LUNA SEA(wikipedia) Rebootていうニュースがあった時に、まさか見に行くことになるとは思ってもみなかったのですが(まずチケットが取れなさそうだし)、ツイッターにてフォロワーがチケットを放出しようか考えている旨をつぶやいているのをたまたま見たので挙手してみたらチケットが手に入ったので見に行って来ました。
会場は東京ドームです。でかい!
東京ドームでライブ見ることの思い出
1996年頃のX Japanのコンサートで東京ドームに来たことがあったのですが、それ以来なので約15年ぶりでした。
当時は同級生の兄弟だかがXのファンクラブに入っていて、10000円するが見に行けるということでいきましたが、席が2F?の上の方で、YOSHIKIやHIDEらは豆粒のように小さくて、音も散り散りで全然印象に残ってなくて残念な思い出でした。
中間のハーフタイムのあとが確かheathのソロコーナーだったのですが、いつ休憩が終わったのかよくわからない始まり方で、気付いたらheathはベースを破壊していたのが印象的でした(悪い意味で)。
そんな東京ドームの思い出です。
LUNA SEAの思い出
上記の通り、96年頃、当時高校生だったのですけど、LUNA SEA大変人気あったこともあるんですが、バンドに憧れがあって自分も楽器触りだしていたので憧れ中の憧れでした。
特にSUGIZOを特集した雑誌「GIGS」にて、非常に多様な音楽を聴いてる旨が書かれていて「かっこいい!」と思ったことは印象に強く、自分も雑多に色んな音楽を聴くべきだ、と今日の音楽との接し方にとても大きく影響を受けたものです。
しかしながら、当時X Japanの微妙な席の苦い思い出もそうだし、お金が全然なかったこともあってLUNA SEAのチケットを入手することはままならず、当時見にいけませんでした。
あまりライブっていう場に興味がなかったのもそうなんですけども(部屋でCD聴いてるのがホント好きだった)、今日ライブハウスに足を運びまくっていて、音楽の現場での楽しみを知った上ではやはり見たかったLUNA SEA。
今回の機会に恵まれたこと、ほんと感謝ですね!
ライブの感想
INORANっていう男性はとにかく「影の男」と言った印象で、LUNA SEAの派手なイメージの中でもっとも穏やかで静かな印象があるのですが、彼がかもし出す「かわいい男の子」的な面が余すと来なく放出されていて、大変に萌えました(笑)。
以前からINORANの「かわいさ」には注目していたのですが、巨大なステージ通路のところに座っちゃったり、もたれる河村隆一の頭にキスしてみちゃったり、これはもうINORANファンなら悶絶したことでしょう。
新曲「Maria」を披露してましたが、どうだったかなー。忘れてしまいましたが、LUNA SEAに新曲が生まれたっていうことが既に嬉しいですね。それにあわせてか、Bass Jのキャビネットにはマリア画が描かれてました。最初ステージセットで絵を飾ってるのかと思ったのですが、キャビネットでした。やっぱ凝ってるなー。ライブ毎に新しいESP製の楽器を使っては破壊したりする贅沢なバンドでもありますからね。(破壊するのはJくらいだけど)
あと、河村隆一がMCで噛んだのはまさかのショックでした。一部で「太った」「衰えが酷い」と噂されていた彼ですが、歌声は相変わらずつややかで良かった。しかし、アルバム「STYLE」以降、つまりソロ活動を一回挟んだ以降のナルシズム全開と言った歌い方に少々抵抗があったので、「つや」を良いとは言っているものの、個人的にはアルバム「MOTHER」の頃の程よさが一番好きだったりはします。
あと、今回この巨大なライブを見て改めて感動したこと。それはスイッチングのプロが居ること!
ステージはメインステージとなる広いところと、ひし形に通路が延びて手前のサブステージのようなものがあったのですが、そこに集まって演奏するっていう演出がありました。ギター等の楽器はもちろんワイヤレスなんですけど、足元にエフェクターを切り替えるふっとスイッチ類がないわけです。が、ないのにちゃんと必要なところで音が切り替わる!これが本当にすごい!
「Love Song」ではGodin製と思われるエレアコギターをSUGIZOは使っていたのですが、コードストロークは彼の担当なんですけど、その後にギターソロが入るんですが、アコースティックギターでありながらいつものロングトーンギターソロをぱきっと繰り出した瞬間、あれは鳥肌ものでしたね。スイッチングの正確さに(笑)。
LUNA SEAが素晴らしいのは言うまでもないのですが、あらゆる面でのプロが居て成り立つステージっていうものを見るのに9500円のチケット、これは決して高いものではなうぃなと痛感しました。(と言っても人から譲ってもらったチケットなので9500円出してはいないのですが)
そういえば気になったのがINORANのギター。今回入口で配られた広告集と言えるパンフレット的な物をめくっていたんですけど、Fender Custom Shopの広告でINORANがJazzmasterを持っているものがありました。どうやらFenderからシグネイチャーモデルが出るみたいですね。すごいなぁ・・・。
ヴィジュアル系の特徴的な部分でもあるんですけど、自身のモデルをそれぞれのアーティストが使っていて、自身の風貌と一体となったアート面を掲げてこそなんぼ!っていうのがあったはずなのに、その元祖的存在のLUNA SEAがエレキギターの世界標準的なメーカー、Fenderからシグネイチャーを出すなんて。高校時代の自分からしたら考えられないことですね。
しかもレスポールシェイプのESP製のギター(2ハムバッカー)を散々使ってたのに、Fender Jazzmasterを使うだなんて! 渋い!
曲によってギターを使い分けてたりしたわけですけど、INORANもSUGIZOもStratocasterを持つシーンが何回かあって、これにも驚きました。さんざんESPで二人ともレスポールタイプのギター使ってたくせに!(笑)
SUGIZOのギターはでも、レスポールな見た目のくせにレースセンサーっていう、エリック・クラプトンなどが使っていたノイズの少ないシングルコイルを3基載せていたりとストラトの音が好きっていう傾向はあったのと、レコーディングでFender USA Jaguarを使っている旨などが雑誌に載っていたので、見た目だけレスポールタイプに愛着があったんだろうな、とは思ってたのですが。S.K.I.Nの文字が書いたストラト使ってたけど、もうS.K.I.Nはやらないのだろうか。(YOSHIKIとか雅-miyavi-、Gacktらと組んだスーパーヴィジュアル系バンドね)
何はともあれ最高だった。その翌日の無料黒服限定GIGも盛り上がったそうだが、3日間のうちの1日でも見れて良かった。高校時代の自分に見せてあげたいですね。
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