でんぱ組.inc(wikipedia)が出演する2012 AKIBA-PC-DIY EXPO 夏の陣なるイベントがあったのでベルサール秋葉原まで行ってきました。
自作PCのイベント
なんなんだろうと思って行って見たら、CPU、マザーボード、HDDなどなど、自作PCパーツの展示会のようなものをやっていて(その筋あまり詳しくない&ちゃんとブースを見て回ってないので、憶測ですw)そこのステージ部分でライブをやる、とのことだった。
かつて秋葉原の石丸電気でイベントを連発していたTHEポッシボー、そして秋葉原の店舗ディアステージを中心に活動の幅を広げて行ったでんぱ組.incの2組がこういうイベントに呼ばれるっていうのもなんだか面白いですね。
ポッシの最近のライブ、やたら評判も良く、この前日にあったポッシ出演分の感想がTwitterで目に飛び込んだりと、見ておけば良かったなあとは思ったのですが、まあ・・・見逃しちゃっちゃあ仕方ないですね。そんなわけで、すっかり状況も変わったでんぱ組.incのライブを覗いてきました。
~16:40 PC DIYクイズ
現場に着いたら、既にでんぱ組.incヲタらしき人がちょいちょい。ももクロからアイドルに興味が沸きました!みたいなタイプのファンが増えてきていると言われるでんぱ組.incの現場の雰囲気もちょっとずつ変わってきてるのかなあと思いつつ、やってたのはクイズイベント。
苦非常に難易度の高い、このイベントに関するクイズで、PCパーツ専門店の店舗数の問題などが出題されているのが印象的だった。正解者には最新の型ではないものの、CPUクーラーだかCPUだか、マザーボードだかが入ってるお楽しみ袋プレゼントと、秋葉原の土地柄がよく現れた景品が用意されていて良かった。
11:45 でんぱ組.inc ライブスタート
片付けが終わり、いよいよライブのお時間へ。
お馴染みのオープニングSEが流れて、1曲目は「Future Diver」からスタート。クイズの時にもやや「最前死守!」みたいな人が居てあれだなーと思ってたのだが、そこに続くお客さんが大勢で、なかなかの集客だった。
2曲目は新曲「でんぱれーどJAPAN」。この曲が披露されてから評判はすこぶる良く、ロック方面の人からも「なんかアイドルすごい!やばい!」みたいな声が上がってるのに対して、一体どんなだと思ってたのですが、お辞儀あり、土下座あり、倒れたりなんだりとバタバタした振り付けがユニークで、ユニゾンで踊ってフォーメーション成して・・・と言う、よくあるアイドルのステージ像からはかけ離れた印象のもので、確かに面白かった。
2曲目終わりでMC。名乗りからイベント名を口にしようとした古川未鈴ちゃん、ぜんぜんイベント名いえてなくてずっこけた(笑)。彼女らしくてほっこりした。
でんぱ組.incメンバーの自己紹介、TO(トップヲタ)の「せーの!」に続いて名前をコールするっていうのが定番になってますが、この日“ねむきゅん”こと夢眠ねむヲタの方がDIYクイズでPC自作パーツを手に入れたみたいで、コールを統制する際に手に入れたアイテムを掲げてて面白かった(笑)。
自己紹介後、イベントの内容について少々紹介、続いて3曲目「キラキラチューン」を披露。メンバー間のトラブル→ステージを降りると言ったシーンが見られ、初見だと「何してんの・・・」と思えるような振り付けがあった。複数回見てないのでわかってないのだが、これまた妙なステージを見せるなーと唸った。しかし、こういう変化球ばっかり投げるみたいなこと繰り返してると、自己紹介しかできなくなった某グループみたいになってしまうのでは、と言う危惧も少々。色々あるレパートリーの中での飛び道具が続いたものと思いたい。
キラキラ終わりでMC。「ハプニングごめんなさ~い」くらいなことを言っていて、本当のハプニングなのか演出なのかよくわからない感漂わせてて面白かった。(何気にわかってないんですけど、演出ですよね?w)9/16にリキッドルームでワンマンを行う旨など告知していた。
MCに続いて小沢健二のカバー「強い気持ち・強い愛」を披露。面白いカバーだなーと思うものの、「音楽通が唸るカバー曲」「奇抜な振り付け」ばかりになっていくのかなと言う不安もよぎった。
オザケンカバーから間髪入れずに最後の曲「くちづけキボンヌ」を披露。かせきさいだぁ提供曲で、若干“渋谷系つながり”なセトリで、パーティー/パレード感がどことなく漂う賑やかな「強い気持ち・強い愛」と「くちづけ~」は曲調は全然違えど、意識の上では滑らかな流れだった。
かせきさいだぁがアイドル楽曲提供、と言うあたりで、かせきさいだぁとかを好んで聴いていた音楽ファンがその“まさか”に驚いて、新たなる出会いを果たして歓喜する気持ちっていうのも分かるのだけども、そういうような盛り上がりばかりになるのもなあとは思ってはいるものの、しかし良い曲だなーと涙腺が少しきゅっとなった(笑)。
ファッション系のイベントに出演したり、アイドルファンではない音楽ファンを引き寄せるようなカバー曲や楽曲提供を受けて、所謂アキバ系の枠をはみ出して幅広く活動するでんぱ組.inc。ヲタ芸を仕事帰りに打ちに来るタイプのお客さんばかりだったところから、だんだんと“おしゃれ大好き!”みたいなお客さんが増えて雰囲気が変わりつつある昨今ですが、過疎現場が好きなので、規模でかくなってきたのであまり見に行く機会多くなさそうですが(笑)、また見れたらなと思いつつ秋葉原を後にした。
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