2011/07/31

ノイズイベント"続・憎悪促進剤" @ 新宿URGA

駆逐社 presents "続・憎悪促進剤"なるノイズイベントがあったので行って来ました。

場所は新宿URGAでした。




出演者と感想

マスクド・ダイオウド、October Revolution、INCAPACITANTSしか見れてません!

レポ書きようもないのでざっくり感想です。

マスクド・ダイオウドさんはもう何回も対バンしてるわけですけど、やはりノイズ脈で活動している割に楽曲があって、異色でかっこよかった。

続いてOCTOBER REVOLUTION

いつもノイズ脈のURGAブッキングでお世話になってる沫山さんがノイズ、あとボーカル&ノイズギターの方、GAUZEのドラマーHIKOさん、そして私の母校の先生でもある望月先生がBassっていう4人組。

沫山さんが某学校の学園祭で毎年出てるみたいなことをmixiで書いていて、なぜに?と思って質問してみたら、どうやら望月先生と一緒にバンドをやっているとのことで、そんなこんなの縁ですね。

学生時代、ややバンドが流行る高校生頃に、元クラスメートから「今教わってる先生がベーシストらしい。ライブで弦引きちぎったりするらしい」なんていう話を聞いて興味を持っていたのが望月先生だった。「弦引きちぎるってどんな音楽性だよ!」と興味持ってたのだが、結局その演奏を見たのは三年生を送る会みたいなイベントだった。現代舞踊系?の包帯まみれの人が舞う中、ダブ処理をしまくったトランペットと望月ベースのトリオの演奏が行われた、全校生徒の前で(笑)。

音量がでかかったのかなんだかわからないけど、やや大きめのホールを借り切ってのイベントだったのだが、そのホールの使用を翌年から断られたなんて言う逸話もあった(笑)。

後々辿って見ると、高校時代に初めて外のライブハウスでライブをやった場所、それが新宿ANTIKNOCKだったのだけども、沫山さん曰く「当時多分僕がブッキングやってたはずですよ」とのことだった。色々繋がって面白いですね。つか、音楽活動続けてくと不思議な再会もあるもんなのですね。

とは言え、当時望月先生に教わったことなかったので彼がこちらの認識もないので、1度「出身学校がそこです」なんていう話をしたことがあったけども、別に当時ああだったみたいな話で盛り上がることもないのだけども、「弦を引きちぎる」先生とライブハウスで15年ぶりに再会するって話、これはなかなか稀有ではなかろうかと思います。

October~はYouTubeで見たことがあった。ただただ始まり続ける映像(笑)。ステージに現れるや否やどわっと始まって暴れ続けるバンドなんだろうなーって思って聞いていたら、まあだいたいそうだった(笑)。

ステージの上からビールを吐き出す(被害に遭ったw)、テーブルをひっくり返して回す、一瞬退避して戻ってみたらゴミ箱がひっくり返ってた(笑)、マイクを渡して客(対バン)もマイクで叫んで参加、客(いつもノイズのライブに行くとだいたいいらっしゃるノイズおまいつさん)もステージに上がって叫んでる等等、盛りだくさんでした(笑)。

リユースのプラスチックカップが真っ二つになってた旨をドリンクカウンターを担当していたいつものスタッフさんに告げたら、物凄い嫌な顔していた(笑)。


ひっちゃかめっちゃかになったフロアを少々片付けて(とは言っても、もうべたべただったけど)、ラストがINCAPACITANTSでした。

何回か見てると、今日の機材は違うなっていうのがわかってくるのだが、美川さんが見たことないオールインワンDJおもちゃみたいなものを置いていた。めまぐるしく光るボタンを押しまくったり、サイドからにょきっと出てきた鍵盤部分を弾いたりと、ビジュアル的に相当面白かったが、いつものALESIS airSynthだったり、Rolandの古いFuzzだったりは健在で、相変わらずえげつない音を出してて物凄くかっこよかった。(あとべこべこの鉄の板など)

DOD FX13 GONKULATOR MODULATORなんかも卓に並んでいた。自分も持ってるエフェクターを使ってる様を見ると妙に嬉しいですね。

美川さんは比較的いつもどおりの印象だったものの、明らかに機材がいつもより少なかった小堺さん側の機材の様子がこれ。

少ないながら、相変わらず物凄い音で良い感じだったのだけども、入力源になってるもの(マイク的なもの)がいくつかある内の1~2個が調子悪いみたいで、若干本領発揮と言えるパワーには欠けていた。

いつだって聴く側を圧倒させるようなノイズを放つインキャパシタンツにも不調の時があるのかなと、妙に興味深かった。しかも、結構良い顔ぶれだったと思うんだけど、お客さんの量が想像の1/2くらいしか居なかったのも妙だった。

しかしながら、終わり方が毎回かっこいい。インキャパシタンツはなんで毎回こんなにかっこいいのか。色々あるけど、結局かっこよかった!

2011/07/30

SDN48 @ 秋葉原 AKB48劇場(2011/07/30)

SDN48wikipediaAKB48劇場公演に当選したので久しぶりに行って来ました。




SDN48 3期生が混ざった公演を初めて見た

先日、友人が「機会がありSDN48メンバーも出演している(主演はAKB48メンバー)『DUMP SHOW!』を見てきたが、SDNの子らの演舞が素晴らしく、SDN48に興味が出た」なんていう話を振ってきた。

AKB48メンバーも出演ってあたりで、バーター感が否めないながら、確かな技術を持った彼女達のバックアップでそういう反響があるって、SDNの1ファンとしては凄く嬉しかったですね。そんなこんなで「じゃあ劇場見に行きましょう!」とおだてたら乗ってくれたので(笑)、その方が女性ってこともあり、カップル/ファミリーシートにて応募、さくっと当選したので見に行って来ました。

SDN48の2周年記念公演っていうのを目にしていたので、その日だと勝手に勘違いしていたのですが、この土曜日の夜の翌日、日曜日の公演が2周年記念公演だったのと、この日はa-nationの愛媛での大会と被っていてメディア選抜メンバーが不在と言う公演でした。

特に感動したという大堀恵を見せられなかったのは惜しかったですけど、見所は十分にあるメンバー達だったので解説を交えて同行した友人には楽しんで頂きました。

個人的には今回、初めて3期生が見れると言うことで、3期生の感想を書きたいと思います。

まず特筆すべきは戸島花blogtwitterwikipedia

AKB48の劇場オープンに前田敦子、高橋みなみらと一緒にステージに立ったAKB48 1期生であった彼女。

2008年11月にAKB48を卒業以降、ソロでタレント/アイドルとして活動していたものの、AKBの記念公演には戻ってきたり(と言うか戻って来れない人が1人居るくらいですけどw)、噂でSDN48入りを希望しているなんていう話が出ていたわけですが、3期生として見事劇場に戻ってきたわけです。

彼女の最近のblogを見ると「先輩」としてSDNメンバーが紹介されているものの、劇場デビューの早さから行ったら全員後輩に当たる微妙な立ち位置の花ちゃん(笑)。そんな彼女がどう立ち振る舞っているのかが興味津々で見てました。

そもそも今日ではAKB48のメディア選抜メンバーとして大忙しの日々を送っているAKB 1期メンバーたち、劇場公演ではだいたい見ることができず、AKBの歴史を刻んだメンバーを見るにはこれだ・・・と言うことでSDN公演を見てみようと思ったのが最初だったんですけど、浦野一美は結構頑張ってるけど、どうにもこうにもセクシーさで売れるタイプと言うよりは童顔でかわいいタイプだし、佐藤由加理はパフォーマンスにおいて「AKB臭さ」満点のいまいちキレの良いタイプではないし、いまいちインパクトに欠けてたので(とは言え、やはり無名時代から頑張ってきた人は尊いですが)、AKB1期生のSDN復帰(しかも2人も)はとても喜ばしく思っておりました。花ちゃんは浦野一美よりも大人っぽさが強いのでSDNにはすごくしっくり来てて良かったですね。背が高いとか、スタイルが良いとかって言う点では他のメンバーの方が強くはあるのですが、やはりAKB劇場の杮落としをした人の説得力みたいなものを感じました。パフォーマンスの技量もそれなりに高くて満足でした。

ただ、写真で見るよりもふけてるなーと思ったあたりは弱点でしょうか。88年生まれ、今年で23歳と言う年齢ではあるんですけどね。

AKB初期の公演とは違って、SDNの公演は一週間に2~3回(今日だと木曜、土曜の夜がほとんどですね)、毎日のようにステージに上がっていたであろう1期生のタフさの見せ所かもしれません。花ちゃん、ファイトです!

次に挙げるのが光上せあらblogtwitterwikipedia

avexのアーティスト育成学校出身で、同じ曲別アレンジ/別詞で2アーティスト同時デビューっていう実験的な企画でデビューを果たしている彼女。(2007年7月の「ザ・ライバル」プロジェクト

同時デビューの時は宮脇詩音に勝利したそうですが、世間的には対して話題になってなかったので、ほんとただの実験で終わった感が否めないながらも、確かな実力を持って細々と歌手活動をしていた彼女。ていうかwikipediaの光上の項目にその件が全然載ってないので、宮脇側のwikipediaをご覧ください。

SDN3期生お披露目のニュースが流れた時に、彼女の名前が入ってることには驚きました。そう来たか!と。

身長は163cm、歌手としての下地があるから即戦力にもなるあたり、納得せざるを得ないわけですけど、AKBフォーマットのアイドルの世界ではどうなのか、っていうあたりが興味深かった。と言うか以前から光上を詳しく知ってたわけではないのでなんとも言えないんですけど(笑)、一度プリングミンと確か対バンしていたので見たかった過去があった程度なので、こういう機会で見れて良かったです。

SDNって最初からレベル高いover 20歳のメンバーばかりっていうグループなので、2期、3期ととにかくハードルが高かったと思います。その中に入った光上、ダンス面では別段不足も感じなかったし、歌唱面では彼女が目立つシーンがそんなにあったわけではないのでなんとも言えないのですが、とりあえず「意外と馴染んでる」感じが面白かった(笑)。

しかしながら、MCコーナーにおいて、AKB劇場公演でのうまい/へたが結構出ちゃう場面があるんですけど、その点においてはまだ不慣れな印象を拭えない感がありました。

アイドルと言うより歌手としての活動経歴がある彼女、この手のタイプが居なかった故にとても新鮮ですし、持ち前の技量でSDNを引っ張って行って欲しいところですね。

続いてmiraywikipedia

光上について「この手のタイプが居なかった」とか書いた直後ですけど、彼女も2008年にCDデビュー、avexから2009年に歌手デビューを果たしてる「歌手出身」の人みたいですね。光上と同じく、現在もマネジメントはavexがしているそうな。

現在27歳となかなか良い年齢ながら、ギャルさ全開のルックスで若く見えますね。

バレエ経験者だそうで背も高く、非常にステージ映えする彼女ですが、喋り口が早くてMCが何言ってるかわからないあたり、まだまだ劇場慣れはしてない印象を感じました。

とは言っても、この日が確か3回目だか4回目のステージだったそうで、それじゃ仕方ないですね。MCコーナーにて言ってたのですが、大堀恵のポジションに入ってステージに上がることが多いため、大堀恵とステージを共に出来てないとのことでした。

大堀恵が鞭を振り回す「じゃじゃ馬レディ」と言う曲において彼女が鞭を振り回してました。そのポジション、2期が入った時点では二宮悠嘉(men's eggモデル出身なので、やはりギャル属性)が担当していたのですが、彼女が5月で去った以降のポジションに収まったというところでしょうか。

この日の中盤MCコーナー、MC要員のなちゅが登場するところで、一部メンバー(大堀が居る場合はだいたい大堀かな?)と絡むところがあるのですが、mirayと西国原礼子による3人でのステージでした。ここ、西国原は西国原で喋り倒したい人だし、mirayはmirayで何喋ってるかわからないけど結構喋るっていうことで、なちゅとのキャッチボールが全然うまく行かず、トークスキルの高さで定評のあるなちゅが非常にたじたじで「この二人絡みづらい!」と言っていたのが印象的だった(笑)。

劇場公演のトークってほんと静かになってみんなが喋りを聞くモードになるもんだから、今後彼女がどう劇場公演に慣れて行くのか、これが興味深いですね。

ラスト、尻無浜冴美(しなはま さえみ・wikipedia

2002年にニコラモデルとしてデビューを果たしているらしいので、タレント/モデル/アイドル的な経歴で言ったらかなり長いですね。現在22歳とのことで、13歳から活動していることになりますね。同時期のニコラモデルは新垣結衣や虎南有香あたりとのこと。

彼女が一番ぱっとしなかったのですが、ステージに立ったらキャリアとか関係ないですからね。その点においてはそれなりにこなしてたので、さすが3期で合格しただけあるなと言った印象。

しかし、それなりに美人なんですけど、タイプ的に言えば芹那寄りなのでメディア露出させたら人気出そうな印象ですけど、何にしても地味でした。色白、黒髪、あまり背は高くない、スタイルが良いっていうわけでもないあたりはSDNの色濃いメンバーの中では目立ちづらいですね。

他に韓国籍のシヨン、AKB 1期にして小嶋陽菜のベストフレンドとして謎の知名度を誇る駒谷ひとみがSDN3期としていますので、一番苦労しそうなのが彼女(しかも名前が読みづらい)。

SDNもメンバー増えてきてる中で地味って致命的ですけど、頑張って欲しいです!




その他 感想

メディア選抜が居ない、DUMP SHOW!組が居ないけど劇場公演が成り立つほどにSDNのメンバーが増えたんだなーと実感する顔ぶれの揃ったステージだったんですけども、やはりリーダー野呂佳代が居るとステージが締まりますね!

この日、諸々の事情のせいか(あと、翌日が2周年記念公演っていう日柄のせいか)静かなお客さんばっかり集まってる印象だったんですけど(カップルシートの隣の男女、男性側がどうやら彼女に連れられて来たらしく、最強につまんなそうにしていた、と同行した方から聞きましたw)、そういうところにおいてはノンティはやっぱり強い。頼れるリーダーですね。

あと、この日は大堀恵が居なかったので下ネタっぽい面でどうなるかと思ってたのですが、まさかの今吉めぐみが下ネタクイーンと化していて酷かった(笑)。衣装チェンジなどを行う3分VTRコーナーにおいて「歴史上の年号の覚え方」と言うフリップ芸みたいなものに挑戦していたのですが「794年」を「"なく"ほど"し"たい 平安京」等と、相当下劣なフレーズを繰り返していて腹よじれた(笑)。

今吉めぐみ、SDN 1期中でも目立たない方だったんですけど、この日を持って見方が変わりました。恐ろしい、今吉。お見送りハイタッチの際に「VTR酷くて面白かったです!」と伝えたらげらげら笑ってました(笑)。

全体通してみて見ると、やはりセリを使わないでやる公演の華々しさダウンっぷり、そろそろ元に戻して欲しいなと思いました。

震災以降、「私たちに出来ること」っていう表題の下に募金であったり、節電であったり色々取り組んでいるみたいですけど、照明、空調などそれなりに公演が成り立つように使ってるのであれば、セリくらいもどしても良いんじゃないかなと思ったんですけど、そんなに電力使うんですかね。

劇場公演の醍醐味でもある、セリを使ったステージングをまた堪能したいなと改めて思いました。

しかしながら、いつ見に行っても真剣に舞台に取り組む彼女達の公演ってのは、何回も見てる演目ながらやっぱり良いですね。劇場公演好きです。

まだ見てない3期生と、1~2期生で築き上げるハーモニーを見に、またタイミングはかって見に行きたいなと思う公演でしたとさ。


チケットの仕様が変更されてた

これ、すっかり忘れてたんですけど、まずSDN48でも、AKB48と同じくチケットセンターがWebから申し込みに仕様変更がありまして、その前後だったか、チケットの形体も変えるアナウンスがありました。

会場に着くまですっかり忘れていて、でかいチケットを受け取ってからはっと気付きました。

これになってから

  1. 半券(A)をもらう、転売防止用のリストバンドを巻かれる
  2. 整理番号尾順に並ぶ
  3. リストバンドと半券を提示、もう半券(B)をもらってフルチケット完成
  4. 抽選入場、入場時に半券(B)をリストバンド提示しながら渡す
から
  1. チケットをもらう、転売防止用のリストバンドを巻かれる
  2. 整理番号尾順に並ぶ
  3. リストバンドとチケットを提示、チケットのQRコードをスタッフにスキャンされる
  4. 抽選入場、入場時にもう一度チケットのQRコードをスキャンされる、リストバンド提示
となってました。

以前より早くなりましたね!

tengal6 インストアミニライブ+握手会+特典お渡し会 @ 新宿TOWER RECORDS

清純派ヒップホップアイドルユニット tengal6twitterwikipediaのレコ発記念 インストアイベントが新宿TOWER RECORDS 7Fイベントスペースにあったので行って来ました。




どうだったか

セットリストですが、メモとっておいたはずなんですけど、ちょっと自信がないので掲載しないでおきます(笑)。4~5曲やったと思います。インストアイベントだからまあ、そんなもんですよね。

先日アップした「tengal6「まちがう」流通盤リリース 新宿2レコード店の特典紹介」にて入手したイベント参加券用意して臨みました。イベント自体は観覧無料でしたが、握手会参加+特典のtengal6 × TOWER RECORDSポスター引き換えは特典券が必要となったものです。

今回初音源が店頭に並ぶと言うことで、初めてのインストアイベントになったのではないかと思うのですが、通りすがりの買い物客も足を止めて見ていたりと、結構な人数が見てたっぽいですね。

いつも通りゆるく、そしてにぎやかにライブやってて、見ていてほほえましかったです。

言い方を選ばないと「素人臭い」「プロっぽい表情ではない」あたりのゆるさが魅力だと思うので、あまりプロプロしすぎないゆるさ+ラップっていう魅力は保ち続けて欲しいグループですね。

あと、モデル/タレント事務所所属の子が数名居るっていうあたりでビジュアルの強さも誇ってるグループですが、あまりその他のアイドルグループが持ち合わせる「アイドルが好きでアイドルやってる子による、アイドルらしさ」と言った振る舞い、表情が薄いのも魅力ですね。

近年のアイドルグループやってる子って、大概アイドルが好きでアイドルやってる子がいるから、例えば笑顔を客に飛ばしたり、軽くブリッ子したりとかがあって当たり前だと思うのですが、tengal6ちゃんの笑顔はほんと自然な笑顔なので、そこが好きです!

なので、この日彼女達には珍しく握手会ってものがあったのですが(日頃物販にて2ショットチェキっていうのはやってるけど、握手会と言うのはやってないっぽい。チェキ時に言えば握手してくれるとは思いますが)改めて握手できるとなっても、変に緊張するものがありました(笑)。

握手会、ハロプロなんかでよく「高速握手会」と揶揄される、回転を促すためのはがしがきつい(吹っ飛ばされる)って言うやつだと思いが伝えられずに終わることしばしばですけど、そんなでもない場合、やはり言うことを用意しておかないとしどろもどろになるっていうのがあるんですけども、tengal6はちょっとしどろもどろになりました。

並びがいつもの立ち位置と一緒だったのでmeiちゃん、amiちゃんと並んでいたのだけども、meiちゃんと喋ってるときにamiちゃんも会話を聴いてるので、結局3人で喋ってるみたいになってたりもしました(笑)。

それにしても、まだ広げても居ませんが、tengal6のポスターが地味に嬉しいですね。こういうグループが居ないので唯一ですし、ポスターの具合も非常に良い!大切にしたいと思います。

2011/07/28

アップアップガールズ(仮) 定期公演(第2回目・1部) @ 秋葉原 マップ劇場

アップアップガールズ(仮)blogwikipedia・以降UUG)の秋葉原アキバ☆ソフマップ1号店8F マップ劇場での定期公演2回目 1部を見に行って来ました。




アップアップガールズ(仮)とは




ハロープロジェクトの研修生だったハロプロエッグの子らで結成されたアップアップガールズ(仮)。

ハロプロのコンサートにおいてバックダンサーを務めたり、たまにエッグ単独のコンサートなんかで日頃の成果をうかがい知れたりと、影で努力を重ねてきたエッグの子たち。定期的に行われていた「ハロプロエッグ新人公演」にも数回遊びに行きまして、まだ日の目を見ないアイドルの卵たちにエールを送ったりもしてたのですが、研修制度の変更に伴い"新人公演"を打ち切るなんていう話題が昨年あたり流れた。

エッグ内でも人気が高かったメンバーがS/mileageとしてメジャーデビューを果たし、その後の新人公演の人入りの悪さも目の当たりにしていたので、エッグの子らの公演のやり方を変えざるを得なかったのかなと素人目にも思うところだったのですが、バックダンサーとしての活動も真野恵里菜/吉川友のステージくらいしかなかったりと限られ(大コンサートではバックダンサーたくさん居ても良いんでしょうけど、モーニング娘。、Berryz工房、℃-uteの3組はメンバーだけでステージを組み立ててる感ありますからね)、今後どうなっていくのか?育てるだけ育てて日の目を見ないまま飼い殺しになるのか?なんていう悪い噂も駆け巡った時もありましたが、エッグメンバーの「研修過程終了でエッグ卒業」と次々に発表され、どう展開するのか?と思ってたら「アップフロントガールズ(仮)」と言うグループが出来上がりました。

「(仮)ってことは、正式名称が冠されて活動していくのかな」と思ってたら、「アップアップガールズ(仮)」っていう呼称に変更されて今に至ります。

グッズであるTシャツ、メンバーの衣装も前面に「(仮)」と巨大なプリントがされているのみ(笑)。せっかくエッグ卒業して「1人前のアイドル」になったと思ったのに、まだ「(仮)」とか付いちゃうあたりのぱっとしなさは拭えませんが、いずれにしてもハロプロエッグ/ハロープロジェクトと切り離された「アップフロント」の新アイドルグループとしての今後の可能性は無限大ですね!

ちなみにわかりづらいですが、芸能事務所アップフロントエージェンシーのアイドルプロジェクトが「ハロー!プロジェクト」であって、その括りに入れずして「アップフロントガールズ(仮)」が組まれたっていうあたりに勝手に可能性を感じております。

メンバー以下。

仙石みなみwikipedia
フットサルチーム"ガッタス・ブリリャンチス・エイチピー"wikipediaにも所属しつつ、ガッタスを元にした音楽ユニット"音楽ガッタス"wikipediaとしてCDデビューも果たしてる。
森咲樹wikipedia
舞台「金色のコルダ」にも出演をしたりと舞台経験あり。
佐保明梨wikipedia
しゅごキャラエッグ!wikipediaとしてCDデビューも果たしていながらS/mileageには選ばれなかった。(S/mileageの3/4はしゅごキャラエッグ!だった)
古川小夏wikipedia
ハロプロの舞台くらいでしか活動歴はないっぽいですが、真野恵里菜のバックダンサーをやったり、個別にダンスレッスンに行くなど下積みを頑張ってたらしい。
関根梓
彼女だけwikipediaすらないけども、真野恵里菜のバックダンサーなどでよく見かけてエッグで下積みに励んでいた。アイドル界の隠れ巨乳ダークホースとして一部で変に有名。
新井愛瞳wikipedia
ハロプロ内で唯一最後まで眼鏡キャラだった彼女。ハロプロエッグ1期最年少としてロリコンたちを励まし続けた彼女。S/mileageに選抜された小川紗季と一緒に知育体操「ぴっとんぺったんぴ」の映像にも出演経歴を持つ。
佐藤綾乃wikipedia
アップアップガールズ(仮)中で唯一ハロプロエッグ1期ではない彼女。彼女も真野恵里菜のバックダンサーなどで見かけた。

個人的にこのblogでも何回か取り上げてる佐保明梨が1歩遅れてUUGに入った辺りからUUG見に行かねば!と思い、この日ようやく見に行くこととなりました。




マップ劇場 定期公演

毎週木曜日が彼女達の定期公演の日となり、この前の週が初マップ劇場だったそうで、それまでの活動は汐留AXで行われたアップアップガールズ(仮)の単独公演程度だったみたいで、定期的に公演が出来る場所が与えられたあたり、とても良いですね。

表舞台に立つことを諦めずに下積みに励んだ彼女達がたくさん公演できること、これはきっと何よりも彼女達が嬉しいのではないかと思います。

どうせならマップ劇場初回公演見に行けば良かったのですが、普通に応募忘れてて2回目公演からとなりました。

UUG、ライブ活動はぼちぼちやってたんですけど、3800円とかそういう値段のばかりで見送ってたのですが(今貧困なので)、マップ劇場公演は2000円+1dirnkの2500円で見れるとあっては応募しないわけにはいかない、ってことで今回行く運びとなりました。

ハロプロ周辺グループと言うことで、ハロヲタと呼ばれる支持母体みたいのがあるので、まっさらの新人グループよりもやはり混むんだろうなーと思って、早めに会場に着きたかったんですけど結局ギリギリになってしまいまして、7Fの受付は猛烈にごったがえしてました。

入場の時間になっても終わらない会計の列に対して、早い整理番号を持っているがまだ列後方で会計が済んでないお客さんが若干いらいらしてる模様も見られた。(ちなみに自分も整理番号10番台と早かったので早くして欲しかった)

途中から整理番号早い人を優先しての会計にと切り替えてくれたので整理番号順での入場ができまして、無事椅子席に着座できました。

少し押して1部スタートとなりました。ちなみにこの日は2部制で18:30~、20:00~と夕方から2回公演でした。詰め込みますね。

演目をチェックしてなかったのですが、だいたいハロプロのヒット曲を使ったステージで、真野新規と言える自分からしたら過去曲に弱いあたり、乗り切れない部分はあったのですが、大義的にアップフロントヒット曲から、っていう感じだったのか、森高千里の「私がオバさんになっても」なんかもやってました。新井愛瞳ちゃんのblog記事から引用するとセットリストは以下だそうです。(括弧内はオリジナルアーティスト)

  1. ザ☆ピ~ス!(モーニング娘。)
  2. そうだ!we're ALIVE!(モーニング娘。)
  3. 私がオバサンになっても(森高千里)
  4. 悲しみトワイライト(モーニング娘。)
  5. everyday YEAH!片想い(℃-ute)
  6. 愛の園~touch my HEART~(モーニング娘。)
  7. まっさらブルージーンズ(℃-ute)
  8. 友情~心のブスにはならねぇ~(モーニング娘。)
  9. 笑顔に涙~THANK YOU dear my friends~(松浦亜弥)

℃-uteはさかのぼってある程度聴いたのでわかるんですけど、モーニング娘。の6枚目のアルバム以前はリアルタイムで苦手だった時期なので未だに着手できておらずで、恐らく会場中で最も楽しめてなかったと思うんですけど、でもあまり苦手意識云々っていうの感じずに先入観なしで曲がかっこいい&パフォーマンスも素晴らしいっていう観点で楽しめたのは良かったですね。

人気絶大の時期の曲も混ざってるので「ちょっとくらい聴いたことあったろうに」って感じもなきにしろあらずですが、ほんとテレビ見ないのでこれまたほとんど知らなかったんですよね。

AKB48を批判するつもりもないのですが(AKBも好きですからね!)、振りコピのしやすさを感じさせるキャッチーさが動きにありながらも、にわかには真似することができないキレの良さを放ちまくるUUGのメンバーたちの下地はさすがだなと痛感する素晴らしいパフォーマンスにぐっときまくりました。なによりも、バックダンサー時代では許されなかった「メインのアーティストより目立つこと」っていう越えてはならない線が振り払われた彼女たちの留まるところを知らない笑顔っていうのが何よりも良かった。

AKBはすごい子もいるけど、すごくない子もいる「大勢」で魅せる団体芸みたいなものだと思ってるので、技術だけでは評価しづらいものだ、と思ってます。(あと振りコピのしやすさはAKBの方があるなと実感しております)


メンバー個々の感想

一番際立ってたのが古川小夏。彼女、以前から結構キャラクターが立ってるなーとハロプロエッグ新人公演の時などからうっすら感じていたのですが(結構目立ちたがりっぽそうなキャラクターがにじみでてた)、客への目線投げ、そして目が合った時の「レス」具合とかがとにかく飛びぬけてた。それなりにかわいいのですが、さっぱり好みでもないのと、あまりそうやってグイグイ来る子は好きでもないので目を合わせないようにしてたのですが、何か応援しないといけないような観念に襲われるくらいの求心力みたいなもの、ざっくりまとめると「アイドル力」って言葉で自分は片付けてるのですが、そのアイドル力が物凄いことになってました。恐るべし、古川小夏。

先述の佐保明梨ちゃん、以前から同グループに所属してた子たちがメジャーデビューを果たし、1バックダンサーとして同じステージに立たねばならなかったりと「ぐっとこらえねばならない」シーン山盛りだった彼女。この子を応援しないで誰を応援するのだ!と思わせるその苦労っぷりに今回も注目してたのですが、こうやって古川小夏みたいな強烈な子がいるところにおいてはとにかく地味だなーと痛感(笑)。

この日一番まずかったのが、自己紹介MCにて「昨日、この衣装のTシャツを自分で洗ったんですが、洗濯のし方がよくわからなくて、洗剤だと思って入れてたのが柔軟剤でした!なので、今日は柔軟剤で洗ったTシャツで頑張りたいと思います!」と言ったもの(笑)。この話をtwitterに書いておいたら「この子はこんなもんじゃない(もっといっぱいある)」と言うハロヲタの方からのお言葉がありました。しゅごキャラエッグ!にて共に活動をした現S/mileageの和田彩花の発言もぶっ飛んでることで有名?ですが、佐保明梨もちょっと毛色の違いながらもぶっ飛んだ発言をするあたり、この二人が同じグループにならなかった理由が見出せた気がしたステージでもありました。

かつて見た2009年のハロプロエッグ新人公演にてBerryz工房の「蝉」をソロで披露し、高音が出きらずで厳しそうな表情をしていた佐保ちゃん、真野ちゃんのバックでもその後何回も見てますが、表情も少し大人っぽくなり、エッグではない1人前のアーティストの表情が出てるあたりもなんだか見ていてじーんとしました。良いですね。まだまだだろうけど、ほんと応援してます!

ルックス的に結構好きな森咲樹ちゃん、彼女もとにかくかわいいですね。派手なルックスの子が多いハロプロ界隈において清楚そうなルックス、長身と逆に目立ってる彼女ですが、UUGになってから"やや腹黒い"キャラクターが伸びているのか、MCでも「他のメンバーのファンも森ティ推しにするくらい頑張る」くらいな発言をして若干他のメンバーから顰蹙を買ったりしてました(笑)。メンバー内での人気争いみたいのが全くないよりは、そうやって競い合うくらいの方が伸びる気もしますし、個人的には良いと思います、このムード。

森咲樹ちゃん(17歳)と新井愛瞳ちゃん(13歳)の二人で「everyday~」をやったのですが、その後のMCにて「出てきたときに『森が歌うのかよ!』みたいな顔された方が多いかもしれませんが」みたいな、ちょっとした自虐ネタも飛び出したりと森ティの黒さが程よくて良いですね。

あと、あまり胸の大きさでアイドルを見ないようにはしてるのですが、バックダンサー時代に「あのおっぱいの大きい子は誰だ?」とさんざん色んな人の目線を集めてきた仙石みなみちゃんを凌駕する関根梓の存在。彼女はほんと物凄いですね(胸が)。長身で顔も小さい森咲樹ちゃんなんかと同じステージにいると、せっきーの顔はややでかいのかなと感じるのですが、何よりも胸が大きい。輪郭にも特徴があるので好き嫌いはわかれそうですが、その胸の大きさからでは想像ができない鋭いダンスもなかなか良くて、個人的には胸の大きさばかりで語られる彼女のパフォーマンスをもうちょっと評価したいなと思い、ここに書いておこうと思ったのでした。

ハロプロエッグ1期ではないことから、やや後輩気質が感じられる佐藤綾乃、以前UUGのblogをよく見てた時に(最近面倒であまり見てません)佐保ちゃんと二人で仕事があったけど、二人で行動するのが初めてとかで距離感の絶妙さを二人でblogに書いてたのが印象的だったのですが(佐藤の方が後輩だが、学年は佐保が1つ下)、そもそもあやのんはキャラクターがちょっとクセありますね。小夏のえぐい攻めと、佐藤の変わった返事のし方と、変なグルーヴがあって興味深かった。

それに対して、13歳にして急激に身長が伸びて、以前の「幼女っぽさ」が格段に下がってきた新井愛瞳ちゃんのまったりとした等身大の中学生感溢れるMCも良かった。

1期で年齢が近かった小川紗季(現スマイレージ)と一緒に知育体操の映像なんかにも出演していた彼女ですが、相変わらずパフォーマンスのキレ具合はそんなでもなかったんですけど、彼女はまだまだこれからですね!

とにかく、パフォーマンスだけでなく、メンバー同士でのMCもふんだんに盛り込まれ、個性豊かなハロプロ出身の子らがのびのびとステージを勤められる場所が設けられた、これが非常にありがたいものです。

まだオリジナル楽曲はない彼女たちながら、色々な物事に挑戦していくと言うテーマを掲げているゆえ、今後の活動も目が離せません!




グッズの「(仮)Tシャツ」

メンバーも着用している「(仮)」と前面に書かれたTシャツが売られていたので買っておきました。値段は3300円で、メンバー全員の写真入り。ハロプロと大体一緒ですね。でもそのTシャツ着用の写真ではないですが。

ハロプロの公式Tシャツだとハロプロのロゴがタグのところに書いてあるのですが、彼女達はハロプロ所属ではないせいか、タグには「UP-FRONT INTERNATIONAL」の文字が書かれてました。(比較用に並べたのはS/mileageのTシャツです)

写真収集に力を注いでないんですけど、Tシャツ買うとメンバーそれぞれの写真が1枚ずつ付いてくるの、地味に嬉しいですね。こうやって写真が地味に集まってきてます(笑)。

しかし、最近よく見に行くぱすぽ☆などで、物販で○千円購入で握手券が付くっていう現場が多い中、ハロプロ/UUGでのライブにおいては握手券が付くようなことは未だにないです。が、ハロヲタの方って接触がなくてもグッズ買うことに慣れてるから商売的に成り立ってる(?)のは、色々思うところがありますね。

接触に走ると売れ行きは伸びますけど、ややそこで差分化を図ってるのか、それとも時代に乗り遅れてるだけなのか(多分後者)。今後のハロプロ/UUGの動向が気になる昨今です。




そんなこんなで、エッグ時代を少々かじってる自分からしたら、とても嬉しくなれる、そしてハロヲタ歴が長い人からしたらヒットソングメドレーみたいなセットリストで高まれると言う側面を持ち合わせたUUGのステージでした。

今度、ぱすぽ☆/pre-diaの振り付けを担当している竹中夏海氏によるプロデュース公演をやる予定だそうなので、それも見に行ってみようと思ってますので、そのうちレポートアップしたいと思います。

頑張れ!アップアップガールズ(仮)!