活動休止ライブまでの流れ
2015/11/30にリーダーの日向恵依がグループから離れることと、次回ワンマンライブを以てQamが休止することが発表された。(Qamサイト内 News記事)
2015/07/20のワンマンライブを見に行ってから、自分の中で少し落ち着いてしまったこともあり、そこから点々と見に行くぐらいしかできなかったのだが、他の人にもそういうようなところがあったのかは不明だが、プロデューサー工藤マサヤ Qam活動休止に関するblog記事によると、ワンマン開催以降動員が減っていったという話だった。
ライブアイドルの日々っていうのは、日ごろ足を運んでくれるお客さんによって支えられているんだなというのを痛感もしたのだが、今日のようにこれだけイベント本数が多いと、いろんなところの様子をうかがっているだけで手いっぱいになる。浅く広く、ではないが、個人的に「飽きる前に一旦離れる」「点々と足を運んで楽しむ」「リリースがあったら買いに行く」としていることが多いので、Qamはそんな感じで断続的に足を運んでいた。見れた際には物販にも足を運んでコミュニケートしたりして、自分なりにQamを楽しんではいた。が、色々厳しい現実もあったんだなと工藤さんの話を読んで思った。
渋谷WWWに予定されたワンマンライブ、クラウドファンディングの企画(Qam>News 記事 / CAMPFIRE 当該ページ)を通して無料(1drinkはかかるが)で開催を企画し、結果として目標額達成、ストレッチゴールまで達成し、BEST盤制作にまで至った。この企画、迷ったのだが、そんなにお金はないが新曲は聴きたかったので2500円ほど投じてみた。6000円超だと、さらにリターンが多かったようだが、そこまでお金がなかった。結局ワンマンライブで販売されたベスト盤を購入したので6000円ぐらい今回の件でペイしていることになるのだが、サイン入りのCDに特に興味がなかったので、そのぐらいにしておいた。
有料ライブ(普通にチケット代がかかる)で、スカスカよりも、無料だから来たという一見さんもかきあつめて盛大に休止ライブをやった方が良いだろうなとは にわかファンの心理からしても思ったので、結果として良かったのではないかなという気がしております。
- good day!!(more good mix)
- キミとふたりで
- MC
- Bring! Bring! Bring!
- Secret Eyes
- あなたのサンタクロース
- be with you
- MC
- 声は剣より強し
- (タイトル不明1)
- (タイトル不明2)
- SUMMER MOVIE
- ソラ
- MC
- Hello,World.
- この照る月は満ち欠けしける
- アンコール1
- 何度も君に恋をする
- アンコール2
- MC
- good day!!(more good mix)
2ndワンマンライブには足を運べなかったので、その時がどういう構成だったのかはわからないのだが、1stワンマンライブで見られた物語仕立てのようなものは一切なく、充実した曲たちをキュッと詰めたライブだった。
話は前後するが、19:00からスタート予定だったが、少し押してスタート。オープニングアクトとして、この日ソロデビュー&グループ脱退となった日向恵依のDJ&Rapでのパフォーマンスがあった。エモ系のロックと思われる曲が多く(あまりそっちの筋の音楽詳しくないので、あくまで詳しくない人なりの印象です)、Qamの音楽性や それが好きで集まってるファンには合ってそうなDJプレイという印象だった。好き好んでその辺の音を聴いてない自分も新鮮な気持ちで楽しむことができた。
10分弱のDJを終え、簡単にMCを挟んでからソロのオリジナル曲「My Place」を披露した。作詞は自身で、作曲はQamの楽曲を手掛けるyUsUkeとのことだった。バンドサウンドが強かったQamとは違った、少しだけトランス風味なEDMでのRapという印象。もっとこってりしたトランスっぽい方が個人的には好みなのだが、こってりすぎないところで収まった印象で、それはそれで良かった。
DJ機材が片づけられてライブ本編へ。手を振ってみんなで一つになって楽しむ趣の強い「good day!!」から幕開け、間髪入れずに個人的に一番好きな楽曲「キミとふたりで」、連続主催イベント「ゴーゴーカムカム!」(1回も行けてない)や1stワンマンライブ&CDリリース以降で増えていった新しめの「Bring! Bring! Bring!」、(2015/09/06発表)、「Secret Eyes」(2015/10/27発表)、「あなたのサンタクロース」(2015/12/22発表)を続けて披露、バラードナンバー「be with you」をやって折返し地点。
ここのMCでは日向「私が黙るとMCが止まる」と巣立つグループの今後をちょっと心配した印象の話を切り出し、小菅「オープニングアクト、良かったですね~!」とリーダー日向のソロに関して話を広げて繋いでいた。
10曲目「SUMMER MOVIE」では、冒頭に流されたVTRで日向自身が言っていた「モッシュ・ダイブは禁止です」を自らぶっちぎる形でステージから客側に身を投げていた。クルッとうつ伏せから仰向けに体をまわしてうまいことやってた(笑)。11曲目「ソラ」の間奏では思いの丈を尺いっぱいに語る日向、それに呼応してかわからないが、ファン有志で作られたっぽい日向に向けた横断幕が中段に広げられていた。中段後方から見てた人はそこで視界が奪われていたと思う(笑)。そのあとのMCでは「後ろの人が・・・」とメンバーから触れられ、中段の柵ところに要領よくファンの人が紐で括り付けていた。後になって思うとMCの要所要所に、WアンコールのMCで発表された「2016/06/22に活動再開」を匂わせる節々が見られたなと思うところだが、日向「今日でQamは一旦活動休止となりますが」→ファン「えー!」→日向「皆さんのその声が戻ってくる原動力になります!」と言った話も出ていた。1枚のEPからベスト盤アルバムを出せるまでに曲が増えたこともあるし、現リーダーが抜けてからも地道に活動を重ねていくQamを見続けていきたいと個人的に願っていたこともあり、実質解散の活動休止にはならないだろうと勝手に決めつけてみていたこともあったので その希望がちらつく言葉チョイスが嬉しかった。
本編終盤、「感謝の気持ちを込めて歌います」と言ってから数秒の沈黙を挟んで「Hello,World.」がタイトルコールされて歌われた。特に振り付けもなく、歌に集中した1曲という印象だった。髪を振り乱し、体を揺らして歌う國吉寧々の姿が特に印象的だった。かつて、スタッフ&楽曲プロデューサーでもあるyUsUke氏がツイートしていたこの話を思い出した。國吉はこの日、全身の力を込めて「全員殺すつもり」で歌っていたのかもしれない。
本編最後はベスト盤を事前物販で購入してタイトルを初めて見た「この照る月は満ち欠けしける」にて、一人ずつアウトロでステージから捌けて本編終了。
声を枯らしたファンの人が灯りの落ちた会場にアンコールの声を響かせてメンバー再登場。「Starting Over」「何度も君に恋をする」を終えてから「あと100曲ぐらいやりたいね!」と楽しそうに語りつつも一旦締め。Wアンコールでは最前列柵に支えながら乗ったファンの人が「それ以上押すなって、前に倒れる!」と支えてる別のファンの人に指示出してる様がちょっと面白かった。Wアンコールではこの日販売されていた「Life is "Qaming" Back」と書かれたTシャツ姿で再登場、日向恵依の「ソロ活動スタート」以外の「嬉しいお知らせ」として「2016/06/22 活動再開 @ 渋谷eggman」が発表された。熱心なファンの人たち、このライブで「出し切る!」という意気込みだったのかわからないが、会場から嬉しさが爆発するような声は聞こえてこなかったのだが、個人的には「やっぱりそうだよね!」という感じで、再開を発表してくれたことが嬉しかった。
ただ、活動休止中、様々な鍛錬や準備をする中で、気が変わったりするメンバーも出てくるかもわからないし、この4人なのか、それとも新メンバーとか迎えたりするのかとかまったくわからないのだが、より充実して戻ってきてくれたらいいなと思った。
グッズ紹介タイムにそのまま突入。デザインを頑張っていた高瀬が「60RTいったら製品化」と言われていたリストバンドがようやく形になった旨話していた。2015年4月頃の話で、そういえばRTしたなーという案件だった。そのままお蔵入りにならなくて良かったですね! しかし、「こだわってデザインした“地球”の部分が、ただの丸になっちゃった」と少し切なそうに話してた。( #あおデザ や 60rtで商品化 でTwitter検索すると、「地球」のマークにこだわってデザインしていたのが感じられる)
最後、クラウドファンディングのパトロンやファン、スタッフ、関係者などに感謝の言葉を添え「good day!!」を再演してワンマンライブは終了となった。
冒頭で日向VTRで触れられたこともあってか、かつてのQamのライブで見られたような「もみくちゃになって盛り上がる」といった雰囲気も特になく、たまたま来た人や、たまにしか来ない人も楽しめるようなムードでイベントは進行していたようで、その辺は良かったなと思った。自分もステージのことだけに集中してライブを楽しむタイプなので、それが邪魔されるようなことなく楽しめたのがとても良かった。(ちなみに、端の階段の始まるところの1段目ぐらいのところから見てたので、そんなに背が高くない自分もほどほどにステージを見ることができたので、それも良かった)
1drinkのみの無料公演だったこともあり、混むかなとも思ったのだが、最後の最後に発表された「312人の動員」は400ぐらいのキャパの箱には程よい客入りという感じで、そこも良かった。最近の状況は見れてなかったのであまりわからないのだが、点々と見てる限りでは、Qamの動員力からすると300人超という数字は上出来なのではないかなとも思いました。(下北沢ERAでやっていたCDリリース延期「ごめんな祭」と題された無料イベントは30人ぐらいしか入ってなかったりした思い出)
日向恵依「アイドル卒業」に関して
彼女がこの日、強調して言っていたのが「今日でアイドルとして引退する」「DJ&Rapで活動していく」という、所謂アーティスト化宣言的なものをしていたのだが、彼女の今後予定されているイベント出演予定を見たら、アイドルが出演するイベントだった。果たして「アイドル卒業」とは何なのか、少しだけ考えたのだが、彼女の中での「アイドル活動」に終止符が打たれ、意識を新たに音楽活動に臨むのかなという印象だった。
かつて見たツイートで、色彩RECORDS / M-SMILEの代表でもある高谷祐介氏が「アイドル辞めてアーティストなります、っていう人いますけど、アイドルもアーティストですから。そんな人は早めにステージ辞めてください!」とツイートしていた。この辺の話、結構前から考えていたことでもあったのだが、「アイドル的活動に行き詰まりを感じて、脱アイドル宣言」に甘えるな的なニュアンスなのかなと高谷ツイートに関しては思ったのだが、5年前、3年前に比べると、アイドルと非アイドルの壁はどんどん薄く、曖昧になっていってるなと最近感じている。「アイドルブッキングイベントには出ません」と言ってるわけでもないので、その辺、フレキシブルに活動していってくれると、見に行く側としては見やすいかなとも思った。
どう「それまでと違う」色を出していけるのかにも注目しつつ、日向さんの活動に触れていければなと思うところです。
運営面で詰まって言った話に関して、どのユニットにも言える話なのだが、「ライブやりすぎ」なんじゃないかと思いました。みんながやってるから、みんなしていっぱいやらないと差がつけられちゃうのは事実あると思うのだが、それによって「毎回来てくれる人が2~3人」になっちゃ仕方ないと思いました。活動再開以降、どう運営していくのか、興味深いところです。
あと、活動再開の話をした時、佐藤瑞紗に対して「太るなよ!」と遠慮のないツッコミに固まっていた。本人も「もう少ししぼらねば」とたまにツイートしていたのだが、Qam再開時にどうなっているのか、要注目です(笑)。
あと、「グラビアをやりたい」と語っていた國吉寧々。彼女もそのために「走りこんで絞る」っぽいことを言っていた気がするのだが、久しぶりに見た國吉は相変わらずマルっとしてて良かった。彼女はそういうところが良いと思ってます!本人がどう思ってるかはわからないけど(笑)。
この日、最後以外は縞々のツートンカラーの下に、白いそれぞれ異なった上という衣装(自分が最初見た時はこの衣装だったけど、この衣装は2代目なのかな?)だったのだが、高瀬さんのふんわりしたシャツの様がとてもかわいくて、改めて良かったでした。
Qam、最初物販に行ったのは、「キミとふたりで」「何度も君に恋をする」のCD-Rが売られていたのをゲットした時だったのだが、その時丁寧に小菅さんが説明してくれたので、あの子いい子だなと思ったのだが、メンバーのツイート(特に國吉)の面白さだったり、それぞれ異なった方向性・夢を抱きながらもQamで切磋琢磨していくというのが面白かったので度々見に行くようになったのと、「キミとふたりで」がやはり気に入ったので、それを聴きに足を運んだというのが大きかった。時々熱く語りだす日向ツイートも良かったし、アイドル愛を語る佐藤、映画が好きなので演技に挑戦する小菅、デザインを志してスケッチを載せ続ける高瀬、ちょいちょいドジっ子なところを見せつつも そんなところがかわいらしい末っ子 國吉という様はやっぱり面白かった。
話がまとまりませんが、活動再開まで4か月ぐらい。あっという間に過ぎる気がします。またライブが見れる日を楽しみにしてます!!!
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