"Hello! Project 2012 WINTER ハロ☆プロ天国~ファンキーちゃん~"に行って来ました。
どうだったか
No. | title | Artist |
(ダンスパフォーマンス) | モーニング娘。9期10期/スマイレージ2期 | |
1 | ブスにならない哲学 | 全員 |
2 | [メドレー]インスピレーション!/流星ボーイ/まっさらブルージーンズ/恋愛レボリューション21 | 全員 |
メンバー紹介VTR | ||
3 | もしも… | 須藤/萩原/鈴木(香)/中西/田村 |
4 | 浮気なハニーパイ | 清水/嗣永/菅谷/中島/岡井/生田/佐藤 |
5 | 青春のカスタード | 新垣/鈴木(愛 ) |
ファンキー大喜利(MC:さわやか五郎) | ||
6 | せんこう花火 | 新垣 |
7 | トロピカ~ル恋して~る | 和田 |
ハロプロ川柳 | ||
8 | 恋する♡エンジェル♡ハート | 譜久村/工藤/真野/和田/福田/竹内/勝田 |
9 | やる気! IT'S EASY | 道重/飯窪/矢島/徳永/熊井 |
10 | 愛の園 ~Touch My Heart!~ | 田中/鞘師/石田/夏焼 |
MC(新垣/矢島) | ||
11 | こんな私でよかったら | 吉川友 |
12 | プリーズ ミニスカ ポストウーマン! | スマイレージ |
13 | 有頂天LOVE | スマイレージ |
14 | ドキっ!ドキっ!Baby! | 真野恵里菜 |
15 | Glory Days | 真野恵里菜 |
MC | ||
16 | 君は自転車 私は電車で帰宅 | ℃-ute |
17 | Be元気<成せば成るっ!> | Berryz工房 |
18 | [メドレー]行け 行け モンキーダンス/都会っ子純情/SHOCK!/ヒロインになろうか/愛の弾丸/サヨナラ 激しき恋/JUMP/超WONDERFUL! | Berryz工房/℃-ute |
19 | ピョコピョコウルトラ | モーニング娘。 |
20 | Go Girl ~恋のヴィクトリー~ | モーニング娘。 |
21 | OK YEAH! | 全員 (メインVo モーニング娘。) |
22 | この地球の平和を本気で願ってるんだよ! | 全員 |
ハロプロメンバー全員出演の年始の恒例行事みたいになってますが、案の定チケットが高いので「ハロコン行くっきゃないでしょ!」とは思えず、各グループ/真野ちゃん単独コンサートもオークション見ながら安いのないかなーと思う程度で、ハローは好きながら積極的に行けてないのが現実。
そんなところに「同行者予定の人が具合良くないので、もし暇だったら一緒にどうか?」と連絡を下さった知り合いがおりまして、ありがたく行かさせていただいたのが今回のハロコンでした。
正月、予定もなく暇だったのでこれは本当にありがたかった!この場を借りて、改めてありがとうございました。
ざっくりとレポートしつつ思ったところを感想書いてみたいと思います。
11:30の開演まで
冒頭はハロプロエッグによる"モーニング福袋"なる抽選会からスタート。
金子りえちゃんは真野ちゃんのバックダンサーとして何回か握手もしたことあるのでさすがに遠目でもわかったのですが、他の3人がわからなかったでした。
ハロプロエッグ1期が大量に卒業となり、アップアップガールズ(仮)が出来上がり、自分が"新人公演"を見に行った頃のハロプロエッグのほとんどが現在は不在と言う状況、そりゃそうなりますね・・・。
席は1Fの後ろの方、しかも端だったこともあり、金子りえちゃん以外は顔もよく見えなかった。
昨年夏とか、汐留AXでハロプロエッグのイベントやってたりしたんですけど、やはり1期が居ないことで積極的になれず、ロリ派でもないので行くことはなかったあたりで、時の移ろいを感じました。
そう考えると、ハロプロエッグ1期って、今日のスマイレージ、アップアップガールズ(仮)、THEポッシボーなどなど、人材の宝庫だったんだなーと改めて思うのでした。
抽選会の内容はC賞 ハロプロメンバー全員のサイン入りビジュアル本のプレゼント、B賞 コンサート中に名前を呼んでもらえる権利、A賞 ハロプロメンバーと一緒に撮影してもらえる権利と言うものでした。
このブログ、地下アイドルのレポートばっかりになってるので感覚がずれますが、ハロプロにおける2ショット撮影にはおよそ300万円かかるそうで(撮影の為だけに300万と言うより、トータル300万円使った時の特典がそれになるそうです)、それが8000円前後のチケット代だけで運が良ければ当たる、と言うあたりで見ると、相当お得な"お年玉"ってところでしょうか。
B賞はちょっと・・・あれですよね、当たったら否応無しに大勢のお客さんの前で名指しで呼ばれるっていう、これは嬉しいっちゃうれしいけど、強烈な"さらし"にもあうことでして・・・(笑)。まあ、コンサート見ようと思って名前呼んでもらえる権利が付いてきたと思えばこれも嬉しい"お年玉"ですね。
撮影権がやっぱり一番豪華感ありますが、物品で持ち帰れるC賞、これも良いですね。どんなアイテムなのか見てみたいものです。
ファンキーちゃん
抽選が終わったあとは「ファンキーちゃん、はじまりまーす!」とのコールで本編へと進んだ。
2012年 新年ハロコンは「ファンキーちゃん/ロックちゃん」の2パターンがあるそうで、この回は「ファンキーちゃん」だった。内容がそのタイトルに即したものになるのかな?と言う漠然としたイメージしかなしで臨んだのですが、実際はとりあえず"タイトル"がそうだっただけかなと言う印象でしょうか。・・・逆を言えば、ロックちゃん見てないので差がよくわかりません。
見たものを書くブログにしたいので、その辺の研究はここで展開はやめておきます!
ハロプロ 若手メンバーのパフォーマンスからスタート
スマイレージは中でもわかってる方だった(と言うかリリイベにも足を運んでいたので顔と名前が一致していた)けども、モーニング娘。10期が完全にわからない状態だったので、一瞬誰が誰だか・・・と思って見ていたんですけど、やはり鞘師&石田 両氏がすごいなーと思った。スマ組は竹内/田村がすごかった。
そこから1曲目「ブス哲」へ。人数が多いので、とにかく華やかだなーと思いながら楽しんだ。シングルとしてリリースされたけど、あまり良い曲じゃないような気もしていたのだけども、全員で出てくるとやっぱりハロプロの持ってる個性の強さ、ルックスの強さ、スキルの高さ、楽曲の確かさみたいのがあるなーとも思った。
司会はまこと/吉澤ひとみ
1曲目が終わり、冒頭の挨拶をと言うことでシャ乱Qのまこと、そして吉澤ひとみがステージに登場。よくよく考えてみたら初・生よっすぃーを見たのだなーと思った。モーニング娘。自体はあまり好きじゃなかったんですけど、よっすぃーはルックスが好きだったので、たまに画像を眺めたりはしてたので、なんとなく嬉しかった。そして、改めて現役ハロメンと比較すると"お姉さん/大人の女性"と言う感じがして、やっぱり時の流れみたいのを感じた。
まだ怪我から復帰できてないモーニング娘。の光井愛佳もステージに登場、MCのみ参加する旨/まだリハビリが必要である旨が告げられた。
誘っていただいた方に言われて気付いたのだが、片方の足が使えずで松葉杖での生活が続いているせいもあって、両足の筋肉の具合が全然違って見えるあたり、怪我がよっぽど大きかったんだなーと感じた。果たしてまた舞台で歌って踊ることが出来るんですかね。シングル「only you」の時のリリイベに足を運んで(今更感たっぷりながら)娘。初体験をしたわけですが、その時も踊らないポジでしたからね。
早い回復を祈ってます。
この正月のコンサートで発表された"がきさん"こと新垣里沙の卒業の話題にも触れられ、わーとも、えーとも言えない空気が流れて、少々気まずかったものの、その辺は淡々と進むんだなーと思いながら次のメドレーへと進んでいた。メドレーは長いハロプロの歴史の中から、自分も知ってる曲が多かったあたりではとても楽しめたのだけども、イントロから途中をカットアップしてサビがいきなり使われた程度の「まっさらブルージーンズ」はちょっと惜しかった。まあ、フルで聴きたかったら単独コンサート行きなさいって話ですね。
真野ちゃんのMC
長い歴史/テレビ局も関わってる/事務所がでかいと言うあたりからお金のかかり方が映像一つ見ても違うなーと思うものだった。(←地下アイドルばっか見に行ってると、こう感じてしまう)
VTR明けはまこと&よっすぃー&真野ちゃんによるMCだった。
同じ学年でありながらハロプロにおいては先輩・清水佐紀と先日連絡先を交換したが、どのように、どの程度の親しさ加減でメールして良いかわからない/お茶のお誘いなどの方法がいまいちわからないと言う話を挙げていた。
上記のハロプロエッグの話を出すと、真野ちゃんはエッグ2期なので、彼女のバックダンサーを務めていたスマイレージのメンバーよりも実際は後輩だったり(年齢はもちろん下)、Berryz工房最年長の清水佐紀と学年は一緒ながら最年少 菅谷梨沙子は3歳若いけどやっぱり先輩だったり、真野ちゃんの立ち位置の難しさと言うものを改めて感じる話で興味深かった。
小~中学生頃からエッグで研修してと言う子が多い中で真野ちゃんって、入ってから単独デビューまでの期間が短いので特異な存在ですよね。そんな真野ちゃんが好きです!(話がまとまってませんが)
ユニットコーナー
ハロプロ中だったら"真野派"な自分としては真野ちゃんを囲んだMCはお得感があったので良かった。
そんなこんなで次がユニットコーナー。
須藤/萩原 両氏はハロプロキッズ上がり、Berryz工房/℃-uteメンバーなのでキャリアの長さから安定感があるなーというところで、そこにまだまだ新人の"ずっき"ことモーニング娘。の鈴木香音、スマイレージの田村&中西が加わってるあたりの組み合わせは面白いなーと思いつつ、やっぱり芸能歴がスマ加入前からあるらしい田村芽実ちゃんのスキルの高さを実感した。
ずっき&かななんは未経験で加入しているあたりで、何もないところから伸びていく姿を見れる"伸び代"だなんて言われてますが、そんなに自分は見てきてはいないのでなんとも言えなかった。
ずっきは良いとして、かななんが一番キャリア浅いあたりで、着いて行くの大変だろうなーと思いつつ、かななんに心の中でエールを送った。
続いて(私でもわかる曲!)「ハニーパイ」で、今度はベリから菅谷/清水/嗣永、キューから岡井/中島、娘。から生田/佐藤と言う顔ぶれで披露された。
佐藤優樹(さとう まさき)ちゃんに関しては「ゆうき」と読むとすら思ってたくらい情報が自分の中でなかったので、逆を言えば一人だけ名前と顔があまり一致してない子が居るっていう感じで見ちゃってたのですが、彼女も未経験から加入したらしいですね。ベリの中でも好きな"キャプ"こと清水佐紀ちゃん、そして圧倒的にボーカルで強い菅谷梨沙子、最近やたらテレビでもひっぱりだこの"ももち"に、℃中でも好きななっきぃ、実力派のちっさーと顔ぶれが強烈だったので、やっぱり生田えりぽんに"まーちゃん"は地味だなーとは思ったのだが、えりぽんの顔の小ささ/背のすらっと伸びた様は一味違うなとも思った。
いや、でも身長はそこまで高くはないけど足が長いことで有名?ななっきぃのスタイルも抜群に良くて、とにかく、やっぱりハロプロってすごいなと思うばかりだった。
続いて(ガッタスの曲なので、これもわかった!)「青春のカスタード」をがきさん&愛理のデュオで披露。
℃-uteにBuono!でも活躍するカリスマ・愛理にベテランのガキさんのデュオもしっかり楽しめる濃さがあって良かったのだけども、聴かせる系かなーという感じで、ガッタス曲の良さは感じたのだけども、個人的にはそんなに楽しいパートではなかった。
ファンキー大喜利
アップフロント所属のお笑いタレント、さわやか五郎が巨大なアフロを装着して登場。「ファンキー五郎」として大喜利を仕切りコーナーがユニットコーナーの後にあった。
お題はファンキーにちなんで「ミラーボールの中身は?」と言うもの。五郎がメンバーに振り、センターのマイクに言いに行くと言うもので、言った答えに対してさわやか五郎が一言ツッコミを入れていくと言うものだった。
鈴木愛理「おでんの汁!」五郎「あちちちちぃってなんでやねん!」みたいな感じのノリツッコミをしたりと、さわやか五郎が良い仕事していて意外と楽しかった(笑)。
熊井「またミラーボール」、真野「家政婦のミタさん」とややスベってる感がありつつも人柄の出た答えにほっこりしつつ、萩原「あたいの未来」、和田「さわやか五郎」とツッコミづらいアンサーを投げつけるメンバーも居たりと、バラエティに富んだコーナーで結構良かった。
ソロコーナー
大喜利の後はソロコーナーと言うことで、ガキさんの「せんこう花火」、あやちょによる「トロピカ~ル」が披露された。
そう、モーニング娘。が苦手だった期間が長かったので娘。メンバーの魅力/個性を実はあまり知らないんですけど、"ガキさん"の持つ磨きぬかれた歌唱はじっくり楽しめるもんなんだなーと堪能させていただいた。
あやちょは程よくお姉さん感が高まってきてはいるものの、持ち前のぶっ飛んだアイドル力が弾けてて良かった気がする。彼女のバックにはエッグメンバーがダンサーとして付いていた。大勢のエッグの中に、自分でもわかる宮本佳林ちゃんとか、田辺奈菜美ちゃんとか居るんだろうなーとは思ったものの、遠くからではわからなかった。
ハロプロ川柳
やや苦言を呈すると、MCのみで参加となった光井愛佳だが、意外と文章読むのが滑らかではなくて「MCだけなんだったら、そこら辺ぴしっと!」とは思った。
読まれた句は「数学が 出来る"れいな"は ドラマだけ」、「仕事中 ハロ曲流れ うっきうき」、「ハロメンが 小っちゃく載ってる 雑誌買う」、「大切な お知らせって言葉 胃が痛む」と言ったものだった。
真野スマからハロプロに興味が持てるようになったクチとしては、2011年でスマイレージから2人も卒業が出てる=大切なお知らせが2回あったあたり、「あ゛ぁ゛・・・・」と唸ったのが最後の句だった。
アイドルの活動できる期間って"10代~20代前半"みたいな感じありますから、永遠でないのはわかるんですけど、それにしても突然来るお別れにはやっぱり淋しさは拭えないですよね。
この時はまだそんなに実感が沸いてなかったのだけども、後に披露されたスマイレージの舞台に前田憂佳(2011年末で卒業)が居ないあたりに改めてその言葉が滲みた。
2010年を思い出す真野ちゃんとex.エッグたちによるステージ
ここの顔ぶれが真野ちゃん、そして娘。からは譜久村/工藤、スマイレージから和田/福田/竹内/勝田と言う顔ぶれ。
これ、全員エッグ経験者なんですねー(ベリキューはエッグではなくキッズなので、その両組からも参加者が居ないあたりでは純エッグパート!)。自分が見始めた頃の真野ちゃんソロ&バックダンサーにエッグっていう顔ぶれで1回は見てるであろう組み合わせだったので、なんだか胸が熱くなった。
自分がややハロプロに行かなくなった時期にエッグ入りした工藤遥ちゃんに関しては真野ちゃんのバックダンサーとして見てないのかもしれないけど、ふくちゃん&たけちゃん&りなぷーの3人は確実にそこで見てるし、真野&和田/福田なんて、あとサキチィ&ゆうかりん(卒業済み)が居たら完璧に"自分が最初に見に行った真野コン"ですからね。今更感はあるにせよ、真野ちゃん&スマイレージ4人で演じられていて楽しくて仕方なかった「世界はサマー・パーティー」「LOVE & PEACE = パラダイス」がまた見たいなぁと思ったりしながら、この美勇伝のカバーを楽しんだ。
続くユニットコーナー
後藤真希の曲「やる気!」は娘。から道重/飯窪、ベリから熊井/徳永、℃からは矢島と言う顔ぶれで披露された。
ちょいちょい書いてるが、モーニング娘。が一番勢い/人気があったであろう時期に全く見向きもしなかった者なので、全盛で卒業→ソロでも活躍していた"ごっちん"の曲もあまり耳にしていなかったので、フレッシュな気分で楽しんだ。
飯窪春菜ちゃんは娘10期と言うことで、やはり馴染みはなかったのだけども、元々撮影モデルなどもやっていたらしい彼女、スタイルが良いなーとは一瞬思ったのだが、同じステージに居る舞美美人、熊井ちゃんデカい&美人、徳永細い、道重さすがのカリスマ性と強烈な色が並んでいたので、地味にすら思ってしまった。ハロプロって恐ろしいですよね。
続いて「愛の園」では娘から田中/鞘師/石田、ベリから夏焼と言う顔ぶれ。
アクターズスクール広島出身(※)で9期のエースと言われる鞘師、Dorothy Little Happyを擁する仙台のステップワン出身で元ドロシーのバックダンサーでもあった石田と言う若手ながら高スキルな2人+高い技術/カリスマ性で引っ張る田中れいな&夏焼っていう、ユニット中では一番ここがインパクトあった気がする。
また娘苦手時代の話になるのだが、田中れいなのやんちゃさみたいのがいまいち好きになれなかったこともあり毛嫌いしてたのはあったのだけども、こうやってユニットに混ざった時に発揮される声色のキラキラ感、きつめのビブラートっていうのはやっぱり彼女の"武器"なんだなーと改めて思った。それ単独で評価すると個人的には全くもって好きな歌い方ではない、むしろ苦手なんですけど(なので、れいなソロの「キラキラ冬のシャイニーG」もあまり好きではない)こういうところに混ざってるのはむしろ良いなと思って感心した。
新垣&矢島を迎えたMC
ユニットコーナーが終わりMCへ。
娘全盛期は好きでないとは書いているものの、やはりメディア露出が今日のAKBに取って代わられる前は多かったですから、なんやかんやでガキさん&よっすぃーが並んでるところを見るのは"懐かしさ"を感じた。
ガキさんからの話題では、スマイレージ田村"めいめい"から「まゆげビームを受け継がせてくれ」とあり、伝授(譲渡?)した話に触れつつ よっすぃー「ガキさんも大人になったねぇ~」としみじみ語ってる姿が印象的だった。
彼女たちが十代だった頃の娘を熱心には応援してなかったあたりで共感はさすがになかったのだけども、逆にめいめいが二十歳を過ぎた頃(98年生まれなので2018年、6年後ですね!)までハローを追っかけてると、やっと共感に至るのかなーとかぼんやり思った。
舞美ちゃんの話題は「もー、スマイレージのあやちょ(和田彩花)がかわいくてかわいくて、あやちょに突然トンッと叩かれて、そんなあやちょにキュンとした」と言う話を出していた。いたずらしたんですかね、あやちょ。そこにキュンとしてる舞美ちゃんもかわいいです!
ゲスト:吉川友
元々はハロコンのバックダンサーとしてもステージに登場していたであろう"きっか"が「ゲスト」として別枠でステージで一人で踊ってる姿は、この「ハロプロじゃない」「ハロプロである」の差ってなんなんだろうと考えさせられるものはあったのだけども、いずれにしても美人/歌うまい/ダンスもできると三拍子揃ったきっかが単独で中野サンプラザのステージでパフォーマンスしてる様は良い光景だった。
しかしながら、クセがありまくって面白いつんく曲だらけのハロコンの中に混ざるきっかの「こんな私~」は結構"フツー"で、意外と面白くはないなと思ってしまった。良い曲なんですけどね。
コンサート始まる前に折り込まれていたチラシにも書いてあったし、きっかのステージ後のMCでも触れられていたのだけども、中野駅前のTSUTAYAにて「こんな私~」購入者対象で握手会をやる、とのことだったので、これは行ってこよう、そう思いつつ、きっかのステージを楽しんだ。
"ゆうかりん"の居ない6人編成スマイレージ
曲は「ミニスカ~」「有頂天LOVE」を披露。
オリジナル4人-小川紗季→3人+候補メンバー4人で「タチアガール」をリリース、そして4人が正式メンバーとして加わり7人で「ミニスカ」をリリースして、2012年 6人で披露するそれらに向き合うっていうのも、やっぱり気持ちの切り替えがうまくは出来てなかった。ので、かなり淋しかった。
「脱退するから!」と言って急遽卒コン/卒イベに迎えるほど行動力もお金もないので、あまりそういうショックに過敏に反応しないようにはしてるものの、やっぱり後から触れた時の喪失感のでかさ、これにはショックを隠せないですね。
しかしながら、淋しさを強く感じるよりも今は今、あるもので楽しんだもの勝ち!と思いながら見た時に奇数7から偶数の6になって、シンメトリーになる、割り切れる立ち位置具合は意外と良いのでは?と思った。
やはり歌唱力の小川、カリスマの前田が居ないことのでかさはあるにせよ、安定の実力を持つ中段 和田/福田、新メン中でも高いスキルとキャラクターを併せ持つ前段 竹内&田村、後段に立ちつつも景色を一切殺風景にしない陰なる華やかさを持つ勝田&中西と言う6人のバランスもなかなか絶妙だなーと思った。
新メン4人中でも実力差があるのは酷だ(特に芸能活動未経験で加入した中西)みたいな話もよくファンの間で出されるとは思うんですけど、派手で突き抜けるものがないながら中西と、突き抜けたスキル/キャラを持つ田村&竹内の間を勝田が取る、と思うと、このバランスは好きだな、そう感じました。
ハロプロエッグ新人公演に足を運んでた派としてはエッグ贔屓してる部分が自分の中ではあるのですが、しかしながらこの中西"かななん"のほっとけない感じ、強烈じゃないけどじんわり良い笑顔の具合は良いんですよね。無視できないというか。
そんなことを思ってるうちに、ゆうかりんの喪失感よりも、今/そして今後のスマイレージの発展(特にかななんの成長)が気になってくるわけで、こういうアイドルの新陳代謝(と言って良いのか不明ですけど)ってよく出来てるよなーと、そんな感じでしょうか。
「有頂天LOVE」前後は小川"サキチィ"脱退に勝手にショックを受けて聴く気になってなかったので(角度を変えて言えばその時期は"ぱすぽ☆"に財産と栄養を吸い尽くされてた。運営&ユニバーサルが悪いと言うことにしておきましょう)、この曲に関する喪失感みたいなものはそんなになかったのだけども、でもやっぱり「有頂天」な感じがちょっと足りなかった。いっそのこと、ここでは「スキちゃん」とか「夢見る15歳」あたりの鉄板キラーチューンで攻めてもらったほうが余計なモヤモヤを感じずに済んだのかもしれないけど、その選曲だと"ファンキーちゃん"じゃないのかなーと思うと、テーマ/表題との関係性の難しさも感じますね。
とりあえずスマイレージは6人で「物語は続く」(と言うフレーズが「ミニスカ~」のサビで出てくる)わけで、そんな2012年の"自分にとっての6人スマ"の始まりが刻まれました。
余談だが、この時の衣装がミニスカポストウーマン時の赤いものだったのだが、ポストウーマンと言うことで下げていたショルダーの皮バッグが「有頂天LOVE」の時にぷりんぷりんと跳ねていて、なんだか踊りづらそうだなーと感じた。その点ミニスカ~ではそういう印象がなかったので、曲や衣装にあった振り付けが施されてるんだなーと改めて思った。新曲「ドキっ!ドキっ!Baby!」は作詞作曲に「本上遼」とモニターに映し出されたクレジットで確認したものの、聴いたことない名前で「???」となった。(今調べてもJASRACデータベースなどにも反映ないですね・・・)
やはり改めて、真野ちゃん歌とか諸々うまくなったーと感じたものの(母音oの発音が「うぉ」、母音iが「うぃ」となるあたりの向上は個人的には好きじゃないですが)、真野ちゃんそろそろピアノ弾く曲やってくれないかなーっと思いながら新曲を楽しんだ。
個人的に「元気者で行こう!」が全然好きじゃないので、(シャ乱Qの)はたけ作曲のポップ&ハード?なアップテンポな曲に対する期待は一切ないんですけど、デビュー当初のキャッチフレーズ、"ピアノガール"にばかり縛られててもし方ないですね! 真野ちゃんが見せてくれるポップミュージックに2012年も期待したいものです。
そして余談ですが、「ドキっ!ドキっ!Baby!」で舞う"りっちゃん"こと金子りえちゃんは目に飛び込んできました。やっぱり今のエッグの中ではキャリア長い方になることもあってか、堂々とした印象でりっちゃんの活躍っぷりも良かった。
2曲目は真野ちゃん初期作品から作詞を担う三浦徳子先生&はたけ組による「Glory Days」。真野ちゃんダンスうまくなったなーとは思ったのだけども、ぱっと聴いて楽曲がどうと評価しづらい、キャッチーさにちょっと欠ける印象のある曲で惜しかった。
中島卓偉提供による「My Days for you」が本当に良い曲だったこともあり、真野ちゃんはグループじゃないから色々大変だなあと思いつつ、やっぱり真野ちゃんかわいいなーと言うところで終着した(笑)。
ちなみにこの日は、あまりヲタTを着ない自分なんですけど、初めて「青春のマノフレ」と背中に赤い字で書かれた黒いTシャツを着用して真野ちゃんに臨んでいた。自分が買いそびれた「We are Mano Friends」と胸に書かれたTシャツを着てるファンがいっぱい居たので、そっちもうらやましかった・・・。(ちなみに青春のマノフレT着てる人はぱっと見、見当たらなかった。なぜだ?!
田中れいな「れいなのスケジュール知らんやろ?黙っとって!」
OG組の待遇の良さに、現役メンバーに武道館メインで立たせてあげてーと一瞬思った。
ドリームモーニング娘。の公演に行きたかったが、タイミングが合わずで行けなかったので共演が嬉しいとMCに参加していた田中れいな、会場中のヲタから「えーっ↑」と言う反応に対して「『えーっ↑』って言うけど、れいなのスケジュール知らんやろ?黙っとって!」と一喝入れていて笑った(笑)。
ベリキューコーナー
告知の後はベリキューのステージ。
℃側からスタートで「君は自転車 私は電車で帰宅」を披露。バラードナンバーで、はっきりいって全然面白くなかった(笑)。
切ない曲なんだけども、これを新年のハロプロの祭典で℃としての新曲で披露するのか・・・と、なんとも言えない気持ちになった。威勢の良い曲を℃には期待していたのでなおさら。鈴木愛理センターで矢島舞美が「ちゃぁ」しか言わなかった「SHOCK!」の時に漂っていたパッとしなさを思い出した。ちなみにこの曲もパッと聴いた限りでは愛理メインっていう感じだった。
ベリ新曲は「Be 元気<成せば成るっ!>」なる曲を披露。
マントを装着した衣装で、ひらひらとマントを舞わせながらやっていた。曲中でやたら耳につく「ないないない!」と言うフレーズが印象的だった。ちょっと変わった感じがベリらしいなとは思ったのだが、とりあえず良し悪しを言うなら「君は自転車~よりは良かった」と言う感じになってしまう。(同時に聴いた新曲なので、やっぱりその2曲を比較してしまうのは仕方ないですね)
ベリの曲が終わったところでベリキューメドレーと言うことで、知ってる曲がたくさん出てきて楽しかった。「お馴染みの曲」ばかりやっても仕方ないのはあるにせよ、やっぱりおなじみの曲をたっぷりやることでの楽しみもありますからね。その点ではこの部分が一番楽しかった(笑)。
ダンスの激しさも高いあたりからか、ハロプロ1汗っかきとも言われる矢島舞美はだばだばになり、須藤茉麻の顔も汗でてかてかしてたのが印象的だった。
モーニング娘。コーナー
10期を迎えてリリースされた"ピョコトラ"を披露。
9期メンバーを加えて「まじですかスカ!」「only you」「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」をリリースし、そして10期新メンバーを加えての一発目がこれと言うことで、短い期間で急激に若返りを果たしたあたりで「どうなるの?」なんていう声もネット上で見られた気がするんですけど、曲については初めて聴いた/見ただったので、やっぱりしっくりはこなかったんですけど、何にしても黄色いひよこっぽい衣装のメンバーがいっぱい居る状態は、何か"娘。ではない何か"な感じがした。
9期メンバーはやはり鞘師りほりほが一歩抜きん出てて、その中で見ると"ずっき"こと鈴木香音ちゃんがちょっと、よく食べてるのか"ぼってり"した印象の体形で目立つなーと思ったんだけど(ふくちゃんは美人オーラ出してるし、生田えりぽんはスタイルが良い、地味だけど)、マイペース感溢れるずっきの笑顔はピカイチだった。途中で帽子が脱げそうになり、大丈夫かなーと思ってたらやっぱり脱げ、それを拾ってステージ脇のスタッフに渡すように投げてる光景も見られた。
遠目だったので、りほりほ抜きん出てる、とか言ったものの、よく見たら10期の石田さんだったりしたりと、やっぱり新メンバー一気に入りすぎだなーと思いつつ、賑やかでフレッシュな娘。のステージをやんわり楽しんだ。
2曲目は「Go Girl」、これは好きでさかのぼって聴いた中でもかなり聴いた方なので安心して楽しんだ。
全盛の頃、と言える時期の楽曲かどうかよくわかってないんですけど(ずっと見てきてる人でないと、どの時が自分にとっての"全盛だった"かって言い表せないですよね)、でもそんなに興味がなかったながらもメンバーの顔と名前もだいたい一致してた/ヒットチャートを賑わせていた頃の曲の持つ勢いって、さすがだなーと思ったりもした。
ラストスパート
この曲が入ってる盤を持ってないので初めて耳にしたので、それなりに適当に楽しんだ。
曲が終わり、グループごとに並び、ラストのMC。
モーニング娘。が並んでいる列の真ん中辺りに新メンバー(9期だか10期だか忘れたが、確か鞘師だっただろうか)が立っていたのだが、そこをどかして光井愛佳が真ん中に現れた瞬間を見たのだが、アンチ光井派ではないんですけど、あれはちょっとどうかなと思ったが、どこまでリハーサルされたものかまでは見てる側ではわからないので、見なかったことにしておいた。
最後、グループごとに名乗り、司会のクロージングがあり、エッグも登場、全員で「この地球の平和を~」で締めくくられた。
レコーディングされた音源では耳にしていたんだけども、メンバーの名前がちりばめられたこの曲のサビ「愛の~」のフレーズ部分を歌っていた高橋愛が卒業済みで不在、その箇所をガキさんが担っていたのだが、高橋愛ちゃんのボーカルも勇ましすぎてあまり好きでない部類ながら、いざその部分にその歌い方、その声がないことで、こんなにも物足りない、しっくり来ないんだなーと、高橋愛と言うアイドル/シンガー/タレントの濃さを実感した。
しかし、そこを立派に務めるガキさんの培われたスキル、濃い魅力っていうのもさすがなもので、モーニング娘。って1グループで色んな年輪があるんだなとも感じて、興味深い、楽しいと思った。
曲が終わり、BGMが鳴る中、華麗にお辞儀をしてメンバーたちはステージを去っていった。
全体の感想をざっと書いてみたのだが、やはりハロプロのヲタとしては新参で、長い歴史を総ざらいを出来てない自分にとっては、過去曲の膨大さは果てしないなと感じる面もあったにせよ、演者側のスキルの高さだけでも十分に曲の無知から来る退屈さを凌げるあたりの"ハロプロの個性/高技術"を実感した。
あと、新しい曲が続くコンサートよりも、なじみのあるヒットナンバーばかりレパートリーにしているアップアップガールズ(仮)の方が自分にとっては音楽的には楽しめるのかな、とか思ってしまったのはあった(笑)。・・・と言うのも、その辺の話は誘ってくださった方がコンサート終わったあとに口にしていたのだけども、その点は変に頷けるなと思った(笑)。(←やはりGo Girlが楽しかったと言うあたりがデカいかもしれませんね)
あと、どこでそのシーンを見たか忘れたので漏れたが、全員が立つ曲の際に向かって左側奥にスマイレージの中西"かななん"が居り、その両サイドにベリのキャプこと清水佐紀ちゃん、あともう一人ベリキューメンバーあたりに挟まれてる箇所があり、「かななん、頑張れー!」と思いながら見てた部分あったなと思い返すと出てきた。
モーニング娘。が昔からそうなように、キャリアの深い、浅い関係なしに同じ舞台に立つことでの過酷さ、そしてそれを乗り越えた時のインパクトみたいなものでドラマを生み出していくような側面って面白いですね。そしてみんな圧倒的にかわいい、美人。
値段の高さはあれど、ハロプロは2012年も楽しいんだろうなと思える、そんな希望に満ちたコンサートだったのかな、と言う感触が良かったでした。
距離の近さやオルタナ感で言ったら地下アイドルの方が肌には合ってる気がするんですけどね。また機会あったら行きたいですね!ハロコン。
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