自転車でレインボーブリッジを渡る
交通費を浮かせて、なるべくイベントにお金を使えたらそれに越したことはないなと思ってたので、この夏は特に自転車移動に励んだのですが、お台場方面へは自転車で東京23区南側から行くには銀座あたりから東へ→築地を通過→勝どき・晴海方面へ→晴海大橋を渡って豊洲へ→南に進んで有明→さらに西に進んでお台場エリアへ と言った具合に、ぐるりと廻らねばならなかった。
何回もそれをやったことがあったので、行けないことはないのはわかってはいたものの、レインボーブリッジ渡れれば一番手っ取り早いなと思ってたので、情報収集をしてみました。(主にTwitterで、ですがw)
とりあえず、徒歩で時間帯、季節で変動もあるけども橋を渡ることが可能だと言うことがわかりました。その他、自転車も転がして通行可能とのことだった。
やってやれないことはない!と言うことで、この日挑戦してみました。
まずはレインボーブリッジのふもとへ進みました。人気も交通もあまりなくてとても寂しいエリアだった。平日昼間だから尚更人気なし。進んだことない橋方向へと自転車を転がして進んでみました。
橋入り口に色々張り紙がされてたのだが、とりあえず今日渡れないってことはないことだけ確認してさらに前進、結構歳を召された警備員の方が近づいてきて、自転車の後輪に合う台車を持ってきました。
「橋、渡ったことある?」と聞かれたので「初めて」である旨を告げると、「次回からは自分でやってね」と言われ、車輪を支える放射状の鉄線のところに台車から延びるゴムベルト+フックをひっかけて固定された。
車輪に妙な負荷がかかるのではないか?と思い、なんとなーく嫌だったのだが、そんなに車輪はやわではなかったので、結果として問題はなかったのだが、車輪が汚れていたので、後々手が汚れた(自業自得)。
ならびに、防犯登録の番号を紙に書く必要があり、それも通行者が記入せねばならなかった。面倒だが、自転車での通行者はその2点を覚えておかねばならない。
後輪だけ固定されるので、橋内では自転車に乗ってすいすいとはいけないなと言うのもそこで悟った。そして、乗らせないことで交通安全を保つのだなと実感。北側通路と南側通路があるとのことで、メモ取り忘れたので忘れてしまったが「○側通路ね!」と言われ、そちらに進んで、エレベーターで橋の通路フロアに昇り、そこから長い長い橋を通行することになった。
とにかく人が居ない&柵の向こう側で車がひゅんひゅん走ってる&下は東京湾と言う環境なので、恐ろしい&寂しい時間となった。
徒歩でおよそ30分と聞いていたのだが、まっすぐにしかいけない道30分とは、どれだけ不安になるのだろうと思いながら、ただまっすぐに進んだ。ドラゴンボールでカリン塔を上りながら、寝たり休んだりしつつ進んだ悟空のことを思い出したりしたのだが(笑)、それよりははるかに終わりが見えるもので、あれは実際やったらもっと不安なんだろうなーとか思いながら通行。
しばらくすると下り坂気味になり、頂上を極めたのだなと悟った。だんだんとお台場の象徴とも言えるフジテレビの社屋が見えてきて、寂しさがどんどんまぎれた。ゴール地点と思われる場所の隣に、島の形をした公園があることに気づいたのだが、それと似た形の木々が茂った島も視界に入った。
船でないと上陸ができないようになってるものだったが、入り口もあり、中がどうなってるのかが気になった。レインボーブリッジの通路に、ところどころ現在地(あと何mでお台場エリアに着くかなど書かれた標識)を示すものなどが掲げてあったのだが、その島の説明もあった。これが所謂「お台場」
(wikipedia)の由来となっている「台場」だそうで、国の史跡とのことだった。
物心がついたときから「お台場」っていう名前だったので、深く考えたことはなかったのだが、ペリー来航の際に備えて砲台を置くために作られた島とのことだった。勉強になった(笑)。
現在は公園となった第三台場(wikipedia)は立ち入れるとのことで、いつか時間がある時にうろうろしてみたいなとは思ったのだが、この日は早くしないとアイドルが見れない!と言うことで、台場エリアについてから、自転車の後輪についた台車をはずして、さっさとMEGAWEBを目指した。
あと、余談だが、後輪だけ台車で固定されるが、台車が軽い為、段差を通行時に後輪のブレーキをかけておかないと、弾みで台車が絡んだまま巻き込みそうになる為、後輪側ブレーキは握り締めて通行した方が安定するので、そこに留意しておくと結構楽でした。
とりあえず、注意点をまとめると
- 時間制限がある(季節により変動あり)
- 後輪を台車で固定するので、乗って通行不可
- 防犯登録を控えるので、貼ってある場所を覚えておく
- 通行におよそ30分かかる
- 景色は良いが結構寂しい&怖い
交通費を浮かせたい無銭厨の東京都南側の人で、お台場に行きたい人は覚えておくと良いと思います。
余談ですが、この後、レインボーブリッジを夏~秋に数回わたりましたが、慣れてくると20分くらいで通行できるようになります(笑)。
さらに余談ですが、橋周辺は学校、住宅地があり、そこに100円ローソン、まいばすけっとなど、ミニスーパー/コンビニがあるので、安く何かを調達したい人にはとても有難いお店があるなあと言うのも知れた。(2012年8月現在の情報です)
15:15 Dorothy Little Happy
お台場エリアの方向感覚は一応あったものの、お台場海浜公園側からはMEGAWEBに行ったことがなかったので、少しだけ迷いながらMEGAWEBに到着。
Jewel Kiss、Tomato n'Pineなどもこの日出ていたのだけども、到着が遅れて見れなかった。今思うと見ておくべきだったと強く思ったのだが、TIF2012前後は盛り上がってる気配をとことん割ける傾向があったので、「それに間に合うように家でなきゃ」と言うつもりがまるでなかったなあと、振り返って思う。
そんなこんなだが、十分盛り上がってるアイドルでもあったのだが、Dorothy Little Happyは何度か見て心打たれていることもあり、ぜひとも見ておかねばと言うことで、そこから見た。(言い方を変えると、Mary Angelは見たい!と思っていて、時間に余裕を見て出発したらDLHに間に合っただけ、と言う感じw)
2011年の終わりに「HAPPY DAYS !」リリースイベントで見た以来だったので、半年以上空いたドロシー。楽しい思い出しかなかったので、久しぶりに見れるのは結構嬉しかった。
既に結構お客さんが居たので、2Fからステージを見下ろすように見ることにした。丁度エアコンの風が吹き出す箇所があったので、そこで涼みながら見ることにした。
1曲目はこの夏に出たシングル「飛び出せ!サマータイム」でした。あまり良い評判を聴いてなかったドロシーの新譜だが、タオルをみんなでくるくる回す曲だった。タオル曲はもうこりごり!と思ってたので(埃が舞うなどの理由から)、ドロシーまでそういう小道具曲が出来てしまったのかと、少し落胆した。
小道具を使わなくても、鍛え抜かれたダンスで十分に心を打つことが出来るドロシーも、色々やらなければならないのだなーというのも、なんだか残念だった。しかしながら、自分が見れてないTIF2012では、さぞ盛り上がったのだろうと思うと、なおさら自分が避けてきた環境の熱の帯び方と、自分が見たいと思わない景色のギャップを感じて、もやもやした。
しかし、麻里ちゃんのボーカルはやはり素晴らしかった。彼女のかわいらしいが力強いボーカルがあれば、埃が舞うタオル振り回し曲でも楽しめるなーと、心を切り替えて楽しんだ。
MCを挟んで2曲目は「ナミダよりもずっと速く」。この曲は良い評判を耳にしていたので、聴けて良かった。逆を言えば、「飛び出せ!~」が全然前曲ではなかったんだなーと思ったりした。「Happy Days!」の評判も正直なところ、それまでの坂本サトルが関わった楽曲に比べると評判は悪かった気がするのだが、個人的にリリースイベントで見れたのと、その日の思い出がとてもよかったこともあり、意外と好きだったりはしたので、やはり平凡なポップナンバーでも、付帯する思い出次第で好きれベルと言うのも差が出てくるなと思った。なので、TIF2012でドロシーと楽しい思い出をこの夏作った人の方が、これらの曲も断然楽しいんだろうなとは思ったが、貧乏人には厳しいハードルだった。
曲はあっけなく、2曲で終了した。2011年の夏、聴けてとてもよかった「ドロシーの世界1周夏物語」あたりは聴きたかったのだが、叶わなかった。
最後にTOYOTAの会場と言うことで、ミニチュアTOYOTA車だかなんだか忘れてしまったが、ジャンケンでのプレゼントコーナーなどがあった。2Fから見ていたので参加できなかったのだが、ライブだけ見れれば良いやと言う気持ちだったので、涼みながら彼女たちのしぐさを見て楽しんだ。
この日、ライブイベント以外にも、MEGAWEB隣にある観覧車でアイドルが出迎えてくれるみたいなイベントがあったのだが(詳細はそもそも参加できないので調べてないので把握してません!)、その告知を最後にしていたのだが、瑠海ちゃん「皆さん、観覧車好きですよね?(笑) 寝台車…じゃなくて、観覧車で、色々やるんで、待ってまーす!」と、持ち前のお茶目な面を見せてて、笑わせてもらった(笑)。
16:30 Mary Angel
そんなわけで目当てのMary Angelです。
Mary Angelはまさに、TIF2012を干して(と言うと響きは良いが、厳密に言う戸お金がなくて行くのを断念しただけ)TISで見たユニットで、アルバムを買ってからずっと「恋するスナイパー」を繰り返し聴いていたので、楽しみで仕方なかった。
冒頭はSEで入場。1曲目から「恋するスナイパー」でもう満足した(笑)。
Dorothy Little Happyの時に比べて優先観覧エリアがガラガラで、ステージ前の椅子席も開いていたので荷物を置き、座って観覧しようかなと思ったのだが、裸足にならないまでも(Mary Angelのキャッチフレーズは「裸足で応援したくなるアイドルユニット」)体動かして見てる方が楽しいなと思いなおし、裸足になってるMary Angel Tシャツのファンの方よりは後ろに立って見ていた。Tシャツのファンの方は振りコピも激しかったので、結果として手がばちばちぶつかったりはしていたのだが、もう裸足になってる人のそばに居る以上は当然のことだと思い、全然気にならなかった。
相変わらず元気いっぱいのMary Angel。1曲目からお客さんにハイタッチしに動き回ってて愉快だった。
MCにて、2曲目の楽しみポイントを指導(Mary Angelのお二人に合わせてウェーブする旨話していた)してからの「Everyday Happy☆days!!」を披露。Yu-kaちゃんのI字バランスからスタートする振り付けは以前も見た気がするのだが、やっぱりちょっと驚いた。
最後に簡単に告知を挟んで「Like an Angel」で締められた。
TISが行われた広い有明ビッグサイトをMaryファン+一部出演者でかけていた景色が蘇り、この日は左右に一緒になって動いた。ビッグサイトほど広くはなかったのだが、裸足の人たちと一緒に駆けるのは楽しかった(笑)。
短時間だったが、Mary Angelの笑顔とパフォーマンスは、連日のうろうろで蓄積した疲れをもふっとばすなあと改めて思う、そんなライブでした。
最後、Maryからもプレゼントコーナーがあったのだが、勝ち残ることはできなかった。
握手会に参加する余裕がなかったので、楽しい思い出だけを持ち帰ることにした。
滞在時間2時間程度でお台場を後にするのはなんだか惜しかったが、急速に盛り上がったアイドル現場を目の当たりにするのに懲りていたので、その雰囲気を味わうことなく、速やかに自転車に乗って、来た道を戻った。
帰り、撮影など野暮用をせずにまっすぐ橋を渡ったらどれくらい時間かかるか計ってみたのだが、17:14~17:39と言う結果で、25分で渡ることが出来た。
往復することで、だいたい目処がついたので、その後もレインボーブリッジ自転車横断をするのに役立った。とてもよい経験になった。
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