小山絵里奈(wikipedia・myspace)のライブを見に、代官山晴れたら空に豆まいてまで行って来ました。
出演
寺尾紗穂
彼女、昔NHK-FMの公開収録で他の人(湯川潮音ちゃんだったかしら)を見に行った日に一緒に収録だったので見たことがあって、その時の気分にはあまり合ってなかった&誰だこの人って思ってたので(知らなかった)適当に見ていたのですが、何一つ悪くはなかったので、めぐり巡ってもう一度見る機会があるとは・・・!ってことで、最初から見てました。
唄の音程も良いし、とても丁寧な歌い方だし、ピアノもうまいし、ビールもうまいしで(晴れ豆はビールおいしい、ジョッキが冷やしてあるし)とても良かった。
しかし本人が意識しているところか不明だけど、所謂"ニューミュージック"と言われた、7~80年代の都会派ポップミュージックっぽい(あまりその筋詳しくないので適当に言ってます)、丁寧な日本語が生きた唄の系譜にあるような感じが良かった。
「骨壷」と言うタイトルの唄があったり、怪我をして仕事から脱せざるを得なくなったホームレスのおじさんを歌った歌があったり、歌のテーマも、なんとなく聞くよりもしっかり向き合いたい言葉ばかりだった。
今度ちゃんと音源聴いてみようかしら、と思った。
小山絵里奈
以前に比べて盛んなライブ活動をしていない彼女だけども、久しぶりに見る彼女の歌声は相変わらず力強くもかわいらしかった。
自ら制作して愛用していたピアノカリンバ(2オクターブ半だか2オクターブ分の鍵盤にあたる弁を備えた巨大なカリンバで、配置がピアノと同じなので練習すればピアノくらい弾けるっぽい楽器)はこの日はなし、サポートにフレットレスベース(Musicmaster Bassのフレットをぬいたもので、PBタイプピックアップ搭載の変わった物を使われていた)&ギター、手叩きシンセドラム(多分Roland Handsonic)を従えて、マイクにはディレイの類を繋いで、自ら足元でダブ処理をしながらのライブだった。
以前からやっている曲は2~3曲だっただろうか。あまり多くはなくて、聴いたことない曲やカバー曲などを気ままにチョイスしている感じだったけど、全部彼女の歌に収まっているあたりがさすがでした。
しなやかで、かわいらしく、独特でやっぱり良かった。終わった後、上記の"主"さんとしゃべったりしたのだけども、お酒が進んだ。楽しかったなぁ・・・。
そういえば前田敦子出演で話題になっていたドラマ「Q10」の、Q10周辺の音楽をピアノカリンバで担当しているらしい。ドラマを見て居なかったので全然どういう音が使われていたのか知らないのだけども、気になる人はポチってみてください(笑)。
永野亮(APOGEE)
ビンジョウバカネ、APOGEEとそれぞれ1回しか見たことはなかったのだけど、APOGEEは音源で結構聴いてたりしてましたが、ソロは初。
「o」の音がまろやかな印象で、その辺が好き嫌い分かれそうな、ちょっとクセのある歌い方の永野さん。途中でマリンバの方を招いてアコースティックギター+マリンバで演奏したりもしてて、ソロだけど多彩だった。ギター、ミュートの使い方もとてもうまいし、フォーク過ぎることもないしで。
寺尾さん、小山さんと来ての永野さん、ちょっとカラーが違うものの、「幽玄の七夕」と言う企画を考えると、多彩な出演者で楽しめたと言ったところだろうか。
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