福岡のアイドルグループ、CQC's(シーキューシーズ・wikipedia)が東京に来てるとのことで、秋葉原TOWER RECORDSに行って来ました。
CQC'sとは
つい先日の岡山のS-Qtyに続いて、今度は福岡のユニット CQC'sです。
公式サイトから引用すると以下とのこと。
CQC's(シー・キュー・シーズ)とは、キャンパスクィーンコレクションシスターズの略。
2009年12月に開催された、福岡県内の大学のミスキャンNo.1を決めるファッションイベント「キャンパスクィーンコレクション」で、最終選考に残ったメンバー9人で結成されたガールズユニット。
ご当地アイドルって都会的な匂いのしない"現地のかわいい子"感が一つの魅力だと思ってるんですけど、九州の大都市 福岡の大学生の中でも選りすぐりの"ミスキャンパス"を集めたユニットとあり、モデルみたいなビジュアルの子だらけだなんていう話を耳にしてました。
S-Qtyに続き、アルファベットが並ぶ記号的なユニット名で1週間前では区別すら付いてなかった可能性があったのですが、せっかくだし見に行こうと知り合いも言っていたので、便乗して着いて行って見て来たわけです。さて、どんなだったか。ざっくりレポです。
14:00 CQC's 登場
秋葉原TOWER RECORDSと言えば、LinQのお披露目を行った場所でもあり、イベントスペースがみづらいだろうなと言う懸念はあったのですが、まあ・・・その通りで、見づらかったですね。でもLinQお披露目の時ほどお客さんが集まってる感じではなかったので、隙間からライブを楽しんだ。
時間になり、すらっとしたきれいなお姉さんたちがずらりと登場。黒いシャツ、黒いショートパンツに黒いブーツで、きらきら/カラフルなイメージが強いアイドルユニットとは相反する"クールでキレイ"な印象が第一印象になった。
1曲目は曲名不明(1stシングルのカップリングでしょうか?)、ダンサブルな曲で、トラックが良かった。
2曲目はギターがぺけぺけした感じで始まり、歌が始まってわかった「涙のリクエスト」。チェッカーズのカバーですね。先日のS-Qtyの「ペッパー警部」に続いて、地方アイドルの懐メロカバーっていうラインが自分の中で浮かびました。
3曲目では2人減って6人でのパフォーマンスだった(曲名は不明)。ミドルテンポの曲で、やっぱり曲がかっこよかった。
3曲終えてMCへ。グループの紹介を行っていた。
福岡から来た/初東京な旨を口にしつつ、方言の話題を出しつつ「『CQC's好いとうよー』とぜひ言ってください!せーの!」と客を煽っていた。今までちょいちょい地方アイドル見に行きましたけど、方言を強調してるのは青森の"りんご娘"(wikipedia)が主と言う感じだったので、久しぶりに方言推し来たなーと思いつつ、やっぱり博多弁かわいいな・・・と思いながらニヤニヤして楽しみました(笑)。
余談ですが、男性の博多弁ですら、ややかわいいと思ってます。なんなんですかね。(BiSの楽曲制作に携わってる松隈ケンタさんも福岡出身で、ツイートやblogなんかが博多弁まみれなんですけど、なんだか知らないけどかわいくて仕方ないです。)
続いて4曲目は今回引っさげて来た(と言ってもリリースから少し経ってましたが)「ゆるふわweekend」を披露。CQC'sに関するひとつの話題にもなっていた、編曲に東京女子流など多くのポップス作品を手がけてきた松井寛さん(blog・wikipedia)が関わっているものがこの曲でもあり、なるほどと思えるファンキーなダンスナンバーで良かった。
しかしながら、フラれた女の子が未練たらたら、他の女の子とナニしてるか想像して悔しくて悶えてる、私のほうが柔らかいよと歌われたエロさ満開の歌詞を、きれいなリア充感ある美人女子大生が歌って踊ると言うこの世界観、今までの地方アイドルの概念を覆す何かを感じました。
SDN48の「セックスがしたくなるの」ほど直接的でないにしても、少し伏せることで想像力を活気立てて余計にエロいと言う魅力、ユニークですね。私生活も華やかで、飲み会/コンパみたいのやりまくってるんだろうなー、みんな彼氏居るんだろうなーと考えたら、なんだか不思議な気分になった。アイドルの恋愛って御法度みたいな部分ありますけど、逆にそれくらい充実してないとおかしいだろと思えるのも妙ですよね。CQC's、特異です。
そんなエロ・アイドルポップ(全然ゆるふわじゃない)が終わりMCへ。ここでようやくメンバーの自己紹介が入りました。
個人的に印象的だったのが、リーダーでもある"三つ編みカチューシャ"がキュートな松浦ゆりのちゃん(blog)。たれ目好きとしてはたまらないビジュアルですね。彼女、そんなに背は高くはなかったんですけど、みんなヒールの高いブーツ履いてるので、脚線美が(彼女に限らずですが)際立ってました。
その他、お笑い担当、黒髪担当、自称くるくるパー、声がでかい担当などなど、個性豊かな美人JDたちの自己紹介が続いた。
自己紹介が終わり、テレビ朝日の配信番組にて同じ福岡のアイドルグループLinQと共演しているものがある旨などが宣伝されていた。
続いて5曲目、先述の「ゆるふわ」と一緒に収録された両A面曲「wanna be your...」曲中でメンバー、お客さんが一体になって「C!Q!C's!Yeah!」と掛け声をやる部分のレクチャーが入ってから、その曲をやっていた。「Q」は両手じゃ作れないので"O"で代替とのことだった。個人的にアイドルでこういうのやると、どうしてもアイドルカレッジのヤングマンを思い出してしまうんですけど(現場へ回数重ねて行ってましたからね)、みんなでやれるものがあるのも楽しいものですね。
曲、こちらは松井さんが作曲/編曲両方やっているとのことで、タイトなリズムに引き締まったブラスアレンジがさすがと言う感じで、曲だけ聴いてても十分楽しめた。
この曲がラストで、みんなで声を合わせて盛り上がりを見せて終わっていた。
握手会
初めて握手行ったわけですが、何しろ華やかでした。
アイドルが好きで、歌って踊るのが好きでアイドルをやる為にそこを目指したっていう子たちではなく、大学受験頑張って、大学入ったらかわいいもんだから「ミスキャンでなよ!」ときっと回りから持ち上げられ、そして持ち前の美貌でキャンパスNo.1を獲得したであろう(妄想ですけど)、この"リアル充実オーラ"みたいのが異質で面白かった。
自称"くるくるパー"の中元美希ちゃん(blog)なんか、大学で悪い男に騙されてたりしないかしら?とか想像してると、ああ大学生活って華やかだな・・・、そして自分の大学時代がさっぱり華やかでなかったことなど思い出して、やや落ち込んだ(笑)。ちなみにランダムの写真は美希ちゃんのものが当たった。ほんわかしてかわいい子でしたが、「私ほんと頭悪いんです~」と言ってた彼女、まだ自覚できてるだけマシですよね。世の中には中卒、高卒でリアルに勉強できない子なんていっぱい居ますしね(何)。
その他、メンバーで一番背の高い井上倫子ちゃん(blog)もハーフか?と言うビジュアルでかっこよかった。
握手列、最後はゆりのちゃんが居たのだけども、どんどんこちらの気持ちを釣り上げていくようながっつきっぷりで、胸がキュンキュンした。
しかし、恐ろしかった(嬉しかった?)のが、やや笑顔の具合がアイカレの南千紗登ちゃんに似ている気がしたので「アイドルカレッジの"ちぃちぃ"に少し雰囲気が似てますね」と言い、その旨もTwitterで書いてたのですが、しっかりエゴサーチしたのか、あとから非公式RTで「ちぃちぃ!」みたいな感じでレスが来た点です。エゴサーチし過ぎるとネガティブな意見も見てしまうので、タレントはエゴサーチしすぎない方が良いなんていう意見もありますけど、好いてくれる人をどんどん取り込もうと言う積極性を持って、どんどん恋に落としていく戦略っていうのも凄いですね。さっぱり"ゆるふわ"じゃなくて、がつがつしてます!(笑)
歌、ダンス面では正直な話、そこまで磨き抜かれたものと言う印象もなければ、良いもの持ってる感は感じなかったので何も上記では書きませんでしたが、ミスキャンで選ばれた女子大生たちによるユニットと言う特異性だけで十分に見る価値のある、そんなユニークなユニットだなーと思いました。
あと、やはり松井さん曲が秀でてる点も良いですね。今後も松井さん曲で新譜を出すのかとか謎ですけど、ヒットチャートをにぎわそうっていうポップス作品よりは需要が限られる地方アイドルにて、こういう良アレンジ、良曲があることを見つける楽しみ、みたいのも感じる、そんなCQC'sでした。
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