2009/06/25

Emotional Ticon @池袋LIVE INN ROSA

池袋の西口側(北口?)の繁華街の真ん中にそびえる歓楽ビルのロサ会館地下にある池袋LIVE INN ROSAにてEmotional Ticonでライブやってきました。

対バンはtacobonds feat.墓場戯太郎ブルラビsoulglammyspaceaqb(ex.mette)でした。


最初がブルラビ。

彼女らのWebサイトにも書いてあるんですが、現在18~19歳くらいだそうで、高校時代に結成して、現在は晴れてみんな大学1年生っていうフレッシュさに満ち溢れた萌え萌えギャルたちです。


嘘です(笑)。

萌え萌えではないですが、フレッシュ感に満ち溢れた、がしがしした感じの歌が聞き応えあるガールズロックバンドです。

本人たちの趣味がいわゆる「ど」ポップスではない感じで、ヒットチャートをにぎわせるアーティストよりもライブフェスを盛り上げる、ライブハウスシーンを盛り上げているバンドの影響にあるみたいで、その辺の感じも音に出ている感じでした。

若いと、どうしてもふと耳に入ってくるものに翻弄されて、それに夢中になっちゃって・・・ってなりそうですが、平成生まれはインターネット環境が充実した時代に育っているせいか知りませんが、うまい情報を手繰り寄せて「素敵な音楽たち」を選りすぐってる印象で、良いですね!(何が良いのかまとまりがなくなってきた・・・)


とにかく、若いのにとてもうまくて(Zepp東京で開催されたティーンズロックフェスみたいなのにも出演したことがあるらしい)そこに関心しますね。
楽器好きとしては「うわーそんなマニアックな楽器使ってる」みたいなのをライブ行く都度楽しみにしていたりするもので、その視点では楽しめるバンドではなかったですけど(VocalのぽんちゃんはEdwardsのレスポール、ベースの子はフェルナンデス、ギターの子はFender Japanかなんかのストラト使ってました)、何か飛び抜けすぎてない絶妙なバンド力を秘めてました。



お次がaqbさん。


これ、読めなかったので本人たちに聞いたら「あくび」って読むそうで、みんな読めないから「あくび」とひらがなで名乗ることにしたそうです。

彼女らは2人の女子で、二人とも鍵盤。
エレクトロミュージックで、ちょっとアヴァンギャルド寄りのごりっとした音も含めたりとなかなかクオリティの高い音楽でした。

出番前だったのでじっくり聴けませんでしたが、女子二人がインストのそういう音楽にたどり着くっていうのがなんだか凄いですね。
男性でよくこの類?をやっている人は見かけますが、女性デュオのインストエレクトロ。レア!

CDのアートワークがなんだか良かったの1枚買ってみました。
まだ聴いてませんが、聴いてみて良かったらblogに書いてみます。

そういや自作パッチみたいの使ってノイズ出したりしてたけど、あれかっこよかったなぁ。
女子、自作、インスト。
この3フレーズが並ぶと熱いですね!(笑)




次がうちらです。


この日はスタンダード・エモティコとテーマを自分らで打って、破壊行為はNGと言われていたので(笑)、物を壊すではない方向性で何ができるか、となり、「初心に帰ってのノイズ&ポップ」としてスタジオにて内容を作っていきました。

Emotional Ticonは見たことある方ならわかるかもしれませんが、ノイズとポップスが入れ替わり立ち代りなわけですけど、これらはスタジオで全部練習して流れを決めてます。
なので持ち曲があるバンドっていうわけじゃないですが、構成を練る作業をいつもしてるわけですね。

やりやすい方法と、対バンが10代フレッシュジェネレーションってこともあって(笑)、凶暴な路線はやめました。

一部分だけエレガットギターに深いリバーブかけてシューゲイザー、音響派みたいなことやったんですが、個人的にその部分お気に入りであります!

あとは・・・そうだな、URGAでブッキングをやったりしているナイスきのこカットヘアーの早瀬くんが動画を撮ってくれたので、それがYouTubeにアップされる日を楽しみにしておきましょう。



次がリアル・ティーン・ネイジライオット、soulglamでした。

彼ら、既に伝説を打ち立てつつありますが(10代にして大物バンドが出る企画を立てたけど、全裸フライヤーが学校にばれて謹慎食らって本人たちが出演不可になった、っつう・・・・)ライブもかっこいいです!

若さに任せた感があるけども、決して内側だけじゃなく、全体を踊らせようと言うロック魂が炸裂してます!


常にぴょんぴょん飛び跳ねて落ち着くところを知らないギターの彼、暴れながらもさりげなく物凄くギターうまいです!

ベースの機材トラブルが多かったあたりはまだ若い感じを受けましたが、これから期待大ですね!

ブルラビが出たのも、soulglam経由で誘われたとか、そんなだそうです。



最後がvocalが抜けて、ゲストを招いてライブを行っているtacobonds。


年齢が近いのと楽屋が同じだったのとで結構話したりしていたのですが、なんか面白いですね、彼ら(笑)。

何が面白いかはまぁ、置いておいて。

ライブは墓場戯太郎氏を迎えてのもので、ゆら帝的な6~70年代和製サイケを凝縮したようないでたちと、少ないエフェクターながら強烈なディストーションサウンドをGibson SGから放出して、物凄くかっこよかったです。


あと、ツインギター時代のtacobondsの状態に近かったそうで(ツインの時は1回しか見れてないからいまいち記憶にないのだけども)、古いtacobondsを知っている人(早瀬くん)がにんまりしてました。

あんまり良く知らなかったと言う友人も「超かっこいいね!!」と心ときめかせていました。

Vocalが抜けたのは痛手だったかもしれないけども、なおも真剣に?ロックに取り組む彼らのサウンド、かっこいいですね。


Bassのゆっきーさんのビザールなベースもかっこいいです。



以上です。

共演者のみんな、素敵な、楽しい1日をありがとう!!

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