神聖かまってちゃん @ 下北沢Daisy Bar

下北沢Daisy Barにて神聖かまってちゃん（myspace）のライブがあったので遊びに行ってきました。

対バンの顔ぶれは以下。

• ヘンリーヘンリーズ（myspace）
• 神聖かまってちゃん（myspace）
• OKAMOTO'S（myspace）
• The NEXT!（myspace）
• Mr.Freddie&The Mercury devil（myspace）

この日も総じて若い！

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せっかくなので最初から見ました。

最初がヘンリーヘンリーズ。

この子ら、まだ中2だか中3（14歳くらい？）だっていう話で、OKAMOTO'S経由で出演って感じだそうです。
恐るべし10代のパワー！

彼らはポイントをいくつか上げられる面白い/興味深い点がありましたね。

• Vocalの子が、背が小柄なのだがかすれた声でオッサンっぽい。
• それをベースがMCの度にひそかに「おっさんか！」とツッコミを入れていた。
• ギターの子が背が既に結構高くてかわいい顔しているのでモテそう。
• バンドとしてはまだまだこれからと言った感じだが、うまくなりそう。
• しかしながら中学生のバンドとは思えぬ演奏力、バンド力で驚いた。
• ボーカルが2Lペットボトルで水がぶ飲み。
• OKAMOTO'Sベースのハマ・オカモトくんの弟がベース。

最後に挙げた点が一番ひっかかりますね。
某お笑い芸人の大御所の息子として一部で非常に高い知名度を持つOKAMOTO'Sのベーシスト、ハマ・オカモトくんこと郁未くんですが、その弟の未乘くんがこのバンドのベーシストなのです。

言われて見れば、兄とは違う方向で父上に似ているのですぐ気付きますね。
なんか知らないけど、終わってから話しかけてしまったのですが（笑）、まだ初々しい中学生って感じでした。（メンバー全員そんな感じ）
ベーステクに関しては、兄の「めっちゃうまい」には劣りますが、兄に負けじと頑張ってみてほしいですね！
ツッコミも、恐らくDNAが出てたんでしょうね。良いツッコミっぷりでした。

2010年1月にもライブをやるそうです。
まだ中学生ながら、RCサクセションのカバーなんかやるあたり、オッサン臭さ満載ですが（笑）、いい音楽は本人のライブを見たことあろうがなかろうが語り継がれていくこと、これはとっても素敵なことだなーと心がぽかぽかしたのでした。

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お次が神聖かまってちゃん。

かまってちゃん、この日はおとなしくライブやってました。

セットリストは以下。

1. 自分らしく
2. スピード
3. 夜空の虫とどこまでも
4. ゆーれい未満
5. ぺんてる
6. 天使じゃ地上じゃちっそく死

いつもやってる、CDに収録されている「ロックンロールは鳴り止まないっ」や「23才の夏休み」や「ちりとり」をはずしたセットリストなあたり、勝負！っていうよりは実験精神に溢れたライブと言った印象がありましたね。

いつも（良い意味でも悪い意味でも）思い切りぐだぐだなライブをやるこのバンドですが、この日はなかなかスムーズでした。

1曲目冒頭から新たな試みと言える、鍵盤担当のmonoくんによる電子パーカッションのサウンドからスタートしたあたり、今までと何か違うものが始まる予感が心を躍らせるのでした。日ごろまっすぐな鍵盤、メロディしかないのでパーカッションの音が入ると新鮮ですね。しかしmonoくん、忙しそうでした。終わってからスティックをさっと手放して鍵盤に戻って。毎回彼の仕事量が多いですが、ぼちぼちやれてるみたいです。

スピード、最初見たライブ以来だったかな。サマソニの頃より格段にまとまりが出てきてるので安心して聴けたのでした。

夜空の虫はインスト曲で、ツイン鍵盤になるのですが、調の都合か涼しげに聞こえる曲ですね。日本的な感じと言うか。

どの曲だったか忘れたけど、相変わらず冒頭でDrumsみさこが勝手に始めて、の子が怒鳴りつけるっていう図が今回も見れました（笑）。みさこの天然っぷりに安心感と驚きを感じる毎日です（笑）。

機材トラブルとか、何かしらが起きそうな曲がこの日はなかったので穏やかに終わってました。

最後にの子の足元を。使っていた機材が気になるタイプの人もいるんじゃないかなーと。

ギターエフェクトはBOSSのBlues DriverにGraphic Equlizerが繋がってるだけです。
ボーカルハーモナイザーは見ての通り。（と言うか機種名調べるの面倒・・・）

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次がOKAMOTO'S。

さすがに若手注目株だけあって集客も良く、前方が混みあったので後ろ下がりました。

前回duo music exchangeで見た際、あまりにVocalの歌が酷かったので、他のメンバーが結構良い演奏しているのにもったいない！と怒りに震えたのですが、今回は冷静に見てみることにしました。

うーん、やっぱりボーカルの歌唱力に難がある。
別にうまい必要はないと思うんですが、全然声が出てない。
声が出てないなりに叫べれば良いんですが、それすら出来ないで、過去の偉大なシンガーたちのパフォーマンスを形態模写でもしているかのような動きがほんとかっこ悪い。

ロックとは何か、っていうことを言い出すと意見は様々なので自分なりに思ったことを書きますが、歌えないなら歌えないなりに声を張るべきだと思うわけです。

このバンドの音、演奏力、本当に良いと思うんですけどねぇ・・・。

終わってからかまってちゃんの物販を少し手伝ったのですが（2枚売れました☆）、その時にギターの彼とちょっと喋ったのですが、とても良い青年で好感が持てました。彼は本当にかっこいいギター弾くし、かわいらしい感じなので、きっと女の子にモテる気がします（笑）。

COUNTDOWN JAPAN 09/10にも出演決定したそうなので、勢い良く突っ走って欲しいですね。
ボーカルはもっと叫べ！

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次がThe NEXT!。

このバンド、知り合いのライターやってる方が知り合いだそうで、見てみて～って言ってたので後ろの方から見てました。

ポスターで見たことあるバンドでした。
びしっと「気をつけ！」をして、顔をしかめてパンキッシュさ溢れるポスター。
ボーカルだけメイクしていてグラムロックっぽい雰囲気。
でもギターは短パンにジャケットにネクタイでAC/DC的な見た目。
わかりやすいアイコンをちりばめたスタイルは、スタイルだけで言ったらはっきりいって嫌いなんですけど（笑）、でもあぁいうのってやってる本人が多分一番楽しいと思うので、あんまり否定もできないですね。やっぱりやってる側が楽しいのが一番ですからね。

で、ライブですが、ギター、ベースの両サイドが非常に合わせた動きをとりいれたりとパフォーマンス性の高いステージを行ってました。好きな人は好きかもしれないですね。

曲は案外わかりやすいものをやっていて、最後にやった曲なんかは単純なコードで、とてもシンプルで誰でも思いつきそうな展開のものながら、そういう曲をやれるっていうことにとても心が揺さぶられました。
最後の曲なかったらあんまり好感が持てなかったかもしれないんですけど、最後の曲がとても良かったです。

帰り際にAC/DCなギターの人に、知り合いのライターの話をしてみたのですが「あーちょっとわからないですね・・・」と言われ、少し切なかったのですが、ライター氏に聞いたら「ギター以外は知り合いなのよ」なんて言われて軽いショックを受けました（笑）。

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最後がMr.Freddie&The Mercury devil。

以前は「ザ・フレディーマーキュリー」と名乗っていたそうですが、さすがに知名度が上がってきて本家からクレームがつくと良くないなと察したのか、バンド名が変わったそうです。しかしながら現在も通称はフレディーマキュリーって言われてるっぽいですね。

いやー、このバンドの時には結構酔っ払ってたのと、疲れていたのもあって休んでたのでほとんど見てませんでした（笑）。
評価が高いバンドなのですが、疲れには勝てなかった・・・。
あんまり歌がうまいっていうタイプのバンドではなさげでしたが、青森発のガレージバンドっていう印象・・で間違いないのかな？よくわかってませんが。

今度見る機会あったらこの分、取り戻せるよう見たいと思います。

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この日もかまってちゃんのCD、結構売れてるみたいでした。

先述の通り、かまってちゃんスタッフ側が知り合いなので、コーナーを離れる際にちょこっとだけ手伝ったのですが、その間だけでも2枚売れたってのが物語ってます。

音楽サイト、ナタリーの会社、ナターシャの社長であるタクヤさんも顔出していて、少しだけ話したのですが、いやー、意見が合った！（笑）
彼がナタリー始める以前の「Music Machine」の頃、ずっとそれを見ていたのでその旨を軽く話した程度ですけど、お会いできて嬉しかったでした。

Daisy Bar、狭いライブハウスなのですが、人もたくさん入ってにぎやかな日でした。