2014/07/13

苺シアター イベント「歌い続けろ45分!ラスト!」(2014/07/13) @ 新宿レッドノーズ

苺☆シアターのイベント「歌い続けろ45分!ラスト!」なるものに行ってきました。場所は新宿レッドノーズでした。


どうだったか

アソビットガールズの色彩レコードプロデュースによるB-Styleから派生したユニット、苺☆シアター。

その頃から継続して活動していた佐崎なの花、苺☆シアターから合流した西村玉緒の2人が7月末でグループを離れるとの情報を聞いた。熱心に応援していたわけではないのだが、点々と見続けてたグループからメンバーが抜けるのは惜しく思っていた。

これをきっかけとしたものだと思うのだが、今の4人の歌声を収めたまとめ音源(CD-R)が脱退のライブまで販売されるとの話も流れてきたので、今回初音源化となった曲もあるので、入手しにいかねばということで行ってきました。

セットリスト
  1. We are Strawberry Theater
  2. キ☆セ☆キ
  3. BORN…
  4. STAR GATE WIZARD
  5. 初恋サイダー(西村ソロ)
  6. ケータイのウラのプリクラのピース(佐崎ソロ)
  7. 迷宮スクールライフ
  8. トゥインクル・モンスター
  9. 妄想マジカルトラベル
45分ライブと銘打たれていたので、対バンライブ15分前後では楽しめないフルコースが楽しめるだろうという感じで臨んだのですが、だいたい想像通りの手ごたえで良かった。

シングル「STAR GATE WIZARD」が出てから、あまりに曲の内容が1曲だけ暗いからか不明だが、あまりやらない印象だった「迷宮スクールライフ」もやってくれたのだが嬉しかった。Starmarieの楽曲と言っても遜色のないダークな“いじめ”がテーマの楽曲で、TRASH-UP!!のディスクレビュー記事にも書いた思い入れのある1曲です。

この45分ライブ、ちょいちょいやってるのは知ってたのですが、今回初観覧だったのだが、ソロコーナーを設けていたようで、この日はグループを離れる“なーのん”とたまちゃんの2人がソロを勤めた。最初はたまちゃんからで「初恋サイダー」とタイトルコールしたところで、数々のアイドルブッキングイベントで聴きまくっているであろう人たちのなんともいえない感嘆が聞こえたような気がした。自分はため息をついた(笑)。しかし、日頃ソロをやらないたまちゃんが選んだ曲がそれなのだったら文句のつけようもないし、歌いたい歌を歌うべきだということで楽しむことにした。途中、落ちサビでリズムが抜ける箇所でサイリウムをパキッと折った人が、勢いよく降りすぎて液体が飛び散り、手を発光させている人がいて衝撃を受けた。一応触れても害はない液体らしいが、ガラス片が恐ろしいですね。

“なーのん”はまさかのANNA☆Sのレパートリーのカバー。元々はANNA☆Sの姉ユニットにあたる?P-Nutsの曲だったっぽいので、カバーのカバーって言う感じだろうか。シド・ヴィシャスが歌う「my way」をカバーする感じだろうか(余計な一言)。

ソロコーナー、メンバーは捌けることなく、脇でお客さんと一緒になんてケチャして楽しんだりしていたのだが、なーのんソロでは曲中に入る「モジモジッモジモジッ」の箇所を一緒になってやっていて楽しそうだった。

それらが終わってからの「迷宮~」で、一気に暗い表情でパフォーマンスしていたので、温度差がおかしかった。

話が前後するが「キ☆セ☆キ」の途中にて2組が左右から交互に立ち位置を入れ替える時にハイタッチをしていたのだが、なーのんが松岡美羽ちゃんに対して思いっきりバチーン!とやっていて、美羽ちゃんが若干痛そうだった。勢いの良さに思わず笑ってるメンバーの姿が微笑ましかった。

ライブ最後のMCでは、たま&なーのん卒業ライブのゲストにStarmarie改めSTARMARIEの高森紫乃&木下望の2人が出演と発表された。現在は色彩レコードとかかわりは実際ないのだが、出身地の先輩を迎えて卒業イベントと言うのは、なんだかいいなと思った。

物販



苺☆シアター まとめCD-R盤 元の状態
CD-R収録曲
  1. Opening
  2. トゥインクル・モンスター
  3. We are Strawberry Theater
  4. キ☆セ☆キ
  5. 迷宮スクールライフ
  6. STAR GATE WIZARD
  7. BORN…
  8. 妄想マジカルトラベル
  9. Ending
目当てだったCD-Rを早速購入した。9トラック入り3000円で、アルバムと言った値段設定。内容で考えたら妥当だと思える値段なのだが、曲目が書かれた紙があまりに粗末で、現物を見て萎えた。苺☆シアターのスタッフをしている方は昔からそうなのだが、つねにパイプを加えている。煙の出ない嗅ぎタバコ的なものだと思うのだが、物販の説明している最中も口にくわえたままだし、そんな粗末な紙が添えられたもので3000円取ろうとするしと思うと、なんだか腹が立ってきた。未成年の女の子を動かす側がくわえタバコっていうのはいかがなものか。

それはそれとして、CD-Rの白い面にサインを入れてもらって「3000円の苺☆シアターのアルバム完成」といった感じのアイテムだった。本人たちに筆入れさせるので価値は見出せるのだが、そんなならやはり、もうちょっとちゃんとした曲目が書かれた紙を入れるべきだったり、内容が良いのだがプレスしてジャケットもなんらか作るべきだったのではないかと思わざるを得ない。・・・のだが、それを見かねてか不明だが、苺☆シアターのファンの方が創作してきたオリジナルジャケットがこの日“差し入れ”として持ち込まれ、1枚頂くこととなった。これは本当にいい仕事!


ファンが作ってきたジャケットを入れた状態。そして内面。手が込んでて素敵なアートワーク。
実際その差し入れの紙を手にして思ったのだが、非常に丁寧に作られていて、印刷も良かった。いたらない運営と、気の利いたファンのハーモニーといったところか。でも、「STAR GATE WIZARD」のジャケットの写真、アートワークとか好きなので、それぐらいのものをこしらえてきてくれたら尚良かった。


苺☆シアター「STAR GATE WIZARD」は流通している。このジャケットの写真、簡素なアートワークが好きでした。
なにはともあれ、ジャケ作ってきた人にはとても感謝してます。サイン書いてもらってる最中、メンバーも非常に喜んでいた。

収録曲は1、9曲目のオープニングSE、エンディングSEに当たるもの以外はほとんどCD(CD-R)で今までだしていたものだが、入手難のものが多いために、やはりまとめ音源はありがたいなと言う感じです。「妄想マジカルトラベル」と「BORN…」が初音源化だと思うのだが、これらも苺☆シアターならではと言う感じなので(BORN…はパキッとしたエレクトロナンバーなのでちょっと毛色が違う印象ではあるが)聴いて改めて、この音源の有難みを感じた。

余談だが、メンバーと久しぶりに喋ったのだが、なーのんがつくづく“お姉さん”になったなと感じた。アソビットガールズの頃なんかは甲高い声で、いい意味でまわりの雰囲気を柔らかくするような妹キャラだったのだが(今でもグループ内では年下だが)、かつてあった“子供っぽさ”はずいぶんとなくなった印象だった。

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