2012/11/10

アイドル合戦~asiaアイドル祭りの陣~(2012/11/10) @ 渋谷club asia

“アイドル合戦~asiaアイドル祭りの陣~”が渋谷club asiaであったので行ってきました。


14:40~14:58 女性ソロ2人

1000円2ドリンクで、チケット代なしと言うイベントだった。現場に到着した時点で既に始まっており、途中からの入場だったので、ホールの扉を開けたら女性ソロシンガーが歌っていた。

唄は上手かったのだが、あまりアイドルと言う感じではなかった。ちなみに、この日はそういう人もちらほら出ていた。(そこが面白かった)

自分が見た2人目の方は名前をうまく聞き取ることが出来なかったのだが、小道具をいくらか持ち込んでライブをやっていた。アイドル目当てのお客さんが多数と言う雰囲気だったので、“つかみ”として色々持ってきたようだった。駄菓子(かばやきさん太郎)やチロルチョコをフロアに投げながらやってた(笑)。バルーンでソードを作って振り回したりもしていた。MCで、飛んできたお菓子を食ってる客に突っ込んだりと自由度が高くてなかなか面白い時間を過ごせた。しかし、名前がわからなかった。やはり名前をじっくりゆっくり丁寧に名乗ることは重要なのだ。

14:59 鈴木千明

asfi主催イベント @ DESEOあたりでよく名前を見る“すずち”さん。

曲は2曲、持ち時間はおよそ10分で、2曲目に「世界はピーポー」をやっていた。自分は しず風がカバーしていてこの曲を知ったのだが(アイドルポップと言う視点で音楽掘っていってたどり着くタイプの曲ではないかなと言う印象)、ダンスチューンと言うこともあって、楽しんでるお客さんも多数いるようだった。

1曲目の際に「声が前々出てないなー」と思ってしまったのだが、騒ぎたい感じのお客さんは楽しんでいるようだったので、それはそれで良いのかなと思った。

15:10 北川舞

ソロが続いた。北川さんは1曲目「みかん」(モーニング娘。)から。知ってる曲だったのと、ハロプロナンバーである謎の安心感で楽しめた。今日、やはりAKBのカバーの方が聴かれる率が高い気がしていたので、モーニング娘。の曲はなんだか安心しますね。(とか言って、モーニング娘。のアルバムにして5~8枚目ぐらいの時期の曲ってリアルタイムでさっぱり親しんではおりません。後追いですね)

MCを挟んで2曲目「天使のものかげ」なる“新しいオリジナル曲”をやっていた。そもそもこの日初めてお見かけしたので新しいかどうかはわからないのだが、明るくて普通に楽しめる曲だった。後でわかった話なのだが、彼女の次に出演したまついえつこさんwikipediaによるプロデュースとのことだった。

この日、音源が売られていたので買っておいたので、その感想も添えておくと、唄はうまい!と言うわけでもないのだが、楽曲のコーラスアレンジ(掛け合い)が物凄くキャッチーで、妙に耳に残るあたりが面白いです。まついさん芸達者!

15:22 まついえつこ

上記で触れたまついさんが続いて登場。明らかに“アイドル”ではない雰囲気(服装然り、最初の楽曲然り)で、年齢も若くはなさそうだった。(今調べたら81年生まれとのことで31歳だそうですね)

物凄くムーディーなアレンジの曲をしっとり歌いだして、アイドル見に来てたつもりだったのに本格的な歌謡曲を繰り出されたのでびっくりした(笑)。途中でアップテンポなアレンジに代わり、曲が進むに連れてゴージャスかつダイナミックなアレンジになり、最後は妙に感動的な終わりだった。

1曲目が終わり、茨城訛り全開で「自分でアレンジした“西部警察PART2”のテーマ曲」と紹介していた。選曲もさることながら、凝ったアレンジもご自身でされたとのことで、これまた驚いた。

続けて自己紹介では「茨城県 那珂ふるさと大使」であると語っていた。那珂市の位置も水戸の名を出しながら丁寧に紹介していた。告知では「ピアノ教室を始めたので生徒募集してます」と言っていて、前代未聞の告知で衝撃をさらに受けた(笑)。

2曲目は「茨城名物ロックンロール」なる曲をやっていた。こちらもしっかりしたアレンジで、ただものではないなと感じた。

“まつい先生”の登場はこの日結構なインパクトがあった。見れて良かった(笑)。それにしても、なぜにアイドルブッキング感強いイベントに彼女みたいな人が出てきたのか、さっぱりわからない。未だにわからない(笑)。しかし、ざっくりアイドルブッキングだからと言って、アイドル的な活動をしてない人がふらっと出てきて、見事な歌唱と凝ったアレンジの自作オケでパフォーマンスしていく人が突然現れても、なかなか面白いものだなと思った(笑)。まついさんの勝ち!

15:32 小野初美

“はつみん”こと小野初美ちゃんが続いて登場。

曲はBuono!「初恋サイダー」、MCを挟んで「十字架のスプレッド 」(水樹奈々)を披露。水樹奈々曲をチョイスしてくる人は総じて唄が上手いイメージがあるのだが、彼女もなかなか歌が上手かった。

「はつみんコール!」と曲の合間に号令かけてるファンの方が居て、ホールのグルーヴ感みたいのが出てて熱量がすごかった。ただ、みんなが盛り上がりそうな曲と、程よい技量と、熱心なファンが奏でるハーモニーに乗っかるよりは、ステージを見るのに静かに集中したい派と言うことで、ぼんやりと見ていた。

15:43 Cover's DOLL

ギャルによるアイドルユニット GALDOLLの後輩ユニット、Cover's DOLL
かすみんblogもきゃんblog。「カバー曲で盛り上げる」みたいなコンセプトを掲げているようで、オリジナルをはなからやる気はないのか?と言う点で全然積極的に見ようと思えないものだったが、百聞は一見に如かずなので、やんわりと見た。

曲は「Night of fire」からのMCを挟んで「走れ!」(ももいろクローバー)を披露。ももクロは大好きだったのだが、環境が変わり過ぎて心が折れてしまってから自分の中で決別してることもあり、これまた聴いてられなかった。

心が折れた最大の要因は「沸ける曲なら何でもウリャオイ言って楽しい!」みたいな無分別が客側に溢れているような気がする点と、“ももクロはこうやって応援するものだ”と言うような“モノノフ”のテンプレ感に違和感を覚えた点だったのだが、そういうものを感じてしまう、思いだしてしまうので、ももクロナンバーを再び楽しめるようになるまでは相当な時間を要するのかなと、勝手に切なくなるのも含めて、Cover's DOLLのライブは楽しめるものではなかった。

“オリジナル曲を持ってない、地下アイドルのカバー”に否定的になったら、楽しめるものも楽しめなくなってしまうので、おそらく損しているとは思うのだが、思い入れがあって親しんでいたから余計にそういう面もあるのかなと、ちらっと考えつつ、まついさんらが物販やってないか、どんなものを並べているのだろうかと見に行きながらうろうろして時間を過ごした。

15:56 PLANETs

久しぶりに見れたPLANETs。地味に楽しみにしていた(笑)。

1曲目は「いつかきっと」(発売されているCD-R「夢冒険」のカップリング)、MCを挟んで「チクタク☆2NITE」(9nine)、告知を挟んで「夢冒険」の3曲で終了。

相変わらずダンスはキレ良し、しかしどんどん上がって行く息、高いキーも出ないし音程も悪い(笑)。しかし、がむしゃらにパフォーマンスするPLANETsのライブは妙に楽しい。9nineに思い入れもないので「あ、知ってるぞ?」ぐらいな感じで楽しめるのも良かった。

この日、人に頼まれていた分のCD-Rを買いに物販にも足を珍しく運んだのだが、マネージャーさんと3人の賑やかな絡みも楽しかった。やたら飴をくれるのも面白かった(笑)。

16:10 FLOWER BOX

この日、Starmarieを見によく足を運ぶことで顔を知っていた色彩RECORDS/M-SMILEのスタッフさんがclub asiaに居た。自分が聞いた話か、人から聞いた話か忘れたのだが、スタッフさんが「新人連れてきた」と言っていたので、楽しみにしていた。

それがこのFLOWER BOXだった。

3人組で、瀬川結佳、黒坂美佑、齊藤蘭と言う顔ぶれ。(瀬川さんは元キラポジョのメンバー)お揃いのミニの長袖花柄ワンピースに、腰にベルトを巻いた姿だった。

曲は「花咲く笑顔」なるオリジナルと思われる曲を1曲のみ披露。悪い曲ではなく、なかなか興味深いところだった。

物販にも行かなかったのでそれ以上の感想もないのだが、一応情報を添えておくと、FLOWER AGENT(SPACE GIRLS PLANETを辞した松崎博香を担当していた事務所)が手がけるユニットとのことだった。後に書かれる予定のblog記事のネタになるのだが、このユニットはこのメンバーでの活動はそれから長くは続かなかった。グループ自体は違うメンバーで継続しているようだが、FLOWER AGENTのblogはまとめて情報を掲載するつもりがまるでないようで、2013年6月時点でどうなってるのかがよくわからないままだ。(FLOWER AGENTのサイトもあるのだが、放置されている模様。)

ライブ2回目と言うスタートを切ったばかりのタイミングで見れたのはラッキーだったかもしれないのだが、存続してないユニットのことをメモ残すのもなんだか寂しいものですね。

16:16 虹色スイッチ

見たことない人が続いていたのだが、何度も見ているユニットが登場となると、妙に安心感を得られるのだなと、改めて虹色スイッチ登場で思った(笑)。

曲は「LuvSick..xx」→「にじのうた」をやっていた。MCがその後入ったのだが、PLANETsの物販に足をはこんだので内容は聞けてない。

虹ッチはいつ見ても虹ッチ、良かった(笑)。

16:26 BELLRING少女ハート

物販をやっているブース側に行っていたので、ベルハーはこの日見なかった。

見たばかりで自分の中で足りていたこともあるし、アイドル直球と言うよりは、少し変わったアプローチを取ってるベルハーを見たい気分ではなかった。そういうのも好きだとは思ってはいるのだが、もうちょっと時間をかけて見ていかないと興味が強くならないなとも初回見た際に思っていた。

16:43 twinkle BEAT stars

色彩RECORDS/M-SMILE派だなと言う自覚もあったので、“ツインビー”見る為にホールに戻った。

ファンキーな出囃子で登場、メンバーの名乗りを終えて「BEAT starでdいいんじゃない?」→「プラチナチケットをつかめ!」の2曲を披露。曲を終えて締めに名乗ってスパッと去っていった。8分程度で去った。早かった。

ツインビーは色彩社長の高谷氏の“彼らしい趣味”が色濃く出た星のオトメ歌劇団&(下部組織と言える)ホシカゲファクトリーの血筋ありながら、コンセプトが“それまでの色彩”とはちょっと違う毛色で、楽曲もファンキーでダンサブルなものを得ているあたりは、色彩ファン以外に訴えかけるには良いんじゃないかなーと改めて思った。

16:53 りつか

続いて関西のソロシンガー、りつか。

「Vivid Days」→MC→「革命のアレグレット」の2曲を披露。唄はうまかったのだが、1曲目は静かなピアノ伴奏の曲、2曲目は“ドンシャリ”っぽいオケの曲で、自分に訴えかけるものが多少弱かったので、印象はそんなに濃く残らなかった。

色彩RECORDSの関西ライブアイドルシーンとの交流の盛んっぷりから、「りつか」の名前をちらほら情報レベルで目にしていて、気にはなっていたのだが、この時見たい、聴きたいものではなかったようで、ひっかからなかったと言うのも、なんとも難しい/惜しいものですね。

17:04 加藤未来

続いてもソロシンガー、加藤未来(かとうみく/blog

この後に数回見て結構気に入った子ではあるのだが、この日はそんなに強い印象が残らなかったみたいで、メモがあっさりしている(笑)。

曲は「君のハートにズッキュンバッコン」「ずるいよ」の2曲を披露。いずれもオリジナル曲で、出来が非常に良かった。そつなく唄って踊り、歌唱もうますぎることはないのだが安定していて良かったのと、ふわふわしたしゃべり口、声も良かった。

自身で作詞もこなし、ニコニコ動画に踊ってる動画をアップもしていると、なかなかクリエイティブな面があるのだなーと思わせる彼女だった。

後日、より強いインパクトを残す出来事があったので、それは追って書きたいと思います。

17:12 GALDOLL

この日は“ななほ”不在で、りょおたす&じゅの の2人編成で登場。

「Loco☆Girl ~アゲぽよ♪サマー~」→MC→「みんなマイミク♪ feat.DJみかん(7)」→「セーラー服とルーズソックス♪ ~100万回アイシテル~」の計3曲を披露。大満足!(笑)

自己紹介では、ななほが居ない為、いつもやってる「1、2、3、4、5、6、ななほー!」「8、9、じゅーのー!」のコールも「1、2(略)8、9、じゅーのー!」と じゅの側にカウントが付加されてたので長くて面白かった(笑)。

17:28 むとう水華

ものすごい久しぶりに見たむとう水華だったが、何も変わってなかった(笑)。

メリーゴーランド」→MC→「DNAがハイ!TOUCH!!」の2曲を披露していた。声が相変わらずふわふわしてて、全然声量がなくて、圧倒されるものは何もなかった(笑)。「DNAが~」はこの日初めて聞いたのだが、彼女のオリジナル2曲目とのこと。1st「メリーゴーランド」の系譜にあるようなポップ/ロック路線の曲だったのだが、お客さんとハイタッチする「DNAがはーいたっち!」のフレーズでパンッ!と手を合わせていたのだが、やたらハイタッチしまくったりするような絵をBiSなどで見ていたので、なんだか派手さもないし地味だなーと思ってしまった。コールアンドレスポンスっぽく、「DNAが?」と言って客にマイクを向けてたりしたのだが、「DNAが!」と音程無視して力いっぱいに言うところもありで、いまいちどういう像を目指してるのかよくわからなかった。

無軌道なMCも相変わらずで、この人はこれ以上しっかりしてしまっては面白くないなと一周回って思った。

17:40 アイドルカレッジ練習生

チャイムの音が鳴り、アイドルカレッジ練習生が出てきた。

メンバーは7人、石塚汐花、山口りえ、重本愛瑠、杉田綾奈、河東杏樹、山下優奈と言った顔ぶれだった。

冒頭に自己紹介と告知をし、1曲目は「な・り・あ・が・り」から。オペレーションミスで「エビデイエビナイ」が流れてしまい、止める指示の出し方がよくわからなかったようで戸惑うメンバーの姿が見られた。仕切りなおして「なりあがり」を演じ、「制服恋物語」と自分でもわかるアイカレナンバーが続いた。最後に「YOZORA」を披露して終了。それなりに楽しかったのだが、やはり小柄で“2人目の重本”と言う風に覚えた愛瑠ちゃん以外がとらえどころがなくて、まだまだ回数見ないとパーソナルな部分では楽しめないなと思った。

17:57 柳田久瑠実

Finolia Factoryのソロ、柳田“くるる”が登場。

Finolia Factory内のシャッフルユニットAZUKIの曲(AZUKIは盤をさっぱり持ってないので曲名が一致しない)、MCにて告知をして終了。彼女のオリジナル曲「MY DEAR LOVE~人生は偉大~」はこの日聴けなかった。

18:04 FG学園塁球部

なかなかメンバーが揃ってる状態で見るに至らなかった“そふと部”、この日は5人揃っていた。

この時点で最新曲だった「そふと部のズンドコ節」をこの日の物販でゲットした。Finolia Factory内でも熱血/コミカル要素が強いイメージのそふと部に新たなる武器が備わった印象で、この日も1曲目に「ズンドコ」をやっていたのだが、マイナー調の昭和歌謡臭が異色で面白かった。

2曲目は「翔べ!そふと部~Catch the future~」でスカッと終了。

夏の宮ヶ瀬でのイベントで高平七海の魅力に少し気付いたこともあって、もう少ししっかり高平とコミュニケートしたいところだったのだが、やはり決められた時間の中で全員がいっぺんにもてなしてくれるので、「話したい子とたっぷり話す」わけにいかないあたりが難しいですね、フィノリア物販。

18:14 Survive-ZERO

リーダーの“みさてぃ”こと藤倉美咲はこの日不在、小林沙弥香・佐藤あきほ、そして一時加入中の柳田久瑠実の3人編成だった。

「Thanks to you」→MC→「この雪とともに」→「a reason」の3曲を披露。サバらしいアップテンポなダンスナンバーが2曲聴けて満足でした。みさてぃの威勢のよさを密かに楽しみにしていたので、それが聴けないのは心残りだったが体調不良とのことで、みさてぃの回復を祈っておいた。サイリウムブレスレットを投げるのがフィノリアユニット終演前のお決まりになっているのだが、ミサティの分まで放ってるのが良かった。

18:31 Rizumu

続いてFinolia Factory枠でRizumu。柔らかな雰囲気から“サイゴノナデシコ”と呼ばれ~の説明文から、一時期身の回りで「Rizumuねえさん」と言っていたものの、お盆の時期にあったイベントの話を彼女がしていた際に「(Rizumuイベントと言う)実家に帰ってきても良いんだよ」と言い出したそうで、それ以降すっかり「Rizumuかあさん」になってしまったのだが、そんなかあさんのライブは安定の「HAPPY LOVE」からスタート。MC冒頭では「こんばんわー!」を色んな方向に向かって言い「たくさん“こんばんわ”(の声)が聞けて大満足です!」とRizumu節全開の挨拶で面白かった。

2曲目はLimited R(RizumuによるFinoliaユニットのカバープロジェクトの名義)「Epilogue」「恋歌」を披露。日頃はシンガー然としたミドルテンポの柔らかな歌声が堪能できるものが多い彼女だが、この日はライブアイドル然とした激しめのセットリストだった。
18:48 choice?

Finolia枠最後はchoice?。

妹ユニットNEXT choiceから津川愛美が一時加入で5人編成だった。

「君の事、好きだった」→MC→「夏色プリズム」→「求愛型無敵宣言~choice?がメイドだったら~」の3曲を披露。

NEXT choiceとしてのライブを見たことがなかったので、津川ちゃんを見れたのはなんだかお得感が個人的にあった。

新しめの曲が主で、choice?ライブで盛り上がる定番曲(と思われる曲)少な目と言うセットリストだった気がするのだが、どの曲も良い曲で楽しかった。

choice?物販にも足を運んだのだが、choice?は持ってないアイテムが多すぎるので、みづはむソロ「おかいものとらぶそんぐ」を購入した。

19:07 Little Step

choice?物販に臨んでいたのでほとんど見れず。渡り廊下走り隊の「完璧ぐ~のね」からスタートしたのだけ確認。物販を先にやっていた(と思う)ので、何が売られてるか覗いたのだが、テイチクから発売されたVA「次世代アイドル革命!!」と写真程度しかおいてなかったので、CD-R収集したい派としては興味を惹かれなかった。

19:28 大入袋舞

これまた名前すら見たことない人の登場だった。「おおいりぶくろ まい」さんと読むらしく、菊正宗の紙パックを加工し、中にマイクが入れられるようになったものを持って登場。ライブハウスが一気に“酒場”ムードに一転。

1曲目はタイトルわからないのだが、2曲目「酒やけの女」、続いて「男禁!女子会デトックス」なる曲をやっていた(~デトックスは彼女的にはアイドルっぽい曲だ、とのことだった)。パフォーマンスは良く、アイドルっぽさはないのだが、まついさんと同様に面白かった(笑)。

途中で大入り袋をお客さんに投げたりしていた。中にはおつまみみたいのが入ってたと誰かが言っていた気がする。一体どういう経緯でこういう人たちがブッキングされてくるのかが、やはりさっぱり謎だった(笑)。しかし、後々見て行くとDESEOプロデュースのasfi主催イベントと言うことで、DESEO脈と言う感じなのだなと言うのがなんとなーくわかった。asfiと近い距離に居るドンボルカン山口氏のバンド、ぞっこんブラザーズも同じような脈なんだと思う。詳しい話はわからないが、色んなキャラクターが居て面白いですね。

19:38 ALLOVER








最後がasfi関連コーナーと言う感じで、ALLOVER登場。

メンバーはasfiよりいづみ、朱音、ANNA☆Sより杏奈、優奈、ALLOVERサポートメンバーの中山瀬梨奈の5人編成。

「イナヅマラブリー」→MC→「言い訳Maybe」→「青春ジャンプ」の3曲を披露。ここに来て「言い訳~」のカバーとかさっぱり面白みがなくてダメだった。面白くなかった。

「青春ジャンプ」では肩を組んでみんなで合唱と言う感じのサビがあるのだが、とりあえずアイドルライブで盛り上がりそうな“連帯感”をなんでも導入しようみたいな方向性にさっぱり共感できずで、一歩引いて見ていた。

後にALLOVERの楽しみ方が自分なりに見出せるようにはなったのだが、それまで相当時間を要した。この時はまだまだ、さっぱり面白くなかった。

19:59 ナツアキ

ALLOVERに続く秋葉工房ユニットとしてナツアキ登場。

「経験値上昇中☆」(アニメ“みなみけ”OP曲)→「教えてA to Z」(田村ゆかり)→「いいからトマト食え」(ボカロ曲)を披露。

以前ナツアキを見た際にも書いたことなのだが、大好きで見に行く回数を重ねていたSDN48が終了し、個性豊かなメンバーたちの活躍に期待していただけに、没個性のカバー曲をやっていることにがっかりしたものだが、ALLOVERの「言い訳~」に続いて、ナツアキもカバーだらけでさっぱり面白くなく
むしろがっかりが深まって悲しかった。

秋葉工房はこの手の曲のリメイクに定評があるのかもわからないのだが、自分が聴きたいポップスでもないし、ついつい聴いてしまうような“癖”があるわけでもないし(良く言えば質は高い)、キャリアも長くて個性も持ち合わせているであろう奈津子・亜希子の二人を使って誰がやっても良さそうな楽曲を演じさせるなんて、なんて惜しいのだろうと思うばかりで、つまらなかった。

20:15 ANNA☆S

続いてANNA☆S。

「春風LOVER SONG」(CHERRY BLOSSOM)→「ガンバルシカナイジャン」(大黒摩季)→MC→「恋予報」→「Summer has come」(ガーディアンズ4)を披露。

誰でもできるようなカバーばっかでつまらんと散々書いてるのだが、ANNA☆Sのカバーはその点で彼女らぐらいしかアイドルでカバーしてる人がいないような選曲が絶妙で、しかもANNA☆Sの“ものにしてる感”が見事で、ANNA☆Sは楽しかった(笑)。

「春風~」はPVのバックダンサーの振り付けをANNA☆Sプロデューサーで事務所のBOSSでもある西田さんが担当したとのことで、カバーのようでオリジナル感すら感じられるから良かった(しかもCHERRY~を親しんでいないので“あれをカバーしたんだな”と言う意識が見てるこっち側にないので尚良い)。

ガーディアンズ4も、もはや本家がアニメタイアップユニットだったことから活動してないことも含め、ANNA☆Sでしか見れないあたりも面白みが詰まっているし、楽曲も眠らせておくには惜しい良曲とあって、聞けてよかった。

「恋予報」(秋葉工房プロデュースのANNA☆Sオリジナル曲)は上述のALLOVERの「青春ジャンプ」同様に、ステージもフロアも一緒になって楽しめる要素つっこんでおけば盛り上がる!と言うようなタオル回しが入ってて、苦手だなーと思いながら一歩引いて見ていた。(西田WORKSはすごく好きな面も多いのだが、タオルまわしと肩組みの類はお客さんも真似する振りと言うことで、そんなに参加したい派じゃないことから どうかなと思ってます)

そんなこんなで、「秋葉工房枠」として見るとやっぱりあんまり好きじゃない面も持っているのだが、西田WORKSと言う側面から見るANNA☆Sのユニークさはさすがだなと思える、そんなライブでした。ワンマンでしかやらなさそうな「ガンバルシカナイジャン」とか持ってきてるのも良かった。ラケットでサインボールを打ち込んでた(笑)。

20:32 asfi

主催ユニット、asfiが最後に登場。

マイケル・ジャクソン「Beat it」をカットアップしたSEで登場。メンバーは市川咲、七瀬いづみ、朝丘朱音の3人。

1曲目「HAPPY DRIVER」はPVを流しながら演じた。この日のメンバーの少なさを映像でカバーと言う感じだったのかもしれないのだが、映像流しながらやれる環境と言うことで、豪華さが出てて良かった。

MCを挟んで「ジョ→キゲンパラダイス」、ANNA☆Sを招き入れてのコラボで「ケイタイのウラのプリクラのピース」、ALLOVER中山を招いて「夢のトビラ」(ALLOVER)、最後はasfiがずっとカバーしているアイドリング!!!の「やらかいはぁと」で終了。

全員がasfiのLEGOパロディTシャツをまとってのステージだったので、朱音「なんか違和感が!」と、asfiメンバーではないこの日の舞台の顔ぶれにそわそわしている様子だった。

最後の最後を締めくくると言う意味で、共演者とコラボみたいなものがあるのは良いのだが、asfiのレパートリーとしてはすっかり定着してる感はあるにせよ“カバー”で終わるのは、なかなか面白いオリジナル曲を持ってるユニットなのに、なんだかもったいないなと思うところでした。

それを言い出すと、「HAPPY DRIVER」も元々ぞっこんブラザーズの曲なのでカバーだったりするのだが、上述のANNA☆Sのところでも触れたが、他のアイドルユニットカバーしてない曲に関してはオリジナルのように楽しめるのが強みだと思うので、そういうもので締めくくって欲しいのはあった。

去り際の名乗りは「ANNA☆Sfiと、せりにゃんでした!」と中山。お祭り感が出てて「アンナスフィ」としてのステージは総合で見たら楽しかったでした。


出演組数が多いイベントだと、感想がやはり雑になるものだが、個性、技量、見たタイミングで印象の付き方がそれぞれで、改めて振り返ると面白いものですね。

この後もasfi(DESEO)主催の安価・無料の多数出演イベントが企画され、何回か足を運んでいるので、それらもざっと文字化していければと思うところです。(だいたいが自分の思い出保管の目的なので、雑文で読みづらいものですが…)

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