2009/09/04

神聖かまってちゃん @ 下北沢屋根裏

出れんの?!サマソニ?!」を通過してサマソニの特設テントステージに出演を果たした、今最も気になる新星、神聖かまってちゃんmyspaceのサマソニ後1発目のライブがあったので行ってきました。

場所は下北沢屋根裏
古くはThee Michelle Gun Elephantがデビュー前にライブをやっていたことでも知られるライブハウスですね。
個人的にアタタカキの解散ライブで来た以来なので5年以上は来てないライブハウスで、室内がどういう形してたかすらうろ覚えでした。


お金と行動力がないので(涙)下北沢についてからすぐに下北沢屋根裏に向かいました。

うーん、久しぶりに来たけど、このステッカーまみれの扉と狭い入り口が老舗ライブハウス感を漂わせてて良いですね。久しぶりにこの手のライブハウスに来ました。
この「あとまくぶろぐ」を始めてから、パンク寄りのライブハウスにあまり行ってなくて、EARTHDOMとか行っててもEARTHDOMは新しいのであんまり「ステッカーまみれ」っていう感じではないので、やはり老舗特有のこのごちゃごちゃした感じは良いですね。
それだけで気分が盛り上がる感じします。


対バンです。


かまってちゃん以外一切知らないです。

下北沢に最近来たのって「プリングミン見に・・・」だったので、プリングミンが出ている顔ぶれともまた違ったシーンなのかもしれないですね。
パンク系かなーとか考えてたのですが、そもそも今の下北沢屋根裏に出てるバンドの顔ぶれ知らないので見当つかないでライブに臨みました。




最初がヌーでした。

3人組で、久しぶりのライブであまりリハできなかったみたいなことを言っていた気がしました。
メンバー欠員もサポートで補ったみたいなこと言ってたかしら。

インストで、ギターはすごくうまかったんだけど、そんなに好きな演奏、楽曲ではなかったかなー。
十分に練習ができなかったといっていた感じが出た、セッションっぽい感じのライブでした。



お次がテグー

岩手から来たってMCで言ってました。
3人組の女の子バンドで、きらきらしてる系ではなく、ちょっと重い、マイナー調の曲が多いバンドでした。

Vocalの子がJazzmaster弾いていたので、Jazzmaster弾きとしてちょっと注視してみたのですが、とてもよい音色で弾いてました。
あと、ギターボーカルながらアルペジオやらコード弾きやら、あれこれ使いこなしていて安定感があって良かったです。

曲調がちょっと暗いのと、ボーカルの声が低め(低いっていうより、低め)だったのが個人的にそんなに好みではなかったのですが、見甲斐はあるサウンドでした。
好きな人にはウケそうなダークさが良かったです。

ダークと言ってもどんよりな感じではなかったですけどね。
しかし岩手シーンは謎ですね。どうなってるんだろう。



続いてSTROBO NOISE。

3人組で、ベースボーカルの人が前掛けをしていて、なんか食品販売か本屋かみたいな雰囲気を漂わせてました。Web見てもそれしてる様子なので、あれが彼の衣装なんでしょうね。
ギターの人はテレキャス。

これはどんな感じだろう。
少ない語彙から近いものを寄せ集めると、メロコア寄りのパンクっぽい疾走感と、ちょっとBlanky Jet Cityの浅井健一的な高めのボーカルが乗っかった感じと言ったら伝わるだろうか。

ポップだけどポップ過ぎない、スピード感のある日本のロックっていう感じでしょうか。

こういう音楽はあまり得意としないメタルっぽさがないので嫌いじゃないですね。
(どうもメタルに触れてる時間が少ないせいか、いまいち聴きたいと思ってない部分があるので、これはもうちょっと慣れて行きたい部分ですね、話それてるけど)

嫌いじゃないと言えど、この日、見に来たのは神聖かまってちゃん。
ピアノが鳴ってる疾走感溢れる青春ポップを聴こうみたいな気分だったので、あんまりしっかり見てませんでした。



お次がCool Crew Par。
「くるくるぱー」って読むみたいですね。
そう言ってました。

これはもう、なんつうか、安直に言ってしまうとTHE BACK HORNっぽかった。
まっすぐに力強く日本語で歌うボーカルと、情熱的で激しいけどラウドとかでなく、ヘヴィーとかでなく、みたいな。
でもギターが独特のうまさを放ってました。
スライドギターは個人的に全然良くなかったですが(なんつうか、メリハリのないスライドギターと言うか・・・好きなプレイではなかった)、平和を願ったスローナンバーもあったりと、感情的な歌をやってるバンドみたいですね。

演奏はスライドプレイ以外は良かったです。うまい。
ただ、自分が聴きたい演奏の類ではなかったです。



ラストが神聖かまってちゃん。


いやーしかし、前回のLUSHの時もそうでしたが、人の入りが良いですね。
最後の出番でこれだけ残ってるって言うのもすごいですが、かまってちゃんで人増えた感もあるので、今彼らが持ってる勢いの良さ、注目度の高さがうかがい知れました。


セットリストは以下。

  1. ちりとり
  2. 23才の夏休み
  3. ゆーれい未満
  4. 学校に行きたくない
  5. ロックンロールは鳴り止まないっ


ライブハウスのブッキングのライブなので持ち時間が平等でそんなに多くないですけど、選りすぐりの曲たち、ってとこですね。


前回はサマソニ後のライブで見たのが初で、今回2回目ではあったんですけど、前回より確実にうまくなってました。
およそ1ヶ月の間でずいぶん成長したんだなぁ、とただのリスナーからでもわかるくらいの成長って見ていてすがすがしいですね!


ベースのちばぎん君、レコーディングから使ってると思われるベース使ってました。
さんから譲り受けたんですかね、よくわかんないけど。


あと、この日は高そうなカメラとビデオカメラ持った人が最前列で撮ってました。
後から聞いた話ですが、某音楽専門チャンネルの取材があったらしいです。
話が一気に広がってますね。
レコード会社の人もちらほら見に来てたりしていたみたいですね。
うーん、サマソニ恐るべし。


ライブ後の写真。
の子、なんか説教してるみたいに見えますがファンの人と喋ってる図ですね。
カラフルな服が印象的です(笑)。


ライブ後のオフショット。よりこさんは「シェパード放し飼い」(っていうグループ)の人ですね。
(家でシェパード放し飼いしているわけではありません)
彼女もかまってちゃんスタッフサイドです。
(どういう役割してるのかよく聞いてないけど、まぁ、そういうことみたいですね)
の子くん、酒飲んでるのかと思ったらファンタ飲んでました。



余談ですが、下北沢屋根裏ってMarshall JCMがコンボ型で、それをキャビネットの上に乗せて出力してるんですね。
最初はくるくるぱーの人ん時に気付いて「持ち込みか?」って思ったんだけど、そうではないみたいでした。
ビジュアル的にインパクトあって面白いですね。



久しぶりの屋根裏、以上でした。

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