2008/09/20

蔵ロックフェスティバル@成田 Part.1 introduction & mother

千葉県成田方面にお住まいのデロッピードロッピー(audioleaf)のベースとドラムの松田兄妹家にある「蔵」にて行われた通称「蔵ロックフェスティバル」に遊びにおいでよとのお誘いを受けたので遊びに行ってきました。

我が家は東京都の南部にあるので成田方面へは結構な距離がありましたが、帰ってこれる距離なので行ってきました。

しかし海外旅行など、飛行機に乗る機会が全然ない自分にとってまず「空港に行く」と言うことがイベントだったりするのですが、空港をスルーしてそこから先の「地元の人しか知らないエリア」に立ち入ることもちょっとしたイベントでありました。

個人宅なので具体的な所在地は伏せますが、田園風景広がる場所でした。

全部一気に紹介するにはタイピングする自分の体力も持たないため、バンドごとに紹介していきつつ、途中で撮影した風景を交えて細かく紹介したいと思います。




空港まずは空港に降り立ちます。

成田空港には恐らく2度目くらいで、過去の1回はほぼ記憶がないのでもしかしたら初めてだったかもしれません。

事前に身分証明書が必要だとの情報を松田氏から聞いていたのですが、すっかり忘れていたものの定期入れに免許証が入っていたので難を逃れました。

時間ギリギリについたので空港見学はしませんでしたが、駅の改札を出だところで荷物検査が入るスペースがあったり、警察官がうようよ居たりとさすが空港と言った雰囲気で既にテンションアップ(笑)。
社会化見学に繰り出してやたらテンションが上がってしまう小学生となんら変わりない大人だったみたいでした。


着いた01待ち合わせ時間に全員集まらず(総勢40名近く居たので無理もない)、数名集まった時点で第一便?の出発といった具合で松田邸に着。

昼過ぎの集合だったのですが、前日から松田家入りしていた数名がお出迎えとなりました。

現地の人・・・と思い良く観てみたら、さまぁ~ずの番組にもライブ映像が流れたことで一部の人にも存在を知らしめることとなった今大活躍の太平洋不知火楽団(myspace)のVocal & Guitarの笹口聡吾氏でした(笑)。

彼はさまぁ~ずにも言われてましたが、見た目がそんなに暴れそうな雰囲気がないおとなしそうな風貌なのですがライブでは全力投球で熱唱する人です。(ギター投げるし)

着いた02 ゴールふと見上げるとバスケットゴール的なものがありましたが、もはや機能していない様子でした。なんか雰囲気があったので撮影しておきました。

着いた03 全景

着いた04 犬
犬 仲良し犬が二匹、あと猫が多数居ました。
非常に自然な感じで飼われていて、わんこ2匹は小屋で仲良く暮らしているみたいでした。

結構人見知りする犬みたいで、犬好きとしては近付かざるを得なかったのですが、一回も触らせてくれませんでした。(それどころか噛み付こうとしてきた、目を離してる隙に)
飼われる前にちょっと酷い目にあっていたとのことで、結構人間不信気味みたいです。こういうわんこと打ち解けるのは時間がかかるので華麗にスルー(笑)することにしました。

全景 松田兄とみほこさん松田家玄関の様子です。
平屋で玄関が広く、上がってすぐ座敷があり、そこで団欒できます。

玄関のとこにおいてある腰掛にはやや年老い気味の黒っぽい毛の猫が日向ぼっこをしてました。
それを撮影するサーティーンmyspaceのドラムのみほこさん。彼女は終始デジタルビデオカメラを構えていたのでいくらか映像が残ってるみたいです。
見つけ次第リンクを貼ろうと思います(笑)。

部屋の中全景人んちなので勝手に載せるのもどうかとは思いますが、まぁもう、いいでしょう(笑)。

まるで法事があったかのような人の集まりよう。
入った当初は座る場所もないくらいでみんな立って会話していて異様な光景になってました(笑)。
まさに足の踏み場もないくらい。

そこから徐々に落ち着き出してみんな畳みに座り、寝転がりーので楽にしてました。
先述通り玄関が広いわけですが、そこに靴が一面に埋まるくらいの人が集まってもなんとかみんな入れるくらいの広々空間でした。

カレー落ち着いてから腹も減り時、ってことで松田家特製カレーが登場。

チキンカレーで、特にこれと言った特徴があったわけではないのですが、こういうカレーがひときわ美味しい!
みんなで熱々を口に運びました。
もう、誰が誰とかほんとわからなくて本来ならアウェー感を感じていたかもしれないのですが、もう独特の雰囲気になっていて誰かよくわからないけど話したりしながらカレーを笑顔でつつきあうのでした。

とりあえずほとんどが今日の出演者、ライブをやる側の人で、出ない人も何かしら音楽をやっていたり、ライブハウスに足を運ぶのが大好きっていう人ばかりで、趣味傾向は違えどもはや同志であることには変わりないと言った様子でした。

まさにピースフルで、フェス(祭り)と言った雰囲気でした。
あまり大イベントとしての音楽フェスに行ったことはないのですが、フェスが楽しいと言っている人の気持ちがちょっと知れた瞬間だったかもしれません。(興行的なフェスよりもアットホーム感は断然こっちの方が上でしたね。それは間違いないです)

ライブ開始前に蔵内にてテキトーに楽器持ってがじゃがじゃ鳴らしてる連中もいたので勝手に混ざってセッションもしてました。自由度の高さにだいぶ楽しかったですね。

みんなが知ってる曲、みたいな感じのをあーだこーだやってました。
置いてあったベースが(motherのベースの方の所有物で)6弦ベースだったんですけど、6弦ベースなんて触ったことなかったので戸惑いました。(勝手にいじってすいません、本人に申し忘れてたや)
チューニングがそもそも違うので(違うと言うか音域がスタンダードな4弦ベースと違う)なかなか慣れなかったですがとても貴重な経験でした。

ちなみに蔵1Fの扉には「泥スタ」の木文字が貼り付けられてました。
松田兄が以前からやっているバンド「ドロバナ」(泥の花から転じて「ドロバナ」になったとか)から名前が取られているのかもしれません。DIY精神が伝わってくる看板?でした。




さて、腹も満たされたところでぼちぼちライブの準備に・・・とさりげなく松田兄が支度を進め、ライブ開始となりました。

最初はmothermyspaceでした。

任天堂の名作RPG、「MOTHER」からその名前が取られたグループとのことです。

編成は3人で、曲によってベーシストが交代してました。
出演バンド数が多いため、3曲程度で1バンド終了としていたため、普段どういう構成でライブを進行させていくのかは不明ですが、とりあえずそういう感じみたいです。

ギター&ボーカルの方はFender Mustangの黄色で(からしみたいな色のヤツ)ラインが斜めに入ってるモデルを弾いており、足元にはElectro HarmonixのBig MuffやHoly Grail(Reverb)、Small Stone(Phaser)などのエレハモ製品、あとBOSSのエフェクトペダルが数個あったと記憶してます。
リバーブ、ディレイが効果的に使われているサウンドで、恐らく意識はそんなにしていないと思うのですがわかりやすくカテゴライズするとシューゲイザー的アプローチが取られたバンドでした。
(ボーカルも叫ぶとか、思いっきり歌うと言うよりはふわふわっとした質感の柔らかな男性ボーカルです)

最初に弾いていたベーシストはアサコさんと言って女性の方で、その後えらい酔っ払っていたので名前を覚えたのですが(暗闇に消えたりしてた)、彼女はMustang Bass(ナチュラルフィニッシュに黒いピックガード)でした。エフェクトペダルとしてはBOSS DS-1が置かれており、ベースでずしーんと弾くよりは和音なんかも弾いたりしたコード感が生きたプレイをしてました。
そんなに長年やってないようなことを言ってましたがバンドのアンサンブル的には見事で、個人的に好きなmogwaiと似たような心地よさを秘めたサウンドだなと思いました。

長い曲(5分~10分くらいあっただろうか)が終わり、2曲目にして最後とギターボーカルの彼が言った後にベーシストが交代となりました。

もう一人の方ですが、この方が6弦ベースを持ってきたそうで、誰かに叱られたとのことで(笑)この日弾いていたベースは松田ひかりちゃんが普段使用しているデロッピーベース(FenderのJazz Bassでメイプルネック、バインドが施されたポジションマークもブロック調のもの)を借りてのプレイでした。

叩くように弾いたりとアクションも身長も大きな方で、先述のアサコちゃんとは違った激しめの側面を見せてました。

蔵はそんなに高さがなかったので天井をぶち抜くのではないか、と言ったアクションぶりでしたが、損傷は特に見られずに高テンションのままライブは終わりました。

ドラムの方について触れてませんが、ギターとベースばっか観ていたのであんまりドラムに意識がいっておりませんでした(すいません)。

でも女性ベースだろうが、男性ベースだろうがバンドのアンサンブルとしては見事で、それを支えていたドラムの彼もきっと良い腕の持ち主であるに違いないと感じております。

初めて観たグループですがとても良かったです!





先述のサーティーンmyspace,audioleaf,new webのみほこさんが撮影、編集した映像がYouTubeにあったので貼っておきます。


以上、motherのライブレポで第一回は終了です。

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