2008/09/26

TRAPPER第11回本公演「ヂュワッチ!!!」


女性のみで構成される劇団のTRAPPERによるTRAPPER第11回本公演「ヂュワッチ!!!」が東池袋アートスペースサンライズホールにて行われたので見てきました。

過去見に行ったTRAPPER関連の劇、イベントについては観劇カテゴリをご参照ください。




今回の劇は第20回池袋演劇祭への出展作品として登録されたものだそうで、席中に「審査員席」みたいのが設けられている様子でした。

豊島区周辺?の大小問わず劇場にて行われている演劇を審査員が回って審査しているとか、そんなものだったみたいですが、よくわからなかったので特にそういう面は調べませんでした。(気になる人はリンク先なり自分で見てみてくださいませー)




普段は土日に当てられる楽日に見に行くことが多かったTRAPPERの公演ですが、この時は2日目の夜の公演に行きました。

もうざっくりとしか言えないんですが、感じたのは以下。

  • メンバーが産休、所属事務所が変わったなどの諸々の事情により前回に比べて4名(出演者単位で数えると5名)減った。
  • それによる顔ぶれ、キャラクターのバラエティさに欠けた。
  • 出演者減の補足?として、演出・作家としてTRAPPERを率いる高梨さんが出演してた。
  • 小屋が埃っぽく、ばたばたする演出時に埃が舞ってノドに来た。
  • 今回の劇は賛否両論あったとの情報を後に小耳に挟みました。


演劇は動的な「芸術作品」なので演じるたびに内容、表現が変わるゆえにそれが面白いところだとも思うし、見る人が面白かったか、面白くなかったかを評価したら良いと思うので、あくまで個人blogなので同感じたかを書くと、今回は正直な話やはり色々なダメージによる欠点が劇の内容や構成に影響を与えている気がしました。

なので前回前々回に比べると個人満足度はやや低いです。

今回劇に出られなかった役者さんのキャラクターが濃く、物語の中でもスパイシーな役どころを務めていた人が居ないっていうのはかなり大きかったのではないかと思います。それをフォローすべきではあったと思いますが、個々の持ち合わせたキャラクターを生かした配役が今まで行われていた気がするゆえ、なかなか穴埋めっていう方向性では収まらなかったのかもしれませんね。

役者個々の思うところ、問題なんかもあるかもしれないし、客側からあまり見えるものではないのですが、より楽しい作品が提供できるよう今後もよりいっそう頑張っていただきたいところであります。

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