2011/04/10

ももいろクローバー "4.10 中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 〜眩しさの中に君がいた〜"

ももいろクローバーwikipedia中野サンプラザwikipedia公演に行って来ました。




早見あかり FINAL

イベント名が「4.10 中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 〜眩しさの中に君がいた〜」。脱退発表の映像見て思わず自棄酒をして二日酔いになりかけたのですが、これはどんな状況でも行くぞ!と気合入れてチケットを取りました。

幸い、2部は1F 25列とかなり後方だったものの、先行分にて1部、2部ともチケットが取れまして良かったでした。

聞く話に寄ると2部のチケットが物凄い値段が高騰していたらしいですね。今まさに話題が高まっているももクロのメンバーが欠ける、これは本当に一大事です。




物凄い待ったグッズ購入

前日、やや遅くまでライブを見に出かけていたのですが、この日は午前中に「ステージに東北復興へのメッセージを込めてささげる公演にする」とのこと。コメント書きみたいのを10~12時で行う旨が発表されていたので、いずれにしても10時には行くぞと臨みました。グッズ販売も10時から、チケットを持ってない人も購入可能とのことで、日本青年館での物販を思い出し、これは朝早くから行かなければ、と言ったところでした。

物販列に着いたのはAM9:30前。既に200人超は並んでいて驚いた。色々落ち着かなくて眠れなかったと言う友人が7時前に中野についてたそうだが、その時点で50人超並んでいたと言うのだから恐ろしい。

10時頃を迎えて物販列が進んだものの、12時30分頃になってようやく買えたのでした。長かった・・・。日本青年館の物販の時はとても寒くて辛かったのですが、春で天気も良いしらくちん、とか思ってたのですが、後で見てみたら日焼けで顔が真っ赤になってました(顔の一部が荒れていたので、荒れていた箇所が本当に真っ赤で恥ずかしかった)

ちなみに買ったアイテムは記念にと写真のセット2セット(各種あったが、最新のもの、そしてリハ編みたいなもののそれぞれ1つずつ。1つ500円の計1000円)、ももいろクローバーが表紙(100ページほどに及ぶ特集も載ってる)のQuick Japan、そしてこの日2番目に高かったアイテム、法被(はっぴ)の"高城れにカラー"のもの6500円(!)を購入しました。

もっとも高かった、特製筒に入ったメンバー直筆の200部限定"卒業証書"は10000円と物凄い高額商品ながら人気だった為に、1部物販分100部はすべてはけていたそうです。あったら買ってたかもしれない・・・(笑)。

法被とはちまきが別々で売られていたので躊躇してたのですが、公演終了後に れにカラーのはちまきだけ売れ残っていたので、悔しいので買いました!なぜれにだけ売れ残るか!(俺みたいなもんが買わないからいけないのですがが・・・)

この日で財産を散らす!くらいの覚悟で行ったものの、やはりわれを忘れてはいけないなと思いつつ、ある程度出費して妙な充実感がありました。最初で最後ですからね、あかりちゃん脱退って。




1部 「ももクロ☆オールスターズ2011」

サポートメンバーとして"私立恵比寿中学"登場

「メンバー全員のソロ曲と、ももクロベストヒットを、一日限りの ももクロオールスターズとして賑々しくお送りします!」と告知されていた1部。憶測が飛び交う中で、元メンバーとか、スターダストが抱えるジュニア・アイドル/アイドル達が登場するのか?と思ってたのですが、結果として私立恵比寿中学wikipediaは出てきました。

えびちゅう、ももクロちゃんたちより若い"妹分"に当たり、96年12月~99年3月生まれの子たち12人で、ソロコーナーの転換時はえびちゅう単独で2曲(チャイム!/ザ・ティッシュ~とまらない青春~)披露してました。

「ザ・ティッシュ」は新曲だそうで、一応CDを一通り持っている自分でしたが、知らない曲ながら明らかに(行くぜ!怪盗少女などの作曲でおなじみの)前山田健一wikipedia曲であることがわかり、胸が高鳴りました!

その他、えびちゅうスタッフのtwitter(記事Link)によると

「昨日のももクロライブエビ中出番は、 1、オープニングの覆面 2、玉井リコーダー隊(あいあい、もち) 3、れに間奏の忍者(あやか) 4、かなこバックダンサー(瑞季、れいな、なつ、りな) とエビ中でチャイム、ティッシュとエンディングの出演でした」
とのこと。えびちゅうのサイト見てもニックネームが載ってないし、wikipedia見てもニックネーム載ってないしで、誰が誰だかよくわからないところもありますが、「もち」って子は柏木ひなたちゃんみたいですね。blog見れてば把握できるらしいのですが、ぱすぽ☆10人覚えたばかりで12人(現在は11人になったらしい)覚えるのはきついです・・・!頑張ります!


冒頭から物凄い演出

ももクロスタッフがプロレス好きな人が多いことは結構有名な話ですが(ツアー名に「ジャイアントツアー」と付けたり)、1部冒頭はスタッフの趣味でまくりの覆面をつけての登場でした。デストロイヤー風の白いマスクにメンバーカラーの縁取りで、片手に凶器を持った演出に大笑いして泣いた(笑)。

ステージのでかさにうるうる来ていたんですけど(1年くらいでUDX広場んところからここにいたるなんて・・・っていう感動です)、ばかばかしいことに全力で取り組む様とか、感動しちゃいました。

あーりん→一斗缶、れに→パイプ椅子、夏菜子→チェーン(プラスチック製)、しおりん→たらい、ももか→フォーク、あかり→竹刀を振り回して登場、ショッカーっぽい覆面を被ったえびちゅうちゃんたちに制されながら客を煽りまくるパフォーマンスが目に焼きついてます。

そのまま覆面被りっぱなしで「ピンキージョーンズ」に行った様は何もかわいくなくてさらに笑った(笑)。

所謂「卒コン」(卒業コンサートの略)に当たる日の1部がこんなにもしんみりさせない構成で来るあたり、ももクロの「笑顔を届けよう」と言う意気込みを感じ、一巡して感動しました!


ソロコーナーが凄かった

ただの大ファンなので「凄かった」しかかけないんですけど(細かいレポートはもっと優秀なサイトナタリーとか)があるので、そういうところをご覧ください!)、メンバーのソロコーナーがある旨はある程度アナウンスされていたので、既に発売済みのライブDVD「ももいろクリスマス」に収録されていて披露済みの玉井詩織ソロ「…愛ですか?」、早見あかりソロ「fall into me」は心構えが出来てたんですけど、他のメンバーがどう来るかわからなさすぎて、なんとも言えない気持ちで身構えてました。


有安杏果ソロ「ありがとうのプレゼント」

有安ソロが一番最初に披露されたんですけど、いつものダンスがキレッキレ&歌がうまい杏果からは見られなかったアイドルらしい衣装を纏った登場にざわめきました!

しかし難易度の高い歌で、初ソロの緊張、高揚かは不明ですが、涙で目を潤ませながら挑戦していたものの、一部音程が取りづらそうな部分がありました。逆にこれは杏果じゃなきゃ絶対歌えない歌だなーと思いました。やっぱ杏果は歌うまいですね!改めてそう思いました。

しかし、ステージ上部から階段で降りてくるシーンにて、慣れない靴を履いていたせいか、今にも転びそうな様子でゆっくり慎重に階段を下りてる様はかわいかった(笑)。

歌唱とダンスで圧倒的に秀でる杏果の今後にも期待です!


玉井詩織ソロ「…愛ですか?」

しおりんはえび中メンバーを携えてイントロにリコーダー(えび中2人)&鍵盤ハーモニカ(しおりん)によるメロディを付加しての演出。

楽器のチョイスが絶妙で、小~中学校時代を思い起こさせて変なタイムスリップ感を覚えつつ、恋愛をテーマにしたピュアなアイドル歌世界を見事に演じきったしおりんに拍手を送りました。

それにしても、(個人的にそう思ってるだけですが)目立ちづらいしおりん、やれば出来る子っていうのが見事に出てて強いですね。立派です。


高城れにソロ「恋は暴れ鬼太鼓」

自分が一番応援している高城れにちゃん。ソロ曲がまさかの演歌調wwwwww

彼女のイメージカラーである紫を多用した着物風の衣装をまとって現れたれにちゃんにうっとりしつつも、斜め上の方向行き過ぎな展開に頭の中が爆発しました(笑)。

キャッチコピー "ももクロの感電少女"の暴走は止まりません!

途中、謎の侍たちに襲われるものの、持っていた扇子で見事に返り討ち、花吹雪を舞わせて鮮やかに決めました!・・・ってどんな演出だよ これ(笑)。

改めて"れに推し"で良かったと感動しました。


百田夏菜子ソロ「太陽とえくぼ」

ももクロのリーダーにして計算方面にめちゃめちゃ弱い、頼りなさとは裏腹にステージではにこにこしたり、凛とした表情を見せたり、アクロバットでびしっ!と決めたりする "ももクロの象徴"と言える夏菜子のソロ。これが一番想像できなかったのですが、「太陽とえくぼ」と言う曲を披露。

サビのリフレインが多くてメロディが印象的なポップナンバーだったのですが、正直言って推しメンである高城れにソロ、そして"ももクロのアイドル"こと佐々木彩夏ソロがぶっ飛びすぎて印象が一番薄くなってしまいました(笑)。

夏菜子の持ち味だと思ってる「ふにゃふにゃした感じ」と「甲高い声」は生きてたのですが・・・。


早見あかりソロ「fall into me」

早見あかりソロはキャッチコピー"クールビューティー"に準じたロック感溢れるクールな演出にプラスして、マイクスタンド裁きを披露。「愛ですか?」に比べてしまうとそんなに好きではなかったものの、日本青年館に入れなかった身としてはこれが本当に最初で最後の見納め、しかと目に焼き付けました。

しかし、登場から歌が始まるまでマイク&マイクスタンドが出てこなかったので、どう出てくるのかとそわそわしてましたが、ステージ中央の下方からなかなかの速さであかりの元に出てきた瞬間は思わず「おぉ!」と言ってしまいました。こういうカッコいい演出が出来るのはあかりくらいしか居ない、と思うと、やはり淋しく思ったのでした。


佐々木彩夏ソロ「だって あーりんなんだもーん☆」

この日、1部を見ていた人の脳裏にもっとも記憶に残ったであろうソロ、これはやっぱり佐々木彩夏ソロではないでしょうか。

スクリーンがあり、そこに初披露曲の歌詞や作曲者等のクレジットを表示していたんですが、あーりん曲は「前山田健一」! 冒頭の音で既に前山田!と感づいていたものが的中した途端に想起される変化球の嵐にwktkが止まらない!

スピード感もそうですが、畳み掛けるような変化球が物凄かった。そして"ももクロのアイドル"のキャッチコピーにふさわしい、高いアイドル偏差値を持つ彼女でしか表現し得ないスーパーアイドルワールドが展開されました。ももいろクローバー6人の振り幅の広さに感動しまくったソロコーナーでした!


ユニット曲 マス寿司三人前による「恋のダイヤル6700」

金髪アフロなどを被った有安・玉井・高城3人による「マス寿司三人前」によるユニット曲がこれでした。カバーかよ!(笑)

作詞:阿久悠 とスクリーンに表示されたのでカバーだなとすぐに感づいたのですが、タイトルと曲名が一致してなかったので、歌いだして「なんだ、あの曲か!」と思ったのでした。

しかし「カバーかよ!」と思ったのは率直な感想ですが、ももクロ、カバーは積極的にやってますから、ももクロらしいなとも思えて、それなりに楽しんで見れました。個人的に、サングラス&金髪面のれにちゃんがかわいかったので、それで満足でした(笑)。しかしウィッグにサングラスしてると、しおりんが改めて背がすらっと高い(とは言っても小さいけど)ことに気付きますね。足もほっそいし。杏果はすぐにわかった。れにちゃんが一瞬わかりづらかったけど、さすがにいつも見ているれにちゃんなのですぐにわかりました。

今後ユニットへのオリジナル曲登場の期待が膨らむステージでした。


ユニット曲で泣けた「デコまゆ 炎の最終決戦」

デコ(百田)とまゆ(早見)による、脱退告白後の帰りの車中で言い合ったことがそのまま歌になったと言う「デコまゆ」によるユニット曲。

実際、車中で言い合いになったそうで、百田「ふざけんじゃねーよ!」早見「だからごめんて言ったでしょ」などなど、ファンとしてはあまり笑えない文言が連なる冒頭に半泣きで見てたのですが、終盤に行くにつれて二人の友情の固さを思わせる歌詞に改めて涙しました。

あかりが(2部のFINALに際したMCでも言ってたんですが)「ももクロ辞めても友達で居てくれる?」と言う節に対して「当たり前じゃん!」と応えた夏菜子のやりとり、これは思い出しただけでも涙出てきます。

それにしても、本当にこの日にしか生でやれない曲だなと見ていて思いました。(歌詞にここ中野で言い合っている場合じゃない、みたいな言葉入ってたし)

1部はやはりソロ解説に尽きますね。

途中、控え室の模様を実況するコーナーがあり、しおりんによる猪木を彷彿とさせるアナウンサーに平手を食らわすあたりは面白かった(笑)。(アナ「盛り上がらなかったどうなるんでしょうか?」玉井「やる前から盛り上がらないことを想像する奴がいるか!」(平手!)の流れ)

少し泣いたりもしましたが、非常に楽しい演出を盛り込んだ1部でした。




2部 「早見あかりFINAL そして・・・」

「我らがあかりん感動の「ももクロラストステージ」。 そしてその後には・・・ももクロNEXT STAGEが見えてくる!」と触れられた2部。

今から起こることすべてが、この6人でのステージ見納めなのだなと思うと、一瞬も気の抜けないステージだった。

1部と全く異なる演出とのことで見守った冒頭ですが、最初に流された映像でもう涙が止まらなくなりました。

早見あかりが一人で映ってるシーンが多く盛り込まれたオープニング映像、彼女がももクロを巣立つことを鮮明にしていて、やはり淋しさが押さえきれません。

で、25列のステージ客側から向かって右端の席だったので、ななめ横からステージが見られたのですが、それぞれのキャッチフレーズが書かれた巨大なパネルの背後にメンバーが立ち、パネルが上がるとメンバー登場っていう演出が一瞬早く見えてしまったのは残念でしたが、浮かび上がったメンバーの衣装が「ももいろパンチ」の時のもので、これにも大号泣。

自分が見始めたのは怪盗少女発売前だったので、この衣装を今まで見ることはなかったのですが、CD発売の最初に纏っていた衣装からスタートするとは、にくい演出です。(多少アレンジが加えられていたそうですが)

2部は涙をこらえなくて良い、泣きながら笑って終わりたいとのメンバー達の発言から、遠慮なく涙を流すメンバー。こっちも涙止まらないですよ。

あらゆる曲をやり尽くし、メンバー一人一人あかりへの想い/思い出を語るMCコーナーが最後に大きく取られていたのですが、杏果「あかりんと2ショット撮るのが何故か毎回緊張しちゃって」と言う件は、本人としては大真面目に語ってるんだろうけど、杏果の不思議な一面がかわいらしくも面白かった(笑)。

あと、些細ながら本人たちからしたらとても強い思い出であろう、しおりんが言った代々木公園の路上ライブ時代にビラ配りの合間であかりと立ち寄ったマクドナルドの一節なんかは、細かいながらも青春の1ページを一緒にめくらせてもらえたようで、じーんとしました。

アイドルとして人前に立つ時に、1人の女の子としての内面はある程度しまわれているもので、なかなかそれぞれの関係性って、blogを昔から見てたり、イベントに足しげく通っていたりする方からすればわかっていたことなのかもしれないけども、見えづらい。それらをさらけ出してメッセージを贈り合うメンバーたちは最高に美しかった。

アイドル/タレント/歌手は職業、職の上で出会った彼女達ながら、放課後/週末/休日を費やして築き上げた「ももいろクローバー」と言う関係は固いなと強く実感しました。

こんなにも素敵な天才/努力家/かわいい女の子をいくらか見ることが出来て、改めてよかったと思える最高のステージでした。

2部は細かく書けません。良いカメラがたくさん入ってたのでソフト化されると思うので、彼女達の最高の思い出に立ち会えたことを再生できるリリース、心待ちにしてます!




あかりちゃん脱退に際して一言

かつて2ショットでチェキを撮ったこと(blog記事)がある早見あかりちゃん。

飄々とこなす様が冷たく感じられ「自分のスキル不足か」「これがクールビューティーか」と思っていた後に脱退を宣言した彼女。

ステージ以外の、ファンとの交流特典に疑問を感じていたなんていう話もどっかで読んだ気がするのですが、自分の前にもなかなか姿を現さなかった彼女。さっぱりとした顔でして出てきたは、ひと涙ぬぐってから現れたのだなと、後々感じたわけですが、改めてそういう「十代の女の子の心理」は少しはアイドルにお熱している側でも察してあげなければならないのだなと気付くきっかけになりました。

アイドルの多様性が楽しいとか言って、色んな現場に行ってお金を投入して特典を楽しんできた旨をレポートしてみたりしてますが、どんな子だって一人の女の子ですからね。

ファンとのふれあいが嫌だから辞めたってわけではないだろうけど、しかしながら諸々の理由からアイドルを辞めることを決したあかりちゃん。

彼女の今までの努力には本当に尊敬します。そして、彼女が抜けた後に何故か改名することとなった(笑)「ももいろクローバーZ」のメンバーたちを引き続き、あかりちゃんと共に応援していこう、そう決めました。

あかりちゃん、本当にご苦労様でした。彼女の女優/モデル/タレントとしての、アイドルではない活躍、期待してます。

0 件のコメント:

コメントを投稿