Wearer(soundcloud・myspace)のYKこと、川上くん(twitter)が弾き語りでライブするとのことで、渋谷LUSHに行って来ました。
出演
- オカザキヨシキ(LOOP THE NINE)
- 石井優也とまんだりん(MAGI SCENE・twitter / CODA・twitter)
- YK(twitter・Wearer myspace soundcloud)
- micann(audioleaf・twitter)
- シキサイパズル(audioleaf・myspace)
渋谷LUSHのブッキングでした。「ときめきシリーズ vol.36 ~若々しい毎日のために、ときめきケア、始めましょうか!~」・・・なんのことかよくわかりませんが、そんな感じのブッキングでした!
オカザキヨシキ(LOOP THE LINE)
ぶつけたのか、ボディが陥没してるMartinのアコースティックギターを抱えた、やや背の高い好青年と言った雰囲気のオカザキさんが最初でした。
日頃は「LOOP THE LINE」なるバンドをやっているそうですが、いくら検索してもサイトが出てこないのでギブアップです!
やや緊張した面持ちで演奏していた。声は張り上げた時に少し声が裏返るような歌唱で少し癖を感じたけど、まっすぐで悪い感じはしなかった。多少演奏失敗している様子も見られたけど、日頃バンドで音を作ってるんだろうなと思わせる雰囲気の曲が気になったので、どこかでバンドでも見れると良いなと思った。
石井優也とまんだりん
LUSHで働いてる"まんだりん"こと、天野くんがエレクトリックギター、MAGI SCENEなるバンドで活動しているらしい石井さんって方のデュオでした。
天野くんのCODAもそんなに繰り返しみたことないので、こういう状態で天野くんがどんなプレイするのか興味があったので穴が開くようにじろじろ見てましたが、石井さんの弾き語り(Takamineのアコースティックギター使ってて音色も良かった)にあれこれ、エフェクトを駆使したエレキの音を入れ込んだ感じだった。
石井さんって人が日頃どういうバンドをやってるのかがわからないのだけども、繊細なギタープレイと丁寧な唄が良かった。MCにてきのこ帝国の佐藤さんのソロ、クガツハズカムと企画やるみたいな話していたので、初めて見る人だったけど少しだけ親近感を感じた。
後半、天野くんが手で覆ったカズーを口にくわえてぷーぷー吹いていたのだが、メロウな旋律を吹いていてソプラノサックス風に使ってたのが印象的だった。・・・と書くとポジティブな感じするんですけど、音色のチープさとキーレスな音色のグリスっぷりが篳篥(東儀秀樹が吹いてる雅楽のあれです)にしか聴こえなくて面白かった(笑)。しかしまあ、あんなカズーの使い方もあるんだなーと、興味深かった。
YK(Wearer)
何回かYKソロ見てますが、大概いつも使ってるFenderのTelecasterで歌ってること多いんですけど、この日はGrecoの古そうなアコギを持って来ていた。
バンド時と違った熱血感/ロック感を抑えた弾き語りだと、歌詞が滲みますね! バンドで没になった曲などを披露していた。案の定歌詞が喪失感が現れてたりと、いつもの「踊ろうぜ」「唄を届けたい」系のものより淋しい感じがYKの根の暗さみたいを感じて個人的に良かった。彼とはチャゲアスの話が意外と盛り上がるんですけど(笑)、チャゲアスのそういうラインの匂いすら感じるもので、親近感が高かった。
タカミが来たってことで、うろ覚えと言うことで1番のみだが、森高千里のカバー「渡良瀬橋」を弾いてくれたのだけども、残念ながら森高千里はさっぱり通ってなくて、新鮮な気持ちで聴かせて頂きました(笑)。勉強しておきますー。
micann
神聖かまってちゃんが出演して話題になってたe+主催「出れんの!?サマソニ」2009年に何気に出演していたmicannです。
自分が見に行った日はElectricc Eel Shockらが出演していて、Teenage Fanclub、The Flaming Lips、Sonic Youth、Vasselinsらを見る予定だったので、あまりそっちのブースには居なかったのだが、着いてから練り歩いてる時に丁度彼らの演奏を見たことを、LUSHにてしばらくして思い出した。
しかし、過去の記憶は、演奏終盤でギターが鳴らなくなり、ベースとドラムだけの演奏状態になった中で一生懸命バンド名をマイクで連呼していた程度で、音楽性までは覚えてなかった。
改めて見てみた感想としては、やはりサマソニの応募枠で出演しただけの良いグルーヴを持ったうまいバンドだった。
しかし、YKあたりとも親しいPROPOSEのジンさんもそうだけど、Gibson Firebirdを選ぶギタリストはどうしてギターがあんなにうまいんですかね。Firebird持ってるけど下手クソっていうギタリスト見たことないです。自分もかつてGrecoのFirebirdタイプのギターをもらいもので持ってたのですが、Fenderのギターが好きで手放したんですけど、なんか手放しておいて良かったような感じするくらい、良い腕のギターで、見てて清々しかった。
物凄くキャッチーかと言うとそういう感じでもないし、何かっぽすぎるかと言うとそうでもないあたりにオリジナリティを感じました。演奏うまいバンドは曲しらなくても楽しいですね。
横浜で活動している旨をMCでもしきりに言ってたんですけど、地元大事にすることは素敵なことですね! 帰り際、YKが喋ってたところに割って少し入って、サマソニ見た旨告げて、フライヤーもらって帰りました。またどこかで出会いたいですね!
シキサイパズル
女性鍵盤Vocal、Fender Jazzmasterとラップトップの操作を担当する男性がセンター、ベーシストとドラムの4人組だった。セッティングに少々時間を要している様だったが、ドラムセットにシンセパッドなんかも設置していて、生の太鼓以外の音も使ったりしていた。
打ち込みと同期させた演奏だったのだけども、1曲入るタイミングを失敗してるのがあったりして、人間味溢れるステージだった(笑)。
打ち込みであらかじめ音が入ってたりしてた関係か、あんまり鍵盤たくさん弾く感じのボーカルではなかったのだけども、さらっとした雰囲気の女性ボーカルの魅力が生きた透明感が魅力的かなーと思ったんだけど、若干ボーカルが弱くて聴こえづらいのはあったかなーとも思った。
もうちょっとうまさが増してくると良さそうな印象で、未完成な印象も残った。でもポップ寄りのバンドってきっちりうまい!っていうより、何か模索してる、練習積んでる過程っていう方が好きです。もちろんうまい演奏も好きなんですけど。(とか言うと演奏下手だったみたいに聴こえてしまうけど、別にそういうわけではなかった。)
またLUSHで会いましょう!
弾き語り多めのまったりした日曜日のLUSHでした。
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