2009/03/14

ケルトミュージックデュオ"ポロロッカ" @アイリッシュバー ザ・シャノンズ(大崎)


昨年末に自由が丘のバーに見に行ったケルトミュージックデュオ、ポロロッカのバーライブがあるとのことで行ってきました。

2日連続でビアバーみたいなとこに行くとは思っても居なかったですが、結果としてそうなりました(笑)。
さすがにビール好きを公言していながら、2日連続でそういうお店行くなんて、行きすぎだろ・・・と反省しました。(1杯あたりの単価が900円くらいと安いわけではないので、お財布事情的にもね)

場所はJR山手線 大崎駅改札から陸続きでそのまま行けちゃうゲートシティ大崎(〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-6)の地下1Fの離れみたいなところにあったアイリッシュパブ ザ・シャノンズでした。

写真のような整備された通路を通って駅改札を出て(迷わなければ)徒歩2~3分でシャノンズに着きます。

括弧で書いたように、離れみたいなところにあったので迷って、たどり着くのに5分以上かかりました(笑)。



18時に開始とのことだったのですが、18時にバンド(Private Army)の練習が終わったので急いで大崎に向かい、お店になんとか飛び込んだのですが、もう1~2曲やってる感じでしたが、まぁまぁ間に合いました。

しかしカウンターの奥の方しか空いてなくて(常連さんかわかんないけど気前の良いおじさまが譲ってくださった方が居ました。ここ見てないと思いますがありがとうございました!)、その位置から頑張ってみてもこんな感じです(笑)。ハープの沙耶佳ちゃんが全然見えません。

ズームしても全然だめ(笑)。

通路(導線)らへんに繰り出すとこの通り見れるのですが。(でも沙耶佳ちゃんの顔はハープで隠れてますが)



演奏に耳を傾けつつ、とりあえずビール、ってことでキルケニーを頼みました。

キルケニー、あんまり意識してなかったのですが、以前人に「おごるから来い」と言われた際に、そのバーであったキルケニー頼んだら案外おいしかったので好きになりました。

ギネスはある程度どこでも飲める感が出てきてますが、キルケニーはまだまだそうでもないので、キルケニーがある際はキルケニーを飲もうと心に決めていたのでそれにした、ってのもありますね。

昨日行ったブラッセ昨日行ったブラッセルズ系店舗のカフェ・ヒューガルデンはグレートブリテン島、アイルランド島から海を越えて南のベルギーのビールを扱っているお店、ってこともあってギネスやキルケニーはあえて置いてない印象でした。(置いてたらすいません、的な意味も含めて断定口調は避けておきます。確かなかったような。)

一緒に頼んだのはトマトとあさりのマリネ。
水菜にトマトとパプリカなどの刻みが乗っていて、オリーブオイルか何かで和えてある一品です。
トマトが大好きなのでまずこれを注文。

あさりは軽く揚げてある感じで、結構大きな粒のものが入ってました。
しつこくなくてさっぱりしていておいしかったです。これで600円。バーメニューとしては平均的な値段かしら?
あまりバーに長けてないので相場わかりませんが、これは結構安い方の価格帯でした。

上に乗ってるのはパク・・・じゃなくて、食べてみてわかったんですけど、イタリアンパセリですね。

パクチーに似た葉でかわいいです。
でも味は結構フツーにパセリ。
パクチーみたいな強烈な香りはしません。



音楽のことを書きたいのに食とビールのことばかり書いてしまいそうなので先に音楽の話題を書いておきます。

ここはライブをする前提っていうよりはアイリッシュバーなので、つき物と言えるケルトミュージック演奏ももちろんできるっちゃできるけど、音楽に長けた構造をしているわけではないのでお店の過度を使って演奏してました。

入り口側からも見える位置にハープが見えるっていうのは通りすがりの人の目も引く印象で良いですね。

あと店内、狭いので生音でもバランス良く響いて、最初に掲載したカウンターの位置でも音楽は十分に楽しめました。

やっぱりスピーカーから鳴る音ではなく、生の弦がふるえて聴こえる音っていうのは抜けがやっぱり良いので、ふとした倍音だけ抜けてきて遠くにまで聴こえることで「あ、やってるな」感が伝わるので素敵です。

生の音楽って「聴きに行く」「聴く」ってのももちろん良いんですけど「聞こえてきた」の距離感から興味がそっちにシフトする瞬間がある、っていうのが良いですね。

バーでの演奏は両方楽しめるところに魅力を感じます。
話に興ずるも良し、音楽に酔うもよし、っていう。

この日はお父さんが外国の方、お母さんが日本人(と思われる)っていう家族が来ていて、1人息子と思われる子がうろちょろしつつ、おとなしく間近の距離で演奏を見ている様が見られました。

彼の記憶の中にこういう身近な距離でのケルトミュージックが根付くと良いですね。
音楽ってそうやって継がれていくもののような気がします。



なんかまとめ文章みたいなものを書いてしまいましたがまだレポートは続きます。

この日の出演メンバーはデュオ「ポロロッカ」のお二人(アイリッシュハープ&バウロンの廣瀬沙耶佳さんにフィドルの大久保真奈さん)と、彼女らの友人で元(e)Shuzo Bandのメンバーでもある中村大史さんの3名。

2008年12月の自由が丘のバーでやった際もこの3人での演奏が多かったので、ギターで伴奏、フィドルで旋律にハープで伴奏と旋律の間、っていうのがバランスよいんでしょうかね。(あまりケルトミュージックのアンサンブルがどう構成されているのか長けてないので想像で言ってますが)

写真、ちょっとぶれてますが少年が見ている絵がなんだか良いので載せちゃいます。

丁度写真はないのですが、曲によっては中村くんがアコーディオンに持ち替えたりもしてました。



写真では伝わりづらいし、まだまだケルトミュージックて?って人も多いと思うので、ノイズからポップスまで紹介していきたい当blogとしては、動画もぜひ見ていただきたいのでいくらか録画してきました。











<おまけ画像たち>

チキンレバーパテとギネス。

チキンレバーパテ側はフランスパン薄切りをさっくり焼いて飾ってあった。
パテ乗せてさくさくと食べられましたが、パテが最後にあまっちゃいました。
パテだけツマミつつビールを飲むのも妙ですね(笑)。

ギネスも相変わらずおいしいです。

最後、この写真が結構ポイントなのですが。

演奏が全編終了して拍手ー、って頃にギターを持った客が一人来ました。

終わってから「お疲れ様ー」っていうムードでまかない?のパスタが出てきたところ、セッションしてくれっていう感じで彼がギターを出し、結局4人でセッションしてました。

で、この彼、自分の隣の席が空いていたので終わってから座ったんですけど、酔った勢いでちょっと話しかけてみたんですが、先日関内LazyBonesで見たマリコフの鍵盤弾いてる人でした(笑)。

マリコフは以前から面識があるわけではなかったのですが、ちょっとしたことから人の代わりに連絡先を聞いていたんですが、その張本人で、髭がそれていたので全然気付きませんでした。

話によると、先日のその関内にてセッションしましょうよ的な話をしていて、今日は意気揚々とギター持ってきた!っていう流れだったそうです。

2度も会うと、もはや距離感は近いもので、2つ違う部分で接するっていう機会はそうないので不思議な縁を感じました。

説明が長いので(笑)、写真は写真で1枠設けて載せたいと思います。(→こちらへどうぞ)

2 件のコメント:

hariwo さんのコメント...

演奏すんごいいいね!
行ってみたいよ。

takami さんのコメント...

彼女ら、音楽的な素養があるから非常に丁寧で、かつ日本側から見た、っていう視点があるから世界的に見てもユニークな演奏しているんじゃないかな、って気がしてます。

次あったら誘うわ!