2011/03/27

140 Live FINAL 2日目 @ 秋葉原 石丸ソフト本館

秋葉原 石丸ソフト本館の閉店イベント「140 Live FINAL!」2日目も当たったので行って来ました。




2日目はももいろクローバー、ぱすぽ☆、NICE GIRL プロジェクト!

1日目同様、とりあえず出来る限り応募しておいたのですが、私立恵比寿中学wikipediaYGAwikipediaあたりははずれましたが、一番見たかったももいろクローバーwikipedia、その次に見てみたかったぱすぽ☆wikipedia、そして大トリを飾るNICE GIRLプロジェクト!wikipediaの3つに当たりまして、先日整理券引き換えに行って置きました。




11:00~ ももいろクローバー

震災により、シングル「ミライボウル」発売前後を駆け抜けるキャンペーン9日連続のうち、6日目にてストップしてしまった彼女達。

4/10に脱退する予定の早見あかりちゃんとしても最後のリリースに関するキャンペーンだけに気合も入ってただろうに、ここに来て途中でイベントが出来なくなることの無念さ、これも計り知れないなと思いつつ、休む暇もなく駆け巡った彼女達の体を心配する1ファンとしては、不本意ながら休みを余儀なくされて気合十分のステージが見れるのではなかろうか、そんな期待も抱きつつ臨みました。

いつものように「行くぜ!怪盗少女」をアレンジした出囃子が流れた後、無音で登場する彼女達。衣装は制服をモチーフにしたシンプルなもの(カーディガン+プリーツスカート)。真剣な表情で並んで立ち、震災で被害に遭われた方への哀悼のコメントを言いつつ、「今、私達に出来ること」として、笑顔を届ける為に頑張る旨を告げました。リーダーの夏菜子ちゃん、改めて見て笑ってないと、目力が物凄くて、唇も厚いので、凄い濃い顔だなと思いつつ、やっぱり夏菜子は笑ってる方が良いなと思いました。

セットリストは詳細忘れたので、気になる方はググって頂くとしてじゃぽかるさんが結構細かく解説してらっしゃる)、震災直後から、何かこのそわそわした気持ちへの励ましになる曲はないかとあれこれ音楽を聴いてたわけですが、やはりももクロで言えば「未来へススメ!」、この曲以外に思いつきませんで、まさに今の日本の「くじけそう」なくらいダメージを食らったところへの応援歌のように聴こえて、初めてこの曲を聴いた時の"漠然とした希望、漠然とした未来へ進むのだ!"っていう像がはっきりと今に当てはめられて、一人でじんとしておりました。・・・と思ったら案の定「今にぴったりなこの曲をやります!」と続いて「未来へススメ!」が来て、会場で泣きそうになりました。

「どんな どんな 困難でも きっと きっど立ち向かえる 一人でくじけそうでも 助け合えば大丈夫」この歌詞がどれだけ染み渡ることか。

久しぶりにステージで歌って踊った彼女達の力の充実具合もそうですが、この日をはずして4/10までイベント0、これが間近で見れる最後と思うと、見る側の緊張感もなぜだか高まった次第ですが、とにかく、350枚中の1枚を引き当てられたことに嬉しさを実感しました。

ちなみに140Live FINAL!のほかのライブ中でももっとも整理番号の良い、整理番号12番を引き、最前列ど真ん中で彼女達を見ました。こんなに間近でももクロ見たのは最初にUDXのところで見た2010年3月7日以来でした。・・・と言うかあれから1年くらいしか経ってないってことにちょっと今驚きました。どんだけ躍進してんの、ももクロちゃん・・・。

中盤MC中、自分の推しメンである高城れにちゃんを見ていたところ、彼女が喋ってないところで、以前の立川同様に笑顔を返してくれたり、最前列の素晴らしさも堪能しました。

最後、見送りハイタッチ→チャリティ写真物販と、彼女達の長い労働が続きました。チャリティ写真はイベント終了後から売っていたのですが、イベント当選者以外も買えるってことで、猛烈な数の人がももクロに会いに石丸に訪れました。(メンバーから写真お渡し、となってました。)

これ、12時過ぎから16~17時頃まで続いたみたいですね。その終盤の様子を見た人の話では「(地震で)休まってるのかなと思って見てみたが、物凄い顔色だったので心配になった」とのことだった。

ちなみに私が写真を買う際は、お会計を夏菜子ちゃんがやってたのですが、一人5setまで(1つ500円)とのことで、5セット買ったんですけど、お金でかいのしか持ってなかったので10500円を夏菜子ちゃんに渡したところ「・・・えーっと・・・」と計算が出来てませんでした(笑)。「8000円のお釣りだね」って言ったら「ありがとうございます。。。」と深々と頭を下げてお釣りをくれました。あかりちゃんがしばしば「すいません、うちのリーダー、アホなんです」なんてバラティ等で言っている姿が浮かびました(笑)。夏菜子頑張れ!(笑)

ちなみにチャリティの写真は在庫整理感がややある、お蔵出し過去写真のオンパレードで、1枚目は共通で「ミライボウル」のジャケ写真の別ショット、もう1枚はランダムでした。が、なんと全部しおりんの写真でした(笑)。しおりんが嫌いなわけではないのですが、れにが一枚も入ってないのは嫌だったので、現場で頑張ってトレードしまして、しおりん推しの方にしおりんを回して良い感じになりました。




15:30~ ぱすぽ☆

AKB48の人気が絶頂に達し、「会いに行けるアイドル」から「なかなか会えないアイドル」へと進化し、会いに行きたかった人は「会えるアイドル」へと流れていく。こういう流れがアイドル界にあるのですが(これがファンの奪い合い、アイドル戦国時代!)、ももクロもAKB48に対抗して「今、会えるアイドル」なんていうキャッチフレーズで自己紹介を行ってはいるものの、早朝から並ばないと会えない等々、だんだんと「なかなか会えないアイドル」へと進化しはじめております。

そのファン達が流れて行っているかどうかは不明ですが、「ぱすぽ☆良い」と言った噂をちらほら耳にするようになりまして、そろそろ見に行って見るか、と思ってたところに140で当選いたしまして、このたび初めて見る運びとなりました。

いやー、しかし、この日ぱすぽ☆は3ステージこなさねばならなかったそうで、午前中に六本木morph tokyoにてイベント(セクシーオールシスターズなどが出演のイベントだったのかな?)、昼過ぎに秋葉原、夜にまた六本木morph tokyoと言う過密スケジュールだったみたいです。

六本木からの到着が遅れた彼女たち、30分超押してイベントが始まりました。いやー、待ちくたびれた。

ぱすぽ☆との縁ですが、いつだかAKB48の劇場に当選して見に行った際に、AKBメンバーが静岡のFM番組にゲストで出演するとの告知をしており、ぱすぽ☆とも共演だと言ってまして、背後のAKBヲタ「ぱすぽ☆かよ!」とつぶやいていたのが記憶にあります。その時はまだ多分1stシングル「Let it go!」をリリースして間もない頃で、活動始めてそんなに経っておらず、今ほど噂が流れてない時期だった気がしてます。その記憶から偶然amazonのおすすめ欄に表示されたぱすぽ☆「Let it go!」を買ったのが最初なので、今回見れたのが初めてでした。知ってる曲は「Let it go!」のみ。悪い曲じゃないけど、一度DJイベントで流してみたけど、やはり聴く側がある程度曲に思いいれがないと場は盛り上がらないんだなーと、もうぱすぽ☆を流すことはないだろうと思い封印した記憶がある程度です。

さて、ぱすぽ☆のステージがどうだったか。

10人編成なので石丸のステージがかなり狭く見られるものの、昨日見たアフィリア・サーガ・イーストと比べて圧倒的に動くパフォーマンスに、めまぐるしさを感じるかと思いきや、きれいなフォーメーションがめくるめく披露される様は、彼女たちのテーマにもなっている「飛行/空/旅」を感じさせる爽快感があり、胸を打ちました。

唯一知ってる曲「Let it go!」からスタートし、発売が地震で延期になったメジャーデビューシングル「少女飛行」を華麗に披露し、ローラー付スーツケースを転がすパフォーマンスに新鮮さを感じました。

その他、既に昨年(2010年)12月にリリースされているアルバム「TAKE☆OFF」に収録されているであろう曲や、シングルカットもされている「GPP」「Pretty Lie」などもやっていたと思います。

いやー、「Pretty Lie」、一気に好きになっちゃいました。ほんと良い曲。ほか、「Go on a highway」もすごく爽快だし、飛行機内放送のマイキングを意識したマイクの持ち方だったり、色々独特で面白かった。

まだ「お決まり」の部分がわからないのですが、そういう部分抜きで楽しめるパフォーマンスのグルーヴ感が実に素晴らしかった。今後ぱすぽ☆も見に行こう!と思ったのでした(笑)。

「地味」といわれる黄緑担当(また色も微妙!)の槙田紗子ちゃんだけ名前をあらかじめ覚えておいたのですが、いやいや、紗子ちゃん、かわいいじゃないですか。あと、Twitterで知り合ったBerryz工房が好きな方が推している"もりし"こと森詩織ちゃんも気にしてみてましたが、力強いパフォーマンスが印象的でした。あとは、プレイボーイに単独でグラビア載った"ぱすぽ☆のエース"といえる奥仲麻琴ちゃんなんかも目に収めつつ、回を追って研究していくか・・・と言ったところでした。(と言うか人数多すぎて10人は一気に覚えるのきついですね)




17:00~ NICE GIRL プロジェクト!

17:00と書いてますが、実際始まったのは18時過ぎでした。ぱすぽ☆押し過ぎ!・・・と言うか、ももクロの時点で既に15~20分くらい押してたかもしれませんね。

ぱすぽ☆終わって石丸7Fから階段でくだり、そのままNGPの待ち列に入る、まるでループしているかのような気分です。

待っていたところ、かつてセクシーオールシスターズのイベントや、神聖かまってちゃんのイベント(FACTORYの公開収録ライブ)の時に会った方に遭遇。その方とはNGPの話も合うので、どっかしらイベントでばったり会うことが多い。以前はS/mileageのCCレモンホールの2Fにて、席が近かったこともあった。

軽くNGPの話などしつつ時間を潰し、猛烈に遅れて会場内へ。1日3回も同じホールに入るのも妙ですね。しかしこれが本当の最後。

「もうNGPとか新鮮味もないし、良いっしょ」と見切りをつけてたであろう、かつてのヲタ(と思われる方々)もこの日ばっかりは特別、色んな石丸の思い出を胸にNGPでの見納めに来てたんじゃないでしょうか。

会場は満員! 看板撮る人続出!(私も撮りました!)


まず最初はキャナァーリ倶楽部からスタート。1曲目は「SWEET & TOUGHNESS」! 実はこの曲、キャナバージョンでライブを見たことがなくて(新参なもので)、今回見れたのが初でした。NGPも石丸でのライブ収めとして、縁の曲を持ってきたと言ったところでしょうか。この曲自体はオリジナルであった南青山少女歌劇団のCDを中学生頃(なのでもう15年くらい前)に聴いていたので思い出深い曲なので、感動のしどころが違うとは思うのですが、色んな思いが駆け巡りました。

しかしYouTubeにてPVで何回かキャナ版を見ていた故に、えり~なこと橋口恵莉奈が居ないことの物足りなさを感じてしまいましたが、キャナらしい、良い意味で激しさを伴わないパフォーマンスににやにやして見てました。激しくない=良くないわけではなく、これはNGPが守り続けるものかな、とも思いつつ。(激しさを増した新日本プロレスに対して、受けの美学を守り抜いた全日本プロレスの両極端だとしたら、NGPは全日っぽい感じと言ったら良いでしょうか)

ちなみにリンクで貼ったぱすぽ☆の「少女飛行」とキャナァーリ倶楽部の「かなりキャナァーリ1」のジャケが似ているのは気のせいです!

次、「夢を信じて」なる、同じく南青山少女歌劇団のカバー曲にして、キャナお披露目で歌ったという曲、2ndシングル「青春万歳!」などなど、140 FINALにふさわしいベスト的な選曲だったようです。(←新参なので憶測です)

この日、みっきーこと にわみきほが不在で、元々大所帯グループだったキャナがこんなにも人数減ってしまったんだな・・・と感じさせる点は残念でしたが、キャナが誇る天才 小川真奈がしっかり纏め上げる様はさすがだなと思いました。そしてキャナ中でも一番新しいメンバーに当たる最年少の"ちーちゃん"こと持田千妃来ちゃん、若いのに頑張るよね・・・と心の中でねぎらいました。

5曲ほどこなしてからTHEポッシボーにバトンタッチ。この二組がNICE GIRLプロジェクト!です。(他にもとっきーとか居るけど)

最初は"あっきゃん"こと秋山ゆりか、"はしもん"こと橋本愛奈による「メロンのためいき」でスタート。

細かくは調べてないのですが、元々時東ぁみのバックを務めることでステージデビューを飾ったTHEポッシボー。彼女の持ち曲として当時この曲が歌われていたそうで(オリジナルは山瀬まみらしい)、石丸に濃い縁がある曲を持ってきたっぽいですね。・・・いやいや、でもTHEポッシボーとして曲いっぱいあるから、ポッシの曲やれよ・・・と一瞬思ったのですが、曲は紛れもない名曲なので、ポッシ2/5のメンバーによるそれに耳を傾けてました。振りつけらしい振り付けあんまりなくて、これもゆるくてNGPらしかった(笑)。

続いて「宇宙から~CRY FOR HELP!~」を披露。これも「時東ぁみと出てる人」名義の、非ポッシ曲(笑)。そこまでやるなら時東ぁみ呼んでくれば良かったのでは?と思えるセトリに吹いたwwww

しかし曲は改めて良いなと思いました。これ、ジャケが紫で変なコラージュっぽいやつで、自分の中でワースト・ジャケット・オブ・ジ・アイドルCDなんですけど(笑)、曲は良いんですよね。こんなときに聴けて良かった。

そして「LOVE2パラダイス」と最新曲をやりつつ、ライブでの定番曲(でもシングルのカップリング)「旅の真ん中」、シングル曲「幸せの形」を披露、石丸の思い出を含む全員のMCを挟みつつ、最後の最後は「ヤングDAYS!」で終了。ヤングDAYS!には胸が熱くなった。

で、石丸電気のCMで使用されている石丸の歌をみんなで歌いつつ、イベントは終わりました。




そして伝説へ・・・

イベント終了後、閉店時間まで多少時間があったため、最後の最後にセール品たちを見たりして時間を潰しました。

上述の面識ある方が、以前私がつぶやいた「時東ぁみの『宇宙から』が安い」と言う言葉に惹かれて、買おうと思ってるが見当たらない、とのことだったので、二人で棚を眺めたのですが、数日のうちになくなったみたいですね。未開封100円だったしで・・・。

そして店内に「蛍の光」が流れ、閉店ムードへ。お店が完全に終了する姿を見届けようと、多くの人が石丸前に集い、最後の最後は店長の挨拶、そして石丸ソフトで生まれた「石丸Mix」をみんなで唱和し、石丸ソフトはシャッターを下ろしました。


自分がアイドルヲタ化したのはこの数年なので、石丸ソフトの歴史に比べると浅いもので、全然世話にはなってない方だとは思うのですが、ももクロ、THEポッシボー(と言うかMM学園関連)で何回も足を運んだ石丸には、この数年のアイドルの思い出が凝縮されてます。

改めて淋しいですが、ただただ、感謝するばかりです。楽しい思い出をありがとう!!石丸ソフト!

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