2008/03/31

チャットモンチー @ 日本武道館


チャットモンチー初の武道館公演の初日を見に行った。

計2日間、女の子3人だけで立つステージと言うのは単純に考えてすごい。

大概、レコーディングではギターの音を重ねているためにサポートメンバーなんていうのがプロのステージには付き物だが、このグループは以前、年末にライブを見たのだが、3人だけで演奏する。

ギターソロの際は薄くはなるものの、バンドとしてのグルーブ感が失われることはないくらいに磨かれている。

まだ20代前半ながら、このバンドは実に素晴らしい。
楽曲もそうだし、橋本絵莉子の声もそうだし。(とにかくかわいい)

ギターでもっとうまい人っていうのはもちろんいっぱいいるわけだが、このバンド、ベースの福岡晃子が実にうまい。指でもピックでも弾く。安定感が良い。ばりばりにうまいってわけでもないんだけど。

特筆すべきは、アリーナ席でステージ向って左側の右端、最前列から6列目で見れたことだった。
先行前売りで普通に取った割りに非常に良い席だった。
特殊効果の爆発の熱風が飛んでくる位置、迫力は満点だった。
背後のカメラが拡大した彼女らの姿と、目の前で見える姿のタイムラグがわかる席っていうのは実に素晴らしい。
生演奏を感じられた。
PAの巨大スピーカーが近かった点は耳には優しくなかったが、爆音のバンドでもなかったので耐えられた。
(でもしょっと耳にきつかったけど)

もうちょっと見ても良かったなーっていう感じで終了。
良いバンドでした。
初の武道館公演、おめでとう。

頑張ろうって思った。

2008/03/29

DRALION見てきた


サーカスの類は全然見に行ったことがなかった。
小さい頃から大して興味がなかった故でもある。

しかし、大人になってから、子供じみた第一印象だけで決め付けてしまう「別に興味ない」境界線をずいぶんと越えられるようになってきたこともあり、小さな頃より興味の範囲と行動する欲みたいのが広がったために、このたびドラリオンに行く運びとなった。

詳細は福岡公演が残っているようなので明記は避けるが、非常によくできたエンターテインメントだった。

訓練を重ねて得た安定感で体を支えて魅せるものや、コメディタッチの演出、鍛え抜かれ磨かれた高等な技術でもって空中を舞ったり、素晴らしかった。
ときたま失敗する姿も生身の人間がやるからこそのもので、少し残念ではあったが人間味が見られて別に負の要素とは感じなかった。

満点が100だとしたら96点くらいと言ったところだろうか。(失敗の減点)

冒頭で見られた部分が後で大変なことになるのには、本当にやられた。
悔しかったを通り越して、言葉では表現できないような「してやられた」感だった。

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帰り、暗くなった代々木公園を抜けて帰り路につき、その流れで某所の居酒屋で花見ではないが、呑むこととした。

初めてホッピーを頼んだのだが、なかなかおいしかった。

ビタミンサワーなるオリジナルメニューに梅干を投入した飲料も、すっぱさが疲れた体に染み込むようでとてもおいしくて2杯飲んだ。(塩分の摂りすぎが気になるところね)

ホッピーを撮影した際、向こう側で飲んでいた両親に連れられて来た少年が明らかにフレームインしていた上、ちゃちゃ入れてきているのがビンビンにわかったのだが、あえて気付かぬふりをして撮影してあげた。
ちゃちゃ入れたお返しとしてWeb上に掲載となったのである。
少年よ、世界デビューおめでとう。

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居酒屋の帰り、都内では有名な小さな坂、桜坂を登って徒歩で帰った。
徒歩はやや遠かったものの、酔い醒ましには丁度良い歩行で悪くなかった。
見上げた桜はなかなかキレイだったが、今年の桜シーズンを襲った冷たい雨でちょっとだけ悲惨な雰囲気だった。
快晴だったら良かったのにね。まぁ仕方ない。

地元に着き、地元にも桜がたくさん咲く公園があるので少しだけ見て帰った。
雨の降った後の地面がまだまだ寒いのが、春になりきってないこの季節特有の雰囲気で微妙だった。
もう少し温かいくらいが心地よいのだが。

気がついたら梅雨である。

春の憂鬱に乗らないように気をつけたいこの頃です。

2008/03/29(SAT)三田本店



食した二郎:小ラーメン 豚増し(600円)

<感想>
これまた久しぶり、今年初の本店に行ってきた。

土曜日の昼間と言うこともあって行列はとてつもないものだった。
凡そ1時間30分くらい待った頃にようやく食券をゲット。
本店は相変わらず安い。

にんにく入れますか?のコールに対して「野菜からめニンニク」で注文。

グッズ制作などをしているところとコラボレーションしたのか
本店の親父さんも助手の方も黄色い、背中に社訓が書かれたTシャツを着用している。

量は以前に比べて若干減った気がするが、本店はもう味で、雰囲気で満足するのでなんら問題はなかった。
むしろおなかが張り裂けそうで苦しむくらいより程よく余韻に浸れる程度が嬉しかったりもした。

相変わらずの味に大満足だった。

2008/03/26

Dinosaur Jr. @ 渋谷O-EAST


90年代初頭のグランジ・ムーブメントの一翼を担っていたDinosaur Jr.が昨年に続き、今年も単独で来日してくれるっつうことで見に行ってきました。

会場、昨年は渋谷CLUB QUATTROだったんだけど、今年は同じく渋谷のO-EASTだった。

クアトロは狭いのと天井が低いこともあって結構音が篭ったので、爆音を出すDinosaur Jr.の出音がすごかった。耳が痛いくらいに。
それを期待して今回は行ったのだが、O-EASTは天井が高いのであまり音が篭らずに、非常にクリアな音で聴けた。

それは良かったのだけど、もっと音量でかくても良かったなーと思った。

この日は2 daysあるうちの1日目と言うこともあってか、案外お客さんが入っておらず、ずいぶん楽な状態で見れた。最前列真ん中あたりでは結構なモッシュ状態があったんだけど、それを難なく回避できるような空き具合でもあった。

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ギター&ボーカルのJ Mascis、ベースのLou Barlow、ドラムのMurphの3人は結成当初のオリジナルメンバーで、メジャーデビューした88年頃?にルーが既に脱退していた。一度解散状態になった90年代末から2005年頃にオリジナルメンバーで復活っていうのがファン的には涙流して喜べるお話。

・・と言ってもダイナソー好きになったのは昨年だか一昨年くらいで、実は全然詳しくありません。
でも、過去の音源を聴いてみて思ったこととしては、やはりオリジナルの三人時代の音は色んな意味で見てもかっこいいので(オリジナルメンバー以降も良さはあるんだけど)そのオリジナルメンバーで、っていうのが嬉しいですね。

ルー脱退以降の曲もルーを迎えて演奏しているのもなんだか嬉しいです。

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J Mascisと言えばFender JazzmasterのブリッジをTOMブリッジに換えて使っているのが有名なのですが、彼のそのJazzmasterが海外では出ているらしい。
これ、国内で出してくれないのかな。紫ラメのちょっと悪趣味ながら渋い味わいの1本。ぜひ欲しいところです。

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客の入りは芳しくなかったけど、また懲りずに来日して欲しいです。
あわよくば新譜もぜひ出して欲しいですね。

2008/03/22

Guilty Connector @ 高円寺20000V


久しぶりの高円寺20000V

パンク、ハードコアのライブが見れる都内でも(多分)古いライブハウス。
初めてまともに来たライブハウスはここだったので大変懐かしかった。

この日は大学の学友でもあったGuilty Connectorがこちら、関東に来ているとのことで見に行った。
彼は大学は東京だったのだが、出身が関西で、現在は関西にて暮らしているために、たまにしか見れない。
ここんところ自身がノイズの活動をしていることもあり、ある意味で原点、強く影響を与えられた人のGigを見に行こうと言ったところでした。

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会場付近、高円寺にあるZATS Burgerで食事。
佐世保バーガーブームの先駆け的な存在。
かつて狭い店舗だったが現在はやや広い店舗となっている。
久しぶりに食べたザッツ佐世保バーガーは十分おいしかった。

ビールを2杯飲む。
プレミアムモルツがこれまたおいしい。

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しばらくして待ち合わせをしていた友人が来たので会計をして外に出る。

会場前でGCくんに遭遇。
久しぶりだが変わりない様子でなんだか嬉しかった。

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最初に見たのはインストのラップトップPCを使ったパフォーマンス。
フレーズをじゃんじゃか鳴らしているだけであまり楽しくなかった。

高円寺なのだから、2000Vなのだからもっとそれらしい、ハードコアパンクが見たいなんていうことをぼやいた。

そしたらその次に出てきたAngel ODってグループがもうとにかく叫ぶ、音量でかい、暴れるですごかった。見たいものが見れたのであった。

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GCくんはギターの人とセッションだった。

彼のノイズセットはシンプルかつコンパクトになっており、以前から使っているピエゾピックアップ的なマイクは割り箸で補強されていた。外観がかっこよくなってた。以前はビニールテープだったし。

IbanezのWF-10を現在も使用している様子で、そいつがキャオー!と悲鳴のようなノイズを出していた。
その他も非常にシンプルだった。

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その後もハードコア、下水道ボーカルなバンドは続いた。

久しぶりのこういう音楽も悪くなかった。

また会える日を楽しみにしているよ、中川くん。

2008/03/16

nenem @ 南青山月見ル君ヲ想フ


セカイイチのサポート鍵盤、ギターでお馴染みの(セカイイチ自体知名度が現時点であまり高いとは言えない)山本創氏がやってるバンド、nenemのレコ発ライブ@青山月見ル君ヲ想フに行ってきました。

非常にクオリティの高いインスト曲をドラマティックに演奏するバンドなので心地よいです。

対バンはSOURKowloonで、nenemのゲストにuhnellysのkim氏、あとセカイイチの岩崎慧でした。

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Kowloonは元のメンバーで結成されたインストバンドだって言う情報があったものの、どういうバンドかこれまた前知識がなかった。

ベース、鍵盤にドラムのトリオ編成で、鍵盤が音の真ん中にあるような構成でした。
いやこれまたかっこよかった。

界はどことなくヒップホップ的な唄が中心で、それにダブを織り交ぜたり、クラヴィネットが跳ねて、エレクトリックピアノ(Rhodes)が跳ねて、ギターもちゃかぽこ言って、ファンキーな感じだったんだけど、そのファンキーさはちょっとタイトに引き締まって、跳ねるっつうよりはもっと日本のインストバンドならでは?と言った程よい感触で(全然伝わらない文章だこれ・・・)演奏されてました。ようは、界とは音楽性は違うけど演奏はかっこよかった、ってところです。

これ、ギター入ったらこれまた面白いんだろうなーなんて思ってたんだけど、そうこう考えているうちに界また見たいなーとか思い出してしまった。

ライブ終わってから物販の場所で、界の解散ライブ盤を指して「これは現場で見てた」と言ったら鍵盤氏が「奇遇ですね僕もいたんですよー!」とか言ってたけど、あんた演奏してたじゃんかー!っていう突っ込みを心の中でしておきました。

片山さん(スペカンの人)が物販してたりと、片山省吾も見たくなったのでした。

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その次がSOUR

これまた前知識ゼロ。

ちょっとラフなだっぷりした服装のベーシスト(アプライトベースとエレキベース)、ドラムにガットギター&ふわふわVocalのトリオ編成。

これは心地よかったのだが、ちょっと眠くなるものだった。
曲は良かった。でもVocalが聞き取り辛い感じ。
いや、これはこれで音色と思えばなんら悪くない。

かっこいいっつうよりは心地よい。そんな音楽性。
決して嫌いじゃないけど、俺はこれを見には行かないと思った。

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nenemの登場。

レコ発ってことで日頃しないMCなんぞも織り交ぜてアンコールなんかも受けつつ素晴らしい演奏だった。

白目向いてドラムに陶酔するドラマーにWhat's Love?でもベースを弾く右田さん、控えめな感じだけど演奏は華やかな鍵盤(Nord Electro使用)、ストラトキャスターを使いこなす山本さんの構成。


終わってから足元を見たんだけど、IbanezのFAT CATなんぞ置いてあった。
控えめながらきっちりしたエフェクター群はなんだか参考になった。

しかしストラトがとても良い音している。

Vocalistを招いてのコラボレーションも、お互いをよく知っているせいもあるんだろうけど、とてもよい絡み合いだった。

ウーネリーズは見たことないのだけども、このkim氏のパフォーマンスはほんと独創的でクオリティも高いし、かっこいい。ウーネリーズも見に行かねば。

セカイイチのメンバーもほぼ来場していた様子で、その中での岩崎慧のパフォーマンスも安定感があって心地よかった。ALESISのAirFXを使って声を加工するのもnenemに似合っていて心地よい。

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帰り際、SALADABAR一派も居た。
and about hersのあおいちゃん、花粉症マスクで目が血眼、鼻声で喋っていたが最初誰だかわかんなかった。
花粉症で苦しむSALADABAR一派であった。

2008/03/06

プリングミン @ 渋谷O-NEST


この日、プリングミン(plingmin)を見てきた。

よくライブハウスに足を運ぶ方なのだが、最近以前に比べてライブハウスに行く頻度が減ってきている。
なんでたまーにライブハウスのWebのスケジュールを見ながら、何か面白い顔ぶれはないかなとオンラインを奔走しております。

で、そこで見つけた、渋谷のO-NESTのスケジュールでのアー写。(上記写真)

あまり背の高くない女子が制服みたいなシンプルな服を着て風に吹かれてる。
その周囲でだるそう?に座っている男子たち。
なんかアー写が良いなと思った。
ポップ過ぎる、何かメディアに出てる作られたポップ感っていうのがない自然体な印象。

どういうグループだろうと思って検索をかけてみたら、彼女らのWebには「メジャーデビュー決定」と記載があった。

メジャーデビューと言っても今日形態が様々。
かつては大手レコード会社からCDを出せた、みたいなことをメジャーデビューと言ったりすることもあったような気がしないでもないが、それってただのCDデビューじゃん?って言う。

彼女らはSONYの系列のKioon Recordsからメジャーデビューするそうな。

ほほーこれは大手、と思って、このメジャーデビューが決まっている「デビュー直前のバンド」がどんな音楽を奏でてるのか、どんな状態でメジャーデビューするのか貴重な瞬間が見られると思い、前知識ゼロでライブに行ってみた。


何か知っているグループが出る場合、こんなグループが出演するから君もきっと踊れる(好める)グループだと思うのでぜひ行こうよ、なんつう(そんな口調でしゃべりかけることはないが)誘い文句で友人を誘ったりできるのだが、なにぶん前知識が「アー写が素敵」「デビューするっぽい」ってことしかなかったので誰も誘うに誘えず、一人で乗り込むことにした。

対バンにはYOLZ IN THE SKY / nhhmbase / 相対性理論 / sister jet / aie だった。

一人でライブハウスに行くのはやや緊張する出来事でもある。
なんとなーく居づらいと思うわけです。
が、ビール(O-NESTはドリンクチケットでサントリーモルツの缶が出てくる)がおいしかった為に平然とライブを見てました。

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そのplingminでしたが、前知識なくても十分楽しめるグループでした。

Vocalの山崎さんはやや小柄の子で、動き回りながら(不自然なことはなく)歌ってました。
よくアピールしてますよー!みたいに何かに囚われてるような、何かの真似事を必死に自分なりにしてるような人っているけど、そう言った感はそんなに感じられませんでした。
少しJUDY AND MARYのYUKIの影響があるのかなとも思ったんだけど、歌い方は全然影響を受けた感じではなく、少し鼻にかかったような丸い声で着実に歌ってました。

やはりこれからプロになるっつう状態だけあって安定感が良かった。
安定した演奏って聴いてて心地よい。
楽曲の良さも引き出されるし、楽曲も良かったから負点はあまり感じませんでした。

舞台向って右のストラトを弾く酒井氏はちょっと低めの位置にギターを構えてるけど曲の全体のコード感を出してちゃっちゃか弾き、Fenderのボックスタイプのアンプはステージ右の方向を向いていて客側に向いてませんでした。
左側に立っていたテレキャスの新田氏はあれこれ曲の雰囲気に装飾するようなそんなプレイだった気がします。

ただ、このバンド、ギターが派手すぎずに絡み合うから見ていても結構面白いし、よく編みこまれてる。そういった印象。

ベーシストの高橋氏はリッケンバッカーベース使ってた。白ボディに黒ピックガード。
Webに見られる写真ではプレシジョンベースなんかも使ってるみたい。
飛び道具みたいな音はそんなにないギターの絡み合いの中でベースがなかなか効果的に動いてるのも面白かった。

ドラムが女性で畠山さん。きゃりって呼ばれてるそうな。
この子がなかなか曲者で、圧倒されるようなドラミングとかっていうよりはキャラクター性が豊か。
山崎さんが水補給してるあいだきゃりがMCしたりしているんだが、すんごい静寂が訪れてた。まさにエアコンの音が聴こえる状態。別にさっぶい発言したわけじゃないんだけど。淡々とした喋り方でなにかしてくれそうな感じの人でした。

その後レコーディングに関わったエンジニアが友人の知り合いだったみたいで、ちょっと酔っ払った勢いで話しを聞いたのだが、レコーディングでもなかなかの曲者っぷりを発揮していた様子でした。

どの曲がどれだかよくわからなかったのだが、その日2枚しか手持ちがなかったらしい彼女らの2枚目のミニアルバム「コヨミポッド」をライブ終わってから買いました。
物販に人いなかったので隣の物販の人に託しておこうと1500円渡そうとしたところにVocal氏が訪れたのでちょっと強引だったが1500円を渡してライブ良かったと伝えました。

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その後、Sister Jetがライブ。

どことなく中村一義に似た声のVocal & Guitarのトリオ編成。
この声はすごく印象に残った。

・・・のだが、お酒が呑みたかったので(笑)ほどほどに見てからO-NEST名物?のバーフロアで、そこが密かに好きな俺のやってるバンドメンバーが訪れたので呑みながらあーだこーだ語って時間を過ごしてしまった。

会場には片寄明人&ショコラ夫妻がなぜか来ていてバンドメンバーが話しかけたので、おれもついでに握手なんぞしてもらっちゃった。この夫妻ほんと素敵だなー。明人さん自体は何回か目撃、chocolat & Akito自体は2回目の目撃だが、もうこの人たち長いもんなぁ。こんな素敵な夫妻がいるんだもの、もうちょっと知名度高くても良いと思うのだが、翌日職場で「ショコラ知ってる?」って人に聞いても反応は芳しくなかった。ヒーコと双子の人だよ!なんて言ってもだーれも知らない。過小評価だぜ。

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そんなこんなでプリングミン、今年は大いに期待していきたいと思います。

2008/03/04

駄菓子屋 穴子拉麺行って来た

六本木一丁目のランチは困る。
まず第一に値段が高い。
そして種類が微妙。

おなか一杯食べられる、かつ、おいしい城山ヒルズの大かまど飯 寅福はこの近辺でも満足度の高いお店だとは思うが、1000円を毎昼に使っていてはお金が尽きてしまう。(しかしここの焼き魚の定食はおいしい。)

お金節約のために選ばれるものはコンビニ、そしてサイゼリヤだったりします。

で、飽きるとたまに冒険に出るのです。
六本木方面へ。

今回行ったのはホテルアイビスを通り越してミッドタウンの正面くらいの小道を入ったところにある「駄菓子屋 穴子拉麺」でした。

残念ながら携帯電話を所持していなかったのでどのようなご飯であるかを撮影することができなかったのだが、言葉で解説すると以下。

ランチセットが800円、半ラーメンと半どんぶりが選べて、揚げ餃子と玉子焼きと蒸しシューマイがそれぞれ1つずつ付く。

決して量が多いわけではないのだが、800円で各種色んな味が楽しめるのが素敵。

で、特筆すべきは穴子メニュー。

半ラーメンは醤油か塩が選べ、どんぶりは穴子天丼か酢飯の穴子丼と選べる。
自分は酢飯の方を頼んだのが、結構おいしかった。
ラーメンも香ばしい、濃すぎない味でなかなかおいしかった。
穴子の骨と思われるものがサクサクした状態でちょこんと乗ってるのもワンポイントだった。

同行した同僚が塩&穴子天を頼んだので一口ずつトレードしたのだが、塩側もなかなか悪くなかった。

六本木のど真ん中、ミッドタウンから徒歩1分程度のお店ながら1000円を切った値段でこの味が食べられるのはちょっとした喜びでした。
店内には何気にうまい棒とかも置いてあった。

2008/03/02

エフェクター並べてみた


ギターやベースなどに使うコンパクトエフェクターを多数所有しているのですが、個数を数えたことがありませんでした。

ひとつの単価が凡そ8000円前後。
国内でシェアの高い、世界的にも有名なRolandのBOSSブランドのものがだいたいその単価で、手ごろなものはほぼ同価格帯と言ったところです。

自分は中古が安い、古き良き品があると言う観点から好きでよく見ているので新品で購入したものはごく一部です。

凡そ50個所有しているらしいのですが、すべて8000円というわけではないのでそんなに価格は行ってないだろう・・・と思ったんだけど、中には18000円くらいするものや20000円するもの、プレミアがついて40000円くらいになっているものもあったりするので、金額で換算すると結構行くかもしれません。

この際だから一気に紹介してみようと思います。

上、左から順に

・Maxon Graphic Equalizer
結構安かった気がする。BOSSの同様の製品に比べていまいちだったかほぼ使ってない。

・BOSS Graphic Equalizer GE-10
もらい物。中古価格は9800円前後か。しょぼい歪み系エフェクターの音がかっこよくなる魔法の箱だと思ってます。ちょいとゲインアップするのが魅力。Bassにも使える帯域を変えるスイッチ付いてる。

・Maxon JETLYZER JL-70
もらい物。これがプレミア付いてる。なかなか見かけないへんてこエフェクター。
フェイザーとして使うと、9V電池×2の18Vフェイザーで独特の深みがあって良い。
ジェット機能はフェイザーにノイズジェネレーターが入る。ごわーって言うけど使いようがない。
今度VJR9 Vintage Jet Riserとして復刻するらしいです。しかしつまみの個数も違ったりペダルスイッチがひとつと仕様が異なるのでどうなることやら・・・。

上2段目

・Proco RAT 1
今日流通しているLED付きのものがRAT 2と言われていて、これはRAT 1。
中古価格相場は13000円前後かな。7000円くらいで古道具屋みたいなとこで見つけた。
ディストーションの名機だけあって、かっこいい音がする。これは多分ずっと手放さない。

・Proco Turbo RAT
Teenage Fanclubのライナー内でメンバーがこれを持って写真に写れているものがあり、
あの音が出るエフェクターなのかと思って購入したもの。
Radioheadなども使っているとのことで案外プロにも愛用者が多い様子。
アクティブピックアップで効果が発揮されるように設計されているっていう話を聞いたことがあるけど、いまいちよくわかりません。
中古でいくらで買ったか忘れたけど、そんなに高くなかったと思う。
RAT入手してからこっち使わなくなっちゃったな。

・Marshall Guv'nor
マーシャルの名エフェクター、ガバナー。
これは4800円くらいと格安で入手。相場は9000円くらいだと思う。
これを使うと結局のところ、マーシャルらしい音になる。
なかなか良いエフェクターだが、この音色欲しくない時はいらない。
英国製と韓国製と存在し、前者が若干プレミアついているが、これはプレミア度薄い韓国製。

・ハンドメイドFuzz(Fuzz Factory)
誰が作ったかよくわかんないFuzz Factoryのコピー機。
単体で発信するので発信エフェクター、オシレーターとして便利。
Fuzzとしてつかってもなかなか幅広いサウンドメイクが可能で面白い一台。
10000円前後で入手した。

・ハンドメイドFuzz(Big Muff Pi Ram's Head)
プレミアが付きすぎていてて、しかも希少で見ることすら稀なBig Muffの第二期型、通称ラムズヘッド(羊の頭)モデルを元に誰かが作ったハンドメイドエフェクター。
その隣に並ぶBig Muff第三期型の現行ものに比べて音が潰れないのが魅力。
ダイナソーJr.のJマスキスも愛用するとのことで入手してみた。
本物知らないけど、なかなかこのコピーも良いです。
隣の白いのも同じ。若干音量さがあるのはハンドメイドゆえだろうか。
12000円くらいで入手。

・Electro Harmonix Big Muff
現行の復刻のBig Muff。
ファズ/ディストーションの名機として名高い轟音エフェクター。
音がとにかく太く、荒く、爆音。
mogwaiからKing Crimsonまで、Big Muffの愛用者は多い。
10000円チョイだっただろうか。
でかくて邪魔なのが残念だな。でもそれがエレハモの魅力。

上2段目

・DOD Envelope Filter
アメリカのDOD社(現Digitechに吸収?)の名機、Envelope Filter。
オートワウとしてかかり方がエグいっつうんで人気。
レッチリのフリーなど、プロにも愛用者が多いそうな。
これはほぼ新品の中古だったかしら。6000円くらいで買ったような。忘れた。

・DOD Death Metal
DODの問題児、Death Metal。これもそんなに高くなかった気がする。
ボディに黒塗りの赤インクたらしの模様で、見るからに極悪だが、音も極悪。
酷く歪むし、ギターで繋げばハウリングしまくる。とにかく歪む。
ノイズやる場合の必須アイテムな気がする。

・DOD Flash Back Fuzz
60年代のFuzzを再現したエフェクター。これもそんなに高くなかった。
はっきりいってあんまり面白いエフェクターじゃないな。
当たり障りないFuzz。DODらしさもあるけど。

・DOD Even Harmonic Overdirve
オーバードライブ。案外普通だけど、ディストーションと言えるくらいに歪ませることも可能。
悪くないけど、別にこれを使わなきゃならない感じはない。

・DOD Gonkulator Modulator
使用されているフォントがもうSex Pistolsみたいになってて、パンキッシュな、存在意義が不明なエフェクター。
Ring ModulatorとDistortionが混ざった変態エフェクターの代名詞的存在。
12000円くらいで手に入れたっけな。これもちょっと一部でプレミアついてる様子。
しかしこれ、どこで使って良いかわからないくらい変な音がする。
普通のバンドじゃ使えない。変わったエフェクター。

・SansAmp Bass Driver D.I.
ベースのアンプシミュレーター/D.I.みたいな奴。
当たり障りなく、色んな音が出せるから重宝する。
パワーのないベース用にと買った。最近はあまり使用してない。
D.I.としても使えるから録音時にも便利です。

・Electro Harmonix Flanger HOAX
20000円くらいで入手できた。もっと高いものなのでお得。
エレハモの変態Flanger。複雑なフランジャー効果が得られる。
まだ入手して間もないので、今後研究していきたい存在です。
まず外観がかっこいい。とにかくかっこいい。
ただし、でかい・・・。

上3段目
・ARION Stereo Phaser
古道具屋で見つけて購入。1500円くらいだった。
その割りに結構個性的でアクの強い音が鳴るし、薄くかけるにもなかなか良くて気に入ってます。昔バンドメンバーに貸していたらつまみが固定できない状態で帰ってきた。もろい存在。プラスチックボディだし。
確か復刻したはずだが、これは当時のヤツ。でも新古品で無傷だった。
無駄にステレオ仕様。ステレオで使うとどんな音になるか試してない。

・ARION Metal Master
上記同様、古道具屋で発見。同じく1500円ほど。
わかりやすい激しい音がする。

・ARION Stereo Chorus
楽器屋にて復刻されたバージョンを購入。3~4000円だった。
マイケル・ランドゥっていう人が使ってるとかで一時期少しプレミアがついていた当機種だが、その遅れてきた名声を受けてか再発したもの。
スタジオにコーラスを持っていくはずが自宅に忘れた為に、お金があったので買ってみた代物(笑)。
これも無駄?にステレオ仕様。
BOSSなどの一般的なコーラスに比べてやはり独特のかかり方するので面白い。
でもあまり使ってません。

・ARIA Analog Delay
楽器屋で投売りされていたヤツだか、オークションで出ていたやつを購入。(詳細忘れた)3~4000円だった気がする。
安い割りに一応アナログディレイってことで、発信させることも可能。
だがそもそもの中身が弱いのか、BOSSのアナログディレイに比べて発信し辛い。
複数台アナログディレイを直列させる場合のうちの1台としてはまぁ悪くない。
とっても薄味。存在感も薄い。

・MXR Distortion+
Jim Dunlopeから再発?されているもの。6000円くらいだっただろうか。
相場くらいで購入。
ランディ・ローズが使用していたことであまりに有名なエフェクターだが、ランディの音聴いたことない。
スタンダードなディストーションだろうと思って入手したのだが、結構便利。
つまみが2つしかないので操作に手惑うこともないしシンプル。
初心者にはオススメできる一品。とりあえずかっこいい音が出る。
こういうシンプルなのにBOSSのGE-10をかますとかなりイケてる。

・MXR Blue Box
同上の再発版で筆記体ロゴ。ビンテージは激高いが、これは8000円前後で個人売買にて入手。
元祖キワモノ・エフェクターと言ったもので、えげつない音が出る。
FuzzとOctaverで、それのブレンドっていうツマミにヴォリュームのつまみの2ノブ仕様。
ぶっとい変な音を出すのに便利。っていうかそれにしか使えない。
Fuzzの音としてはなかなかジャリっとしてて良いとは思う。
でも使い勝手が良くない。

・MXR Dyna Comp
はっぴいえんどやティンパンアレーで知られる鈴木茂が使用していると聴いて使ってみたかったので入手。これも6~8000円だったかな。
独特かつ、わかりやすいコンプレッサーの音って感じ。
よく「パッコーン」っていう音になるっていう説明が書いてあるけど、パッコーンじゃわかんないと思う。
とりあえずアタック音の入力を受けてぐっと音を圧縮する感じ。
サスティンも伸ばしてくれるしで、スライドギターなんかに向いてるのかもね。
鈴木茂みたいに弾けやしないので結局あまり使ってない。
ベースで使用している人も多数見かけるけど、ノイズが多いのでベースで使うのはやめました。

・Guyatone Metal Master
グヤトーンの小さな問題児。3500円程度で入手。
安い、小さい、しょぼい割りに暴れる音が強烈。
つまみもMXRみたいに潔い2ノブ仕様にToneコントロールの3段階スイッチ。
音は太からず細からずだけど、とにかく凶暴な音がする。
音量がないのが残念だけど、それ以外は相当面白いエフェクター。
外観も素敵。

・Guyatone Wah Rocker
借り物。オートワウ。いまいちよくわかんない(笑)。
悪くはない。
故障していて発信するものだったのだが、最近直った様子・

下3段目
・BOSS OD-2 TURBO Over Drive
BOSSの定番Over Drive。良くも悪くもない。癖もあんまりない。
当初シングルコイルのギターばかり所有していたのだが、最近ハムバッカーのギター(Fender Mexico Deluxe Series のToronado)で試してみたところ、なかなか悪くなかった。程よく音を薄くクランチしてくれる感じ。
TURBOモードはギターを手にして間もないキッズがこれを最初に買ってしまった場合には楽しませてくれるモードかもしれないけど、正直このエフェクターにそんな派手な歪みは期待していないのであまりいらないと思う。とても安かったので買った気がする。確か2800円くらい。

・BOSS SD-2 DUAL Over Drive
BOSSの定番Over Drive、SD-1 SUPER Over Driveの後継機種としてリリースされたSD-2 DUAL Over Drive。
2モードのOver Driveが内蔵されており、瞬時にリードギター向きのLEADモード、バッキングに向いたCRUNCHモードと切り替えが可能。
LEADモードの音は個人的にどうでも良くて、これのCRUNCHモードの音が非常にかっこいいカリッとした歪みを作ってくれる。
後継機種と言えどSD-1とは音の種類が異なる印象で、BOSSのOver DriveはBlues Driverも含めると4台所有しているが、これがもっとも好感触でした。
廃盤の為、若干高かった。6000円超はした。中古にしては良い値。もっと高く取引されている模様。
台湾製。(BOSSの製造が台湾に切り替わった以降の製品ですね)

・BOSS BD-2 Blues Driver
BOSSの新定番として非常に人気の高いブルース/ロック系の枯れた歪みを作ってくれるエフェクター。
MarshallのBlues Breakerを意識して作られた説があるがBlues Breakerを使用したことがないのでよくわかりません。
2008年現在現役で販売されており、根強い人気がある模様で、よくライブなか見に行っても使用している人を見かけます。
薄い歪みから深い歪みまで作れるので幅が広いですね。その点で使いまわしまで利くからこれは便利。
入門者に何買って良いかと問われたらこれを今はオススメしたい。新品で確か8900円くらい。

・BOSS CS-1 Compression Sustiner
BOSSのコンパクトシリーズのコンプレッション・サスティナーの第一機種目。
NORMALモードとTREBLEモードの切り替えスイッチが真ん中についてるのが特徴。
非常にかかり方が強烈で、後継機のCS-3も所有しているがこっちの方が使ってる感があって良い。
古道具屋かなにか、変な入手し方したような気がする。確か5000円弱で入手。安い。

・BOSS CS-3 Compression Sustiner
・Ibanez BC10 Bass Chorus
・Ibanez PM7 Phase Modulator
・Ibanez LF7 Low Fi

下2段目
・BOSS FZ-2 HYPER Fuzz
・BOSS HM-2 Heavy Metal
・BOSS MZ-2 Metal Zone
・BOSS OC-2 Octave
・BOSS OC-3 SUPER Octave
・BOSS PQ-4 Parametric Equalizer
・BOSS EH-1 Enhancer
・Ibanez TS5 Tube Screamer

下1段目
・BOSS HF-2 HiBand Flanger
・BOSS DM-2 Delay
・BOSS DM-3 Delay
・BOSS RV-3 Digital Reverb/Delay
・BOSS CE-3 Chorus
・BOSS TR-2 Tremolo
・BOSS DD-6 Digital Delay
・BOSS TU-2 Chromatic Tuner

写真に載っていない所有エフェクター
・BOSS SD-1 SUPER Over Drive
・BOSS PH-1R Phaser
・BOSS DS-1 Distortion

・Jim Dunlope CryBaby

今後加筆予定-今日はここまで