2009/06/28

東京エスムジカのコピーバンドでライブやった

東京エスムジカの多分日本唯一のコピーバンド「ポレポレ」(エスムジカの曲名から取りました)でライブをやりました。



コピーバンドに対して思っていたこと

コピーバンドって、いまいち「ある曲から選んで、やる」っていう感覚がカラオケに似ている気がして、生産的ではないと言うか、娯楽要素が高いと言うか、自己満足度の高い印象があったので苦手でした。

高校時代、もちろんコピーバンドの経験もあったんですけど、部活(吹奏楽部)が忙しかったので平行は無理だ、と思ってバンドは辞めました。

それと同時に自宅でオールインワン・シンセサイザーにてシーケンサーで打ち込みをして、一人でギターパートだけコピーしたりと「自宅でカラオケを作る作業」「機械とセッションする作業」をぼちぼちやってたんです。

これがもう、なんつうか、むなしかった。

シンセサイザー内に内蔵されている音色は、プロギタリストが作りこんだ音とは程遠く、それこそ通信カラオケで聴かれる「ディストーションギターのような音色」だったり、「オルガンのような音色」だったり、全部がCDから聞える音と程遠かった。

自分のギターも1万円で手に入れたもので、兄の知り合いのギターを持っていた人が「1万だったら売っても良いって言ってる」っていう妙な話から大切な1万円を兄に託して持ってきてもらったもので、非常にひどい状態のギターを頑張って弾いていたのですが、やっぱり憧れの音への距離感はどうにもならなかったのでした。
(ましてや全然お金なかったし、成績悪かったのでアンプを買うお金がなかったので、持っていたアイワのラジカセのマイク端子に無理やり挿して、マイク入力を上げてオーバードライブをかけて鳴らしたりと工夫してました)

そこから「オリジナルにどうしても近づけなくて偽者な感じしか出せないなら、自分のオリジナルを作ったら最初からそれが本物になるわけだ」と思ってから自分で曲を作るように頑張ってみました。

今思うと幼稚な作りではあったものの、単純なスリーコードがむしろRamonesを知らないのにRamonesを思わせるような、そんな曲になっていたので面白いものですね。

そんなこんなでコピーをしなくなり、技術が身につかなくなり(笑)、どんどん技術の差が回りとついてひねくれていったわけです(笑)。




そんなこんなもあったんですけど、かれこれ高校を卒業して10年も経つと、変にひねくれて頑固だった部分も柔和になったのか、コピーはコピーで「新たなる側面が見出せるのでは?」と言った視点が沸いてきたわけです。

カバーっていう視点だったり。


で、自身で組もうと思っていたメンバー募集記事の好きなアーティスト欄に「東京エスムジカ」って書いておいたら連絡をもらって、まぁやってみても良いかも?!って参加したのが上述のバンドなわけです。

そんな時間あったら自身の曲作れや、って思う部分も自身に対してあったのですが、エスムジカの曲でギターが曲中にないものがあって、それのギターパートを考えて合うように弾く、っていう作業は結構勉強になりました。

よく東京エスムジカのライブを見に行っていたので、ギター担当だった永田"zelly"健志が弾いていた様子を思い出しながらパートを考えました。

いやしかし、対バンも全部コピーバンドだったけど、色んな音楽の付き合い方ってあるんだなーと思わされた1日でした。
うまい人もいれば、お世辞にもうまいとは言えない感じの人もいたんですが(すいません、上から目線で・・・)、みんなが音楽を楽しんでいることは一緒で、雰囲気はとても良かったですね。

メンバーが現在妊娠しているので、しばらくまともに活動はできませんが、解散っつうわけでもないのでゆるりと続けていく予定であります。


改めて聴いていた楽曲と向き合う、っていう作業、いいですね!

2009/06/27

Switched on! @渋谷LUSH & HOME

MOTOCOMPOmyspaceが中心となって吉祥寺らへんでやっているイベント、Switched on!が渋谷LUSH & HOMEにて行われるとのことで行ってみました。


MOTOCOMPOだけだったら恐らく行ってなかったとは思うのですが、Hazel Nuts Chocolate、元FUTONのメンバーであるmomoko氏がやってるMOMOKOMOTIONmyspace、高円寺でよく酔っ払ってたり(笑)DJや自身のバンドNatasha Forestなどで活動するIan Martin(Call and responce records)、そしてこのblogでも何回か取り上げているSweet Vacationに、ライブハウスで普通に対バンしたことが2回ほどあるCreepy popも場違いっぽそうなのに(笑)なぜか出るっていうんで、これは行かねば!ってことで行きました。

全顔ぶれは以下。

Live
Sweet Vacationmyspace
Motocompomyspace
Momokomotionmyspace
Hazel Nuts Chocolate(myspace
Killer Condors
Candles
Creepy Popmyspace
Natasha Forrest
DJ
higuma(bluebadge label, free design)
WSZ80(reclash)
Ian Martin(Call And Response, Japan Times)
Katagiri Masafumi(Better Than Travel)
Kovacs
Katsumi Suzuki
VJ
TDKKKM
Food
しまねこ軒(吉祥寺)



全部は見れなかったので、見れたものだけピックアップして紹介します。

イベント自体は15時頃からスタート、22時くらいまで続いたっていう長丁場だったのですが、バンドの練習と時間が被っていたので冒頭はパス。

17時頃についたら丁度Hazel Nuts Chocolateのライブが始まったくらいでした。

サポートはMOTOCOMPOのDr.USUI氏だったみたいです。

いやーしかし、傾向の固まった(似た)人たちが出演するイベントで、今日のNew Waveリバイバル(そのリバイバルももう過去となりつつあるけど)より一足先にTOKYO NEW WAVE OF NEW WAVEってくくりでその筋を作ってきたMOTOCOMPO主催ってこともあってか、人の入りが大盛況でしたね。

MOTOCOMPOのライブで現在どれくらいお客さん入るのかは不明ですが、人脈が強いですね!
そう感じました。

Hazel Nuts Chocolate、Yuppaちゃんのソロプロジェクト化しているバンドですが、何気に初めて見ました。
彼女がイベントに来てた、みたいなので見かけたことはあったんだけども。(もう3~4年前になるけど)

顔写真だけ見ると小柄そうに見えるけど、案外すらっとした人で、おしゃれなお姉さんな感じですね。(何を言っているやら)
コンピCDに参加していて、それを物販として少量持ってきてるので、気になる方はぜひ声かけてくれ&イラストいくらでも書いちゃう、なんつう発言をしていて、ライブ後ほんとにイラストをすらすらと書いてました。

ライブ自体はそうだなー。VJが居たわけなんだけど、ちょっと暗い色使いすぎで(黒とかね)、照明を弱めにしてそれをやっていたこともあって、はっきり言って暗かったです。

ステージに2人しか立ってない&ステージパフォーマンスががつん!てわけではなかったのと、お客さん多過ぎて見えなかったので志半ばで一旦表に出ました(笑)。

何にも堪能してねえ・・・。



外でうだうだしていたらCreepy popのメンバーと会いました。

うおー、激浮き(笑)。

本人たちもすごく戸惑っている様子で、終始居づらそうでした(笑)。
この時、もうこの日は「ドキュメントCreepy pop」を撮影していこう!と思ったくらいです(笑)。

YuppaちゃんとCreepyがすれ違う瞬間の図です(笑)。

あわよくば並ばせて、Yuppa & Creepy popで一緒に写真撮影させたかったんですけど(笑)、人多すぎだったので断念しました。


HOME側に立ち寄ってみました。
こっちでもライブはやるもの、DJ寄りなスペースになってましたね。

やはりテクノ方面の人が多いせいか、タイムスケジュールも飛行場のフライトスケジュールみたいな感じでおしゃれでした。それを撮影するCreepy Popたち(笑)。(左手前の携帯は彼らです)



派手な衣装だったmomokoさん率いるMOMOKOMOTION。

もう、絶望的に暗い、ステージが!(笑)

曲はTR-808系のわかりやすいエレクトロな音色のリズムが効いてて良い感じのトラックだった気がしますが、もうステージほんと暗くて、見てる側が「しゅん」としてきそうで出ました!


本人の意向か、イベントのVJ側の意向か知らないけど、ほどほどに明るくないとライブパフォーマンスって見えないんだぜ?!

・・・とは言えど、人が多くて見渡せないっていう点も大いに影響はあったのでなんとも言えないですね。
またいつか機会があったら見てみたいんですが・・・。

イアンのバンドが終わってから見直したら少しは明るい様子になってたけど、でもやっぱYuppaちゃんとこと同じで、暗いです!ダメ!



HOME側に移ったらIanがライブやってました。

Natasha Forestです。


Natashaは以前も見たことが1回だか2回ほどあったんですが、その時はSALADABARのヤシロさんとヤベさんがサポートしていた気がしましたが、いつのまにかクビになったそうで(笑)、今回はthe morningsのメンバー(ギター&ドラムス)に、先日対バンしたばかりのtacobondsのギターがメンバーになってました。

ちなみにthe morningsのギターの彼、立ち話しているのを小耳に挟んだんですが、衣装の黒いズボンをこのイベントの前に調達してきたみたいで(笑)、Natasha Forestの流動性を実感しました(笑)。


Ianは背が高いので真ん中にずーんと立つと存在感ありますね。

根っからのNew Wave好きっぽくて、メロディよくわかりませんが(笑)、よく理解した人による、それを弾ける人を集めた感のある、良い意味で「ぐちゃっ」とした感じがかっこよかったです。

あと、最後にP-MODELの「美術館で会った人だろ」のカバーをやってました(笑)。
これ、その、先日tacobondsと対バンした際にギターの彼が楽屋で「そういえばイアンがローマ字で歌詞全部書いて覚えてた」っていう話を聞いていて(笑)楽しみにしていたものでもあります。

「BIJUTSUKAN DE ATTA HITODARO」みたいに書いてあったそうです(笑)。

しかしギター2本のベースレスで駆け抜ける美術館は結構かっこいかったですね!



次がSweet Vacation。

Sweet Vacationはこのblogの読者さんならおなじみですね!(誰だよ)

元々コンポーザーの早川氏がやっていた東京エスムジカ時代から早川メロディのファンなわけでスイバケもゆるりと追っているわけですが、今日需要もあってかスイバケ活躍中です。

まさか渋谷LUSHみたいな、渋谷のとあるライブハウスでスイバケ見れるとは思ってなかったので驚きもありましたが、ステージには2人だけながらもお客さんは盛りだくさん。
やはりアイドル的な人気を誇るキュートガール、Mayのカリスマ性(?)はすごいですね。

出演前に宮益坂にてばったり遭遇しましたが、白いです!(笑)
色白!あと細い!

何が言いたいかよくわからなくなってきましたが、スイバケはまだステージ明るくて良かったですね。
ただ、やっぱりお客さん多かったので一歩引いて見てました。

新曲「I Need To Go~アイニイコウ~」なんかも披露したり、8月にフルアルバムが出るよ!なんつう告知もしてました。
楽しみですね!


Killer CondorsがHOME側でライブやってました。

女の子が歌っていたのと、ギターが2本いるけどシンセも女の子が操ってて、ややエレクトロ風味のロックだった気がするんですが、今思い返すと全然音楽のこと覚えてないですね(笑)。

結構酔っ払ってみてました。


吉祥寺にあるしまねこ軒のフードです。

奥側に写ってるアンチョビが少し絡まったじゃがいもを食べたんですがおいしかったです!
しょっぱすぎず・・・っていう。
優しい味付けだけど、おつまみにできる仕様ってとこでしょうか。

手前のおつまみセットみたいなのも、とてもおいしそうでした!

じゃいも食べながら、そのそばに座っていた女性に「うまいっすねー」とか酔っ払っていたので言いつつ、しまねこの方ですか?みたいに質問したらMOTOCOMPOのCHIHOさんでした(笑)。
いやー、モトコンポの顔わかんないんだよなぁ。
スタジオで撮影したアー写と、実際会う姿って結構ね、ライティングマジックもあってか。

MOTOCOMPO自体、喜んで聴いてたのは10年前なので、ずいぶん経つしで・・・。
CHIHOさん、失礼しました。。。。


HOME側でCandlesがライブやってました。

Candles、初めて見たんですが、もー、なんつうか、Capsuleですね(笑)。

女の子ボーカルに鍵盤などのインストゥルメンツ担当の男性っていう、まぁありがちなデュオではあったんですが、ぱっと聞いた限りではオートチューン系のもので加工されたボーカルラインにエレクトロポップ系の楽曲、っつう。

どれくらいの知名度があるグループなのか疎いので全然わからんですけど、ぼちぼち人は入ってましたね。
良さげではあるけど、いかにもすぎてちょっとなぁ・・・と思いつつ(ウィッグ被ってるVocalの子&黒シャツに白ネクタイで眼鏡かけてる、みたいなあたりが特に)、HOMEを飛び出しました(笑)。


LUSH側に戻るとHazel Nuts ChocolateのYuppaちゃんがDJ中でした。

彼女、結構DJやってるっぽいので手際はすごく良さそうでしたね。
ぱっと聴き選曲も良さげ。

・・・だけども、DJ見てるのは良いんだけど、壁が出来てて誰も踊ってないっていう様子でした。

昔は自分も「音楽聴くのに集中するので踊るとか、まじありえない」とか思ってたんですけど、やっぱり楽しい音楽では体が動いちゃう→なんなら踊っちゃおう!っていう流れがわかってきてからは、そういう楽しみ方もするようになったんですけども、それにしても壁が出来るほどDJの様子をがん見っつーのは、DJする側からしてみてもやりづらそうでした。

Yuppaちゃんがかわいい、とかって言う気持ちもわかるんだけど、うーん・・・・。
異様な光景でちょっと怖かったです。
みんな!楽しく踊ろうね!



HOMEに戻ると、出ました! Creepy pop。
ある意味・・・っつうか、実質トリです(笑)。
ライブの出演時間が一番遅かったのは彼ら!

Creepy pop、動きが激しいから4人以上いるような錯覚を覚えるんですけど(しかもみんな結構背がでかい。ベースの大迫くんは小柄だけど)、いざ狭いHOMEのステージに4人が納まってる様を見ると「あぁ、4人だったか」と言った感じでした。


この写真からもわかるように、ドラマーが全裸・・・ではないんですが(上半身脱いでるだけです)、動きます!


ギター・ボーカルの橋本くん(一番居づらそうにしていた人)とこの日結構話したのですが、直前でエフェクターが壊れたからRoger MayerのVOODOO FUZZをさっき買った、とのことでステージで早速使ってました。


このエフェクター、高いんでさっぱり試したこと無いんですが、ジミヘンのツアーについて回って機材の面倒を見ていただか、なんだか(笑)のロジャー・メイヤーさんがデザインした有名なFuzzですね。

今まで彼らの演奏見た限りで、どういう演奏、どういう音が鳴っていたかいまいち思い出せないので(笑)比較しようがないのですが、今回に限って言えば非常に音、良かったです!

と言うのも、いつも演奏が複雑&音がうるさいので個々の演奏がよくわからなかったんです。
が、今回はHOME。HOMEは現在アコースティック系のライブをする向けのハコになっている関係か、爆音っていう方向性ではない模様で、それに合っていたのか、すっきりした演奏で聴けました。

すっきりバージョンの爆音4人組、曲がはっきり認識できました。
うん、とっても良かった!


リードギターポジションの浦野くんのテレキャス・デラックスも良いですね。
すんごくぺけぺけ言ってて、でもアタックの強いカッティングが炸裂です。

足元にもmooger foogerなどがあったりと良いですね。見甲斐がある(笑)。


以前も書いたんですが、彼ら、イレギュラーギターばっかりで良いですね!
安かったから買ったけどあんま好きじゃないとか言ってたような気がするJAGUARの2ハム、TOMブリッジでテイルピースなし版。マニア度高いですね。

橋本くん、髪の毛で顔が見えません。


いつも最後にやってる音響的な伸びが心地よい、彼らの持つパンク感がもっとも薄い壮大な曲では浦野くん、ボリューム奏法を使ってますね。

前から気になってたけど、今回はしかと聞いたです。
激しいカッティングからボリューム奏法までこなすとは、さすがLUNA SEA上がり(笑)。
(どうやらLUNA SEAをよく聴いて育ったそうで。その点では話が合いそうな彼です)


最後の方ではストラップがちぎれたのか、座って弾くベースの大迫くんの図です。
一人だけ正座して弾いてるっていうバンドもなんか、いじめられてるみたいで良いですね(?)。


全スケジュールが終わって、あとはCreepy Popがやっているのみ、と言った状況の中、LUSH側からなだれ込んできた客を前に最後の曲を、ストラップがぶっちぎれてもガンガンに演奏していた様はもう、見事でした。

今まで何回か見てよくわかんねーとかこのblogでほざいてましたが、今回のこのアウェー感たっぷりの企画の中での彼らの存在はとても光ってましたね(個人的に)。

テクノポップ、エレポップが好きな人が恐らくお客さんで多かったとは思うんだけど、Creepy popからそっちまで楽しめる方がよっぽど豊かで素敵な音楽ライフだと俺は思います。

そんなこんなで、ここにCreepy Popを招いたDr.USUIさんは天才!(笑)

・・・と言っても、飲み友達とか言う、よくわかんない関係だそうですが(笑)。
音楽活動をしていると変なところで異ジャンルの人が繋がるから面白いですね。
日本人て海外に比べてあまり回りに干渉せずに、つかづ離れず・・・でも本当は意識していて・・・みたいな、言葉にしないもやもやした関係が多くある人種だと思いますが、この繋がりは貴重であり、これくらいふり幅広いことの豊かさ、これはほんと良い!

なんか同じこと何回も言ってる気がするのでほどほどにします(笑)。


昔は散々エレクトロポップが好きで聴いてたんですが、今若干飽きてる感が否めないところのSwithched on!だったので、スイバケ出るけど、どうかなー楽しめるのかなーって思っちゃってたんですが、彼らのおかげでとても楽しく過ごせました(笑)。

多分企画の趣旨と違う楽しみ方してたと思うんですが(笑)、裏視点ってことで。



Creepy pop終わったし、スイバケもう帰っちゃったし、さーて帰るかなーと思ってLUSH側を見たらKovacsさんがDJやってました。

が、もうほとんどお客さんがいなくて、客だし音楽担当みたいな雰囲気になってしまっていたんですが、その中で彼はもう、ノリノリで見えないオーディエンスたちにアピールしながらハッスルしてました。

2フロアあるとどうしても偏っちゃったりしますね。
なんだろう、KovacsさんのDJじゃだめだったんかなぁ・・・。

時間も結構遅くなってきててライブが全部終わった状態でみんな帰ろうとしていた感じですかね。



そんなわけで、酔っ払ってたのでまとまりのない文章ですが、感じたこととしては「概ね楽しかった」です(笑)。

「あー、カプセルっぽい・・・」とか、そういうもやもやは少々ありましたが、でもとても良いイベントでお客さんの入りも良くて、雰囲気がとにかく良かったですね。

スイバケんときはちょっと、野太い声援が分厚い感じの雰囲気もありましたが(笑)、それ以外はエレクトロポップ好きのおしゃれさんたちがいっぱい、みたいな感じで。

あんまり喫煙者も多い感じでもないしで雰囲気が良いです、Switched on!。

またぜひLUSHとHOME使ってやって頂きたいですね。
また顔出したいと思えるイベントでした。

・・・個人的にLUSHが居心地良いっていうのもあるんですけどね(笑)。

雑文で失礼しました。以上です。

2009/06/25

Emotional Ticon @池袋LIVE INN ROSA

池袋の西口側(北口?)の繁華街の真ん中にそびえる歓楽ビルのロサ会館地下にある池袋LIVE INN ROSAにてEmotional Ticonでライブやってきました。

対バンはtacobonds feat.墓場戯太郎ブルラビsoulglammyspaceaqb(ex.mette)でした。


最初がブルラビ。

彼女らのWebサイトにも書いてあるんですが、現在18~19歳くらいだそうで、高校時代に結成して、現在は晴れてみんな大学1年生っていうフレッシュさに満ち溢れた萌え萌えギャルたちです。


嘘です(笑)。

萌え萌えではないですが、フレッシュ感に満ち溢れた、がしがしした感じの歌が聞き応えあるガールズロックバンドです。

本人たちの趣味がいわゆる「ど」ポップスではない感じで、ヒットチャートをにぎわせるアーティストよりもライブフェスを盛り上げる、ライブハウスシーンを盛り上げているバンドの影響にあるみたいで、その辺の感じも音に出ている感じでした。

若いと、どうしてもふと耳に入ってくるものに翻弄されて、それに夢中になっちゃって・・・ってなりそうですが、平成生まれはインターネット環境が充実した時代に育っているせいか知りませんが、うまい情報を手繰り寄せて「素敵な音楽たち」を選りすぐってる印象で、良いですね!(何が良いのかまとまりがなくなってきた・・・)


とにかく、若いのにとてもうまくて(Zepp東京で開催されたティーンズロックフェスみたいなのにも出演したことがあるらしい)そこに関心しますね。
楽器好きとしては「うわーそんなマニアックな楽器使ってる」みたいなのをライブ行く都度楽しみにしていたりするもので、その視点では楽しめるバンドではなかったですけど(VocalのぽんちゃんはEdwardsのレスポール、ベースの子はフェルナンデス、ギターの子はFender Japanかなんかのストラト使ってました)、何か飛び抜けすぎてない絶妙なバンド力を秘めてました。



お次がaqbさん。


これ、読めなかったので本人たちに聞いたら「あくび」って読むそうで、みんな読めないから「あくび」とひらがなで名乗ることにしたそうです。

彼女らは2人の女子で、二人とも鍵盤。
エレクトロミュージックで、ちょっとアヴァンギャルド寄りのごりっとした音も含めたりとなかなかクオリティの高い音楽でした。

出番前だったのでじっくり聴けませんでしたが、女子二人がインストのそういう音楽にたどり着くっていうのがなんだか凄いですね。
男性でよくこの類?をやっている人は見かけますが、女性デュオのインストエレクトロ。レア!

CDのアートワークがなんだか良かったの1枚買ってみました。
まだ聴いてませんが、聴いてみて良かったらblogに書いてみます。

そういや自作パッチみたいの使ってノイズ出したりしてたけど、あれかっこよかったなぁ。
女子、自作、インスト。
この3フレーズが並ぶと熱いですね!(笑)




次がうちらです。


この日はスタンダード・エモティコとテーマを自分らで打って、破壊行為はNGと言われていたので(笑)、物を壊すではない方向性で何ができるか、となり、「初心に帰ってのノイズ&ポップ」としてスタジオにて内容を作っていきました。

Emotional Ticonは見たことある方ならわかるかもしれませんが、ノイズとポップスが入れ替わり立ち代りなわけですけど、これらはスタジオで全部練習して流れを決めてます。
なので持ち曲があるバンドっていうわけじゃないですが、構成を練る作業をいつもしてるわけですね。

やりやすい方法と、対バンが10代フレッシュジェネレーションってこともあって(笑)、凶暴な路線はやめました。

一部分だけエレガットギターに深いリバーブかけてシューゲイザー、音響派みたいなことやったんですが、個人的にその部分お気に入りであります!

あとは・・・そうだな、URGAでブッキングをやったりしているナイスきのこカットヘアーの早瀬くんが動画を撮ってくれたので、それがYouTubeにアップされる日を楽しみにしておきましょう。



次がリアル・ティーン・ネイジライオット、soulglamでした。

彼ら、既に伝説を打ち立てつつありますが(10代にして大物バンドが出る企画を立てたけど、全裸フライヤーが学校にばれて謹慎食らって本人たちが出演不可になった、っつう・・・・)ライブもかっこいいです!

若さに任せた感があるけども、決して内側だけじゃなく、全体を踊らせようと言うロック魂が炸裂してます!


常にぴょんぴょん飛び跳ねて落ち着くところを知らないギターの彼、暴れながらもさりげなく物凄くギターうまいです!

ベースの機材トラブルが多かったあたりはまだ若い感じを受けましたが、これから期待大ですね!

ブルラビが出たのも、soulglam経由で誘われたとか、そんなだそうです。



最後がvocalが抜けて、ゲストを招いてライブを行っているtacobonds。


年齢が近いのと楽屋が同じだったのとで結構話したりしていたのですが、なんか面白いですね、彼ら(笑)。

何が面白いかはまぁ、置いておいて。

ライブは墓場戯太郎氏を迎えてのもので、ゆら帝的な6~70年代和製サイケを凝縮したようないでたちと、少ないエフェクターながら強烈なディストーションサウンドをGibson SGから放出して、物凄くかっこよかったです。


あと、ツインギター時代のtacobondsの状態に近かったそうで(ツインの時は1回しか見れてないからいまいち記憶にないのだけども)、古いtacobondsを知っている人(早瀬くん)がにんまりしてました。

あんまり良く知らなかったと言う友人も「超かっこいいね!!」と心ときめかせていました。

Vocalが抜けたのは痛手だったかもしれないけども、なおも真剣に?ロックに取り組む彼らのサウンド、かっこいいですね。


Bassのゆっきーさんのビザールなベースもかっこいいです。



以上です。

共演者のみんな、素敵な、楽しい1日をありがとう!!

2009/06/24

プリングミン企画「東京でUWANOSORA」 @O-NEST

2日連続でO-NEST行って来ましたー(笑)。

この日はプリングミンの自主企画「uwanosora」の東京版、「東京でUWANOSORA」と題されたものでした。

元々名古屋を中心に活動していたバンドなので「東京で」と付いてるわけですね。

出演はtrademarkmyspaceSCARLETTHEモールスシンゴーズ、そしてプリングミンmyspaceの4組でした。


最初がtrademark。

彼ら、初めて存在を知りました。
見た感じは結構若そう(20代前半?)、トリオ編成でギター、ベースボーカル(女の子)、そしてドラムという編成。

声、結構ひくい女の子で、中域?の歌唱部分が結構良かったです。
あと伸びもあって。

ただ、ベースがそんなにうまい感じでもなくて(ベースボーカルなので複雑なことするにできないのも、もしかしたらあるかもだけど)、いまいち音色がはっきりしてなくて残念な印象も少々。

ただ、ギターがとってもうまくて、Paul Reed Smithっぽいギター(多分PRSだと思うけどPRSのこと別に好きじゃないっつうか、詳しく知らないんで見ただけで判断できずです)をマイアンプヘッドで鳴らす気合の入りっぷり。

なんか、どっかの事務所か何かに所属してそうなにおいはしたんですが、いつもは神奈川で活動しているそうです。まぁ、神奈川で、と言っても東京で活動してるって言ってもどっちもどっちですけども。

結構良かったっていうのが総論ですが、ただ、まだまだもっとどうにかできる!そしてどうにかなりそうな可能性を感じる雰囲気でした。
個人的に少し物足りない感があったのですが、何か化けて出てきたら面白そうだなーと思いました。


お次がSCARLET。

この日のSCARLETはすげえ良かった!

O-NESTくらいの広さが彼らに合ってるのかわかりませんが、束紗さんの歌声が非常に良かった。
胸キュンです!

良かったー!ってことを思っていたくらいで、あと他にレポできるような記事が思い浮かびません(笑)。
SCARLETの良さを見出せた気がしました。
ナイスuwanosora!


THE モールスシンゴーズ、酔っ払っていたので見ずに休んでました。
飲み過ぎはあかんですね!


ラストはプリングミン。

もうプリングミンの頃には相当酔っ払ってたのですが、しかと見ました!


まずはセットリスト。

  1. Opening
  2. トンネル
  3. あの頃
  4. the time has come
  5. 7days
  6. 再生
  7. Go ahead!
  8. make my day
  9. This world is yours


プリングミンの小柄なナイスギタリスト、新田君のblogより転載です。


この日はもう、イベントとしてプリングミン周辺っていう位置づけで見た場合に相当良い内容でした。

もっと異ジャンルとかと混ざってても良い気がしたのですが、プリングミンが好きな人だったら楽しめない余地のないくらいの良い密度の内容だった気がしますね。

そのトリを飾ったプリングミンなわけですが、彼らのライブも非常に良かった!

本人たちも東京で初自主企画ってことで気合入れてたみたいですが、非常に充実してましたね。


新曲「あの頃」は以前見たライブで「新田リードが心地よい」と書いた曲です。

この曲、良いです。壮大でゆったりしていて、新たなる側面って言う感じで。
結構内側に向かった世界観がプリングミンの音楽にはあると思うのだけども、この曲はなんだか外に向かっている印象ですね。

Vocalやまちゃんの表現力(全身)もどんどん増して、ステージング良くなっている気がしました。
彼女の笑顔は良いですね。きらーんとしていて。


新曲「Go ahead!」を2009/07/29に控えての自主企画でとてもよい演奏で楽しく過ごせました!

ありがとうプリングミン!



お金なくて買わなかったんですが、新グッズとして、同じ事務所のPaperBagLunchboxのメンバーがデザインしたと言うNew Tシャツ、そしてドラムのきゃりー画伯デザインの「おばけ」が王冠を被っている様子の刺繍が胸に施してあるポロシャツ(色が何種もあって多彩だった!)、そして「おばけ」ステッカーとバッヂのセットに手ぬぐいらが並んでました。

ステッカーに手ぬぐいは500円ずつ、計1000円なので押さえておきました。
ステッカーがかわいい!

ギターに貼りたいと思います。


あと余談だけど、やっぱ2日連続でがぶがぶビールを飲んでると顔覚えられますね(笑)。
NESTの店員さんと少し話しちゃいました。素敵な店員さんです。
NEST行く際はさりげなくチェックです(何)