2009/09/06

道産子アナル @ 御茶ノ水Rinky Dink Studio

ドークボット大東京なる企画があったそうで、それに道産子アナルSAM2さんが招聘されてるっぽい記事をtwitterにて見つけました。

SAM2さんと言えば、かつては渋谷屋根裏の店長を務めていたものの(以前DORFのフライヤーを織り込んでもらおうと足を運んだ際にお話したことがある)、その後北京に行き、北京にてライブハウスを運営しているみたいで、現在は日本に住んでいないっていうところまでは知ってまして。

久しぶりの帰国かしら?と思ったのと、ロボット系の知識が豊富で、ロボットを作って戦わせるみたいなイベントに以前出ていたっていうことを友人から聞かされていたので、ロボット関連のイベントに呼ばれてるってことはロボット目撃できるか?と言う興味もあって「ドークボット大東京」に行こうかな、とぼんやり思ってました。

正直な話、イベント自体は猛烈に楽しそうなのですが(ソーセージに「I'm sousage!」って喋らせるロボットを作る外人が出たりしたらしいw)、どーもSAM2さんのロボを見に行くだけでは自分の中で理由が足りないなぁ・・・なんて思いつつ、道産子アナル大好き友人(切り方間違えると危険ですね、アナル大好き友人じゃ下ネタだし)に「行く?」ってメールしてみまして、微妙な返事が返ってきて、さてどうしよう・・・と思っていたところに飛び込んだ話がありました。

「道産子アナルとしてライブやる」っていう情報!

友人は自分と同じく現在もろにアラサーなんですけど、10代の頃に初めてライブハウスで見たのが道産子アナルだとかっていう話で(それも相当いかれた話なのですが)、道産子にメロメロになったっつう変態女子なんですけど、その話をしたら「行く!」っていう話になって、結局行ってきました。

場所は御茶ノ水Rinky Dink Studio
広めの部屋を使ってのスタジオライブとのことでした。




前置き長いですが、このイベント、出演する200%の酒井さんは以前Emotional Ticonを企画に誘ってくれた方でして、酒井さんの日記経由で情報を得まして。

いやはや世界は繋がるもんなのですね。東京は狭いです。



見た分だけ、テキトーにレポです。

「夜啼きPRESENTS  『カランバ ナイト』」っていうものでした。

最初が道産子アナルでした。
上述の通り、「ドークボット大東京」があった控えていたこともあって出番は最初、終わってからぱきっと帰ってました(笑)。

いやしかし、初めて道産子アナルとしてちゃんとした状態で見たんですけど(ちゃんとしてるのか?)、良かったです!


SAM2さん不在時に「道産子アナル遠隔版」っていう、SAM2さんのノイズ部分をcontiの小林さんともう一人よくわかりませんが、計3人で道産子的なことをやるっていうのを2回くらい見たことはあったり、SAM2さんがまだ国内に居る頃にSAM2さんがソロで出演するっつうライブを見たことがあったり、かすった経験は今まであったんですけど、この「暴れまわるSAM1」「PDAでノイズを出すSAM2」っていう図、いまさらながら初めての経験でよかったです!!!!


PDA内蔵の加速度センサーをトリガー?にしたノイズがまた、見た目の異様さも含めて良いですね。
で、二人でマイク持って叫んだり、SAM1さんは登るところない壁にへばりついて飛んだり、走り回ったり。


かつて椎名林檎の発育ステータスにて対バンした経験があるらしいのですが(むしろそれで椎名林檎ファンの間で有名だったりするみたいですね)、そこで名が語り継がれている理由もわかった気がしました。

正直、思いっきり突っ込んでくるので狭い部屋で危険でしたが(笑)、久しぶりに臨場感あるライブを見た気がしてすっきりしました!


この日、スタジオライブってことで入場無料だったのも嬉しかったですね。


ちなみに、厳密に言うと純粋に2人だけではなくて、DJとして1人誰かが居たので計3人での演奏?で、DJがノイズ出しすぎで「曲が聞こえない」っていう理由で一旦しきりなおしてました。曲はCDで流してましたね。あんま道産子のこと認識してなかったけど、曲あるのかー(笑)。
でもまぁ、確かに曲ありました。




お次がdcps

DearCalendsPermitSysteの略みたいですね。
「とても動く!」と言う点で「道産子と近いかも。秋葉寄りな感じ。面白いから見て行って」と優しい酒井さん。

1人でオケをバックに全力で叫び倒すグラインドコアっていう感じでした。
スタジオライブで、出来合いのオケを流すと言えど音量がばかでかかったので楽しかったです!


あと、ただのグラインドコアっていうわけではなくて、途中途中に彼が好きと思われるアニメの音声がコラージュされて挿入されており、そのめまぐるしいギャップと激しいアクションに脱衣(笑)がライブ感満載で良かったです!



次がHATREDSURGEかな?

酒井さん曰く「Dischargeみたいな感じでかっこいいよ」と、改めて説明してくれた。
酒井さん優しいです。

でっかいギターの人にギンギンごりごりなベース、パワフルなボーカルに息つく間もないような詰まったビートがかっこよかったです!

っていうか、この手のイベントが久しぶりだったのでもう、耳が猛烈に痛かったんですけど(笑)、この雰囲気良いですね。足りなかったものを摂取できた感がありました。



次が200%。

酒井さんの200%は以前も見たことがあったのですが、概ね音楽性は同じですね。


この日、このライブ前にスタジオに入ってたみたいで「久しぶりだから練習してた」とのことだったのですが、いやいや、本人曰く久しぶりでボーカルがあまり出せなかったなんて言ってたけど、やっぱりエフェクターなしでデスボイス&低音ボイスを使ってすごいです。威力もあるし。


ただ、やっぱり本調子ではなかったみたいで大変そうではありました(笑)。
大変だとしてもやっぱりすごいですね。

このバンド、何気にサウンドが個々にしっかりしてるので聴き応えありますね。
かっこよかったです!!!



都度説明を付してくれた酒井さんのライブを見た時点で帰りました。

いやいや、しかし無料で濃いライブでした。

0 件のコメント: