2011/04/14

ももいろクローバー "ももクロ試練の七番勝負" 第四戦 vs武藤敬司 @ 東京キネマ倶楽部

ももいろクローバー改め、ももいろクローバーZwikipediaのトークイベント「『ももクロChan』Presents ももクロ試練の七番勝負」があったので行って来ました。

会場は鶯谷にある東京キネマ倶楽部でした。




東京キネマ倶楽部

初めて行く会場の時によく項目を作って会場の感想書いてますけど、キネマ倶楽部に立ち入ったのは今回が2度目でした。が、このblogでは初登場なのでちょっくら思い出話を・・・。

ここ、ダンスホール「新世紀」なるものが別フロアにありまして、建物自体はダンスホールが何層もあるものだったみたいですね。で、一部を東京キネマ倶楽部としてライブ会場にした、って感じですかね。(憶測です)

別フロアからはムーディーな音楽が流れてて、ドレスを纏ったマダムとかと階段ですれ違いました。興味深い・・・。

キャパは最大300人程度と広めのライブハウスとあまり変わらないそうですが、天井が吹き抜けになっているので、独特の雰囲気があって面白いところです。

ここ、4年か5年くらい前にアルゼンチン音響派+ROVOのライブで来た以来で、色々思い出が蘇りました。




ももクロ vs プロレス

中野サンプラザ大会 翌日から始まった試練の七番勝負。

早見あかり脱退後、ももクロはどう天下を獲る為に育つべきかと試練が課された感じでしょうか。

各界の著名人を招いてももクロと対談してスキルを磨くこのシリーズ、6本のトーク+1ライブの計7日連続イベントだったのですが、キネマ倶楽部+duo music exchangeのトークはいずれも3500円、全部見ると21000円、さすがにお金がないので、小学校時代大好きだったプロレスラー、武藤敬司を招いてのトークの日をチョイスしてみました。

と言うのも、ももクロの「Chai maxx」にて武藤敬司のプロレスLOVEのポーズを勝手に引用している縁もあるので、どんなトークが飛び出すのか楽しそうだと思ったのもあるんですが・・・。

しかし、この日をチョイスしたのに、中野サンプラザ 2部で本人がステージに登場してしまったので、ちょっと感動が薄れました。っていうか中野の2部に武藤呼ぶのはずるい!オールスターは1部だけじゃねえのかよ!っていう・・・。いや、楽しかったので良かったですけど(笑)。


トークがどうだったか

お品書きとしては、細かくは忘れましたが

  • マイク・パフォーマンス
  • 入場パフォーマンス
  • シナリオ作り
などをどうするか?みたいな内容だったと思います。

武藤サイドには格闘技の実況などでおなじみ?の清野茂樹氏がつき、プロレス用語をももクロちゃんたちに解説、アイドル用語は司会担当の山里亮太(南海キャンディーズ)が務めてました。

それにしても、山ちゃん、ラジオで何回もももクロと一緒してたり、アイドル全般に強いだけあって切り盛りが非常にうまくて、ももクロのすっとぼけた反応にも欠かさずツッコミを入れて、さすがでした!素晴らしかった。

それに対して清野さん、武藤氏のことを話すのにいまいち良くない表現を使ってしまったりと「お前、俺の墓穴掘りに来たのか?」とツッコミ入れられたりと、こちらもこちらで面白かった(笑)。清野さんは中野でも楽屋実況担当なんかを務めたりしてまして、すっかり「ももクロ&格闘技」カラーがついてきました。マネージャーの趣味反映されまくり(笑)。

清野さんのblogにも一部模様が書かれてましたので、ご参考までに・・・。


入場パフォーマンス

プロレスの楽しさの1つでもある、入場パフォーマンスに関する話題がありました。

入場をびしっと決めると、やはり格好がつくっていうような切り口だったものの、武藤敬司「なんでも良いんです」と言い出したり、話が何回か終わりそうになってて笑った(笑)。山ちゃん「アドバイスで『何でも良い』って一番言っちゃいけないことですよ!」とすかさずツッコミを入れてた。

キネマ倶楽部 客席側から向かって左手に入場用口があり、そこから入場パフォーマンスをしつつ入ってくる、と言う演習をやっていたのですが、中野サンプラザで登場した凶器が再登場しました(笑)。

夏菜子はLed Zeppelin「移民の歌」(ブルーザー・ブロディの入場曲でおなじみ)にのせてチェーンを振り回して入場、山ちゃんの首を絞めたりと絶好調でした。その辺から山ちゃんに仕掛ける流れが出来て、パイプ椅子で殴りかかるフェイントを見せるれにちゃんだったり、一斗缶を振り回すあーりん、(ドリフでおなじみの)金たらいを振り回すしおりんと、ヒール感満載のパフォーマンスでした。そんな中、凶器としてはおなじみのフォークを持たされた有安杏果が「エア・スパゲティ」をしながら登場、会場は爆笑に包まれました(笑)。ザ・シークとかブッチャーのような物々しさ0で爽やかで面白かった。

あーりんに至っては一斗缶が言えず「キットカット」と言って、山ちゃんに「これじゃハブアブレイクできないよ!」とツッコミを入れられていた。良いやり取りだったなぁ・・・。


シナリオ作り

話の順序はどうだったか詳細忘れましたが、プロレスにも物語の組み立てがある、と言う話から、ももクロにもそういうものを取り込んだらどうか?みたいな話題になった。

武藤氏による「もう一つの顔、グレート・ムタ」の話から毒霧の話題なんかも登場。毒霧はいつでも出せると言う話題から成分に「サソリの毒だろ・・・?あとは・・・」とすらすらと適当なこと言ってて面白かった(笑)。

その後、「黒い対抗勢力を作ったら良いんだよ」と言うような話題からベビーフェース vs ヒールの話になり、「黒クロみたいの作ったら良いんじゃない?」と言う話題から、なぜかれにちゃんが自らやりたいと挙手したり、れにがやっぱりぶっ飛んでて面白かった(笑)。「Zがかっこいい。Zついてよかった」と一人で喜ぶれにちゃんの暴走は止まりません!

結局のところ、メンバーの中で黒いのは誰か、みたいな、不和を生じさせるような話の展開ばかり作る武藤(笑)、それを制止する山ちゃんのやりとりも面白かった。


マイク・パフォーマンス

「マイク・パフォーマンス」は意味がわかっておらず、言われた後にマイク本体をくるくる回しだしたりするメンバーたちにはほっこりしました(笑)。その後、座布団とマイクが用意され、まちゃまちゃみたいにマイクを使った罵りあいをやらされてました。

印象的だったのが夏菜子 vs しおりん。

夏菜子
「高校生にもなって、ホテルとかで一人で眠れないとか言ってんじゃねえよお!」(マイク投げる)
詩織
「(少し困って沈黙)・・・一緒に寝てやってると思ってるのかもしれないけど、こっちが一緒に寝てやってることに気付いてないのかよお!」(マイク投げる)
みたいなやり取りがあり、夏菜子が実際しおりんと一緒に寝てあげているらしく、しおりんが明らかに「今後寝てもらえなくなったらどうしよう」と言った同様を見せている様がかわいくて仕方なかった(笑)。

結局しおりん、白状してまた一緒に寝て!と言って夏菜子も受け入れ、結局罵りあいのはずが友情を確かめ合うみたいな展開になってました。武藤「本当に不仲になったら面白かったのに」みたいな発言していてウケた(笑)。

そのほか、有安杏果 vs 玉井詩織では有安「わずかな年数で身長10cmも伸びてるんじゃねえよお!」と嫉妬たっぷりにしおりんの成長について指摘したりと、罵り合いっていう感じでもないほっこりしたマイクパフォーマンスバトルが続いてよかった(笑)。

高城れに vs 誰だったかな・・・、ちょっと忘れちゃいましたがこんなやり取りもありました。

誰か
「感電少女とか言って、触っても感電なんかしないじゃないかよお!」(れににタッチ)
れに
「感電するよ!ほら(と相手の手を取って)ビリビリビリビリ」(と言って震える)
相変わらずれにがぶっ飛んでて面白かった(笑)。

あーりんはこのときだったか、しばしば「佐々木さん」「佐々木」と言われて、都度都度「佐々木って呼ぶなー!」って言ってて面白かった(笑)。(これの元ネタは「ミライボウル」初回AB収録の「週末お届け!ももクロ便」参照です!)

武藤敬司からも「佐々木」扱いされて、山ちゃんに「武藤さんには言えないー」とすがりつきつつ、あのおじさん優しいから大丈夫だよと諭されつつ「佐々木って呼ぶな♪」とかわいらしく言ってる様も良かったですね!やっぱりあーりんはアイドルの天才です!




あかりの抜けたバージョンで披露された「行くぜ!怪盗少女」

冒頭に、中野と同じく覆面を被ったまま「行くぜ!怪盗少女」などを披露してたのですが、やはり あかりちゃんの名前が入った部分がどうなるのかが心配で見守ってたのですが、会場にかけつけたヲタのみなさんのコールがでかくていまいち聞き取れませんでした。が、「れにかなこぉ~↑しおりあやかももか」となってたっぽいですね。違和感が残るのは仕方ないですよ、だって変わったばかりだもの。

「あなたのハートを『狙い撃ち』」の部分、ここはあかりちゃんのパートだったわけですが、この日はメンバーが言い忘れたのか、すっぽり抜けてた(笑)。誰かが引き継いでやるっていうものみたいだけども、やはり抜けた穴を感じた点、現実は辛かった。しかしながら、5人でやっていかねばならないわけで、たくましくこの苦難を乗り越える彼女達に今後期待です!(って毎回書いてますね)


武藤敬司本人を前に「Chai maxx」

イベント終了前は武藤敬司より直々に伝授されたプロレスLOVEのポーズを使った「Chai maxx」で終了してました。

教授する際に「俺だって毎回違うんだよ」「nWoのメンバーがやっていた、指で狼を作る様子を見よう見真似で日本に持ち帰った。狼同士のキスみたいなものだ」とざっくりした話が出、結果として披露したプロレスLOVEポーズとChai maxxの動きが合わずで正確な伝授に至ってなかった(笑)。

あーりん「(指で作る狼が)鼻から出てると思ってました。『びろーん』て」と発言したりと、難もたくさんありました(笑)。

そういえば衣装、プロレスLOVEポーズを取るク武藤熊ちゃんTシャツ(公式グッズ)を本人からプレゼントされたそうで、それを着用+色別スカートを纏ったものでした。良いコラボレーションですね!

大人の事情もあるから即決は出来ないが、リングの上でもぜひももクロに舞ってもらいたいみたいな話も出て、興味深かった。


ほんわかと面白いトークイベントが堪能できて満足でした。

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