スープカレー メラ屋に行ってみた

六本木一丁目駅らへんで働いてるんですけど、このエリアはランチが非常に厳しい。

駅と直結している泉ガーデンにとんかつの和幸とか、一番どりとか、いくらか食べるお店は入っているものの、テナントの人たちで結構混んでるし、六本木プライスと言えるような高いものばかり。

路上販売の弁当も、あれ、多分販売許可みたいの得てないだろうからふらふらしながら販売していたり。安いので利用者も多いようだが、いまいちあの弁当は食べる気がせずで、わがままな話だけども1度も利用したことがない。

首都高、大通りを越えてファミリーマートが六本木3丁目側にある。そこはぼちぼち利用するのだけども、その並びにラーメン屋が1軒あった。「らぁめん山嵐」と言う店。

この地で働き初めてから、こじんまりとしたそのラーメン屋に1回だけ行った事があったが、結果として1回しか行かなかったのは、そういうことだ。リピートしない味だったのだ。今年の春くらいにうちの職場に来た女性も行ったそうなのだが、「味が薄かった」と言う話。

そして夏前くらいだったか、夏くらいだったか忘れたけども、山嵐はなくなった。

その後に出来たのがこの「メラ屋」（食べログ）。お店を準備している時点でスープカレーのお店が出来る旨の告知を見て、果たしてこのエリアのランチ救世主と成り得るのか、これに期待していた。

スープカレーって頻繁に食べに行くもんじゃないけど、行きつけのスープカレーのお店が1軒でもある、なんていう粋な感じも良い。（粋か？）

オープン初日、早速行ってみた。

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どうだったか

何種類かメニューを設ける予定はあるそうなのだが、ランチ営業はしばらく1つ、季節の野菜スープカレーのみでやるらしいことはblogなどに書いてあり把握していた。1200円。ちょい高い。でもまぁ、このエリアのランチだとこの値段は多分、仕方ないんだろうな。

カウンターのみしかないところに座る。オープン初日ってことで、どうだろう？と同じく思ってると思われるお客さんですぐに席は埋まった。8～10席くらいあるのかな？　一番乗りとはならなかった。二番乗り。

メニューはひとつなので、注文せずにご飯の量だけ聞かれる。大盛りは無料らしい。大盛りにした。

まず最初にサラダが出てきた。細いパスタがちょろっと乗った野菜サラダ。まぁ、普通だった。

で、スープカレー登場。洗い物の量を減らすためかわからないけども、ランチのスープカレーはご飯にかけて提供とのこと。これが個人的に良くなかったな。ご飯もスープ吸うし、ご飯側の水分も出て味が薄まった印象だった。

そして、肝心な味。スープカレー、池袋パルコのヨシミで先月だか先々月だか食べたのと、昨年くらいに下北沢のマジックスパイスで1回食べたって程度で、実はあんまり詳しくはないのだが、その2店は結構おいしかった。辛さもなかなかのもので、汗がだらだらと出て来る。メラ屋のスープカレーは辛さが0。で、唐辛子スパイスを卓上に置いていて、各自好きな辛さにできると言ったもののようです。

個人的にこれもNG。辛くはなるんだけど、カレーっぽい味があんましない。元のスープ側に。唐辛子も入れて辛くなったけど、唐辛子の辛さだけじゃない複雑な辛さ、味を求めてると肩透かしを食らう印象。

野菜はおいしかった。旬の野菜の彩りも素晴らしい。茄子が印象的でした。

骨付きのチキン。これはスプーンでほぐれるほどに柔らかくて、味もなかなか悪くなかったけど、なんつうか、全体的に塩味みたいのが足りなくて、かと言って何か濃厚なダシが出てますって感じでもないので、塩辛いの好きな舌になってるのはあまりよろしくないことだけども、でも、なんつうか、味の奥行きがあまり感じられなくて、塩味もなくて、するっとした味。引っかからない。

所謂「化調」、うまみ調味料の類は使ってないっぽいことが書いてあった気がするのだが、その辺をつっこみたくなるような味だった。ちょっと足りない・・・。

セットなのでナタデココ＆杏仁（缶詰などの既製品っぽい感じのもの）のデザート、そしてドリンク（紅茶 or コーヒー）なども付くのだけども、1200円がちょっと高く感じられる結果となった。

他のメニューが始まって、安定したと思われる頃にもう1度くらい行ってみても良いかなと思ったのだが、とりあえずはしばらくは行かないでおこうと思います。