アップアップガールズ(仮)(blog・wikipedia・以降UUG)の秋葉原アキバ☆ソフマップ1号店8F マップ劇場での定期公演2回目 1部を見に行って来ました。
アップアップガールズ(仮)とは
ハロプロのコンサートにおいてバックダンサーを務めたり、たまにエッグ単独のコンサートなんかで日頃の成果をうかがい知れたりと、影で努力を重ねてきたエッグの子たち。定期的に行われていた「ハロプロエッグ新人公演」にも数回遊びに行きまして、まだ日の目を見ないアイドルの卵たちにエールを送ったりもしてたのですが、研修制度の変更に伴い"新人公演"を打ち切るなんていう話題が昨年あたり流れた。
エッグ内でも人気が高かったメンバーがS/mileageとしてメジャーデビューを果たし、その後の新人公演の人入りの悪さも目の当たりにしていたので、エッグの子らの公演のやり方を変えざるを得なかったのかなと素人目にも思うところだったのですが、バックダンサーとしての活動も真野恵里菜/吉川友のステージくらいしかなかったりと限られ(大コンサートではバックダンサーたくさん居ても良いんでしょうけど、モーニング娘。、Berryz工房、℃-uteの3組はメンバーだけでステージを組み立ててる感ありますからね)、今後どうなっていくのか?育てるだけ育てて日の目を見ないまま飼い殺しになるのか?なんていう悪い噂も駆け巡った時もありましたが、エッグメンバーの「研修過程終了でエッグ卒業」と次々に発表され、どう展開するのか?と思ってたら「アップフロントガールズ(仮)」と言うグループが出来上がりました。
「(仮)ってことは、正式名称が冠されて活動していくのかな」と思ってたら、「アップアップガールズ(仮)」っていう呼称に変更されて今に至ります。
グッズであるTシャツ、メンバーの衣装も前面に「(仮)」と巨大なプリントがされているのみ(笑)。せっかくエッグ卒業して「1人前のアイドル」になったと思ったのに、まだ「(仮)」とか付いちゃうあたりのぱっとしなさは拭えませんが、いずれにしてもハロプロエッグ/ハロープロジェクトと切り離された「アップフロント」の新アイドルグループとしての今後の可能性は無限大ですね!
ちなみにわかりづらいですが、芸能事務所アップフロントエージェンシーのアイドルプロジェクトが「ハロー!プロジェクト」であって、その括りに入れずして「アップフロントガールズ(仮)」が組まれたっていうあたりに勝手に可能性を感じております。
メンバー以下。
- 仙石みなみ(wikipedia)
- フットサルチーム"ガッタス・ブリリャンチス・エイチピー"(wikipedia)にも所属しつつ、ガッタスを元にした音楽ユニット"音楽ガッタス"(wikipedia)としてCDデビューも果たしてる。
- 森咲樹(wikipedia)
- 舞台「金色のコルダ」にも出演をしたりと舞台経験あり。
- 佐保明梨(wikipedia)
- しゅごキャラエッグ!(wikipedia)としてCDデビューも果たしていながらS/mileageには選ばれなかった。(S/mileageの3/4はしゅごキャラエッグ!だった)
- 古川小夏(wikipedia)
- ハロプロの舞台くらいでしか活動歴はないっぽいですが、真野恵里菜のバックダンサーをやったり、個別にダンスレッスンに行くなど下積みを頑張ってたらしい。
- 関根梓
- 彼女だけwikipediaすらないけども、真野恵里菜のバックダンサーなどでよく見かけてエッグで下積みに励んでいた。アイドル界の隠れ巨乳ダークホースとして一部で変に有名。
- 新井愛瞳(wikipedia)
- ハロプロ内で唯一最後まで眼鏡キャラだった彼女。ハロプロエッグ1期最年少としてロリコンたちを励まし続けた彼女。S/mileageに選抜された小川紗季と一緒に知育体操「ぴっとんぺったんぴ」の映像にも出演経歴を持つ。
- 佐藤綾乃(wikipedia)
- アップアップガールズ(仮)中で唯一ハロプロエッグ1期ではない彼女。彼女も真野恵里菜のバックダンサーなどで見かけた。
個人的にこのblogでも何回か取り上げてる佐保明梨が1歩遅れてUUGに入った辺りからUUG見に行かねば!と思い、この日ようやく見に行くこととなりました。
マップ劇場 定期公演
毎週木曜日が彼女達の定期公演の日となり、この前の週が初マップ劇場だったそうで、それまでの活動は汐留AXで行われたアップアップガールズ(仮)の単独公演程度だったみたいで、定期的に公演が出来る場所が与えられたあたり、とても良いですね。
表舞台に立つことを諦めずに下積みに励んだ彼女達がたくさん公演できること、これはきっと何よりも彼女達が嬉しいのではないかと思います。
どうせならマップ劇場初回公演見に行けば良かったのですが、普通に応募忘れてて2回目公演からとなりました。
UUG、ライブ活動はぼちぼちやってたんですけど、3800円とかそういう値段のばかりで見送ってたのですが(今貧困なので)、マップ劇場公演は2000円+1dirnkの2500円で見れるとあっては応募しないわけにはいかない、ってことで今回行く運びとなりました。
ハロプロ周辺グループと言うことで、ハロヲタと呼ばれる支持母体みたいのがあるので、まっさらの新人グループよりもやはり混むんだろうなーと思って、早めに会場に着きたかったんですけど結局ギリギリになってしまいまして、7Fの受付は猛烈にごったがえしてました。
入場の時間になっても終わらない会計の列に対して、早い整理番号を持っているがまだ列後方で会計が済んでないお客さんが若干いらいらしてる模様も見られた。(ちなみに自分も整理番号10番台と早かったので早くして欲しかった)
途中から整理番号早い人を優先しての会計にと切り替えてくれたので整理番号順での入場ができまして、無事椅子席に着座できました。
少し押して1部スタートとなりました。ちなみにこの日は2部制で18:30~、20:00~と夕方から2回公演でした。詰め込みますね。
演目をチェックしてなかったのですが、だいたいハロプロのヒット曲を使ったステージで、真野新規と言える自分からしたら過去曲に弱いあたり、乗り切れない部分はあったのですが、大義的にアップフロントヒット曲から、っていう感じだったのか、森高千里の「私がオバさんになっても」なんかもやってました。新井愛瞳ちゃんのblog記事から引用するとセットリストは以下だそうです。(括弧内はオリジナルアーティスト)
- ザ☆ピ~ス!(モーニング娘。)
- そうだ!we're ALIVE!(モーニング娘。)
- 私がオバサンになっても(森高千里)
- 悲しみトワイライト(モーニング娘。)
- everyday YEAH!片想い(℃-ute)
- 愛の園~touch my HEART~(モーニング娘。)
- まっさらブルージーンズ(℃-ute)
- 友情~心のブスにはならねぇ~(モーニング娘。)
- 笑顔に涙~THANK YOU dear my friends~(松浦亜弥)
℃-uteはさかのぼってある程度聴いたのでわかるんですけど、モーニング娘。の6枚目のアルバム以前はリアルタイムで苦手だった時期なので未だに着手できておらずで、恐らく会場中で最も楽しめてなかったと思うんですけど、でもあまり苦手意識云々っていうの感じずに先入観なしで曲がかっこいい&パフォーマンスも素晴らしいっていう観点で楽しめたのは良かったですね。
人気絶大の時期の曲も混ざってるので「ちょっとくらい聴いたことあったろうに」って感じもなきにしろあらずですが、ほんとテレビ見ないのでこれまたほとんど知らなかったんですよね。
AKB48を批判するつもりもないのですが(AKBも好きですからね!)、振りコピのしやすさを感じさせるキャッチーさが動きにありながらも、にわかには真似することができないキレの良さを放ちまくるUUGのメンバーたちの下地はさすがだなと痛感する素晴らしいパフォーマンスにぐっときまくりました。なによりも、バックダンサー時代では許されなかった「メインのアーティストより目立つこと」っていう越えてはならない線が振り払われた彼女たちの留まるところを知らない笑顔っていうのが何よりも良かった。
AKBはすごい子もいるけど、すごくない子もいる「大勢」で魅せる団体芸みたいなものだと思ってるので、技術だけでは評価しづらいものだ、と思ってます。(あと振りコピのしやすさはAKBの方があるなと実感しております)
メンバー個々の感想
この日一番まずかったのが、自己紹介MCにて「昨日、この衣装のTシャツを自分で洗ったんですが、洗濯のし方がよくわからなくて、洗剤だと思って入れてたのが柔軟剤でした!なので、今日は柔軟剤で洗ったTシャツで頑張りたいと思います!」と言ったもの(笑)。この話をtwitterに書いておいたら「この子はこんなもんじゃない(もっといっぱいある)」と言うハロヲタの方からのお言葉がありました。しゅごキャラエッグ!にて共に活動をした現S/mileageの和田彩花の発言もぶっ飛んでることで有名?ですが、佐保明梨もちょっと毛色の違いながらもぶっ飛んだ発言をするあたり、この二人が同じグループにならなかった理由が見出せた気がしたステージでもありました。
かつて見た2009年のハロプロエッグ新人公演にてBerryz工房の「蝉」をソロで披露し、高音が出きらずで厳しそうな表情をしていた佐保ちゃん、真野ちゃんのバックでもその後何回も見てますが、表情も少し大人っぽくなり、エッグではない1人前のアーティストの表情が出てるあたりもなんだか見ていてじーんとしました。良いですね。まだまだだろうけど、ほんと応援してます!
ルックス的に結構好きな森咲樹ちゃん、彼女もとにかくかわいいですね。派手なルックスの子が多いハロプロ界隈において清楚そうなルックス、長身と逆に目立ってる彼女ですが、UUGになってから"やや腹黒い"キャラクターが伸びているのか、MCでも「他のメンバーのファンも森ティ推しにするくらい頑張る」くらいな発言をして若干他のメンバーから顰蹙を買ったりしてました(笑)。メンバー内での人気争いみたいのが全くないよりは、そうやって競い合うくらいの方が伸びる気もしますし、個人的には良いと思います、このムード。森咲樹ちゃん(17歳)と新井愛瞳ちゃん(13歳)の二人で「everyday~」をやったのですが、その後のMCにて「出てきたときに『森が歌うのかよ!』みたいな顔された方が多いかもしれませんが」みたいな、ちょっとした自虐ネタも飛び出したりと森ティの黒さが程よくて良いですね。
あと、あまり胸の大きさでアイドルを見ないようにはしてるのですが、バックダンサー時代に「あのおっぱいの大きい子は誰だ?」とさんざん色んな人の目線を集めてきた仙石みなみちゃんを凌駕する関根梓の存在。彼女はほんと物凄いですね(胸が)。長身で顔も小さい森咲樹ちゃんなんかと同じステージにいると、せっきーの顔はややでかいのかなと感じるのですが、何よりも胸が大きい。輪郭にも特徴があるので好き嫌いはわかれそうですが、その胸の大きさからでは想像ができない鋭いダンスもなかなか良くて、個人的には胸の大きさばかりで語られる彼女のパフォーマンスをもうちょっと評価したいなと思い、ここに書いておこうと思ったのでした。ハロプロエッグ1期ではないことから、やや後輩気質が感じられる佐藤綾乃、以前UUGのblogをよく見てた時に(最近面倒であまり見てません)佐保ちゃんと二人で仕事があったけど、二人で行動するのが初めてとかで距離感の絶妙さを二人でblogに書いてたのが印象的だったのですが(佐藤の方が後輩だが、学年は佐保が1つ下)、そもそもあやのんはキャラクターがちょっとクセありますね。小夏のえぐい攻めと、佐藤の変わった返事のし方と、変なグルーヴがあって興味深かった。それに対して、13歳にして急激に身長が伸びて、以前の「幼女っぽさ」が格段に下がってきた新井愛瞳ちゃんのまったりとした等身大の中学生感溢れるMCも良かった。1期で年齢が近かった小川紗季(現スマイレージ)と一緒に知育体操の映像なんかにも出演していた彼女ですが、相変わらずパフォーマンスのキレ具合はそんなでもなかったんですけど、彼女はまだまだこれからですね!
とにかく、パフォーマンスだけでなく、メンバー同士でのMCもふんだんに盛り込まれ、個性豊かなハロプロ出身の子らがのびのびとステージを勤められる場所が設けられた、これが非常にありがたいものです。
まだオリジナル楽曲はない彼女たちながら、色々な物事に挑戦していくと言うテーマを掲げているゆえ、今後の活動も目が離せません!
グッズの「(仮)Tシャツ」
メンバーも着用している「(仮)」と前面に書かれたTシャツが売られていたので買っておきました。値段は3300円で、メンバー全員の写真入り。ハロプロと大体一緒ですね。でもそのTシャツ着用の写真ではないですが。
ハロプロの公式Tシャツだとハロプロのロゴがタグのところに書いてあるのですが、彼女達はハロプロ所属ではないせいか、タグには「UP-FRONT INTERNATIONAL」の文字が書かれてました。(比較用に並べたのはS/mileageのTシャツです)
写真収集に力を注いでないんですけど、Tシャツ買うとメンバーそれぞれの写真が1枚ずつ付いてくるの、地味に嬉しいですね。こうやって写真が地味に集まってきてます(笑)。
しかし、最近よく見に行くぱすぽ☆などで、物販で○千円購入で握手券が付くっていう現場が多い中、ハロプロ/UUGでのライブにおいては握手券が付くようなことは未だにないです。が、ハロヲタの方って接触がなくてもグッズ買うことに慣れてるから商売的に成り立ってる(?)のは、色々思うところがありますね。
接触に走ると売れ行きは伸びますけど、ややそこで差分化を図ってるのか、それとも時代に乗り遅れてるだけなのか(多分後者)。今後のハロプロ/UUGの動向が気になる昨今です。
そんなこんなで、エッグ時代を少々かじってる自分からしたら、とても嬉しくなれる、そしてハロヲタ歴が長い人からしたらヒットソングメドレーみたいなセットリストで高まれると言う側面を持ち合わせたUUGのステージでした。
今度、ぱすぽ☆/pre-diaの振り付けを担当している竹中夏海氏によるプロデュース公演をやる予定だそうなので、それも見に行ってみようと思ってますので、そのうちレポートアップしたいと思います。
頑張れ!アップアップガールズ(仮)!
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