2009/03/31

デロッピードロッピー@新宿URGA

デロッピードロッピーmyspace / audioleafを久しぶりに見に行きました。

場所はこれまたお世話になってる新宿URGA



この日はhighered-girlmyspace / audioleafオワリカラmyspacemy girlfriend's recordmyspacetacobondsmyspaceが出てましたが、忙しかったのでオワリカラの途中から参戦となりました。



と言うわけで最初に見たのがオワリカラ。

highered-girlにmy girlfriend's recordは見逃しました。

オワリカラ、見るのは初めてでしたが存在は以前からよく知ってました。

ドラムのケンタくんが加入する以前、the mally maggooと言うバンド主催ライブにオワリカラが呼ばれていたあたりの情報は見てました。
the mally maggooに当時ケンタくんは所属していたんですけど、通称「マリマグ」結成以前に所属していたバンドSilver Galの頃から面識がありました。

巡りめぐって、と言った感じで、やっと見れたのでした、オワリカラ。

途中から見始めたのでちょっと気が萎えてたんですが、馬鹿でかい音で鍵盤、ギター、ベース、ドラム4人の男子が戦っているかのようなアグレッシブなロックでした。
ちょっとサイケとか寄りの音で、若き日本のちょいマニアックなロック馬鹿たちがガシガシしてる感じ?

よくわかりませんが(笑)、かっこよかったです!



次がデロッピードロッピー。

この日はベースのひかりちゃんが、今まで(その1その2その3その4)のロングヘアーな髪型からばっさりと切って短くなっての初ライブだったみたいです。かわいかった!(何)

この日は足元を見るとVocal&GuitarのマユちゃんのエフェクターにBOSS OS-2 Over Drive/Distortionが加わり、ソロなどでブーストできるようになってました。

サウンド面は2~3ヶ月見てなかったですが若干すっきりした印象で、少しアレンジが変わった箇所もあるように感じられる雰囲気でした。

下述しますが、この日はレコーディングを終えてジャケまで完成した音源「ドシャルレ」を持ってきたとのことで、ある意味でレコ発ライブでした。



ラストがtacobonds。

tacobonds見るのもとても久しぶり。1年以上見てなかったんじゃないかしら。

Vocal&Guitarの彼がVocalのみになり、ベース&ギター1人ずつにVocalとDrumsの編成になってました。

個人的に以前のギターが2本の編成の方が良かったような気がしないでもないですが、比較できるほど回数を見ていないのでなんとも・・・。
過去の音源を聴けば良いのか。

でもやっぱりCDとライブ違いますね。
インディーズで活動してるバンド、苦労して、お金うまいこと捻出してレコーディングやらCDプレスしてもらたtり、ジャケを手で切って挟んだりとかしているわけだけども、やっぱりライブハウスが活動の場ゆえに、ライブが良いですね。

でもtacobondsのCDも聴いてみないとですね。



さて、上述の通り、デロッピードロッピーの待望のCD音源「ドシャルレ」が出ました。

いつ発売します!みたいなアナウンスは特にないですが、思いもかけぬタイミングでの放出は嬉しいですね!

最初見た時からCDで聴いてみたい、と思っていた旨を綴っている自分ですので、これはもう、めでたいです。

外装が普通の封筒で(笑)、Thank Youのスタンプがさりげなく押してあります。

これがジャケ。

収録曲は以下。
  1. デロティック
  2. fa
  3. 無題
  4. 不意打ちガール
  5. ライト
  6. マーブル
  7. 魚の目
  8. 吹き絵

日本のインディーズバンドって色々居る中で、洋楽的なものが居たり、ポップスしか知らなくて「作られたスター像」をそのまんま再現しようとしちゃういまいち現実味のない「デビューしたい」バンドとか色々なタイプが居るんですけど、デロッピードロッピーのスタイル、ポジションは良いですね。

何が良いって、個人的に良いって思ってる範囲がそこだったってだけでもあるのですが、ちゃらちゃらしてないし、でもポップス的な唄心があって、演奏も変に大味なところがないけど持ち合わせていたと思われるオルタナロック感、あと日本のバンドが作り出していたムードをうまいこと見につけているような感覚。

記号的な解説ですが、とても良い作品に仕上がってる気がします!

ライブではどうしても女の子の声、特に繊細な歌い方をするマユちゃんなのでニュアンスが潰れる傾向がどうしてもあったのですが、それがレコーディングされてキレイに浮き出たことで、声、唄の持ち味を十分に楽しむことが出来るものになってると思います。

デロッピードロッピーの魅力はドラムとベースが兄妹で二人とも若いっていうところもありますが(若い割りに音楽的に恵まれた環境にあるせいかうまい!)、やっぱりソングライティングを担う、歌いたかった人(マユちゃん)が歌っているところが最大だと思ってます。

インディーズのバンドがどういう活動をしているか、どうしているかっていうのの入門にも最適なのでは、と思える良質な曲がいっぱいです!ぜひぜひ、デロッピードロッピーのライブに足を運んでいただきたい所存です。

勝手に宣伝してますが、ほんと、500円程度でこれらが聴けるのはかなりお得感たっぷり。お勧めです。

2009/03/30

Heartland @渋谷LUSH

ノイズデュオ、Heartland(ハートランド)としてライブやってきました。

場所はお世話になってる渋谷LUSH

昨年はじめてブッキングしてもらってからなんだかんだでとてもよくしていただいて、感謝しきりです。


対バンはAutomatic Wing Project臼井淳一桜井真樹子デュオ、YARINIGE(メンバーWeb)、大団円でした。


最初がAutomatic Wing Projectさんでした。

以前渋谷LUSHで出た際にも打ち込み&ギターっていうスタイルの人が居たこともあって、それを思い出したのですが、以前のHirotaka Makiさんの音楽性に比べてこちらはもうちょっと爽やかなエレクトロ・ギターポップと言った印象で好感が持てました。

帰りになぜか駅あたりまで一緒に帰りましたが、良い人でした(笑)。

出番が彼の次だったので最後まで見れませんでしたが、YAMAHA CS01の赤いボディのを持っていたみたいで、熱いですね!

LUSHの方曰く「オートマチックさん」と言われてるそうです。宇多田的ですね。
もっと慣れてくると「オートさん」と、競艇マニアみたいな呼称に変わるそうです。


次がHeartlandで、出番でした。

画像はこの日の昼に作った新・圧電マイク!
3mのシールドを用いたらずいぶん見た目が立派になりました。
ガンダム見ながら作ったらガンダムの内容がさっぱり頭に入りませんでした。

写真がないんでセッティング表を。

一応ノイズをやる前提で結成されたグループではあるんですけど、「音」の垂れ流しほど退屈はないので、退屈しないよう「曲」を演奏する意識でざっくりとは決めてやってます。

雑音でも音楽である必要がある。音が楽しめてこそ音楽。
唄がないからこそ、如何にユニークで退屈しない音楽ができるか、っていう感じですかね。

でも、これ、ミキサーをいじってるPAさんに渡したんですけど、さっぱり冒頭のタームが10分で終わってなくて、相方くんが思い切り無視して演奏していたので崩れました(笑)。

でも終わりよければすべて良し、ではありませんけど、録音していただいた音源を知り合いの方から頂いたんですけど、結構良い感じに仕上がってる印象でした。

いずれCD-Rにでも焼いて配布できたらな、と考えてます。

録音してくれたテツローさん(fromけぶりかす)ありがとう!

余談ですが、テツローさんとは純情哀時雨っていう新横浜、渋谷あたりで活動していた女子5人組バンドを見に行きまくっててファン同士知り合ったっていう繋がりで、かれこれ7年くらいは交友がある方です!
純情の時代から録音しまくってた人なので、オーディエンス録音の達人ですね!(笑)

次が臼井淳一&桜井真樹子デュオ。

臼井さんは以前Heartlandで出演した際にKORG Electribeだけで演奏するっていうなかなか「男」な演奏をしていた人なんですが、ヴァイオリン、ギター、笙なども扱えるマルチプレイヤーで、今回は平安時代の白拍子(しらびょうし)や声のパフォーマンスを行う(らしい)桜井さんと言う方とのデュオでした。


渋谷LUSHのステージに四隅にマイクが4本、そして真ん中で舞い、そして歌う、笛も吹くと言ったステージにギターが間を埋めるように厳かに鳴るステージでした。

マイクの感度をかなり上げていたようで、だいたいの音を拾ってしまう緊張空間が展開されてました。

渋谷のライブハウスでこの緊張感が漂うことは恐らく初ではないでしょうか。
いや、わかんないけど、かなり特異な光景でした。

人の鼻をすする音、くしゃみなんかも拾ってPAから出ちゃう、みたいな緊張感でした。



次がYARINIGE。

ベースとドラムのデュオだそうですが、今回は渋谷LUSHでブッキングを担当している宮内さんがドラムで参加してました。

宮内さん、(自分は見たことないのですが)インストロックバンドのcumulonimbusのドラマーだそうです。

YARINIGEのお二方、全然接点のない方だと思ってたのですが、オンラインで知り合ったとある方が手伝っていたninaplayと言うバンドのメンバーだった(過去系で良いのか?)そうで、やはり都内で活動していると知り合いの知り合いがどんどん知り合いになっていくような、そんな狭さを感じざるを得ません。

とは言ってもお話する機会がなかったのですが、またきっと対バンが出来るのではないか、と言った感じがいたします。

音楽性はインストのポストロック的なもので、今回限りかもしれないけどツインドラムによる重厚なビートにエフェクトを駆使したふわふわと浮遊感漂うベースがメロディ、コード感を出したものでした。
心地よかったのですが、心地よくて眠くなりました(笑)。

ツインドラム、普段やっていないせいか不明ですが多少のずれを感じる瞬間もありましたが、2人のテクは良く、非常に味わいのある刺激的なサウンドになってました。

このメンバーでも何回かやって、っていう状態のものも見てみたいですね。


ラストが大団円。

このグループも「結成してやってる」っていうよりは、セッションするタイプっぽい印象で、サックスと声の担当の方がちょい年上な印象で(40代くらいでしょうか。もう少しわかかったらごめんなさい)ドラムの方、そして女性声担当に男性ダンサーの4人編成でした。

YouTubeに動画があるのを見つけたので載せておきます。

男性ダンサーがとにかくたくましい、鍛え上げられた筋肉を持っていて、豊かな筋肉の肉体が動く様は男性側から見た感想でも「筋肉が美しい」と言ったものでした。

あまりダンスの世界には長けてないですが、即興演奏に対して即興の体の動き、そして魅せられるだけの体があるっていうことはこれはこれで凄かったです。

はっきり言って平安白拍子も、これも、自分たちもとっつきづらい系ですが(笑)、この顔ぶれが一同に見れたこの夜はカオスでした。

女性声担当の方は基本的にはきゃっきゃ言ってる感じで、はしゃいだり、ステージ降りたりと危害は人に与えなかったけどかなり怪しい動きしてました。(男性ダンサーの指舐めてた)

長い、怪しいと言ったムードがNHK教育テレビの「おかあさんといっしょ」でやっていた謎の舞踊のコーナーを思い出させました。(あれ、なんだったんですかね・・・)


そんなこんなの不思議な渋谷の夜でした。
見に来てくださった方、ありがとうございました。

呼んでくださった渋谷LUSHさんにも感謝です。

2009/03/25

2009/03/25(WED) 神保町店



食した二郎:小豚ラーメン(750円)

感想:およそ3年と15日ぶり(笑)に神保町の二郎行ってきた。

すげえ並んだけど、でも大したこと無かった気がする。
この日は結構寒かった。

味はもう、うまい。
麺がちょっと柔らかかったけど、そんなの問題ではなかった。
うまかった。

しかし、初めて行く人が2名居て、1人が1/3も食べてないところで苦しみだし、挙句物凄く時間をかけて食べただか、残しただかで出てきた後、まるでお酒をちゃんぽんしてしまった時のような苦しみ方をしたままトイレに駆け込んでいた。

もったいない。

二郎はイベントではなく、食事です。
味わってなんぼですね!

2009/03/22

坂本龍一「Out of noise」&高橋幸宏「Page by Page」

坂本龍一の「CHASM」以来の新作、「out of noise(数量限定生産)」(RZCM-46128 \4,500(税込))と、発売日が遠く離れていない高橋幸宏の新譜「Page By Page」(TOCT-26798 3,000円(税込))を一緒に買ってきました。

タワーレコードにてWポイントだ、と勘違いしてレジに持っていったのですが、そうでなかったので7500円分のみのポイントをもらいました・・・。


YMO周辺のアーティストについては熱狂的なファンも多いため、あまりこのblogで取り上げる必要性が感じられないのですが、ちょろっとだけ書いておこうかなと思いまして。




坂本龍一のひとつ前のアルバム「CHASM」はたまたま人からもらいまして、ぼちぼち聴いてました。

80年代のYMOを前後するソロ作品には興味があったものの、GUTレーベルから出ているソロ作品なんかは結構「枚数が多い」印象があり、そこまで着手してませんでしたので、もちろん飛んで「CHASM」を買うなんて考えてなかったのです。

坂本龍一がオペラと称し、音楽の構成要素としての「Opus」の寄せ集め「Opera」をやると言うコンセプト(?)で「Life」と言う作品を発表した頃、彼の同行をよく見守っていたものの、「Life」を見に行くほどお金もなく、「Life」の大阪、東京版のライブ音源、もしくは映像作品を買うほど余裕がこれまたなかったので途絶えていたのもありました。

今回はあまり「CHASM」のようなバラエティに富んだ作品ではない、と言った情報が既に聴いたリスナーの口コミで挙がっていた為に「これはぜひ聴いて見ねば」と思って買って見ました。

結果としてすんごい良い!ものすごく良いです。

どう良いか、ですが、各所のインタビューでも挙げられてますが「外のノイズ」、つまりノイズを(雑音)扱う、いじることで音楽的にすること(雑音でなくすこと)で作品を作ったと言う、メロディにとらわれない実に自由度の高い「音」が楽しいアルバムに仕上がっている点が良かったです。

ノイズファン、心地よい漠然とした音が好き、音の空間性、隙間を感じるのが好きとか、壮大だけどクラシック的なものではないのが好きとか。そういう人にはとっても向いてます!




高橋幸宏の新譜は良くも悪くも「相変わらず」と言った印象を受けました。

前作「Blue moon blue」とタイトルの付け方も似てるし、全体のサウンドの質感も「ほどよくアコースティック、唄メロディがはっきりしていて、ほんのりエレクトロニカ仕立て」と言う骨組みはだいたい一緒です。

しかし高橋幸宏と言う名ソングライターの力がたっぷり堪能できる新譜であることには変わりなく、質の高いポップスが聴かれます。

どっちが好みかと言われると、この2枚については音は前者、ポピュラーミュージックとしては断然後者と言ったところ。

YMOのうちの2人がこのような新譜を出した、っていうあたりから見ても、当時YMOを細野さんを交えたその3人でやってた、と思うとやっぱり強烈な個性のぶつかり合いであれだけの化学反応が起きたのだな、ととことん痛感です。


いずれも「おじさんの音」と言うよりはクオリティの高い先端を行くアーティストの作品なので、老若男女聞いて見て欲しいですね。

DINケーブル自作(失敗)

先日DINケーブルを自作しました。

これ、Roland JX-3PとプログラマであるPG200を接続する為に必要なもので、今日売られているDINケーブルでもっとも入手しやすしMIDIケーブル、つまり5PINのケーブルでは合わない、ってことで自作しました。

6PINのもの、昔はいくらかあったみたいで、以前楽器屋で5mくらいあると思われる6PINのDINケーブルを在庫整理セールみたいので見つけて買ったことがあったのですが、それではどうやらパッシブの機材から信号を送るのに距離がありすぎるらしく、うまいことシンセサイザーとしての機能が果たせてませんでした。

一応わかりやすく補足説明をすると、シンセサイザー本体のJX-3Pに、それの音色エディットを直感的にしやすくする為につまみ部分だけ集約したPG200と言うユニットが存在していて、これらは6PINのDINコード(映像で言うS端子ケーブルのような感じのやつ)で接続しなければ通信ができない、ってわけです。

あまりわかりやすくなってないですけども(笑)。

このケーブル、特殊であまり日常的な用途で用いないので既製品がさっぱり売ってません。

だからケーブルが紛失されたJX-3P&PG200セットっていうのをちらほら見かけます。
ケーブルはどうしてもなくなりやすいですからね。


秋葉原へ行けば材料もあるので自作しよう、と思ってかつて自作しました。
友人がJX-3P&PG200を所有していたそうで、ケーブルがないと言っていたのでプレゼントしました。

JX-3Pをその後にケーブルと一緒に手放したそうなんですが(ある意味酷いです)、お店の査定としては「純正DINケーブル付属」となったそうです。

お店側に変な「純正」と言う評価を頂いたのは嬉しいのですが、それすら見極められないとは・・・、っていう感触も受けたんですが、やっぱり「おれって作れちゃうんじゃん!」みたいな嬉しさが勝りました(笑)。


あげてしまった分を作ろう、ってことで材料を買っておいて1年以上経っていた最近、ふと思い立って作ってみました。

が、タイトルにあるように6PINが必要だったのに5PINのコネクタを買っていたそうで、出来てから接続口を見て愕然として終了しました(笑)。

事前にチェック!とCMでよく言ってますが、まさにその通りですね。
してやられたり。

結局自作のMIDIケーブルをこしらえたって言うことに終始となりました・・・・。
とほほ、です。

2009/03/19

Emotional Ticon @ 新宿URGA

この週の月曜日から体調を崩していたのですが、さすがにライブともなると穴を開けるわけにも行かずで、薬飲みつつユンケル飲みつつで、Emotional Ticonとしてライブやってきました。
場所はお世話になってる新宿URGA


対バンはマスクド・ダイオウドANALOG SUCIDE(from Istanbul)、MOLESTER、そしてEmotional Ticonの4組でした。



最初がEmotional Ticonでした。

相変わらず出演した側なので写真あらず、ってことで始まる前の写真を載せておきます。

今回はご覧のように、ベース4人組として出演しました。

オーストラリアのabe sadaっていう連中がいまして、ベース4人編成で東京の高円寺ペンギンハウスってところでライブをやってたのですが、それを見に行っていた我々なので、それのオマージュをしようっていう前提で臨みました。

あと勝手にマイケル・ジャクソンブームが俺の中に起こっていたので(笑)、それを広げていったせいもあってベース4人でマイケルの「Beat it」をカバーしました。
数々の人にカバーされているかもしれない曲ですが、さすがにベース4本は世界初ではないかしら、と自負してみます。

そのうちこの時のライブ音源もCD-Rにすると思うので気になる方はぜひライブに足を運んでいただければと思います。

ちなみに今回エフェクターは、今まで若干意味のなかったElectro HarmonixのFlanger HOAXとFuzzを減らしまして、その代わりに終わり際にDigital Delayを導入してみました。
相変わらずエフェクターの個数が多いんですが、エレハモ1台家に置いてきた、っていうのでのかさばらないっぷりに少しは楽が出来ました。



お次がマスクド・ダイオウド

初めてお会いしたのですが、基本1人で、あとはサポートっていう形式みたいです。

ギターの方が結構普通にエフェクターの質問してきたりがありました(笑)。(Frequency Analyzerについて。実演して説明してみました)

この方々はインダストリアルノイズ系って感じで、MPCで打ち込まれた歪んだ強烈なビートをバックに日本語で煽り立てる、っていうものだったみたいです。
日本語って気付かずに「叫んでる!」って思ってみていたので、あとから聴いて「ほえー」と思いました。

英語だったりの叫びは多いですが、日本語で潔くって言うのは良いですね。外人に受けが良さそう。




お次がイスタンブルからの刺客、Analog Sucideでした。

彼、本当はバーターさんって言うトルコ人で(本当は、も何もないけど)、結構気さくな方でした。

積極的に回りに話しかけて、非常に人当たりの良い人でしたが、トルコのポップスCDみたいのをわざと持ってきていたんですけど、見せたら「こーいうのもクソだよ」って嫌がってました(笑)。

うちのメンバーと「異国の地で自分の土地のポップス流れてたら、ふとした瞬間にほっとするんじゃん?」なんて話していたんですけど、自分としては「いや、おれらが海外旅して、浜崎とか流されても嬉しくないでしょ?」って言ったんですけど、やっぱりそっちだったみたいです(笑)。

バーターさんの機材。

よくわからないペダル2機にDODのレア変態エフェクター、Buzz Boxと、あとCDプレイヤー2台にラックに入った機材が2台くらいありました。あとはべリンガーのミキサーとかか。Death by audioのFuzzと思われるものを主に使ってた気もします。

オーストラリアのグループやら、ノルウェーのバンドとここ最近対バンしたり接触したりがありましたが、案外日本発の機材持ってるなーって思ったんですけど、トルコともなるとあまりないのかどうか不明ですが(バーター氏、結構マイノリティ道突き進む感じの人っぽかったし)日本のエフェクターが入ってないのが印象的でした。(よくわからないペダルはどこ製か判別ついてません)

南は海を挟んでエジプト、北はヨーロッパっていう特異な場所から、っていうのもなんか面白いですね。

上述のように気さくな方だったのでいくらか一緒に写真を撮りました。
バーターさん、送ってください(笑)。

あ、出音について全然説明してないですね。

Buzz BoxとDeath by audioと思われるペダルが強烈で、終始かっこいいざらついたノイズが続きました。
自分らが速いだけなのもありますが、ちょっとだらっとした印象も受けましたがなかなか聴ける「音がかっこいい」人でした。やや長いですね。(これはノイズアーティスト全般に言える傾向でもありますが)



ラストがMOLESTERさん。

URGAに最初出させていただいた際も対バンしたことですっかり顔なじみ感があるMOLESTERさん。
対バン以外でも2回ほどノイズイベント見に行った際に出てた&遊びに来てたこともありますが。

MOLESTERさん、今回ライブハウス入る前に、開いてないライブハウス前にて待ってたら合流したんですけど、ライブハウスの方に電話した際に「あ、どうもですー。変態です。」って言ってました(笑)。

ご覧の通り、まぁ、変態なんですけど(笑)。改めて見て、機材多いですね。

途中でチェーン取り出して暴れるか!って思ったんですけど、アダプタのタップを蹴ってしまったみたいで、音が一部鳴らなくなったらしく、覆面したまんま「鳴らないなぁ・・・」って顔してるのがシュールでおかしかったでした(笑)。

本人が意図してないところでかなりツボをついてくる、ずるいMOLESTERさんです(笑)。




<余談>

この日人生初のユンケル飲みました。

ライブ前に精をつける為にドリンク剤飲むことはたまにあるんですけど、この日はだんだん寒気がしてきたりとまだまだ熱があったので、一丁高いの飲むか!と思ってユンケル導入です。

メンバー曰く「1000円超えしているユンケルはビンビンくる」って言っていたんですけど、1回のドリンク剤に1000円超えたのを飲むのはあまりに高い、と思って躊躇し、800円のにしました(笑)。

しかもカフェインレスって書いてあるのでなんか、弱った体に良さそうだなと思って。

結果として頑張れました。その後も帰るまで結構平気だったのはユンケルパワーもある気がします。
ありがとう!タモリ!(※今のCMキャラクターはイチローです)

そして、ユンケルを買ってきた後に居た某ファミレスにて。

ほうれん草とベーコンのソテーを頼んだんですけど、これ、どう見ても菜の花です(笑)。

菜の花とベーコンのソテー、一瞬気付かないんですけど、茎がやたら入っていて、どうもほうれん草じゃなさそうだなと思いつつ、ほうれん草独特のエグみ、渋みが全然ないんで、やっぱりほうれん草ではないなと思いながらクレームつけるパワーが具合悪くてなかったのでここでも躊躇してたんですが(笑)、メンバーにぼやきつつ、この食べかけの菜の花のソテーが無駄になるのがもったいないとかうだうだ言ってました。

結局不正は嫌なので、その後店員を呼んで質問、厨房から韓国訛りの日本語で「ナノハナ。ナノハナ!」と会話しているのが聞こえつつ待っていたら「スイマセン、ナノハナでした」って来ました。

結局ほうれん草で作り直し、持ってきてくれました。

その後「こちら(菜の花のソテー)はどうされますか?」と、引き下げると思ったものをどうするか選択肢を振ってきたので(笑)「そうですね・・・もったいないんで、食べます!」と笑顔で答えて、菜の花とほうれん草とベーコンのソテーを結局食べることにしました。

菜の花でも正直味が全然悪いわけじゃないし、栄養もあるんで良かったんですけど、明らかにバターの風味もしないしで調理ミス感たっぷりだったのでつっこみどころ満載で一応載せておきました。

食材の流用なんていう事件もあったりしたので、和膳についてた菜の花のおひたしの残りものをソテーにしたのでは?みたいに思っていたら急に食欲がなくなってきたんですけど、下げないで選択肢をふってくるあたり、本気で材料間違えたっぽかったので結局食べましたが、材料違うとメニュー名も違ってしまう大間違えなので、このようなミスは気をつけていただきたいですね。

でも栄養摂れまして(笑)、結果オーライでした。

ケルトミュージックデュオ"ポロロッカ" @アイリッシュバー ザ・シャノンズ(大崎)


昨年末に自由が丘のバーに見に行ったケルトミュージックデュオ、ポロロッカのバーライブがあるとのことで行ってきました。

2日連続でビアバーみたいなとこに行くとは思っても居なかったですが、結果としてそうなりました(笑)。
さすがにビール好きを公言していながら、2日連続でそういうお店行くなんて、行きすぎだろ・・・と反省しました。(1杯あたりの単価が900円くらいと安いわけではないので、お財布事情的にもね)

場所はJR山手線 大崎駅改札から陸続きでそのまま行けちゃうゲートシティ大崎(〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-6)の地下1Fの離れみたいなところにあったアイリッシュパブ ザ・シャノンズでした。

写真のような整備された通路を通って駅改札を出て(迷わなければ)徒歩2~3分でシャノンズに着きます。

括弧で書いたように、離れみたいなところにあったので迷って、たどり着くのに5分以上かかりました(笑)。



18時に開始とのことだったのですが、18時にバンド(Private Army)の練習が終わったので急いで大崎に向かい、お店になんとか飛び込んだのですが、もう1~2曲やってる感じでしたが、まぁまぁ間に合いました。

しかしカウンターの奥の方しか空いてなくて(常連さんかわかんないけど気前の良いおじさまが譲ってくださった方が居ました。ここ見てないと思いますがありがとうございました!)、その位置から頑張ってみてもこんな感じです(笑)。ハープの沙耶佳ちゃんが全然見えません。

ズームしても全然だめ(笑)。

通路(導線)らへんに繰り出すとこの通り見れるのですが。(でも沙耶佳ちゃんの顔はハープで隠れてますが)



演奏に耳を傾けつつ、とりあえずビール、ってことでキルケニーを頼みました。

キルケニー、あんまり意識してなかったのですが、以前人に「おごるから来い」と言われた際に、そのバーであったキルケニー頼んだら案外おいしかったので好きになりました。

ギネスはある程度どこでも飲める感が出てきてますが、キルケニーはまだまだそうでもないので、キルケニーがある際はキルケニーを飲もうと心に決めていたのでそれにした、ってのもありますね。

昨日行ったブラッセ昨日行ったブラッセルズ系店舗のカフェ・ヒューガルデンはグレートブリテン島、アイルランド島から海を越えて南のベルギーのビールを扱っているお店、ってこともあってギネスやキルケニーはあえて置いてない印象でした。(置いてたらすいません、的な意味も含めて断定口調は避けておきます。確かなかったような。)

一緒に頼んだのはトマトとあさりのマリネ。
水菜にトマトとパプリカなどの刻みが乗っていて、オリーブオイルか何かで和えてある一品です。
トマトが大好きなのでまずこれを注文。

あさりは軽く揚げてある感じで、結構大きな粒のものが入ってました。
しつこくなくてさっぱりしていておいしかったです。これで600円。バーメニューとしては平均的な値段かしら?
あまりバーに長けてないので相場わかりませんが、これは結構安い方の価格帯でした。

上に乗ってるのはパク・・・じゃなくて、食べてみてわかったんですけど、イタリアンパセリですね。

パクチーに似た葉でかわいいです。
でも味は結構フツーにパセリ。
パクチーみたいな強烈な香りはしません。



音楽のことを書きたいのに食とビールのことばかり書いてしまいそうなので先に音楽の話題を書いておきます。

ここはライブをする前提っていうよりはアイリッシュバーなので、つき物と言えるケルトミュージック演奏ももちろんできるっちゃできるけど、音楽に長けた構造をしているわけではないのでお店の過度を使って演奏してました。

入り口側からも見える位置にハープが見えるっていうのは通りすがりの人の目も引く印象で良いですね。

あと店内、狭いので生音でもバランス良く響いて、最初に掲載したカウンターの位置でも音楽は十分に楽しめました。

やっぱりスピーカーから鳴る音ではなく、生の弦がふるえて聴こえる音っていうのは抜けがやっぱり良いので、ふとした倍音だけ抜けてきて遠くにまで聴こえることで「あ、やってるな」感が伝わるので素敵です。

生の音楽って「聴きに行く」「聴く」ってのももちろん良いんですけど「聞こえてきた」の距離感から興味がそっちにシフトする瞬間がある、っていうのが良いですね。

バーでの演奏は両方楽しめるところに魅力を感じます。
話に興ずるも良し、音楽に酔うもよし、っていう。

この日はお父さんが外国の方、お母さんが日本人(と思われる)っていう家族が来ていて、1人息子と思われる子がうろちょろしつつ、おとなしく間近の距離で演奏を見ている様が見られました。

彼の記憶の中にこういう身近な距離でのケルトミュージックが根付くと良いですね。
音楽ってそうやって継がれていくもののような気がします。



なんかまとめ文章みたいなものを書いてしまいましたがまだレポートは続きます。

この日の出演メンバーはデュオ「ポロロッカ」のお二人(アイリッシュハープ&バウロンの廣瀬沙耶佳さんにフィドルの大久保真奈さん)と、彼女らの友人で元(e)Shuzo Bandのメンバーでもある中村大史さんの3名。

2008年12月の自由が丘のバーでやった際もこの3人での演奏が多かったので、ギターで伴奏、フィドルで旋律にハープで伴奏と旋律の間、っていうのがバランスよいんでしょうかね。(あまりケルトミュージックのアンサンブルがどう構成されているのか長けてないので想像で言ってますが)

写真、ちょっとぶれてますが少年が見ている絵がなんだか良いので載せちゃいます。

丁度写真はないのですが、曲によっては中村くんがアコーディオンに持ち替えたりもしてました。



写真では伝わりづらいし、まだまだケルトミュージックて?って人も多いと思うので、ノイズからポップスまで紹介していきたい当blogとしては、動画もぜひ見ていただきたいのでいくらか録画してきました。











<おまけ画像たち>

チキンレバーパテとギネス。

チキンレバーパテ側はフランスパン薄切りをさっくり焼いて飾ってあった。
パテ乗せてさくさくと食べられましたが、パテが最後にあまっちゃいました。
パテだけツマミつつビールを飲むのも妙ですね(笑)。

ギネスも相変わらずおいしいです。

最後、この写真が結構ポイントなのですが。

演奏が全編終了して拍手ー、って頃にギターを持った客が一人来ました。

終わってから「お疲れ様ー」っていうムードでまかない?のパスタが出てきたところ、セッションしてくれっていう感じで彼がギターを出し、結局4人でセッションしてました。

で、この彼、自分の隣の席が空いていたので終わってから座ったんですけど、酔った勢いでちょっと話しかけてみたんですが、先日関内LazyBonesで見たマリコフの鍵盤弾いてる人でした(笑)。

マリコフは以前から面識があるわけではなかったのですが、ちょっとしたことから人の代わりに連絡先を聞いていたんですが、その張本人で、髭がそれていたので全然気付きませんでした。

話によると、先日のその関内にてセッションしましょうよ的な話をしていて、今日は意気揚々とギター持ってきた!っていう流れだったそうです。

2度も会うと、もはや距離感は近いもので、2つ違う部分で接するっていう機会はそうないので不思議な縁を感じました。

説明が長いので(笑)、写真は写真で1枠設けて載せたいと思います。(→こちらへどうぞ)