2012/04/15

わにこpresents "キメイラポップ vol.2 ~良い子の日~"(2012/04/15) @ 新宿motion

わにこpresents キメイラポップ vol.2Emotional Ticonで呼ばれたので出てきました。

場所は新宿motionでした。


参考リンク
テッセンドリコ
大森靖子
Emotional Ticonmyspace
おまわりさんmyspace
imamon
キッチン小判鮫 こと 大迫くん(from ゲスバンド) twitter



どうだったか




上から テッセンドリコ、小よみちぇん、大森靖子
見に行くライブハウスでいつもにこにこ楽しそうにしている"わにこ"ちゃん企画の第二弾に呼んでいただきました。

彼女からの依頼メールがとにかく熱かった。人に見せびらかしたいほど熱かったので、メンバー皆で「出よう!」と一致団結して返事しました。

さて、そんな前置きはよしとして、ざっくりとレポートです。

まずは最初、テッセンドリコ。なぜか頭の中でトリプルファイヤーが出るようになってたことがあったのですが、カタカナのバンド名っていうところしか一致してなかった。(告知した後に、ツイッターで"うちはJAMにその日でます!"とツッコミを頂いて、頭の中の誤解が解けた)

テッセンドリコがテッセンドリコになってから恐らく1回見たかなー程度で、見るのはとにかく久しぶりだった。

彼らだけフロアライブで、お客さんに囲まれて演奏していた。自分はドラムの後ろ側から見ていた。

2ドラム(変則キット)+ギター+ボーカル&ベースで、シンセ+シーケンサー(KORGのELECTRIBEシリーズだっただろうか)をビキビキ鳴らしてる曲もあった。とてもかっこよかった。

続いて小よみちぇん

顔はよく知ってるメンバーでやってるグループだったのに、見たのは今回が初めてだった。落語+ドラム&ベースと言う編成で、真ん中に落語担当の"小よみ"が椅子の上に座布団を敷いて正座で語る。(歌いません)以前ベースは太平洋不知火楽団の大内くんの"瓜二つの妹"が担当していたのだが、この日は代理で違うコが担っていた。ヨシュアカムバックのベースの方によく似た、おかっぱが可愛いコでした。

落語内で反復するフレーズ、強調する部分にあわせて演奏もヒートアップする、それ以外は淡々とした伴奏をしていると言うと伝わり易いかしら。とてもユニークかつ、リズム+ベースがついてるので、ただただ話聞くには飽きちゃうみたいな人にも聴かせられる落語+ロックの演奏で面白かった。

小よみ落語も、以前ちらっとしか見てなかったので、改めて見れて良かった。と言うか、産後の復帰おめでとうでした。

続いて大森靖子(おおもり せいこ)。"やすこ"にあらず。

カミイショータくんあたりと結構親しい様子だ、と言う印象でしかなく、あまりどういう方か存じてなかった(見たことがなかった)ので、何気に初めて見た。顔はよく見たことある人だったわけだが。

楽屋で軽く声だし+練習をしてるのも見たりしてたのだが、意外と良いギター使ってて羨ましかった。この日、彼女だけ弾き語りだったのだけども、"か細さ"みたいのは感じない歌声だったので、ノイズだったり、落語だったりに並べてオファーした"わにこ"チョイスが絶妙で良いなと思った。

自分の出番前だったので、冒頭の触りだけしか聴けなかったのだけども、じっくり聴くとあれこれ考え込みそうだったので、自分の出番前でよかったような気がしないでもない感じで楽屋に自分は引っ込んだ。



上から おまわりさん、imamon、Emotional Ticon(イメージ)
続いてEmotional Ticon

Emotional Ticonはなるべく同じことを繰り返さないように、出来るだけ思いついた新しいことを盛り込もうみたいな漠然とした方向性があるような、ないようなバンドなのだけども、かつて本人たちが楽しみながら練習してライブに臨んだ内容があったのだが、その日、色々被りすぎててお客さんを全然呼べなかった(笑)。…ので、せっかくなので、内容をそのままで、少し盛って、再現しようと言う案が浮上。練習しなおして、ほとんどだれも見てない(URGAのスタッフしか多分見てない)「Emotional Ticon 火曜サスペンス劇場」を披露した。

語りすぎると面白くないのだが、なんかわからないけどおどるが絢坊と喧嘩になり、絢坊がおどるを殺害→取り調べ→CM→犯人追い詰める→わにこがなぜか逮捕→わにこが自白強要されてジ・エンド と言ったあらすじのものを演じた。演技レベル0、構成の安直さ+CMソングを以前の1曲から3~4曲に増強など、とりあえず短い時間で結構頑張って構成を作ってきた。(安直だけど)

最後、当日わにこに「捕まってくれ、自白してくれ」とお願いした部分、彼女が誤解していたので失敗したのだけども、適当にごまかした。見てくれた人や、わにこちゃん自身が楽しんでいただけたらよかったなと言う次第でしたが、見てくださった方、どうでしたでしょうか。

そんなわけでノイズ要素が冒頭の数分しかなくて、へたくそな劇をやっただけみたいな回でした。

続いておまわりさん

以前東高円寺二万電圧にてHUHらと対バンした際に、喋りはしなかったのだけども遭遇していた風人(かずひと)くんって人がボーカルやってるバンドがこの"おまわりさん"だった。

あの日、Metal Zoneと何かもう1つくらいペダルを足元に置いて、ボーカルをおもいっきり歪ませ、物凄いハウリング音を出しながら暴れまわってて相当かっこよかったのだけども、その彼がフロントで地を割るような声で吼えつつ、ゆっくり、重いバンド演奏をしていて物凄い良かった。あまり親しみのない音楽だけど、こういうの聴きたかったやつだ!と言う感じがして、見れて、対バン出来てとても嬉しかった。

ゆっくりでないところではフロアに下りてきてもみくちゃになりながらやってて、最後はドラムがフロアに飛んでくるし、楽器も飛んでくるしでグチャグチャになってた。小よみちぇんの和ガーリー(?)なところから"おまわりさん"の重さと暴れっぷりまで、ふり幅広いなーと改めて思った。

しかし、おまわりさんのメンバーといくらかこの日喋ったりしたんだけど、みんな気さくでいい奴らだった(笑)。そこがまたとても良かった。漠然と、ああいう重い音やってる人たちなので、怖い人たちなのかなみたいな先入観もあったんだけど、まったくそんなことなかった。打ち上げでも結構喋った気がする。(何喋ったか忘れてしまったが)

はい、最後はimamon

結構いつも見たいうちの1つなのだけども、自分がアイドル見に行くことを優先させすぎてて全然見れてないわけで、対バンできるのが嬉しかった。

リハーサルでも本番でもやっぱり音がでかくて、うるさくて楽しかった(笑)。昔は「演奏の細部が聞こえん」みたいなことをこのblogに書いてたかもしれないのだけども、うるさい音に鳴れるとそんなことはなかった。

しかし、この日はリハの様子もじっくり見てたのだけども(対バンする貴重な機会だったので)、機材もじろじろ見ていたのだけども、ギター&ボーカルの大西くん自作のペダルが遠藤くんの足元にあったり、なんだか機材見てても面白かった。あと、自分の中で勝手に遠藤君が弾いてると思ってた音が大西くんパートだったりと、勝手な誤解も解けたりした。何気にあまり近づいて見てなかったのだなとも思った。

結局、楽しかったとかしか書けないあたりの語彙のなさが露呈するだけだけども、わにこpresents楽しいなーと言うことでまとめておきましょう。改めて、呼んでくれてありがとうございました&対バンも楽しくて良いバンド活動な1日でしたとさ。

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