TOWER RECORDS Presents POP'n アイドルなるイベントがあったので、縁あって行かせて頂きました。
こちらは後半記事になります。前半はこちらでどうぞ。
18:28 SUPER☆GiRLS
昨年夏のTIF2011は足を運んだわけですが、せっかくだから、こういう時こそスパガ見ておきたいと思ってたのですが、初日のみの出演と言うことで見ることは叶いませんでした。
これまで日本青年館でのワンマンライブがなくなったりと苦い思いをしながら着実に歩みを続けて人気を獲得してきたスパガ。初のメンバー卒業のすぐ後ということで、どんなもんだろうと思って臨みました。
- 女子力←パラダイス
- NJIIROスター☆
- 夢の引力
- MC(自己紹介)
- 恋愛ルール
- MC(短)
- MAX!乙女心
- EveryBody JUMP!!
- Be with you
私の好きになる傾向としては、ダンスの素養がちらほら見えるような子が居るというのがよくあるんですけど、その点ではスパガが見せてくれた"動き"の面ではそんなにぐっと来なかった。
しかしながら、とにかくビジュアル面での華がすごいなと思った。誰を見ても総じてかわいい。徹底的にかわいい。これである程度のクオリティの楽曲を持ってるのだから、人気が出ないはずもなかろうと思える、そんなグループだなと改めて思った。
しかも、自分はぐっとは来なかったかもしれないのだけども、おそらくスパガなりに磨かれて今のパフォーマンスになってるのだろうと思うと、見届けてきた人の熱意はより一層強いんだろうなとも思った。（ぱすぽ☆も、自分が見た時のようなコンディションじゃ最初はなくて、たくさんライブやレッスンを積み重ねてそこに至ったであろうから、スパガに限った話ではないと思うんですけどね）
そんな、派手なパフォーマンスはないにせよ、持ち前の華と、多めの人数で見せるにぎやかさで繰り出すステージは思ってたより全然良かった。
2曲目「NIJIIROスター☆」ではアップテンポの曲というわけではないけども、イントロでしっかりお客さんを煽る姿なんかも見られた。すでに新人グループの域は脱してる彼女たちのライブ力みたいなものを感じた。
2曲目のフォーメーションにて、シンメトリーではないところが見られ、ああメンバー抜けた分は抜けたまんまやってるんだろうな・・・と思ったりもした。そこに自分が見てなかった一人が居た状態で見てたら、自分はどう思ったんだろう、見てた人はどう思ってるんだろうとか一瞬だけ考えた。
2曲目終わり、「まだまだ盛り上がれますかー！？」と煽りが入った後に3曲目「夢の引力」へ。
荒井玲良ちゃんがソロを取ったところで、あまり歌唱力が高い子じゃないんだなと感じ、何気に生歌が聴こえるグループなんだなとも思った。生歌聴こえるグループ、好きですね。
ボーカル面に関して、溝手るかちゃんが低めの声でしっかり歌うものの、彼女の声のゆらぎ、伸び具合がどうも好きじゃないなとも気づいた。（以前からCDで聴いて気になってて、ああ、この子だったのかとわかった）
間奏部分ではハンドスプリング（て言うんですかね？）を繰り出す子が2人、左右それぞれからあって、ダンスに置けるソロパートを設けたりと、自分が見たことのないものが見れてる感が良かった。（自分が見たことのあるぱすぽ☆で言う「Let it go!」のもりしトゥージャンプ、ももクロで言う夏菜子のえびぞりジャンプのようなものとも程よく被ってない感じ）
3曲目終わりでMCへ。
元々12人居たところ、1人辞めたので11人。やはりそれぞれの自己紹介にキャッチフレーズがあって、すべて覚えるのは難しいなと思いながらメモ取るのにがんばった。リーダー八坂沙織ちゃん、耳が印象的な勝田梨乃ちゃん、見た目が好きでよく覚えてた田中美麗ちゃん、そしてスパガのマスコット的な存在だと思ってる前島亜美ちゃんあたりは事前に把握していたのだが、他のメンバーがやっぱり覚えるポイント、きっかけがなくて右から左へと頭を抜けて行った。
そして、何気に八坂さんだけ自己紹介で年齢を言わなかったのが気になった（笑）。（八坂さんは89年生まれで23歳、スパガの最年少が14歳なので9歳の差があるみたいですね）
11人全員の自己紹介を挟み、4曲目「恋愛ルール」へ。
冒頭が玲良ちゃんからスタートだったが、先ほど感じたボーカル面での不安定さはさほど感じずで、決めるところ決めるんだなーと、なんだかかっこよく思えた。そして、何気に声色が良いなともおもった。
ルックスで気になる田中美麗ちゃん、意外に歌唱面でも頼もしく、アイドルらしさがたっぷり感じられる歌い方で好感が増した。
振りにおいては、勢いを感じたそれまでに対して、この曲では"ガーリーさ"が感じられる気がして、色々な魅せ方があるんだなーと思い、楽しかった。
4曲目が終わり、比較的地味なルックスで意外と気になってた稼農楓ちゃんが「盛り上がってますかー！？」「真夏気分にしちゃいますよー！？」と煽りを入れていて、自分が思ってるよりもはるかに豊かなグループだなあと感じた。次に来たのが「MAX!乙女心」でした。
「MAX!乙女心」ではそれまであまり気になってなかった稼農楓ちゃんの歌声が最初のAメロ箇所あたりで良いことにも気付いた。
この曲、派手めなイメージがあったのだけども（なにせシングル曲ですからね）、振り付けはそんなに派手ではなく、スパガはそういう部分で勝負に出てるグループではないのかなとも感じた。しかし、そのスコーンと突き抜けるような感じはないにせよ、華々しさとにぎやかさ、あと意外とそれぞれのキャラクターが分かれてて、見ていく時間が長くなると色々出てくるグループなんだなとも思った。「どうせルックス良い子ばっか集めたグループなんだろ」と最初は思ってたのは正直な話あったのだが、それもそうだけど、それだけじゃないことに気付けて良かった。
スパガも人気獲得に奔走している時期に、自分の場合はぱすぽ☆に通っていたことで、フォーメーションの変化、派手さ、突き抜ける威力みたいなものにぐいぐい引っ張られてたと思うのだけども、最近ぱすぽ☆に通えてない（運営が悪い）タイミングでスパガが見れたのは、なんとなくタイミングが良かったのかもしれないですね。（ぱすぽ☆に酔ってる時に見てたら「スポーティーさが足りない」「振りが地味」とか言って終わってそうですし）
話が少し反れましたが、「MAX!～」間奏部分ではダンスソロと言えそうな3人による目立つ箇所なんかもあり、間奏明けのCメロ（？）箇所での溝手ソロなど、やはり色々な味わいを用意してて、曲ごとに色々楽しめるんだなと言うところも良かった。（とは言っても、やっぱり溝手さんの歌い方が苦手だったのだが・・・）
6曲目「EveryBody Jump!!」ではステージ上を大人数でぐるぐる回るような比較的大きな動きが見られたりもして、これも他の曲にはないところで良かった。
7曲目、1stアルバム最後も飾っている「Be with you」でライブは締められた。間奏で美麗ちゃんが語りを入れているところがあり、やっぱり美麗ちゃんかわいいなと思った（笑）。
19:04 スパガとバニビでMC
やはり事前に用意されたお題で話す感じで（これは自分が地下アイドルたくさん見に行きすぎて『司会がつくこと』がなんであるか忘れかけてるだけなのかもしれませんね）、前島亜美「特技：極真空手」とのことで、蹴りを一発披露していた。いちいち声色がかわいくて「これが大人気の"あみた"の持ち味か」と思った。確かにかわいかった（笑）。
最後、告知として日本青年館でのライブDVD、2012/04/18発売の新譜「1,000,000☆スマイル」に触れて、スパガMC終了となった。
19:08 バニビMC
SUPER☆GiRLSがMCを終え、去って行った。ステージを去る際にも笑顔を振りまくメンバーたち、特に"あみた"の手を元気いっぱい振ってる様が印象的だった。ああ言う、留まることを知らない溢れ出すアイドル性が多くの人の心を掴んでるんだろうなーと思った。（自分が好きになるタイプの子ではないんですけどね）
小ネタということでバニビがつけたしでMC。「荒井玲良ちゃんがほぼ全裸で岩盤欲にて『MAX!乙女心を踊った』とのことで、その映像が～」と怪しい話をしつつ、映像が出てくるようなフェイントをかけ、場内は盛り下がっていた（笑）。バニビがんばれ！
19:09 東京女子流
登場時にも思ったのだが、骨折によりパフォーマンスを休んでいる小西彩乃のボーカルが女子流の1つのポイントだと自分は思っていたので、彼女が居ない中でどうステージを作っていくのかが個人的に見所だった。
- Don't Be Cruel
- MC
- 鼓動の秘密
- Limited Addiction
- MC
- Rock you!
- MC
- 頑張って いつだって 信じてる
- W.M.A.D
- おんなじキモチ
- Attack Hyper Beat POP
この曲が音源で収められているCDを所有してないないものの、何回か耳にしたことがあったので安心感を持って楽しめた。しかしながら、要所要所で見事なボーカルが聴こえてくるはずの女子流から"あぁちゃん"ボイスが抜けてる点には、やはりどこか頼りなさが感じられた。仕方ないのかなとも思いつつも、他のメンバーが彼女の居ない穴を補おうと物凄く頑張ってるのが感じられて、これはこれですごく良かった。
仮にこの日初めて女子流を見た、知った人が見たとしても、この頑張ってる感は伝わったのではないかという印象がとても良かった。キラキラしてた。
特にボーカル面であぁちゃんと一緒に引っ張ってる印象があった"ひぃちゃん"こと新井ひとみちゃん。彼女のボーカルがなかなか良いことに今回耳が行った。リーダーの山邊未夢ちゃんもボーカルで加勢、あまりTGSを回数を見ていないので彼女のボーカルをあまり意識したことがなかったのだが、あぁちゃん、ひぃちゃんの二人ほどでもなかったのだが、みゆちゃんのボーカルがこうやって聴けるのもなんだかありがたかった。
ダンスについては4人でバランスよくやれるように練り直されたような印象で、穴を感じさせるステージではなかったあたりもレッスン頑張ったのかなと思うと、やっぱりぐっと来た。
1曲目終わりで深々とお辞儀、名乗りをしつつメンバー1名欠席を踏まえ「（小西の分も）頑張ります！」と語っていた。居ないメンバーの気持ちも一緒にステージに持ってきてる感じがして良かった。
続いて「東京女子流が"お人形さん"になったかのような曲です！」との前振りから暗転、「鼓動の秘密」へと繋がった。
昨年のA.I.S.A @ 日比谷野外音楽堂にて久しぶり見た東京女子流が繰り出した「鼓動の秘密」があまりに素晴らしくて、その日は感動しながら目元を涙でぐしゃぐしゃにしながら見てた記憶がよみがえって、目頭が再び熱くなった。
この曲は非常に繊細にできているのか、"あぁちゃん"の穴を感じてしまう振り・立ち位置だった。
音の面でも、やはり小西ボーカルが抜けてることで、少し聴こえが軽い印象もあり、彼女のボーカルの濃さも実感した。
ダンスソロは庄司芽生がパキッとこなしていて、さすがだった。至近距離で見ていたら確実にそれだけで泣かされていた気がする。（以前TBSの収録で見た時は至近距離だったので、思わず涙が出てきた）
4曲目「Limited Addiction」。この曲の冒頭は"あぁちゃん"と頭の中でもしっかり覚えてたのだが、代理を務めたのは中江友梨。彼女のボーカルもあまり意識して見たことがなかったのだけども、彼女も頑張っててとにかく良かった。力強さ、滑らかさはやっぱり小西には敵わないなとも思ったのだが、中江ボーカルの魅力も何も悪くなかった。（ビジュアル面で言ったら彼女のファンなので、一層良かったｗ）
メンバーそれぞれの頑張りにぐっと来たところでMC。2ndアルバム「Limited addiction
」にて、「みんなでできる掛け声があるので、1！2！3！と言うだけなので、ぜひやってください」と説明した後に曲へと進んでいた。タイトルがタイトルなので、まさかのロック調の曲でも来るのか？と一瞬思ったのだが、始まってみると、アナログ・モノシンセっぽい、太い・ぽよぽよしたベースがかっこいい、さすがのクオリティの曲で、期待を裏切らない新譜で安心した。
それまで見てきた曲には見られなかった動きなんかも振り付けで取り入れられてる印象だったのだが、ダンス面で強い印象の子（庄司・山邊）とボーカル面で強い子（新井）の技量の差が少々見えたりと興味深かった。しかし、それぞれのクオリティの差をなくそうと切磋琢磨してるんだろうなーと思うと、やっぱり東京女子流は面白いですね。
新曲「Rock you!」をやった後、中江さん「気合入れすぎて衣装が壊れました」とのことで、さわやかに一旦脇に捌けた。その間、MCでつなぐことになった。
お客さんの手ごたえを確認する未夢ちゃん、なんだかおしとやかさが出てて良かった（笑）。続いて芽生ちゃんも煽ったりしていた。
突然のハプニングに少々間延びしたMCとなってはいたのだが、自分が初めて見た時の東京女子流の"MCに慣れてなくて間ができちゃう感じ"をふと思い出して、相変わらずな部分もあるんだなーと温かい気持ちになった。
ちなみに衣装は2ndアルバムのジャケットで着用した衣装と同じ黒と青の衣装だった。1stアルバムも黒を基調とした衣装だったので、THEアイドル（カラフルでふりふりしたイメージ）と言うよりも、なんだか特殊な雰囲気があって、衣装も好きです。
衣装の話などをし終えたあたりで中江さんが応急処置を終えて、ステージ真ん中のトンネルから戻ってきた。「せっかくだから真ん中から出ちゃえ！ってスタッフさんに言われたので、真ん中から帰ってきました！」とお茶目な中江さんがかわいかった。
ステージで使うポンポンを模して自作してきたであろうファンの人の姿も1Fにちらほら見えたり、イントロでサイリウム/光る棒の類を揺らすファンも多くいたり、2Fから見下ろす1Fがなんだかキレイだった。
Bメロでは中江＆山邊デュオが頑張ってて、今日のこの二人はどこまでも頑張るなーと、ぐっと来た。
続いてシングル「Liar」2曲目に収録されている「W.M.A.D」。人からあまったCDをいただいていたので持っていたのだけども、あまり聴いてなかったのでそれだとわからなかった。
ステージの熱量は相変わらず高く、ビデオカメラで抜かれた中江さんの額に汗が輝いてるのが見えた。曲の最後は凛とした表情の未夢ちゃんが抜かれて締まった。
続いて「おんなじキモチ」「Attack Hyper Beat POP」と続いた。後者は1stアルバムを未だに聴けてない自分としては聴いたのが2回目（少ない！）だったので、もしかしたらあの時聴けた曲かな？くらいで楽しんだ。やっぱりしっかり予習しておかないとだめですね。予習しておいた方が楽しかった気がした。
ライブ最後は逆行でびしっと決まって、かわいいだけじゃなくて、かっこよくも決められる、ほんと素敵なグループだなと思った。
19:54 バニビとTGS MC
バニに「東京女子流のマネージャーさんから聞きましたが、週末は共同生活をしてるとのことで」と言う話題から、部屋の片付けの話題となった。
なかなか忙しくて、片付かないと言う話題だったが新井ひとみ「昨日片付けたんです」 山邊未夢「帰宅したら（足場ができて）歩けるようになってた」と語っていた。どれだけ汚かったんだろう・・・（笑）。
その他、マイブームの話題になり「東京女子流で、スマイレージの『チョトマテクダサイ！』が流行ってる」とのことで、4人で「チョトマテクダサイ♪」と首をぐりんぐりんして再現してみせたのだが、突発でやったのでぐちゃぐちゃだった（笑）。続いて「プリーズ！ミニスカポストウーマン！」も好きだとのことで、1フレーズ歌ったりしていた。温かく手拍子を入れるお客さんたちも居て、ほっこりしていた。
最後、告知をかねて、2ndアルバム収録曲でバニビ＆TGSで共演した曲を今回はやれなかったが、2012/03/13 @ 横浜BLITZで披露するかも？と言った話、3/07 ニューシングル、3/14ニューアルバムの発売、そしてツアーがある旨を語っていた。
最後にバニビ レナ「シンデレラたちには時間が限られてますので、最後に一言お願いします！」 中江「また会いに来て下さいね♪」と締められた。
19:58 バニビMC
東京女子流が下がった後、レナちゃん「神イベですね！」と嬉しそうに語っていた。
そこから転換で少々バニビの二人で話しながらつないでたのだけども、1Fではスマイレージファンが前方へ、東京女子流ファンが後方へと言う入れ替えが起こっていた。
ぎゅうぎゅうの1Fだったのでまるで話聞いておらず、さすがにバニビも「バニラビーンズがステージでしゃべってますよ～みなさ～ん」とアピールしていた（笑）。
そんなこんなで転換が完了、次へと進んだ。
20:00 スマイレージ
これまでどのグループもそれぞれの持ち味を生かして素晴らしいステージを広げてきたので、自分からしたら一番見てる、見慣れてるスマイレージがどうここで見えるのかなと楽しみにしておりました。
が、正直時間が時間だったので結構疲れてきてまして、屈伸したりしながら最後に臨みました。東京女子流の時に、自分の前あたりに居た椅子席に座っていたお客さん数人が立ち上がって、自分の位置から視界が悪くなったので椅子と椅子の間の通路箇所の壁際が開いていたので、そこに移動してみてたのですが、後ろにもたれることができて比較的楽だった。
やや通路の妨げかなと思い、係員に注意されるかなとも思ったのだけども、幸い2F立ち見エリアが込み合ってなかったので大きく障害にもならない＆視界も良好で実に良かった。
スマイレージが始まる頃には椅子間通路際の立ち見エリアが開いたので、色々と見る環境には恵まれていた。
- ○○がんばらなくてもええねんで！！
- MC
- ショートカット
- パン屋さんのアルバイト
- サンキュ！クレームブリュレの友情
- オトナになるって難しい!!!
- 夢見る15歳
- MC
- チョトマテクダサイ！
- 同じ時給で働く友達の美人ママ
- 有頂天LOVE
- スキちゃん
もしかしたら「『がんばらなくてもええねんで！』をやるのか？」と思ったら、やはりそうだった。
ここ半年くらいのスマイレージ、リリースイベント（＋1回ハロコン）にしか足を運べてないので新譜を聴く機会ばかりだったので、久しぶりに聴く「ええねんで」となったのだが、脱退/引退済みの前田憂佳、小川紗季のいないそれを見るのは、どうしても切なかった。（なにしろ、さきちぃ推しだったもので・・・）
しかし、新メンバー4人が見せるフレッシュさはスマイレージ2ndシングルで見せたフレッシュさとは違うけど、新たに素敵な景色、思いでで塗り替えてくれるだけの魅力に溢れたステージで、それはそれで楽しかった。
杖を使った片足立ち振り付けが印象的なスマイレージ、6人でにぎやか＋元気＋ハロプロならではの陽気な楽曲で、それまでの出演者との色の違いをはっきり出しつつ、MCでも元気全開だった。
6人で「いぇーい！」と声をそろえ、名乗り、そして自己紹介をいつもどおり行っていた。和田「あやちょ」ヲタ「Bravo!」のコール＆レスポンスに加えて「他のファンの方も、私推しになって帰ってください♪」と語り、福田「シンデレラーレボリューション♪」と一貫したシンデレラキャラをやり通した。"かにょん"のシンデレラキャラについては、当初からあまり面白みがなかったり、小倉優子の行き詰まりの二の舞になるのではと言う懸念しかなかったのだが、もうここまで続けられたら、彼女のプロ根性に感服ですね。ハロプロイベント以外の、いわゆる"対外試合"と言われるような時でもやり通すこと。これはもう、尊敬してます！
まだまだステージで持ち味が発揮しきれてない感がある"かななん"こと中西香菜も持ち前の笑顔と関西弁で自己紹介していたのだが、ちょっと噛み気味でかわいかった（笑）。
"たけちゃん"こと竹内朱莉は「かっとばせー！たーけうち！」と自らにエールを送り、"りなぷー"こと勝田里奈は少々緊張の色を見せながら自己紹介、"めいめい"こと田村芽実はいつも通り八重歯を輝かせて持ち味を発揮して自己紹介をしていた。めいめい「（女子流やスパガにも）八重歯の子が居るが、八重歯の中で一番輝きたい」とまで語っていた。
締めにあやちょ「他のグループのファンの方も、スマイレージファンになって帰ってもらいたいので、頑張ります！」と元気良くまとめた。
続いて「ショートカット」「パン屋さんのアルバイト」と、比較的最近レコ発イベで耳にしてるナンバーが続いたのだが、やはりハロプロはアイドルの中でも見てる期間が自分の中では長いので、安心感たっぷりで楽しんだ。
全部が全部シングルA面のような"攻め"のナンバーを選ばず、カップリング系の曲を間に挟みながらセットリスト全体で緩急を付けてるんですかね。なんだかハロプロってしっかりしてるな、と思ったりもした。もちろん、アゲる曲以外ではまったり楽しんだので、こちら側としても体に優しい気がした。
続いて登場したのが「サンキュ！クレームブリュレの友情」。メジャーデビューシングル「夢見る15歳」のカップリング曲なんですけど、これも冒頭の「がんばら～」に続いて久しぶりに聴いた。その後も「オトナになるって難しい!!!」「夢見る15歳」と続いたので、なんだか初期ナンバーが続くと、どうしても抜けたメンバーの顔が浮かぶの切なくなったりもした。（たのしかった思い出もたくさん詰まってますからね）
ゆうかりんが抜けたパートが田村"めいめい"が務めるケースが多そうだと以前のレコ発イベでも見ていて思ったのだけども、今回もしっかり穴を感じさせないようなたくましさと魅力で良いステージをこなしていて頼もしかった。
立て続けに曲を披露した後は少々暗転、水分補給をする彼女たちがうっすらと見えた。
照明が戻りMCへ。「初めてスマイレージを見たよーって方、いますか？」と振ったところ、スマイレージTシャツを着た面々が大勢挙手（お約束！）、うそつきをスルーしつつ、めいめい「みんなが好きになってもらえるよう～」と語りながら、くるくる回転していた。ほんと、いつ見ても元気なめいめい！
短いMCを挟み、ラストスパートは女子流の中でも流行ってる「チョトマテクダサイ！」、「美人ママ～」「有頂天LOVE」「スキちゃん」と立て続けに披露して、こってりとハロプロの魅力をZeppに集まったお客さんたちに届けていた。
20:43 バニビとスマ MC
歌って踊るステージが終了、おなじみバニビ姉さんが登場してのMCとなった。
ここでは「お寿司事件」について語られた。
内容としては、以前打ち上げか何かでスマイレージでお寿司を食べている時に、りなぷーがめいめいの分の刺身を食べちゃったと言う話から始まり、めいめい「うに、食わず嫌いで食べたことがなく、騙されて食べてみたらやっぱり口に合わず、りなぷーのお茶を勝手に飲んだら、りなぷーが口を聞いてくれなくなった」と言う話だった。めいめいとりなぷーの食事の話ばっかでした（笑）。
刺身の件、めいめい「りなぷーが私のお刺身食べちゃったんです！」りなぷー「（平然とした口調で）食べたよ～」 レナ「どうして食べちゃったの？」 りなぷー「お刺身、1切れ食べたらおいしかったので」というやりとりがなんだか良かった。（大人と中学生の会話ですからねぇ）
そのほか、特技の話題になり、中西"かななん"がゴリラの物まねを披露することになった。やる前、あやちょ「それでスマイレージのファンを減らさないでね！」と突っ込みを入れていたのだが、LinQゆうみんの"ならぬ顔"に引き続き場内がややしらけてた（笑）。続いてETの物まねも挑戦、かななん「ワァッワァッワァッ」と絶妙なETのまねをしたところ、レナ「（ETでおなじみのシーンの）光る指のところやると思った！」と語っていた。この微妙なチョイスに会場は少しだけ沸いた（笑）。
特技ではないが、持ち味、キャラクターの話題になり、"かにょん"に意見を求めたレナ、かにょん「みなさんに笑ってもらわないと、かわいそうな子になっちゃうじゃないですか！」と、プロらしい見解を示していて、改めてかにょんはプロだなと思った。「（かななんが）自分を捨ててやってる感が、（かにょんの）シンデレラと共通するものがある」と付け加えて かななんをフォローしていた。
最後にレコーディングが完了したと言う2012/05/02リリースの新譜（「ドットビキニ」）の告知を あやちょ「『THE 夏』って感じなので、海に行く時に聴いてください♪」と添えていた。最後のあやちょの喋りがなぜか外人訛り風になってて面白かった（笑）。
20:49 エンディング
濃厚なアイドルイベントのステージが終わり、最後にバニラビーンズの二人が挨拶。
次回開催が2012/06/23と言う発表もされ、「嶺脇社長に任せて♪」と期待を込めて締められた。
1ライブながら無駄に2パートに分けて掲載したレポートですが、とても楽しかったでした！
そして、Zeppおなじみの、入場時に配られるペットボトルホルダーも持ち帰れて満足でした（笑）。
昨年の夏に便利だし、まだ家にいっぱいあるからあげるよ！と人にプレゼントしまくったら自分の分がなくなってしまっていたので、ようやく復旧したので、これも嬉しかった（笑）。
長丁場で疲れたのですが、帰り、晴海大橋経由で自転車を漕いで東京23区南部へと帰らねばならないのはさすがにしんどかった。お台場は自転車で行く場所ではないですね！早く稼ぎを出して電車使えるようになりたいものです（笑）。
改めて最後に、見る機会をくださった友人のpさん、ありがとうございました。感謝を添えてこのレポ締めさせて頂きます。
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