2010/06/24

エジプトーハプニング!VOL.1(撃鉄,太平洋不知火楽団ら出演) @ 渋谷LUSH

撃鉄myspace太平洋不知火楽団myspacetwitterが出演するライブを見に渋谷LUSHへ遊びに行った。




出演と感想

下北沢BASEMENT BAR、そして渋谷LUSHのtoos系列2店舗で繰り広げられるポップ系ブッキング"Beat Happening"シリーズの特別豪華版の第6夜なる日でした。エジプト文明ズをフィーチャーした日だったようです。

Opening Act的な"Happening Act"として撃鉄が出演、冒頭から高いテンションで幕を開けたのでした。どっかからか持ってきた赤いカラーコーン&ポールをステージに持ち込んでのジャンプ→くぐる→ジャンプ→くぐるを繰り出したり、コーンを持って歌ったり(マイクは持ってなかった)とやりたい放題で面白かった。

太平洋不知火楽団は確かこの日から埼玉・杉戸が誇る改造魔人、通称"巨人"作によるJazzmaster/Jaguarのテイルピースを搭載したFender Mexico Esquier(確か昔見た記憶だとMexicoだったと思う)が登場。アーミングを使ったプレイも加わって表現力が120%に拡大した印象を受けた。Bass大内くんの衣装が司祭みたいな感じだった。

関西からやってきたと言う女王蜂がその後登場。2011年現在、正式流通音源もリリースして結構話題が上がってきてますが、この頃はまだ噂ベースだったので、いまいち何者だかわかってなかったのですが、黒人の方2名を含む、日本的なシャンソン/ジャズ/ロックを取り込んだ渋いロックンロールだったことを記憶している。とは言え、外人ちゃ外人ですが日本育ちなのか、日本語は超達者、しかしながら薄い顔の日本人がギンギラにメイクするより黒人の人がするギンギラメイクの濃いこと濃いこと。唇も日本人より厚いから、見た目から物凄いインパクトを放っていた。実際オカマちゃんなのかどうかは不明だけども、性別不明の夜に咲く、怪しく艶かしい華と言った感じで胸やけしそうになった。

特に、汗だくになってライブやっていたので顔中がラメまみれになってたのだが(笑)、MCにて浮いた付けまつげを思いっきり取って投げてたのが面白かった(笑)。

あれはあれで猛烈な個性を発揮していて、多分そんじょそこらの日本人では越えられない何かを放ってて物凄い記憶に残っている。

それにしても、まだまだ非常に若いバンドだと聴いて、そこにも驚いたのだった。

ねずみバンドは私が参加しているEmotional Ticonにて1度対バンしていたので、だいたいどんな音楽性かはわかっていたのだが、この顔ぶれにて出演する彼らの音は浮いていた。ふわふわとした柔らかな、きれいな音楽故に、しかも女王蜂の後だから猛烈に浮いていた。高いテンションのその他出演者の中にぽつんと彼ら。(2011年現在、解散してしまったそうですね。いずれにしても中心人物だった西宮灰鼠さんは音楽活動続けてるそうですが)

次がn'夙川ボーイズ。King Brothersのマーヤがやってる別のバンドっていう意識はあったのだけども、現在King Brothersにてベース弾いてるシンノスケさんもメンバー。あとリンダちゃんっていうとてもかわいらしい女の子がいて、とにかく最高にかっこいい3人組のロックンロールバンドだった。

曲によってリンダちゃんがドラム叩いたり、ボーカルだけやったり、マーヤもドラム叩いたりとパートチェンジが曲ごとにあって、色んな色味を見せるステージが見てて飽きなかったのと、マーヤとリンダによる言葉のキャッチボールも面白かった。「レィンダァ~!」「マァーヤァ!」 これが良かった(笑)。

暴れすぎて、ステージ上部のパネルをつかんだ際に幕が下りてきて大変なことになってた。スクリーンとして使える電動のものなので、高いみたいで箱側のスタッフが焦って戻しに行ってる姿を覚えている。

帰り際にCDを買ったり、Tシャツを見たりしていた際に少しメンバーと喋ったのだが、ロックンロールクレイジーで恐ろしい人たちなんだろうとぼんやり思ってたのだが、シンノスケさん、普通に良い人だった(笑)。

ラストがエジプト文明ズ。純粋な客っていうより、対バンした人たちからの評価がやたら高い印象を持つ彼ら(笑)。この日トリってことで、ファンキーで変に人懐っこさを感じる曲でみんなで盛り上がって楽しい一夜が幕を閉じた。


撃鉄

太平洋不知火楽団

女王蜂

ねずみバンド

n'夙川ボーイズ

エジプト文明ズ

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