TMC通り商店街 とは
TMCとは東京メディアシティ(wikipedia)の略だそうで、世田谷区砧5丁目らへんにTMC通りがあるとのことでした。
事前に地図を見る限りでは商店街らしいから、結構盛り上がった地元の祭りなのかなーと思ったのですが、いざ現地についてみると日大商学部東門広場らへんにステージとテント1つ、そこに出店少々(焼き鳥マシン1台とドリンク販売少々)ある程度で、思ったより活気のない祭りで驚いた(笑)。
祖師ヶ谷大蔵駅からは徒歩15分と言う場所だったが砧だったら自転車で行けるな、と思ってたのだが、この前日に自転車運転中にトートバッグを前輪に巻き込む自爆事故を起こし、顔面を強打&前輪のホイールも損傷と言う痛手を負っていたので、大人しく現地にバスで向かいました。世田谷区へは出やすいのが良かったものの、結局この日ずっと体中が痛かった為に、夜中にあったFREE DOMMUNEは諦める結果になった。(2011年のFREE DOMMUNEのインビテーションを持ってたので、行くつもりだったのですが…)
ちなみに、上述テントのところでは植木TAKE FREE、過去の号外TAKE FREEなど、謎の無料開放があって面白かった。
イベント終了直前に滑り込みで買った焼き鳥も、値切って安く買ったのだが、大変おいしくてお得だった(笑)。
12:50 イベントスタート
とりあえず早めに行けば現地にタイムテーブルでも貼ってあるだろうと思ったのだが、とてもざっくりしたタイムテーブルしか貼ってなくて当てにならなかった。
13時からとのことだったが、12:50ころに司会役としてドンボルカン山口(twitter)がマイクを握って登場。
DESEO界隈と親しく、asfiともコラボしたりで名前はよく見てたし、ALLOVERイベントでも持ち前のエンターテイナーっぷりを発揮して程よく場を盛り上げていたので、なんだか信頼できるなあと思いながら見ていた。
それにしても、以前も見たことあったカラフルなスーツに身を包んだドンボルカン氏は暑そうだった(笑)。
簡単なMCをしてから、最初はSHINOBI-TRYなる忍者パフォーマンスユニットの登場だった。モータルコンバットに出てきそうな、外人受けの良さそうな雰囲気の忍者たちで、アクロバティックな動きや見事な太刀裁き、そしてそれにあわせてカキンカキンなるSE(笑)で、程よく楽しめた。ああいうのはちびっ子が見たら意外と喜ぶんじゃないかなーと思ったのだが、ちびっ子すら通りかからないまばらな人の行き来具合で、このときこれを見ていたのはアイドルファンと思われるお客さん6人前後、一般のお客さん10人前後と、とても穏やかな雰囲気だった。
最初はドンボルカン氏と簡単に話しつつ、サポート鍵盤を務めたまつもとななみさん(blog)のセッティングを待った。
後で聞いた話なのだが、この時セッティングしていたNord Stage EXは自前の機材とのことだった。良い機材使ってます!
一橋さんもまつもとさんもアイドルではないみたいなのですが、一橋さんはとてもかわいかった。まつもとさんもお綺麗な方で、浴衣姿も良かった。
曲はポップスで、それなりに良かったのだが、打ち込み+鍵盤でやった「心の扉」なる曲が若干My Little Loverの曲っぽかった(笑)。
2曲目は「君の理想に」なるタイトルの曲らしく、こちらはアップテンポの元気の良い曲だった。落ちサビ箇所ではアイドル側の客3人によるケチャも受けていた。
続いて、サポートながら自身もシンガーソングライターだと言うまつもとさんのステージ。弾き語りで2曲披露。
それなりに良かったのだが、アイドルを見に来るつもりで来てたこともあり、テキトーに聴いて楽しんだ。
佐倉真衣(髪が長い方/blog)、宮沢なお(髪が短い方/blog)による二人組みで、夏のアイドル一大フェスとなったTOKYO IDOL FESTIVALに2010、2011と連続で出場を果たしているユニットです。
先日のTIF2012に関する記事でも書きましたが、出演できる基準が曖昧で、活動実績がまるでないユニットが増えたり、あやまんJAPANやバンドじゃないもん!みたいな「アイドル」と言いきるにはグレーな出演者もあったりで、TIFには疑問があったのですが、なぜ彼女たちが今年TIFに出なかったのか/出れなかったのか、そして、彼女たちは一体どんなユニットだったのか、これがずっと気になっておりました。
そんなわけで、彼女たちの予定を調べていてこのイベントにたどり着いたので足を運んだようなものでした。(あとは、後述のPLANETs、そしてフレミングも期待してたところですが…)
さて、まい×なおですが、先日厚木のブックオフで購入したシングル「星のピアス」で運良く予習ができておりまして、それらの曲がなかなか良かったので、それらが聴ければ良いやというくらいな軽い気持ちで臨みました。ライブですが、ピンクと黄色のノースリーブ・ワンピースに身を包んだお二人がステージに上がり、セッティングをして、1曲目はウクレレを弾きながら歌う曲でした。
ウクレレと言えばRizumuさん(blog)の「トマトの気持ち」を思い出したのですが、オケが鳴ってるところに弾いてるので実際どれくらい弾いてらっしゃるのかはよくわからないんですけど(一応マイク立ててるけど、そんなに拾ってないっぽいしで…w)、まい×なおは伴奏なしのウクレレ2本+2人の歌だけでこなしていた。これには関心した。
2曲目は「パイナップルプリンセス」は田代みどりのカバー。古い曲なので原曲は後から知ったのだが(夏のNHKの特番で、田代みどり自身が歌っているのをたまたま見れた)、ウクレレ+パイナップルでTMC通りにトロピカルな夏が訪れたようだった。
そして、Rizumuがトマトで、まい×なおはパイナップルかと思ってたら、なんだか愉快な気持ちになってきた(笑)。
別段歌が物凄い上手い!と言うわけではないのだが、不足のない しっかりした歌声とアコースティック演奏が実に良かった。こんなことできる人たちがTIFに出てたのだと思うと同時に、2012年のTIFっていうのはアイドルグループ数の増加に伴う盛りだくさんな内容ではあるけど、こういう独自の魅力を持ったユニットを失ったのだなと思うと、TIFってやっぱりそんなに意味ないのではないかとすら思った。
逆を言えば、なぜ まい×なおがTIFに2010、2011と出続けてたのかも謎なのですが(笑)、2010年のラインナップを見ると、有名無名問わず、中堅から超マイナーまで一堂に介するイベントだったんだなーと言う印象なので、アイドルと言いきれるのか微妙なラインながら、まい×なおが歌って踊れて弾けるユニットとして位置してたんだなあと言う結論に至った。
実際まい×なおのお二人、そんなに若くはないけども(下は小学生から、みたいなシーン全体で見ての感想です)ビジュアルもそれなりに良く、健やかでお綺麗なユニットなので、アイドルっちゃアイドルなんですけど、それよりもステージを見てもらうっていう要素が強いのかなと言う気がした。
さて、そんな“TIFと まい×なお”考察はおいておいて、ウクレレコーナーが終わったあとはシングル「星のピアス」にも収録されている河合奈保子のカバー「夏のヒロイン」を披露。
こちらはウクレレをおいて、マイクを持って、歌って踊っていた。芸暦の長い彼女たち、そつなくこなしてる様が見事だった。
ライブが終わり、ドンボルカン&まいなおのお二人でMC。9月に新曲を配信で出す旨などを話していた。
まい×なおの方向性と比べると、恩田快人プロデュースのユニットに在籍してたことが信じられないですね。キャリア長い人は色々あるもんですね!
彼女は本当に前知識なく見たのですが、1曲目は9月からシングルとして発売すると言う「魔法の言葉~D・A・I・J・Y・O・B・U~」からスタート。なかなかよくできたポップナンバーで、高いキーも詰まることなく歌い上げる様が見事で良かった。
短いMCをはさんで2曲目を披露。タイトルは分からなかったのだが、こちらも伸びやかなボーカルが堪能できるもので、少しプリンセス・プリンセス「世界でいちばん熱い夏」を思わせる雰囲気のもので、夏にもぴったりで良かった。
写真は撮り損ねてしまった。イベント終了後、物販にてチェキだけ用意してたみたいなのだが、踏ん切りがつかずでパスしてしまった。歌良かった旨だけ伝えられた。
14:26 PLANETs
さて、そこは飛ばしまして、後半2部のトップバッターはPLANETs。
永月ほなみ(blog)、柏木侑季(blog)、早坂彩南(blog)による3人組で、烏山のお祭り?に出演すると言う情報を耳にした知人があらかじめ見てきたらしいのですが、「メンバーがずっと説教食らってた」「“あとで2時間説教だからな!”って言われてた」「“本当に2時間説教なんですよ…”とマジへこみしてた」と言う話があまりに面白かったので期待しておりました(笑)。
彼女たち、最初からオリジナルを持ってるらしく、お土産で頂いていたCD-Rを事前に聴いていたのですが、80's感が漂うエレクトロポップに 不安定なボーカルが乗っかってて(ニューウェーブっぽさがあった)、個人的に好きだったので、それが聴けることにも期待してました。
1曲目は「いつかきっと」なるCD-Rの2曲目から。はきはきとしたダンスを見せる3人の動きがなかなか良かった。
MCにて自己紹介、簡単なキャッチフレーズを盛り込みながらそれぞれ名乗っていった。
2曲目「暑中お見舞い申し上げます」のカバー。トラックが℃-uteのバージョンだった。後から知った話だが、ほなみちゃんが結構ハロプロファンみたいで、その辺から来てるのかなと言ったところ。
3曲目はCD-Rの表題曲「夢冒険」。酒井法子のヒットナンバーと同タイトルだけども、同名異曲で、こちらが先述の通りニューウェーブ感漂う打ち込みの曲です。
やはりダンスは良かったのだが、ボーカルがCDで聴いてたのとあまり差はなく、力ないボーカルが好みではあったけども、訴求力みたいのには欠けるなあと思った。
ライブが終わってから物販にて、人の分と言うことで1枚だけCDを買いに行きがてら、少々喋ったのだが、3人とも気さくで楽しかった。人から聞かされていた「柏木が、名前が似ていると言うことでマスターしたらしいAKBの“ゆきりん”モノマネを繰り出そうとしてくる」件についても、その気配があったが、そもそも“ゆきりん”がどういう雰囲気で喋るかまでわかってなかったので、面倒なので適当に受け流した。(劇場で見たことあるけど、テレビとかまで見てないので、あんまりわからないです!)
マネージャーの方(元A.A.Oのスタッフだそうで、同行したSさんが前から顔なじみだったらしい)も一緒になってわちゃわちゃしてたのだけども、ステージ側を見て「あ、あの子かわいいなぁ」とか言ってて面白かった(笑)。マネージャーとPLANETsの4人、何らかの兄弟・ファミリー的な和気藹々とした雰囲気で、それはそれで良かったでした!
「チェキ撮りましょう!」と勧められたが、こちらもお金がなかったので無視しておいた(笑)。
そんなわけで、20分ほど開いて、西島孝美ちゃん(blog)へ。
曲は小桃音まいのカバーでよく耳にしている とらドラエンディングテーマらしい「オレンジ」からスタート。この曲の元もそんなに知らないくらいアニソンには疎いのだが、振り付けがサビで横に手を振りながらすばやく移動するもので、小桃音まいと同様のものだったので、一緒になって移動して楽しんだ(笑)。
私の姓がtakamiで、彼女の名前もtakamiと言うことで、勝手にそんな縁であとから物販に行って少しだけ話をしたのだが、彼女もまいにゃのことが好きだとのことで、まいにゃがカバーしてるののカバーみたいな感じだと思ったのは、間違いでもなかったみたいだった。
2曲目は「恋のダイス」なる曲で、こちらはオリジナル曲みたいです。
大人しそうな雰囲気の人だったけども、なかなかライブでは盛り上げ上手な面も見れて悪くなかった。
妙な縁もあったということで、またどこかでお目にかかりたい次第です。
そんなわけで登場したのがフレミング。
本来は山王ゆな(blog)、花梨(blog)、矢部まりな(blog)の3人らしいのだが、この日はまりなちゃんが不在で2人だった。
結構かわいいみたいな話を人から聞いていたのだが、実際とてもかわいかった。花梨ちゃんは少女っぽさが良かったのだが、ゆなちゃんがとても美人で良かった。
冒頭は自己紹介からスタート。あんまり勢い良く!若さ弾ける!みたいな雰囲気がなくて、脱力感が心地よかった。
1曲目「恋する女の子」なる曲をやっていたのだが、存じない曲であまり記憶に残らなかった。
2曲目は“みなみけ”の曲「経験値上昇中」を披露。ブックオフ巡りで得た“タイトルだけ知ってる”程度の知識だったので、こういう曲だったのかーと思いながら見てた(笑)。
どちらもカバーとのことで、あとでチェキを撮りに行った際にレパートリーについて聞いてみたら「ナギイチ(NMB48)とかもやってる」とのことだった。ナギイチだったらさすがにわかってたので聴きたかったなあと思った。
とりあえず、とてもかわいい二人だったのだけども、まだまだステージにおいてはこれからと言う感じだったので、今後に期待です!
そんなわけで、飛ばしまして、上月みく(blog)です。
彼女を知ったのは、ライブアイドルが多数登場するソーシャルゲーム「ドキドキ大接近バトル」で、暇なときに課金しないようにちこちこいじってたのですが、意外と幅広く知ってるつもりだったものの、いくらか知らないアイドルが登場しては「こんな子も居るんだな・・・」と思ってました。そのうちの1人です。
この日の前にTwitterにて「上月みくを知れたのはドキドキ大接近バトルのおかげ!」と適当につぶやいてたら、エゴサーチをされたのか「なんかわからないけど、ありがとうございます!」みたいな返信を飛ばしてきてくれたので、この日はぜひとも挨拶しておこうと思い、始まる前にファンの方と喋ってるタイミングで簡単に挨拶をしておいた。
なんでも興味があると言いながらも、なかなかライブハウスで3000円くらい払って見たことないものを見に行くのはリスキーで(しかもお金がないので尚更)、「いつかお目にかかれれば!」と軽々言うのは易いものの、実際いつ見れるのかわからないなーと思ってたが、意外と早いタイミングで彼女のライブが見ることが出来て良かったなーと思った。
彼女のファンと思われる「ハルシヲン」のTシャツをまとった人が数名来ていて、活気があって良かった。元々ハルシヲン(blog)として活動しており、改名して今に至るみたいです。「ハルシヲンのヲはヲタクのヲ」と書いてあり、わかりやすかった。
ライブは「みんなで武道館に行こうづきー!」と掛け声からの「最強メロディ」なるオリジナル曲を披露。突き抜ける「最強ー!メロディー!」のフレーズが耳に残った。
2曲目もオリジナルとのことだったがタイトルは失念。どんどんテンポが速くなっていく曲で、特定のフレーズをリピートしてたので癖が強かった。
彼女自身ステージ慣れしていて、歌もうまく、それについていくファンもいて、なんだか立派だなあと思った。まだ見てない立派なものがアイドルのカテゴリだけでも本当にたくさんあるんだなと実感。
お金がなかったので彼女のミニアルバムは買うことはできなかったのだが、CDを売り切って ひとつ上(インディーからメジャーへ)を目指してる旨などを語っていた。
16:12ころからもう1回一橋美穂さんのステージがあったのだが休んでたのでほとんど見れず。最後に登場したのが司会としてがんばってたドンボルカン山口だった。
曲は3曲、暑い中カラフルなスーツをまとって、客を煽りながら盛り上げていた。
2曲目はasfiにも楽曲提供し、コラボもした「HAPPY DRIVER」で、それはさすがに知ってたのでこちらも高まった。
3曲目は「ぞっこんLOVE」なる曲をやっていた。
後の物販で、彼がボーカルを務める ぞっこんブラザーズのトールケースのCDを見かけたのだが、お金に余裕がなかったので買わなかったが、この日、実に彼はいい仕事をしていたので、ちょっとアイテムが欲しかった。
こんなに何も決まってないイベントなのに、ほんとよくやったなー!と思った(笑)。
ドンボルカンが終わってから、さらにもう1回SHINOBI-TRYのステージがあった。SEはSHINOBIスタッフがPSコントローラーで操作して鳴らしてたみたいで、音響機材ブース見て楽しんだ(笑)。
何かと進行がグダグダで、しかも まい×なお の物販がなくて、ライブが良かった旨も告げられず、そして前日の自爆事故で体中が痛くて思うように動けなかったこともあり、少し燃え尽きない部分もあったのだが、無料で見たことないのがたくさん見れたお祭りイベントって、改めてありがたいなーと思う、そんな1日でした。
ありがとう!まい×なお! ありがとう!ドンボルカン!
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