2017/01/14

アリスインプロジェクト「真説・まなつの銀河に雪のふるほし」(2017/01/14 17:00 星組公演) @ 品川・六行会ホール

アリスインプロジェクト「真説・まなつの銀河に雪のふるほし」(1/14 17:00 星組)を見に、品川・六行会ホールに行ってきました。


どうだったか

[ データ (参照元URL) ]
シングル
山本亜依/神原れおな/彩川ひなの/岩田陽葵/堀越せな/鶴田葵/山本真夢/三浦菜々子/思春ももせ/樫村みなみ/結城ひめり


ダブル
<雪組>岡田花梨/嶋村杏樹/相良朱音/山中愛莉彩/西田果倫/横尾莉緒/音華花/豊川久仁
<星組>沖田桃果/新木美優/栗野春香/林田鈴菜/金澤絹理/春野恵/有村まりあ


ゲスト
梅本まどか(1月11日~13日 計4公演に出演)


スタッフ
演出:松本陽一(劇団6番シード) 脚本:麻草郁
美術:深海 十三 音楽:神津 裕之
企画:鈴木正博 プロデューサー:美濃部慶 制作総括:青柳一夫(MAGMA)
制作:アリスインプロジェクト 製作:舞台『真・まなつの銀河に雪のふるほし』実行委員会
制作協力:オフィスAdaD・MAGMA・STUDIO K‘z

[ ものがたり ]
水面に浮かぶ学校の「教室」。人類が衰退してからおよそ10万年。
水没したあとの世界には、一着だけ残った宇宙服と、飛べないロケット。
奇妙な機械と、動物と人間。そして、冷凍睡眠からよみがえったひとりの少女。
ある日「教室」に、宇宙からの通信が届く。それは、地球外へ脱出していた人類からの、遠い知らせ。浮遊するデブリによって閉ざされた大気圏を脱し、宇宙へ通信を送るため、少女たちは壊れたロケットを修理する。『聞こえますか? こちらは地球、あなたたちの生まれた星です』温暖化は進み、やがて地球には誰も住めなくなるだろう。いつかはこのゆりかごから脱出しなければならない。漂流する「地球」から、重力の井戸の底から、彼女たちは果たして抜け出すことが
できるのだろうか?

2017/01/11~15の日程で六行会ホールにて公演が行われたアリスインプロジェクトの劇でした。

「朝練」と呼ばれる定期公演を毎週日曜日 新宿松竹角座に行っているノンシュガーのメンバー、栗野春香が出演とのことで足を運びました。

栗野は2016年10月に見に行った「魔銃ドナークロニクル」にも出演していたのだが、ゆうにゃこと松樹侑奈と組が違かったこともあり、アリスインの舞台キャスト違いで両方見るほど財源が豊かじゃないこともあり、栗野の芝居はその時は諦め、ゆうにゃの方に行くことにしました。ただ、ノンシュガーメンバーは「ゆうにゃしか!」と思ってもない、逆にいえばメンバーそれぞれの活動を応援しているので、頑張り屋さん栗野の芝居も見に行きたいなと考えてたので今回行ってみることにしました。

個人的に、「まなつの銀河に雪のふるほし」はアリスインプロジェクトから派生したライブアイドルユニット、アリスインアリスの楽曲としても演じられていることから、少しは触れていたものの、芝居の本編は見たことがなかったので、「真説」だからこちらも派生ストーリーではあるものの、いつか見てみたいなと思っていた演目なので丁度良かったでした。

その辺に関して結論を書くと、これはTRASH-UP!!に2回にわたってアリスインアリスの項目でも書いたことなんですけど、「3~5分程度のポップスとして集約するには伝わらない」なということでした(笑)。そりゃそうだって話なんですけど(笑)。

90分ぐらいの演目のテーマ曲に、間奏部分で演技をいくら入れたところで、まるでトレイラーを見ているかのようにしかわからない・味わえないんだなってのは本編に触れて実感しました。


アリスインアリス 流通盤2ndシングル「ユピテルライダー」のカップリング?として「まなつの銀河に雪のふるほし」が収録されている。ライブでもさんざん見ていたので、ようやく物語に触れられて良かったです!
この物語、わかりやすく言うと1stガンダムのテーマにちょっと近い印象で、「住めなくなった地球を、地球の外から想う」みたいな感じでした(ざっくりしすぎ)。アリスインのすべてがそうではなさそうなのですが、やはりSF系のテーマで、栗野が演じるのはうさぎのDNAを持った生物の役でした。この関係で、舞台の練習がスタートしてからチェキに行く都度「(日頃のニックネームである)“はっちゅん”じゃなく、“はるぴょん”で」と言っており、数枚“はるぴょん”ポーズでチェキ撮ることとなりました。(時事性のあるポーズのチェキ好きなので、全然OKです!)

今回に限らないですが、ライブアイドルによるライブを見に行くのが好きな身としての興味は「歌って踊る以外のステージでは どうなのか?」だったんですけど、今回は彩川ひなの(ex.DokiDoki☆ドリームキャンパス→ex.ぱられるわーるど→リンクSTAR's)、春野恵(ex.爆乳甲子園→ex.夢幻レジーナ)、沖田桃果(ex.Up's infinity)という元/現ライブアイドル勢が気になるところでした。

見てからちょっと時を経て思い返して書いてるのでだいぶ忘れてますが、別々の時期に見ていた人が同じ舞台で共演してるのって、やっぱ面白いですね。どこでつながるかわからない世界!

ドキキャンに関しては、2011年以降のライブハウス規模でのアイドルを見に行くようになってから、割と早い段階で興味を示して見に行ってたユニットなので、そんなひなりんが今に至るまで活動が続いてて、シングルキャストでたくましく演技をしているというのはなかなか面白かった。

魔銃ドナークロニクルでex.SUPER☆GiRLSの八坂さんが演じた「物凄く力を持ったダーク・ヒロイン」のポジションに比べると、「物凄い力」は持ってないダーク・ヒロインポジションをひなりんが演じていて、彼女の小悪魔的な魅力とあった印象で、それはそれでよかった。

春野は(褒め言葉でもあるんですが)何やっても、どこか気持ち悪さ・違和感があって良かった。彼女はそうでないと!という感じ。アリスインは話に行くのにグッズ購入が要なので、春野はスルーして栗野だけに専念しました。ごめんな!春野!

主演の山本亜依、自分は存じてなかったのだけども、元AKB48 チーム8に属してた子とのことで、近年のAKBの話はさっぱりわからずだったので、後から知って「へー」と思ったとこでした。アリスイン系の芝居、元大御所アイドルユニットみたいな子をメインにおいてというキャスティングが多いので、あとから腑に落ちた。

しかし、初見ながらなかなか華のある子だしで、悪くなかった。

話が長くなりそうなので、最後栗野について感想を添えておくと、栗野はもっとできる子だと思うので、ダブルキャストの1役じゃなく、シングルで役もらえるぐらいになるまで頑張って欲しいです!!!ふぁいと!栗野!!!