BobRins（blog・myspace）がSympathy's sympathy企画にて新宿motionでライブやるとのことで行って来ました。
出演
- BobRins（blog・myspace）
- HOMMヨ（myspace）
- エジプト文明ズ（myspace）
- about tess（myspace）
- Sympathy's Sympathy（オサムアカバネ myspace）
以前からよく名前は聞いていた「オサムアカバネ」が率いるSympathy's Sympathyの企画とのこと。
BobRins
職を失うきっかけがあった日に見に行ったのがBobRinsだったので、個人的になんか変な思い出と結びついてしまった彼女たちですが、彼女達の「日々を越えて行け」は続いているわけですね。私も日々を越えて行かねばなりません。
この日、Vocal＆Guitarのまさよが新しいエフェクターを導入してから個人的に見るのが初めての日だったので、どうサウンドに影響でるかなーと思って聞いてたのですが、どうもその像が浮かび上がってこないで、よくわからなかった（笑）。
と言うのも、どういう機材があると良いか助言したんですけど、結果としてBOSSのDD-7 Digital Delayを買ったらしいのです。しかし、どういう塩梅で使うべきかまだ研究中だったらしく、DD-7に搭載されているモード「ANALOG」で音を作っていたらしい。現状Electro HarmonixのHoly Grailを使って残響を作ってるところにAnalog Delayシミュレーションで残響足してると、音が被りますね・・・。
ライブ終わった後にDelayの使い方例を軽く説明したので、今後キラキラ感が増してるかもしれないので、見る機会ある人はまさよのギターサウンドの変化に耳を澄ませてみて下さい（笑）。
しかし、機材トラブルもあったみたいで、終盤Holy Grailを急いで取り外してバタバタしてましたが、演奏のレベルは格段に上がってきてるし、配信シングルをレコーディング/リリースしてステップアップした感があって良かった。
HOMMヨ
HOMMヨ（オム）も久しぶりです。
しかし、3人組女性バンドが2つ続いたわけですが、BobRinsと全然違うこの感じが並ぶブッキングには頷きました。良いですね！
BobRinsはすごくポップ方面でのブッキングをされることがあるけど、恐らくHOMMヨと対バンってなかなか機会なかったんじゃないかしら。
HOMMヨ、新譜を出したらしいのだけどもまだ手に入れられてないのだけども、以前の音源で耳にしているせいか、やはり古い曲の方が個人的にしっくり来るみたいだった。しかし新しい音源も聞いて見たいものです。（お金がさっぱりないので、そのうち・・・！）
やはりVocal＆Guitarニイさんの佇まいがかっこよかった。
MCにて「オサムちゃん、呼んでくれてありがと～」と言っていて、客の誰かが「スナックのママみたいだな」と言ってたのが変に印象的だった。
エジプト文明ズ
はい、エジプト文明ズも久しぶりですね。ていうか全部久しぶりですね！（笑）
一番最初にエジプト文明ズ見たのも何気にmotionだったので、なんだかより一層懐かしいです。しかもその時全然好きでもなんでもなかったし（笑）。
エジプト文明ズ、先日活動休止する旨を公にしていたのだけども、そんな感じを微塵も感じさせない、いつものやんわりしたムードでライブを進行していて楽しかった。なんやかんやで演奏もうまいし。
Vocal＆Bassの伊作くんのMCが良かった。「オサムアカバネ、みんなは"バネ"って呼ぶんですけど、荻窪に住んでるんですね。だから全然"バネ"じゃない。"オギ"ですね。だから僕は"オギ"って呼ぶんですけど」って言う話、これがおかしくて仕方なかったのだが、あんまりウケてなかった（笑）。
あと、彼らの曲のタイトルでもある「忍者」に関連してか、プレゼントされたと言う「NINJA」って書いてあるTシャツを伊作くんが着ていたのもじんわり面白かった。
活動休止惜しいですねぇ。極力見に行きたいものです。見れる人は今のうちに！！！
about tess
about tessはこの前「ぐるぐる回る2011」で見たばかりなので唯一久しぶりではなかったんですけど、その時具合最悪だったのでちょろっと見た程度だったので、この日はじっくり堪能しました。
やはりライブハウスみたいに閉鎖された空間だからこそ、ステージにぐっと集中できるのもありますね。ぐるぐる回るはほんとステージと通路の境目がなかったので気持ちが通路側に流れちゃってまして。
ドラムの他にタム、シンバル類を担当するメンバーが居たり、ベースが2人？居たりと、とにかく人数も多く、音も全音域で濃く来るので、繊細な部分が新宿motionではわかりきらづ、もっとでかい会場で見たいなーと思ってしまった。（せめてお近くのMARZの方が天井も広いしで、音の分離良さそうだなーと）
motionは天井も低いので、音数が多いバンドには不向きなのかなとか思ってしまった。
にしてもやっぱり演奏がめちゃめちゃうまい＆音がとても作りこまれてるので濃かった。トリオ編成3人と来た後の濃厚な音だったのでお腹一杯になった。
不慣れな音は3回以上みないと、自分なりに好きな部分って見出しにくいですね（シンプルな方が日頃の趣向としては好きなので）。また見たいです！
Sympathy's Sympathy
最後が企画者オサムアカバネ率いるSympathy's Sympathyでした。
MCでも散々出演者にいじられ、会場中をふらふらしつつ、HOMMヨにてステージ前が空いてたところを見かねて「みんな前で見ようぜ！」と声を出したりしていた彼。
転換DJで、LUSH/BASEMENT BARでライブイベント「Beat Happening」をブッキングしている水口氏がこの時担当していたんだけども、流す曲が"グレイテスト・パンクヒッツ"って感じの王道ナンバーばっかり流していて、またー！とか思ってたんですけど、オサムアカバネが登場してみてわかった。適切なDjだった（笑）。
眉が薄く、サイドを剃り上げた髪型がやたら印象に残るルックスの彼ですが、登場した時は素肌にミリタリージャケットでした。もう自分の中ではプンクボイ（wikipedia）に見えてしまっていて、コスプレっぽく見えて面白かった。（ちなみに載せた写真はお色直し？後の皮ジャンの写真です。途中で着替えてましたｗ）
編成はギターボーカルの彼と、ベースとドラムの3人。彼らが3人だったからabout tess以外はトリオだったのかなと思った。
この日の企画名「アウトオブ眼中」にちなんだアウトオブ眼中！と叫ぶ曲を1曲目に放って、前の方がやたら盛り上がってた。みんなに愛されるオサムアカバネ。
歌い方が80'sジャパニーズパンクっぽい感じがして個人的に結構音の面でも好きでした。そして彼のキャラクターがやっぱり良いですね。
繋いでたディレイが効かなかったらしく、いじるものの全然ディレイがかからない様を見せつつ、マイクで「おい、誰か（ディレイ）持ってんだろ？・・・about tessとかよー！出せよー！」と言ってるのが面白かった（笑）。about tess、床にエフェクターを大量に置いて演奏してるのでDelay持ってないはずがないですからね。その事情見てのそのMCだったので面白かった。
文明ズのギターの人がDelay取りに楽屋に行ってる間に、結局なぜDelayが効かなかったのか原因が判明したみたいで、直って変な拍手が起こってた（笑）。
終盤、マイクを手に持ってドラムとベースだけで暴れまわってライブをやっていたのだが、終盤マイクがおかしくなったのか、声が糸電話越しみたいな感じになったままやってて、これもなんだか面白かった（笑）。
結局盛り上がったのでアンコールで1曲やったのだけども、やっぱりマイクがおかしくて、か細い音声でやり遂げていた。
音楽的には初見だったのでどの曲がどうってあまり覚えてないのだけども、彼が皆から愛されてることが良くわかった。
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