2015/07/12

Feam Super Festival =NIGHT= ~Yuki生誕祭 魅惑のYukiルーム~(2015/07/12) @ 高円寺HIGH

Feam Super Festival =NIGHT= ~Yuki生誕祭 魅惑のYukiルーム~Jeanne Mariaが出演とのことで、高円寺HIGHに行ってきました。



Jeanne maria(ジャンヌマリア)

Jeanne Maria 1st Album「10 TEARS」が2015/07/22に発売とのことで、発売前の宣伝を兼ねたツアーと言うところでしょうか。
最初に見たのはまだFine Promotion(Mary Angelを手がけていた事務所)と合併する前のミサ・ミュージカルスタジオの選抜ユニット、MMSジャンヌ名義の頃で、2014/04/12の六本木ラフォーレミュージアムで行われた「ウタ娘プレミアムライブ 2部」だった。

その頃、全通かという勢いで見に行っていた夢幻レジーナが目当てで行ったのだが、誰も見てないサブステージ(照明もまともにない、簡易ステージがロビーに作られた舞台)で音程をはずしつつも全力で動き回りながら歌う佐光ミサが最初の方に出演したりで、とても楽しかったのだが、その日のレポートは書けてないです。近日中にさかのぼって書きます(笑)。(2015/07/19 やっと書きました!)

夢幻レジーナの出番も比較的早かったのだが、その次の次にメインステージ側に登場したのがMMSジャンヌだった。当時全く知らなかったので、軽く下調べして、関西のユニットであることは知っていたのだが、調べすぎて先入観を持つよりは、見てジャッジしようと思い、いざ見てみたのだが、選曲が意外とベタな印象(ももクロの「ピンキージョーンズ」だったり)もあったのだが、本家ももクロではメンバーの一部がアクロバティックに動くのに対して、こちらはメンバー全員で広々としたステージをバック転、ハンドスプリング、側宙を繰り出して、全く別物に仕上げているのが痛快だった。

そんな中で歌われたX Japanの「Rusty nail」(笑)。イントロで「うわぁ…(笑)」と思ってたのだが、やはりこちらでもピュンピュン飛びまくる。合間合間ではバレエの舞いを入れたりと、美しさ、しなやかさ、そして素早さと技。オリジナル曲やってくれた方が嬉しかったのだが、この人たちにしかできない味付けでステージがこんなにも楽しくなるなんて!と衝撃を覚えたのでした。

その日もらったフライヤーと共に、後のinfoを聞いたのだが、ゴールデンウィークに2人でまた東京に来ると言っていた。その頃、タイミングが合わずで見にいけなかったのだが、2人だけだと、どうなんだろう?と疑問がずっと残っていた。その時話を伺ったのが大天咲絵さん。彼女らがレッスンしている教室で、小さい子にも教えている“先生”でもある人で、しっかりした印象だったので、Twitterだけずっと見ていたのでした。

そして、Mary Angelが解散した後のFine Promotionとミサ・ミュージカルスタジオの合併、MMSジャンヌからジャンヌマリアへと改名があり、オリジナル楽曲の増加と東京遠征の増加で、今日点々と東京に居ながらライブを見るに至った、というわけです(話長い)。

今回の東京は7/11-12の2日間で、初日はしず風&絆~KIZUNA~擁するバーサス主催のアイドルドランカーに、2日目はCANDY GO!GO!らが中心なブッキングのイベントに2本出演し、夜はFeam 保坂ゆき生誕イベント @ 高円寺に出演というスケジュールだった。貧困中なので行くイベントを絞って、物販には極力行かないようにしているのだが、Jeanne Mariaはどうにか見たいということで、今回東京遠征の最終出演の20分ステージを楽しむことにした。


どうだったか

ざっくり見てきた順にレポです。

まず、中野坂上から高円寺まで、直射日光が暑い中、中野で会った人と語りながら歩いてきたのだが、高円寺HIGH前の公園にオレンジのTシャツの人たちが大勢居た。Feam Yukiちゃんのカラーがオレンジらしく、それとCANDY GO!GO!、有香あたりのTシャツがオレンジということもあり、とにかくオレンジTシャツ大集合なイベントとなっていたようだ。

高円寺HIGHに入るのは久しぶり、ヘタしたら3~4年ぶりかしらというほどで、でんぱ組.inc主催の“でんぱんち”(2011/07/18)なんかが頭に浮かんだ。

並行物販というい話だったが、並行物販をやるほどのスペースないんじゃ?と思っていたのだが、入り口のスペースにテーブル2つ並べて、手狭な感じで物販をやっていた。再入場禁止だったので、中盤から混み具合が恐ろしい状況で、最後まで見たかったのだが、朝からイベントを見ていて疲れてしまったので、後ろ髪引かれつつ、20時頃で会場を後にした。

16:34頃に会場に入り、2部トップバッターのi*chip_memoryから観覧。Chu!☆Lipsの楽曲を手がけていた山本重夫曲を同じくやっていたchip-clop(解散済み)の曲を引き継いでいるユニットで、クリクロ曲が聴きたかったので早めに入りました。

「はじめてだよ」「恋のティーパーティー」「僕だけの天使」の3曲をやっていた。前日、思い立ってChu!☆Lips「本気で投げキッス!」を聴いていたこともあったのだが、ファンとステージに立つアイドルを歌った楽曲は、いつ聴いてもうるっと来ちゃいますね。「本気で投げキッス!」はステージからの話で、「僕だけの天使」はチケットを買ったファン側の歌になってます。名曲だなぁと思いながら楽しんだ。

余談だが、Twitterを見ていたら、つい先日、クリクロのメンバーだった“あーちん”こと南彩乃がi*chipの子たちに会ったそうで、Twitter越しにエールを送っているのを見た。クリクロはメンバー間も仲良かったようで、本人たちがとてもその活動をしていたことを誇りに思っている旨を後日談でツイッターなどに書いていたのを見ていたので、なんだか胸が熱くなった。同時期に活動をしていないので先輩後輩の関係で接してなかっただろうけど、OGとして後輩に贈る言葉って、熱いものですね。

16:51 高橋ありさ。燃焼系アイドル PIECE解散後、柳田絵美花ソロは見たことがあったが、高橋さんは初観覧。「Fly」(BiS)からスタート。柳田さんもそうなのだが、ロックテイストの曲を選んでるあたり、PIECEの遺伝子みたいのがあるのかなーと思ったのだけど、どうなんでしょうね。よくわからないけど(笑)。

高円寺HIGHで見たかつてのBiSはまだ「Fly」なんてやってない頃だったので、かつ「Fly」やってる頃のBiSは大嫌いで情報を極力シャットアウトしてるぐらいだったのだが、音源だけは実は好んで聴いていて、うさみみ機動隊(というユニット)のメンバーのソロとかで聴いて「やっぱ『Fly』いい曲じゃねえか」と思ってはいたので、改めて、良かったです(笑)。高橋さん、それなりに歌うまかったので、これまた良かった。

それ以外は「トロイメライ」と言う曲、「Under The Star」なるオリジナル楽曲を歌っていた。2015/07/20に発売予定で、それが100枚さくっと売れたら年内2曲オリジナル楽曲が追加されると告知していた。

本文にちょっと関係ないですが、宣伝です。2015/07/12にTRASH-UP!! vol.22が発売になりました。「条件がクリアできないと新曲が与えられない」と言う全力Girl☆なななな の音源について触れてますので、よかったらご購入ください!
雑誌「TRASH-UP!! vol.22」の自分が書いている記事にも載せた話だが、条件をクリアできないと次に進めない系は失敗した時のわくわく度の減衰が物凄いので、あまり条件付けずに新曲とか増えたらいいのにね、と思うところですが、商売としてやる以上は、やはり高めのハードルをクリアしていかないといけないのかなとも思うこの頃です。

17:06 伊藤桃。桃ちゃんはちょっと久しぶりぐらいかな。いつ見ても桃ちゃんは桃ちゃんらしくステージを作れる人なので、それが高等がどうかは別として、この日も良かった。

「青い鳥」「ETERNAL BLAZE」「Good my Luv★!!」の定番なセットリストで最高だった。生誕イベントということもあり、どの出演者も結構定番楽曲で盛り上げよう!っていう感じできたのかなと後々に思った。

告知では、2015/07/14に控えたミニワンマンの話に触れ、「みんなだ大好きなアレ(水着)を着ようと思います!」とのことだった。ここ最近Twitterでもビキニ写真を惜しげもなく投入して告知している桃ちゃん。夏嫌いなのですが、そういう面でいったら夏も悪くないなと思いなおせる気がしないでもないです(笑)。

17:24 有香。以前所属していたMAXを辞め、活動休止を挟んで復活してから1回目の観覧。かつて歌っていたオリジナル楽曲って、もしかしたら封印されてしまったのだろうか?と心配していたのだが、「POP MASTER」(桃ちゃんに次いで、水樹奈々楽曲!)、そして「キラリ☆みらい♪」、「コンプレックス・イマージュ」の3曲を披露。「キラリ☆みらい」は彼女のオリジナル曲(だと思うのだが、詳細は知らない)の中でも特に気にいってる曲なので、聴けて感激だった。アニソンシンガー系の子のレパートリーって、水樹奈々を初めとした「アニメ知らなくても、ライブハウスのアイドルライブ通いしてると結構な頻度で聴く曲」が結構決まっているので、新鮮味はないものの、この子の歌うこの曲は好きだなという見方もできるようになってくると楽しいものですね。なかなか慣れるまで時間はかかったのだけど、桃ちゃんや有香ちゃんを通して聴く水樹奈々曲は、あまり本家のこと知らないけど好きです。

17:40 #Brave 。#Braveは春頃に花見イベントに出演していた時に見たり、ウタ娘イベント @ 代アニLIVEステーションなどでも見ているので初見ではなかったし、結構最近見た方だったのだが、レパートリーはだいたい変わってない印象だった。Buono!「My Boy」、E-girls「Follow me」の2曲でスカッと去っていった。

17:52 クラージュA's 5人で登場。相変わらず「メランコリック」からの「キミイチのE顔」をやっていた。上述の「オリジナルではない曲でも、好きなものはある」話と逆の話になるのだが、ボカロ系の曲が未だにあまり好きではなく、「メランコリック」に関しては、少々思い出はあるのだが、クラージュA'sで見られるこれに関しては、そろそろやらなくても良いんじゃないかな?と思うところです。オリジナル曲も増えてきてるだろうし。思い出はあるけど全然好きな曲じゃないので、「まだやってるのか…」と思っちゃう曲でした。

18:02 大島はるな。ちょー久しぶりに見たのですが、髪が短くなってて、とてもかわいかった。バラードナンバーからスタートし(タイトル不明)、2曲目はオリジナルの「Zillion Zest」をやって去った。バラードでもしっかり聴かせられる歌唱力があるって強いですね。髪については、やはり最近切ったそうで「シャンプーの時に“うわ、髪がっ…髪がっ…!”ってなってる」とMCで語っていた。でも楽で良さそうな旨も話していた。

18:12 アイドル諜報機関LEVEL7 。3曲ともオリジナル曲だったのかよくわからないのだが、お馴染みの「キャッツアイ」のカバーはやってなかった。それ自体に全然魅力を感じてなかったので見れなくてもぜんぜんOKだったのだが、物販から捌ける際に挨拶してくれたので、桜組の時から見ている璃乃さんに対して質問してみたら「1部ではやった!」とのことだった。それにしても、かつてに比べて「諜報機関」っぽさが薄れ、フツーのアイドルユニットっぽくなっていってるのが興味深いところです。コンセプトってなんなんでしょうか!(笑)

18:28 “おばち”こと 小原優花(フルーティー) 。おばちソロも結構最近見た気がするので、ちょっと久しぶりなぐらいだった。「奇跡の香りダンス。」(松浦亜弥)、「希望の光 ~奇跡を信じて ~」(Dream)、フルーティーの曲(BPM速めの)、「Movin' On」(dream)の4曲を披露。dreamの話をしていて、「世界一諦めの悪いDream」と言う話を繰り返ししていた。彼女もキャリアが長くなりつつあるのだが、歌手/アイドル活動に対する意地みたいなものを感じた。後に出てきたexpieceの伊藤ゆいも同様の熱を感じるのだが、こういうのは良いですね。近年のDreamの曲は知らないのだが、なかなか楽しめた。

18:56 保坂ゆき 。生誕ということでソロステージだったのだが、挨拶では「はじめまして~」とおどけていた。曲は山梨に居た、Feamになる前の曲、そして彼女のグラビアDVDに収録されている「ありがとう大好き」というソロ曲の2曲を披露。レアな曲だったみたいだが、Feamの落ちサビなどで聴かれる彼女の歌声が好きだったので、楽しめた時間でした。山梨時代の曲が入ったCD、「10枚だけ持ってきましたー!1枚、2枚、3枚、4枚、10枚買っても一万円ー!」と太田ゆうきライブで聞かれるコールをやりだして面白かった(笑)。




Jeanne Maria 公式アカウントから「AMAKAKERU」「ライトニング」「difficult age」ライブ映像。
19:06 Jeanne Maria。Yukiちゃんソロまではフィーマーさんがフロアに多かろうと引いていたので、ジャンヌマリア手前の転換で、前方の空いてるスペースに移動。端しか空いてなかったし、端でいいやということでゆっくり観覧できそうなとこに位置した。

比較的ステージを引きで、全体を見渡せるように見ることが多い自分なので、最前/2列目辺りから見るのは新鮮な気分だったのだが、アクロバットを至近距離でみると迫力が違うので、これまた良かった。

SEで入場からの「恋するスナイパー」(Mary Angelから引き継がれた楽曲)、名乗りを挟んで「ライトニング」「紅」(X)、MCを挟んで「difficult age」、「AMAKAKERU」とJeanne Mariaとしてのオリジナル楽曲も充実、定番&Maryから引き継いだ至宝たちでバランスも良いステージだった気がする。

特に、Feam、CANDY GO!GO!、expiece、d-girlsといったキャリア5年選手が大勢出演で、年季入った人が多い客層の中で、Mary Angelの楽曲を持ってくるのは良かったのではという気がした。自分もあまりMary Angel繰り返しは見れてなかったけど気に入ってた曲なので、改めて見れて良かった。

「紅」は、イントロのアルペジオ&歌の箇所もライブ次第ではやっているのだが、この日はそこをカットした状態で披露。間奏も短めにエディットされていた。20分にオリジナル楽曲多めに入れるため&定番もやるための詰め込みという感じですかね。

「difficult age」は比較的最近披露された新曲なのだが、まだ自分の耳が慣れてないのもあるので、繰り返し見て見所や聴き所を見つけていければなと思った。振りコピ(横に列になって、横の人の腰に肘をかけるような動き)は是非真似してみてねとのことだが、あまりフロアで肩組んだりするタイプじゃないので、どうしようってところです(笑)。

「AMAKAKERU」は本当に大好きで、繰り返すYouTubeにアップされているライブ映像を見ていることもあり、とても楽しめた。CDで聴ける日が待ち遠しい1曲です。最初は、ややピコリーモ寄りの激しめな曲調に戸惑いはあったのだが、歌のメロディ、サビのコード進行、アクロバットも織り込み彼女たちならではの見せ場もあるものの、一緒にジャンプできる箇所も用意されていたりで、個性と完成度の高い楽曲だと思ってます。

19:30 expiece。“かほちん”こと野崎夏帆が抜けて、3人編成になってから初観覧。かほちんのセクシーさ、ハスキーボイスも結構好きだったので、少し淋しいなと思ったのだが、残ったメンバーでしっかりこなしている印象だった。物販のため、1曲目「夢色Fly」しか聴けなかった。

この時点で15分押しだった。

1940 PreciouSparty → 2000 +tic color → 2020 調整 → 2025 d-girls → 2050 CANDY GO!GO! → 2115 Feamと、終盤の面子の良さはなんとか見たかったのもあるのだが、朝からで疲れていたのと、混みすぎで参ってたのもあり、泣く泣くジャンヌマリア物販終了でそのまま退却。

ジャンヌマリア物販は1000円分、写真券2枚(500円×2)を購入し、ミサ先生(物販スタッフ)とちょろっと話つつ、治田純礼子(すみれこ)ちゃんと、田中柚帆ちゃんのお二人と軽くお話した。すみちゃんがアップしている動画で、「おはよ~」と言ってるのがあったのだが、原涼葉ちゃんが頭に乗せていたトトロの人形を諸富乃彩ちゃんが吹っ飛ばすシーンが映っており、すみちゃんの隣にたまたま涼葉ちゃんが居たので、ついでに聞いてしまったのだが、自宅から持ってきたトトロの人形だったとのことだった。関西の子たちなので、あまり頻繁に姿を見ているわけではないのだが、点々とわかってくる彼女たちの素性が愉快で良いですね。ゆずちゃんから「メンバー全員コンプリートした?」との話が出たのだが、やはりまだどんな話をしていいかわからない子も多く、名前が一致したばかりなので、追ってキャラも楽しんでいけたらなと思う、そんな日でした。


混雑してなかったらもうちょっと楽しみたかったのはあるのだけど、生誕だし、お祭りみたいなものだしで、仕方ないですね。

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