2011/03/26

140 Live FINAL 1日目 @ 秋葉原 石丸ソフト本館

石丸ソフト本館が2011/03/27を持って閉店、秋葉原のアイドルイベントの聖地が幕を下ろす・・・そんなニュースがありまして、FINALを締めくくる無料アイドルイベントが「140 Live FINAL!」として開催されました。

2日間に渡って、石丸でイベントを行ってきた繋がりの濃いアイドルたちが出るっていうことで、応募して行って来ました。




1日目は小桃音まい、アフィリア・サーガ・イースト

この140 FINAL、通常のイベントですと、発売されるCD1枚購入でイベント参加券がもらえるなんていうものだったのですが、すべて無料で応募式でした。

無料なら!と、見たことないアイドルも多数出るのでこの機会だし!と応募しまくっておいたら、1日目は小桃音まい(ことね まい・wikipediaアフィリア・サーガ・イーストwikipediaが当たりました。

どっちも初めて! あえて前知識0で臨みました。




13:00~ 小桃音まい

"まいにゃ"こと、小桃音まい(ことねまい)。

年間300本ライブをこなしたと言う実績を持つ彼女。身長146cm(wikipedia調べ)の小さな彼女がいかなるステージを繰り広げるのか、っていうくらいの知識で臨んだのですが、いやいや、さすがの実力者。

ソロ歌手なので、歌って踊ってってやるわけですけど、ももクロで慣れてしまっていると「ダンスは激しい方が胸を打つ」なんていう側面が出てきちゃいそうですが、彼女は"ソロアイドルらしさ"満載の振りつけだった。そして、体の小ささを感じさせない大きな動きとキレの良さ。そしてかわいらしい歌声と笑顔。総合点は高かったです。

写真であまり歯を見せて笑っている写真がないので、それが気になっていたのですが、いざ笑うと前歯がとてもきれいで、歯が印象に残りました(笑)。

地震の影響で発売延期になったらしい「ラグランジュ☆ポイント」を最初と最後に2回披露し、結構印象に残りました。(始まるまでのBGMもずっとこれだったし)

あと、彼女のパフォーマンスの有名な特徴として「民族大移動」なるもの、これをちょっと、初めて見る自分としては乗り切れなかったらどうしよう、と恐れてたのですが(小桃音まいがステージを左右に大きく移動するのを、観客も一緒になって移動する、と言うものらしい)ステージ手前の椅子席ではさすがに移動はなくて安心しました。

「最初はこっち♪」と動く方向を指示する曲、「なのです☆」はそれでも、ポップでとても印象に残りました。後ろ振り返ったら案の定、立ち見のお客さんは移動していた(笑)。(今調べてみたら、「なのです☆」は小桃音まいの曲じゃないっぽいですね。「ひぐらしのなく頃に」に関する曲みたいですね。ももクロで言う「最強パレパレード」みたいなもんか)

客とステージで一体感を出す為の全力のパフォーマンス、独特の持ち味が楽しかったです。またどこかで見れたら良いなと思ったのでした。




15:00~ アフィリア・サーガ・イースト

最初オンラインRPGのキャンペーンガールみたいなのの集団だと思い込んでいたアフィリア・サーガ・イースト。西日本と東日本で分かれて宣伝する部隊が異なるのかとか想像をしていたのですが、カフェ/レストランを経営しているアフィリアグループ?と言ったら良いのかしら、そこの店員(メイド喫茶/レストランのようなものっぽい)の選抜メンバーで活動しているのが「アフィリア・サーガ・イースト」らしい。

Webに載ってる言葉をまんま引用すると「『王立アフィリア・魔法学院』から生まれた、学院型ガールズボーカルユニット『 アフィリア・サーガ・イースト』」だそうな。

魔界塔士SaGa世代だと、「サガ」「サーガ」はどうもRPGとかゲーム関連と思い込む節があるので、気をつけたいですね。ちなみにサーガは「一家一門の歴史を系図のように描いた叙事小説」だそうです。(Yahoo!辞書調べ)

さて、そんな東京のアフィリアグループからの選抜の子たち、格好がざっくり分けて「メイド系」なイメージで臨んだのですが、白と黒を衣装の主軸に使ったような印象のものであって、漠然とした「メイド」感はそんなにないですね、冷静に見ると。フリフリしているけどカラフルではないあたりが特徴と言ったところでしょうか。(メイド系とか言っておいて、お前メイド系って何指してるんだよと言われたら身も蓋もないですが)「王立アフィリア・魔法学院」の生徒っていう位置づけなのか不明ですが、制服感もあります。

しかし人数が多い! 人数多いのは知っていたのと、ぱっと見でみんな総じてかわいいけど、興味が沸く子が居ないなと思って覚えるのよしといたのですが、生で見てもやっぱり名前と顔が全然一致しない。「アリア」「コヒメ」「ルイズ」「ロゼ」など、東洋の語感の名前が多いです。とりあえず「コヒメ」ちゃんは140cmと小さいから「小さい姫」から来てるのかな、と想像はできるのですが。

調べもしないで憶測で記事伸ばしても仕方ないので、ステージの感想を書きます。

上述の通り、人数が多いので石丸のステージが狭そうだった。ももクロ、ポッシボーあたりで見る限りでは6~4人では適切なサイズといえそうですが、アフィリアは12人。大きく動くパフォーマンスがない故に手の動きで魅せ、振りコピもしやすい印象のものだった。

あまり動かなくても団体で魅せる、この方式は漠然と「AKB以降のアイドル」っていう風に自分の中で区切っているのですが、その様式に沿ったものだなと思いました。なので、個人の技量が極端に低くなければ団体としてのショーが成り立つもの。そう言った印象でした。

楽曲は桃井はるこが関わったりしているので総じてクオリティは高く、初見でも楽しめるポップさがみなぎっててそこは良かったのですが、小桃音まいの気合の入った一人ステージの後にこれだったので、少し物足りなさを感じました。あと、日ごろSDN48での迫力のあるステージだったり、ももいろクローバーの激しいパフォーマンスに慣れてしまうと、先ほど銘打った「AKB以降」の本体、AKB48は許容できたとしても、「以降」のものについては「結局AKB48の方が知名度、顔ぶれの効果もあって説得力あるよな」と思ってしまうのも否めなかった。

しかし、アフィリアグループなりに戦略もあるみたいで、1曲気になる曲が出来ました。「ニーハイ・エゴイスト」です。

この曲、「ぎゃおー!」みたいな音が入ってて、それに合わせた「襲っちゃうぞ!」みたいな振りつけがあるのですが、そこがとてもよかった!

アイドルって笑顔を届けるっていうのが基本だと思うので、真剣な表情だったり、変顔だったり、怒った顔だったり、非日常の「ニコニコ」よりも、日常的なステージで見られない表情に逆にどきっとしたりするもので、そういう「しかめ面」ぽいものが振り付けに取り込まれていることの感動は大きいのではないかな、と思いました。

で、後々調べてみたら、ニーハイ・エゴイストは作詞:志倉千代丸wikipedia 作曲:つんく 編曲:平田祥一郎wikipediaと言う顔ぶれによる曲でした。つんく&平田さんと言ったら、Berryz工房ヲタにはおなじみのコンビですね。どうりでしっくりくるわけだ!

メジャーなのか地下なのかいまいち判別しづらいアフィリアですが、つんくに楽曲提供オファーするあたり、かなり気合入ってるなと言った感じです。

と言うかこれくらいのクオリティの曲をTHEポッシボーにもあt(ry

ただ、この曲だけつんくだそうで、このCDのカップリングは桃井はるこが手がけてるそうです。モモーイ大活躍。

そんなこんなで、1曲良い曲が見つかると少し思いいれも出てくるものですが、アフィリアグループのカフェ/レストランに行けば彼女達に会える、なんつう話も小耳に挟んだのですが、ただでさえDD(誰でも 大好き の頭文字。どのアイドルも手当たり次第見に行く人の総称)やってるとお金がないので、あくまで「楽曲とパフォーマンスのファン」であり続けよう、そう思いつつ楽しく過ごしたのでした。

イベントの途中だったか最後に、2011/06/01にリリースされるアルバム「whitism」が出るとの告知もしてました。つんく作曲「術式は誰かのために」ていうのも入るそうです。充実してそうだ。生徒手帳だかなんだかがあるそうですが(詳細忘れた)それの色が白だそうで、それとリズムを足した造語として「whitism」となったようなことを言ってました。

イベント最後に、東北の地震に対する募金&ハイタッチでお見送りがあったのですが(小桃音まいでもそれはあった)、募金してくれた人に気持ちを込めて、メンバーの直筆メッセージ入りチェキをプレゼントっていうのをやってました。

で、もらいました。カレンちゃんのチェキ。ステージ中ではこの子のことあまり気にしてませんでしたが「一人じゃないよ。」なんて書かれたら泣き崩れそうです。そうそう、アフィリアの信念として「誰かのための自分」っていうものがあるそうです。私利私欲よりも、誰かに尽くす、そういう心意気ですかね。なんて優しさに溢れる信念なんだろう。その信念を持った12人の女の子達、アフィリア・サーガ・イースト。ちょっと推せそうな気がしてきました。まずはアルバムでたら買っちゃおうかな?!

0 件のコメント: