東京BOREDOM in E.Kなるイベントが東高円寺二万電圧、UFO CLUB、中華料理屋 満州王にてあったので、スタッフとして行ってきました。
スタッフとして関わらせていただいたのですが、意外とライブをかいつまんで見る時間があったので、見た限りでざっくりレポです。
微力ながらスタッフとして関わらせてくれた東京BOREDOM界隈の方に感謝します。楽しかったです。
13:00 オープニング @ 二万電圧
お昼過ぎからスタートとのことだったので、少し早めに現地入り。集合時間に遅刻してしまったので(すいません)急いで輪に入って説明を聞いた。
"コージーコーナー"担当と言うことになったのだが、話によると、この界隈のバンドの方がやっている自家焙煎だかなんだかのおいしいコーヒーを飲ませてくれる"部屋"とのことだった。その方の名前が"コウジ"さんだから"コージーコーナー"とのことだが、渋谷スクランブル交差点の109-2の通り沿いでシュークリームを販売している洋菓子のそれとは一切関係がなかった(笑)。
一緒にお手伝いとなった法政大学の企画サークル(だと思ってますが、実態はなんなんでしょうか。)のJOYの人が1杯"コージーコーナー"のコーヒーを振舞われたとのことで、一口だけいただいたが、とてもおいしかった。
さて、時系列が前後しますが、二万電圧側でオープニングをやるとのことで、冒頭から仕事をJOYの方々が担ってくれたので顔を出した。
この界隈のイベントでよくマイクを握って叫んでる印象があるworst taste(myspace・twitter)の田中カイタ氏が今回も勢い良く出てきて、ステージ前の柵に上って煽りまくってのスタートだった。最初見た時は「うるさいから、さっさとバンド演奏始めろや(笑)」くらいに思ってたのだが、なんだかこれがないと始まらないなーと言う気がしてる自分が居た。冒頭から楽しかった(笑)。
13:08 SUBTERRANEANSS @ 二万電圧
SUBTERRANEANSSなるバンドが最初だった。始まる前、こぎれいなジャケットを着てる人が知り合いと喋ってたのだが、この人が出演者なのか、こぎれいな格好したお客さんなのかわからなかったのだが、このバンドのセンターでギターを弾いてる人だった。
いつだか対バンならぬ対DJもしたことがあったエンドウ氏がドラムを勤めるバンドだった。何気に彼が叩いてるの、彼ドラマーとして知られてる人だろうに、見るの初めてだったかもしれない。
ラップトップを操る、声も出す男性、女性鍵盤ボーカル、ベーシスト、ギタリストにドラムと言う編成で、音が厚くて良かった。しかしながら、初見だったこともあり、どこがどう良かったかまでは書き表せず。またどこかでお目にかかりたいと思いつつ、UFO CLUB側のオープニングがimamonとのことで、二万電圧を後にした。
13:40 imamon @ UFO CLUB
先日対バンしたばかりのimamonがUFO CLUB側のオープニングだった。
片方がやってる最中にもう片方が始めたと言うこともあって、二万電圧の混み具合から比べるとUFOの一発目は思ったより空いていたのだけども、始まってみたら結構人が流れてきた。
大西くんが良いUFO側オープニングMCを言ってたのだけども、どんなフレーズだか忘れてしまった。ライブでは甲高いシャウトをしまくってる彼だけども、MCだと意外と紳士な辺りが良い。
"東京BOREDOM界隈の音"と言うイメージはなかったimamonだけど、こうやって出てみると"合うなー"とも思った。
余談だが、イベント開始前に役割を聞いて、それから少しふらふらしてる時にimamonメンバーとすれ違ったのだけども、なんやかんやでお互い名前を見知ってる人が少なかったので、とても安心感があった(笑)。安心感をありがとう、imamon。
14:00 the mornings @ 二万電圧
the morningsを続いて見ました。全然仕事してないのが申し訳ないので、コージーコーナー案内役の人にちょいちょい声かけながら移動した。(あとでちゃんと立つ仕事もやりました)
the morningsも久しぶりだったので、ちょっと楽しみだった。Drumsケイカちゃんが復帰してから見るの、何気に初めてだったかもしれない。と言うか、サポートで活動してる時はさっぱり見れなかった。どれだけバンドのライブを見に行かなくなってるのか、と言うのを少し考えたのだが、アイドルに会いたいのだから仕方ない。
ギターのじゅんや君が「早く(UFO CLUB側の)tacobonds行きたいだろうから、さっさとやるわ!」とMCで言いつつ、駆け抜けるように演奏していてたのが良かった。お客さんも飛ぶしで、大変盛り上がった。後で撮ってみた写真を見てみたのだが、酷いので掲載はしないけど、お客さんみんな楽しそうなのがなによりだった。
ケイカちゃんドラムもどごすこ言ってて良かった。そんなこんなで、味見程度にしか見ずしてUFOへ移動。どれもこれも見ようとするとそうなっちゃいますね。
14:17 TACOBONDS @ UFO CLUB
TACOBONDSです。
TACOBONDSは意外と見にいけてる方だと思うのだけども、なににしても彼らがたくさんやってるライブの本数からすると少ないし、ちょっと久しぶりだなーとも思った。
タコボンズは新しい曲が増えてた。どうやって曲を組み立ててるのか相変わらずよくわからない、そして音数を盛らない3人の緊張感ある音の出し合いみたいな感じが大変良かった。
複数人で曲を作り上げるのだから盛り合いになることはどのバンドも多いだろうけど、タコボンズはあまりそうなってないあたりがユニークで好きです。
楽しかった。
これも余談だが、始まる前だか後だか忘れたが、カップヌードル シーフードBIGをすするアリトくんと少々喋ってたのだが、北海道に遠征に行った時に、雪祭りでぱすぽ☆を見た話を聞いた。その他、行き帰りの車中でももいろクローバーZのDVDが流れっぱなしだった話なども聞いた。ももクロ売れたなーと思った。
14:45 スタッフとして路上に立つ
UFOと二万の間の道を少し入ったところのマンションの1室が"コージーコーナー"だったので、その道の手前に看板を持って立つことに。
暇だった&ぼっちだったので、アマゾンで買っておいた「映画秘宝EX激動!アイドル10年史 (洋泉社MOOK)」をめくりながら立っていた。
たまにお客さんに話しかけられたり、通りすがりの親子連れにじろじろ見られたりしたのだが、看板になりきって立っていた。
話しかけてくれたお客さんありがとうございました。寂しくなかったです。
しかしながら、悪天候が懸念されていたこの日、たまに雨がたれて嫌な感じだった。(結局夕方くらいには小雨になってた)
15:15 おまわりさん @ UFO CLUB
imamonに続き、先日対バンしたばかりのおまわりさん(myspace)もこのイベントに出演とのことで、BOREDOMには馴染みそうだなーと思いながら見に行った。
ノイズ担当のキャップ被ってる髭面の方が「汗だくになって、おいしいビール飲みましょう!」と明るく語っていた割に、サウンドが重いので、そういうギャップ良いなーと思いながら楽しんだ。
motionでのライブに引き続き、前の方でお客さん+演者側でぶつかり合って、ぐちゃぐちゃしてて楽しかった。(と言いつつ、一歩引いたところで待ったり見ていた。)
15:38 MARUOSA @ 二万電圧
よく対バンしてたGAGAKIRIZと親しいらしく、よくコラボしてるっぽいなーと言うことで名前を存じていたMARUOSA(myspace)。
あまり"ブレイクコア"とか、そういう音楽については詳しくないのだけども、ラップトップ1台を床に置き、マイクにdelayをかけて、それをたまに踏んだりしつつ、速い&ノイジーなリズムの中でもがくように暴れまわってライブやってて、長い髪の振り乱れっぷりが愉快で楽しかった。
このバババと駆け抜ける感じは、確かにガガキライズとコラボしたら妙に合いそうだなーと思ったものの、ガガキライズ見に行くに悪い理由が邪魔して足を運ぶことがなくなっているので、想像の中だけで完結した。
同じく、悪い理由が邪魔しはじめたので現場を後にした。でも、かっこよかった。
16:10 HIMO @ UFO CLUB
"KITASHINJUKU HARDCORE" HIMO(myspace)。
タコボンズありと君とすれ違った際に「北新宿ハードコアだよ」と言っていて、なんだその気になるフレーズは、と思い覗いたHIMO。
イベント開始前に雰囲気怖い人居るなーと思ってたのだけども、このバンドの人だった。
お客さんも怖い人だらけだったらどうしようと思ってたけど、BOREDOMのお客さんと言う雰囲気だったので、そんなにビビらなくても良かった。
あまりハードコアの範疇も強くないので、なんらかの糸口で見れるのがありがたいのだが、かっこよかった。知らないものを知る機会に恵まれて嬉しかった。複数回見ないと音楽的には何も書けないのだけども。
16:45 BOSSSTON CRUIZING MANIA @ UFO CLUB
BOSSSTON CRUIZING MANIA(myspace)です。
UFO側で前の方で見ていた。ボストン界隈が出てるであろうライブには足を運んでいた割に、全然ボストンを見れてなかった頃に比べたら、昨年~今年はボストンを見に行ってる方だなと、ふと思った。
Vocal鹿島さんが比較的正装で引き締まってた。
ボストンもメンバー多いけど音が盛り盛りになってないのが改めてかっこよかった。
新譜が出て、Tシャツも飾ってあったのだが、お金がなくていずれも入手できてないのがなんともふがいなかった。せっかく出てるのだから買いたいものです。
UFOで見るボストンもかっこよかった。楽しんだ。
17:10 スタッフとして路上に再び立つ
盪在空中(トウザイクウチュウ from台湾)なる、フライヤーによると日本のFishmansの影響も公言していると言う"台湾のフィッシュマンズ"のライブがあった時間だったが、一瞬だけ耳にして、とりあえずは良いか(笑)と思いながらスタッフ交代で立ち仕事に。
自分前後の世代だとフィッシュマンズ、ナンバーガール、くるりとか、その辺を聴いてるリスナーが多い印象なんだけども、さっぱり興味なくて後からちょろっと聴いた程度だから、自分が見たい!となるには理由が弱かった。
でもせっかく台湾から来てるんだし、見ておけば良かったなとは、後から思った。しかし、そこはJOBと思い、手伝いに務めた。
17:57 GROUNDCOVER. @ 二万電圧
二万電圧の店長、望月さんのバンド、GROUNDCOVER.(myspace)。
見る機会があるのに、気乗りしてないのか、毎回ちゃんと見てない気がするので、今回は!と言うことで構えて見ていた。
この日、見たら長い付き合いになってきてる門田くんがパーカッション担当で立っていた。門田くん、最初知り合った時は"何してる人かよくわからない人"だったけど、なんやかんやでよく会う人だったのだが、ちょいちょいドラム/パーカッションを叩いてる姿が見られるようになり、プレイヤーとしてばしばし叩いてる音は結構好きだったので、より一層気持ちが入って見れた。(ベースのさらちゃんとかも付き合い長い方なんですけどね。)
二万電圧でのグランカ、低音がでかくて胃が震えた。門田くんの太鼓さばきも良かった。
門田くん入りのグランカ、引き続き見たいなーと思いつつ、よし!と構えてUFO CLUBに移動した。(結局"どれも味見していこう"っていう歩き方になってました。)
18:33 TIALA @ UFO CLUB
お世話になってる小岩bush bashの主、柿沼さんのバンド。
名前はよく見たことがあったのだけども、この日見たのが初めて。
物凄いエネルギーを放出してて、bush bashライブ終了後に精算で話す際とはまた違ったアグレッシブさがとても良かった。猛烈にかっこよかった。UFO内も盛り上がってた。
bush bashでやる際にも見たいなーと思った。
19:06 Alan Smithee's MAD Universe @ 二万電圧
この日、担当が同じだったので案外顔を合わせた久恒さんのバンド。
ハードコア/パンク寄りのライブの方が盛り上がる中、アランスミッシーズはプログレ寄りの音楽性なので、どわっとは盛り上がらなかったのだけども、鍵盤もかっこいいし、ギターも職人感あって良いし(肉体的な演奏ではない)、ドラムと前者2人の計3人で鳴らす音は、それはそれでとても良かった。
しかし、この頃既に相当疲れていて、休みながら見てた。
19:52 MILKCOW @ 二万電圧
初めて見たMILKCOW。始まってから既に7時間くらい経ってて、ぼろぼろに疲れていたのでぐったりしながら見てたのだけども、ステージの上ではとても元気いっぱいの速い曲をどんどんやってて楽しそうだったのだが、体力がついていかずで、ぐでんとして見ていた。
元気な時に見たかったです・・・。
最後に見た Maher Shalal Hash Baz
みんながみんなKIRIHITOを見に!と二万電圧に向かっていたのだが、体力が尽きていたこともあり、休みつつ、名前はよく聴く"マヘル"を見にUFO側に足を運んでみた。
二万側にお客さんが集まってたせいか、UFO側は比較的空いてた。
工藤冬里さん、名前はよく聞いたことあったものの、いざ見たことも聞いたこともなかった。
柔らかな歌声で、バンドの演奏もなんと言うか、うまいと言うよりはたどたどしく、しかしながら工藤さんの歌になんともいえない合い方をかもし出してて、にやにやしてしまった(笑)。
あと、この日一番衝撃だったのが、外人のドラムが物凄いへたくそだったことだ。後から聴いた話では、この日ドラマーが居ない、とのことで、その辺に居た外人をドラムに座らせたらしい(笑)。キックがさっぱり合ってない、スキルもない、感覚もよくないみたいな人がドラムに居る意味が全く以ってわからなかったのだが、その辺がどうやら"マヘル"らしい話だったみたいで、まわりの人の話を聞いてうなった。
終わってから、オープニングを務めていたカイタ氏&ありと君が喋ったりしてたのを隣で聞いてたのだが「工藤さんと喋ってみた!」「目を合わせてくれない(笑)」「話しづらそうな雰囲気出してるけど、意外とそうでもなかった」と言う話題が面白かった(笑)。生ける伝説とはこういう人のことを言うのだろうかと思いつつ、もっと冒頭から見ておけば良かったなーと後から思った。
さんざん、どかどか鳴ってるバンドばかり見て疲れていたのだけども、最後の最後が"マヘル"っていうUFO側の締め、と言う流れを組み立てた"ボアダム"おそるべし、と思った。
そんなこんなでかいつまんで見たんですけど、満州王は常に満杯、2Fの弾き語りなどを中心とした"満州王ステージ"にいたっては常に入場規制で入れずだった。
色々見れたのは良かったのだけども、体力の配分がうまく行かずで、とっちらかった記憶になってしまった。
しかしながら、味見して歩いた分、その記憶を頼りにまたどこかで見れれば、と思う、そんな感じです。
とりあえず楽しかったから良かった。
途中、メシ!と思って、お金ないのにこらえきれずで"ばりこて"でとんこつラーメンを食べてしまったのだが、完全にそっから眠くなった。満腹になるまで食べちゃだめですね。
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