場所は自主制作盤を扱うCDショップ、新宿 Like en edison(ライカエジソン)でした。
どうだったか
自分がアイドル現場に行くようになり始めてから、そんなに年数は経ってないんですけど(このblog見るだけでもわかりますが、つい最近の話です)、それにしてもここ1~2年で"ご当地アイドル"と呼べるような、地元で細々と活動しているグループが多く聞かれるようになった気がします。
そのうちの一つ、岡山のS-Qtyが今回東京に来たわけですね。
正直な話、地方アイドルがあまりに今多いので、ちょっと食傷気味で、名前程度は知ってるけど、CD入手するに、こっちは東京の地下アイドルのライブ見に行くだけで手一杯!みたいな状態なので、積極的に調べたり見に行ったり聞いたりはしてないのが現状なんですけど、この日のS-Qtyは見る分には無料だったこともあり、前記事の現場(無料)からまわしてみました。
なので、前知識0で臨みました。
以下がざっくりレポートです。
この日のS-Qtyは、夕方から渋谷のライブハウスにてライブイベントに出演してから新宿でイベント、さらに新宿が終わったら、また渋谷に戻って物販を行うと言うハードスケジュールでして、20時開始、人が裁けたら即戻ると言うものだった。頑張りますね・・・。19:30くらいに現地に着き、店内に入ってレジの方に整理券の話しを聞きました。(この辺は以前見に来たchoice?のイベントの時の教訓が生きてます)
そんなわけで整理券をゲット。3番と非常に若い番号でした。あとでこのイベントに来てた面識ある人(BiS研究員w)に聞いたら、その人が1番、S-Qty ジャンパーを着用した熱いファンのおじさんが2番とか、そんな感じでした。
時間になり、一応整理番号順に入店したものの、トータルで15人前後程度で、choice?の時が如何に盛況だったかを改めて感じた。(Finolia Factoryのイベントでライブハウスがそれなりに埋まるっていう話ですからねぇ・・・)
20時を少し過ぎ、20:08、モスグリーンのブレザーにプリーツスカートで少々"制服"感ある衣装に身を包んだ4人が登場しました。会場は奥側ステージだけでは踊れないだろう、と前回ここで見た感じから思ってたのだけども、倍分のスペースを確保してあり、最前列は椅子が置かれていた。スタッフさんが「あとで椅子は取り除きますので」と言っていたものの、間仕切りとして丁度良かった&人がぎゅうぎゅうになるほどではなかったので、そのまま置かれた状態でスタートになった。
1曲目は「チャンスの神様」。1stシングルの曲とのことでした。この時本当に前知識0だったので初めて聴いたわけですが、キャッチーで元気いっぱいなロック調のアイドルポップと言う感じで、とても印象が良かった。
狭いながら振り付け込みでパフォーマンス、奥の段、そして自分が立っていた床と同じ段の上下二段でのパフォーマンスなので、メンバーが入れ替わるところでは都度段を上って、降りていた。まあ、狭いんで仕方ないですね・・・。
1曲目が終わりMCへ。メンバーは茶髪で元気良さそうな"みきネェ"こと福田みきちゃん、黒髪+前髪にくりっとした目が印象的な"ゆいゆい"こと小川優衣ちゃん、メンバーの中でもルックスに濃さを感じる"あいリング"こと山﨑愛理ちゃん、そしてその姉にしてお笑い担当と言う"あさちゃん"こと山﨑朝香ちゃん。
S-Qtyの名乗りもやっていたのだが、メンバーが2人で交互に前後してどたどたした感じのもので、見たことない感じの挨拶で良かった(笑)。
「出席確認」「全員出席」みたいな定型コールみたいのもあって、独特のノリがあるなーとも思った。
ここのMCでは山崎姉妹について「どっちが姉でしょう?!」みたいな問いかけもあった。お客さんが多くなかった&そんなに声出す人も居なかったこともあり、自分が少し出した声も拾ってくれたりと、申し訳ない感じがちょっとしつつ、にやにやしながらその様子を見てるだけじゃもっと申し訳ないと思って、リアクションしながら喋りを楽しんだ。
最初は、あまり知らないのに最前列で見ていて、空気読めずに変な感じにしちゃったら悪いなとも思ったのだが、意外とアイコンタクトしても良いものなのかなとも途中から思えてからは、彼女たちの笑顔をまっすぐ受け止めることに務めていた。親しみやすさがあふれ出ていて、その点で安心したのかもしれないですね。
2曲目は「皆さんも知ってる曲だと思うので、一緒に踊ってください」と前置きしていた「ペッパー警部」でした。こじゃれたアレンジのされたもので、「こういうカバーもやってるのか(AKBとかハロプロカバーするよりも、なんだか逆に個性があるなぁ)」と思いながら楽しんだ。
こういう選曲って、"屋外の公開イベントで呼ばれた場合のつかみの曲"っていう感じなんですかね。気になるところです。
「ペッパー警部」が終わりMCへ。今回遠征が初である旨を口にしていた。決して多くはない集客ながらもそれなりに集まった様に喜んでいるようだった。
MCをしつつ、あさちゃんが置いてあったFenderのアコースティックギター、あいリングがカホンに腰掛けて楽器の準備を始めた。
この"ライカエジソン"、店内に入るとV系のポスターが貼りまくってあるので詳しくない人でもすぐわかるようなヴィジュアル系自主制作盤販売に強いお店で、何かそういうV系の人がインストアライブやる時/やった時の名残でギターが置いてあるものと勝手に思い込んでたものの、後々聞いてみたら岡山から持ってきた自前のギターとのことだった。
3曲目は歌詞をみんなで書いたと言う「Soldier」を披露。
ケーブルの繋がってない生ギター+マイクで拾ったりしていない生カホンの音+オケ+4人の歌声と言う、今まで見たことない編成での演奏には驚いたと共に、えらい感動してしまった。
AKB48も楽器を持って演奏!なんていうニュースが流れたりしてましたが、カホン叩くアイドルはあいリング以外に居るでしょうか。(居たら教えてください!)とにかく、山崎姉妹の楽器演奏&コーラスには感動した。そして、さりげなくみきネェさんも歌がうまいことがわかった。
演奏が入ったことで感動が倍増の名曲「Soldier」が終わり、再びMCへ。
「チボリ公園!」と唯一知ってるワードを口にしてみたものの、「BOKKE!~」の中には使われておらずで、「おぉー!でもそれは入ってないんですねぇ~」とかわされた(笑)。
その後、数人回したところで「きびだんご」が登場。名物きびだんごについて触れ、「持ってきました!投げますよ~」と唐突にきびだんごプレゼントがスタート(笑)。数個しかなかった&最前めがけては投げてないので、案の定入手しそこねました。が、「これを受け取った人はS-Qtyの家来にならないといけません!」とのことだった(笑)。桃太郎なんですね(笑)。
"ヲタ"から"家来"へ・・・。東京の家来の皆さん、岡山まで遠征頑張ってください。
そんなわけで最後の曲「BOKKE!~」を披露。
S-Qty、オリジナルアイテムとして「マフラー」があるらしいんですけど、衣装にそれも取り込まれてまして、曲中でマフラーを手にして回したりしていた。終わった後は首にかけていたのだが、柄が征服風の衣装とあってたので、なんだか良かった。
曲が終わり、去り際に元気な"あさちゃん"が手を差し出してきて、握手してくれた。ありがたかった。
握手会
1枚で握手、2枚で握手+ポスター+自身のカメラで記念撮影と言う特典内容で、あまりにカホン+アコースティックギターに感動してしまったので、お金なかったのだけども2枚購入(笑)。
4人とも気さくでとても楽しい握手会だった。特にあさちゃんの元気良さが個人的に心地よかった。
何枚購入の特典だか忘れたが、サイン色紙(真ん中に4人のアーティスト写真が入ってる)ももらえたのだが、なかなかサイン色紙を持って帰ることがないこともあって、かさばるなーと思いつつも、ライカエジソンの袋になんとか入って事なきを得た。
しかし、サイン色紙って、いざ手にしてみると味わい深いものがありますね・・・。サイン入り写真をプレゼントとかはよくありますけど、写真が貼ってあるサイン色紙ですからね。
記念撮影ではその色紙を持って、真ん中に入れてもらって撮影した。なんだかS-Qtyを二分してしまうような写り方になってしまったのは少々後悔だけども、良い思い出が出来た気がした。物販時間は先述の通り、また渋谷に戻らないとならないとのことでやや"巻きで"と言う雰囲気で忙しなかったのだが、イベントに参加した人の満足度は結構高かったのではないか、と言う笑顔に溢れたライカエジソンだった。
余談だが、翌日、用事があって渋谷を歩いていたら、道玄坂にてS-Qtyご一行とすれ違った。追いかけて声掛けるのもなんだったので、歩きながら手を振ったら「なんで居るの?」と返されたが、こっちは東京の人間なので東京歩いてますよ、と思いながらGAL♡DOLLに会いに行った(笑)。
またS-Qtyに会える日、楽しみにしてます!
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