゃべった声を聴く限りでは結構かわいらしい声でした。


続いて吉川友wikipedia

「きっかわゆう」と読む。通称「きっか」。
彼女も上述のさぁやと一緒にCDデビューを果たしているエッグの子で、年齢は既に17歳。
真野恵里菜の1つ下ですね。エッグ的には結構上の歳です。

彼女は万人受けしそうなかわいさを持ってるので華があるから良いですね。

あと、以前行った真野恵里菜のイベントにて握手会にも彼女がいたのですが、とても丁寧な握手をしていた彼女は握手会を通してファンが増えるのではないか、と言った印象を強く残すのでした。

歌やパフォーマンスはどうなんだろう、と言う点についてもさすがに一度CDデビューしているだけあって実力も高いですね。

wikipediaに書いてあった「現在も茨城在住で、レッスンの為に片道2時間くらいかけている」と言う情報はどことなく感動を覚えますね。

あと、とある知り合った友人が結構ハロプロ周辺のマニアだったことから話しをしていたら「モーニング娘。の光井が受けたオーディションできっかが落とされた理由がわからなさすぎる。きっかの方が絶対に良い」と唱えていたので、それには思わず同意をしてしまいました。

歌もうまいので、早いとこ表に出して行って欲しい子ですね!



そんなわけで一人一人調べたりしつつ挙げていくとなかなかおもしろいですね。

まだデビューできない理由などを明らかにもった子も居れば、もう十分実力もあるんだけども、頭数が揃っちゃってる感があるから世にどんどん送り込むわけに行かずで眠ったままみたいな子もいたり。
大人の事情を感じざるを得ないです。

古峰桃香なんかも真野恵里菜と同期だったりするけど、まだエッグであったりとか、気になりますね。

適材適所っていう言葉も浮かびます。
未完成のエンターテインメントの中の個々の努力が光る「新人公演」、心を打つ何かを常に感じる素敵なものでした。マニア度は高いですが(笑)。

余談ですが、同行した友人が先に現地についたのですが、写真とか見てると欲しくなるとメールが来たので「全員セットのは良いよね。ひらっち単独とか買わないもんなぁ」とか返事しておいたんですけど、そしたらなんか知らないけどひらっちの写真をプレゼントしてもらいました(笑)。いらね(ry

で、TシャツのサイズがLサイズしかないっつう融通の利かなさだったんですけど、友人がつい買ってたのでノリで自分も買いました(笑)。
mixiとかに載せておいたら「酷いデザインだ」と言った人もいたのですが、いいのよ、こういうのはノベルティみたいなものだから!普段着として着用することを考えてないから良いと思うわけです!記念品!
しかもLサイズて、誰にでも合うようにでっかく作られてるわけで、Lじゃだらんだらんのでかさになっちゃうので着れませんね。

2500円だったので、ついL2版写真が2枚1セット500円だったので小川紗季の分を買ってしまいました。
写真集めだすとキリなさそうだったのですが、まぁ・・・記念にね!(笑)集めるつもりはありません。



さらに余談ですが、終わった後に東横線で渋谷まで直行、シャムキャッツ企画のライブがO-NESTであったのですが、夜にバンド練習があったので100名限定で無料提供っつうカレーを食らいにだけ足を運びました(笑)。


結局無料枠からはずれてしまったので普通にお金払ってカレー食べたんですが、軟骨みたいのが思いっきり歯に挟まってしんどかったです(笑)。味はおいしかった。さすが、ゴールデン街のかんがるーにて週末のみカレー作ってお店裁いてる長州力(ちから)くん。



手伝いをしていたアイドルマニアでもあるガガキライズ吉澤くんに新人公演の思い出を友人と語って、その後ワンタン麺食べにO-NESTを離れました。ライブも見たかったけどイベントでさんざんお金使ったので諦めました。(あと、シャムキャッツ登場まで残ってられないのも残念だったしね)

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