個人的な感想を書いておこうと思います。
まず、フェスボルタUSAってなに?
簡単にイベント概要に触れておきます。
主催のヒロボルタさんがさらしている携帯電話番号に電話して、出たい旨話すと出られるイベントがフェスボルタです。ちなみにお客さんも電話して出演する人も料金一律としているそうです。その辺について触れらた記事が見当たらないので、違ってたらごめんなさい。電話番号は公式サイトを見てください。
今回の出演者は以下の通り。多いのでフォント小さめです。
使用会場は開催ごとに流動的で、今回は渋谷・宮益坂一帯に点在するライブハウス・イベントスペースのうち、渋谷LUSHを中心に、お隣のHOME、坂を上って左に折れたところにあるFAMILY、yinega(多国籍飲食店)、青山学院方面に少し歩いたところにある東京ウィメンズプラザ、渋谷の道路を通行しながら進行するライブバス、そしてLUSH側とウィメンズプラザの間に位置するCOZMO'S CAFEを使ったサーキット型イベントです。
前回と形態が少々違いますが、今回の内容に絞るため、掘り下げなしにしたいので、気になる人は「フェスボルタ シー」で検索するなりしてください。ちなみに私も出演した「フェスボルタシー」の記事はこちらをご覧ください。今回より気合が入ってないので、ざっくりした私的な感想となってます。
14:50頃、渋谷に到着。私、無銭カレンダーは20:20 Cozmo's Cafeにてライブ出演ということで、本来であれば1時間前を目安に会場に来てくれという話だったのですが、そうすると、今回初めて使用する会場「東京ウィメンズプラザ」に入れなくなるので、前のめりで会場入りしてみました。
前回は控室として使えたのが渋谷LUSHと同ビルの1Fにある雰囲気のよい、白髪のおばさまが店主と思われる喫茶店WESTの奥の方だったのですが、今回は男性側控室がLUSH入口の手前の貸しスタジオ(女性はまたちょっと違ったところ)で、自分が荷物置いてから最後まで、そこまでごった返す感じもない感じだった。(恐らく控室内飲食禁止・土足NGにしていた関係で、荷物置きの場所として機能していたのかもしれません。)
話が前後するが、15:00前ぐらい、荷物を置きに行く前に宮益坂に"裏声"っぽいものが響き渡ってて「け・・・毛並みんか?!」と思って駅方面を見てみたら、今回のステージのうちの1つ、ライブバスが走ってました。やや渋滞気味だったので、なかなかバスがこちらに向かってくることなく、もうじきゴールということで間繋ぎモードになった毛並みん(twitter)がハァハァ言ってるのが聞こえてきたりで早速面白かった(笑)。荷物を置いて、遊びに来ていた友人らと軽く一杯呑み、15:25から何回か芝居を見に行ってる火山功士くん(twitter)がyinega(twitter)にてパフォーマンスとのことで、その前のここまるず(仮)終盤からライブ見始めとなりました。
ここまるず(仮)(参考記事)、フェスボルタ公式アカウントによる同じツイートで私の出演も告知されたことから、ここまるず(仮)のアンチアカウントのような人に巻き込みリプを食らって気になってました(笑)。「本当にここまるずは出演するのでしょうか?!」といったリプを飛ばされていたのですが、その前段として、吉祥寺ココマルシアターという母体となった映画館の"オープン先延ばし事件"みたいのがあったそうで(参考)、それを踏まえて「実態がないのに出演するする詐欺でもするのではないか?」という疑惑が一部であったらしい、よく知らないけど(笑)。フェスボルタ公式も「ちゃんと電話もらったので出るはず!」という感じの返答をしていたのだが、この日ちゃんと現れた ここまるず(仮)。
メンバーは バーテンアイドルを自称する からみあい(twitter)と 17歳のフレッシュな白幡なお(twitter)。自分が以前ネットニュースみたいなので見て知って調べた時に出てきた画像の4人中1人(バーテンの子)+1人の編成で「おや?」という感じだった。イベントの進行などを手伝ってた柴崎さん&ぺこりーの二人が喜んでたのが印象的だった。歌は1曲ぐらいしか聴けなかったのだが、最後に告知タイムで「物販にチェキはない/クラウドファンディングの後にチェキ機を購入してチェキ会をやれたらと思う」と語ってて、ずっこけてる人がだいぶいて面白かった。
というのも、インディーアイドルってまずチェキ機購入して、チェキ会やって小銭稼いでいくイメージでいたので、まだそこに至ってないというのが面白かった。ハードオフとかメルカリ使ってチェキ機1台ぐらい手に入れれば、すぐ?に元取れたりするのに…と思ったのだが、色々事情があるのかもしれない。
火山くんは持前の表情豊かなパフォーマンスで良かった。2018年末ぐらいに彼がお店番をたまにしていた新宿二丁目のバー星男でパフォーマンスした映像をYouTubeで見たのだけども、狭い場所でオフマイクだと、なかなかセリフが聞きづらいもんだなと思ってしまったので、生で見れて少しスッとした。なので、映像で撮ってアップしたのですが、生の方が楽しいと思うので、興味出た方は2019/01/17~2019/01/29 参宮橋TRANSMISSIONにて行われる[ 劇団やりたかった第12回公演 ねえ、お化粧して首に境目できてるよ ]にも出演するとのことで、足を運んでみてはいかがでしょうか。自分もどこかで見に行けたらと思ってます!
火山くんが終わったところで、新会場 東京ウィメンズプラザに移動。青山学院大学の向かい側のビルにあるホールで、めちゃめちゃ綺麗なホールで恐る恐る入ってみたら、イベント名にちなんでアメリカ国旗柄のスパッツを着用した小野あゆ美(twitter)率いる観光軍団「小野観光」がYMCAを雑にパフォーマンスしている最中で脱力した(笑)。危うくステージに上げられそうになるも回避(というか無視)、以前見た時(大塚のサーキットイベントYOIMACHI)と同様で、歌詞覚えてないところはスキャットでやりすごす様に爆笑、そのあとに披露されたDA PUMPによるヒットで知られる「USA」をべたにカバー(YOIMACHIに続き多分2回目)するも、相変わらず歌詞一部曖昧でスキャットでやり過ごす小野リーダー。元々某アイドルユニットオーディションを通過してるような経歴も持ってる(参考記事)人なのに、なぜにこんなにも愉快な事故感が出せるのか、毎回感心です。この前枠ぐらいに出演していた矢吹(a.k.aアイドルにクソリプを飛ばす人)もステージに上がりっ放しで、一部客から野次が飛んだりと、文化祭っぽい雰囲気が楽しかった。続いて最後に出演したのが小野さんとハートにポチコンをやっていた"冬ちん"こと柊冬(twitter)も参加する平成墓嵐(twitter)が登場。
途中転換タイムでお笑いの人が舞台に上がって間繋ぎをしていたのだが、その最中もホールの2F部分の円形になってる通路をメンバー何人かが駆け回って遊んでいたあたりで「いるだけで騒々しい」感じが漂ってた。「学校の催し中で、あそこでダッシュしたら絶対怒られるだろうなー」と思ってしまった辺り、やはり脳みそが"学園祭"と感じていたのかもしれない。
主催の夕月未終(twitter)「ここにいる全員、アイドルになれる!だからこれを着ろ!」と、持っていた大きな袋からドンキで入手したと思われるカラーセーラー服何着かを客席にぶん投げたと思ったら、アッくん(twitter)「着替えてんじゃねえ!」といった具合に どうしてほしいのかよくわからない感じでライブスタート。多人数が会場中に散って賑やかな時間でした。居心地よいホールだったのでまったり鑑賞していたのだけども、この枠でウィメンズプラザは終了とのことで、退館を余儀なくされた。残念。
17:20 個人的になじみ深い渋谷LUSHにてすこやか健康クラブ(twitter)を見る。以前はTRASH-UP!!企画などによく出演していたので見る機会も多かった"すこ健"、メンバーの私生活面での転機(卒業・就職など)があり2018年5月頃から活動休止に入ってたのだが、このステージを以て復活となった。スタッフだった"るーしゃん"(twitter)がメンバーとして加入し、オリジナルメンバーの おつね(twitter)、その後に加入した 舞浜みづゑ(twitter)、休止前最後に加入したうちの2人のうちの1人 篠宮(twitter・blog)の計4人でのパフォーマンス、こちらも賑やかで良かった。ステージでは物静かな印象の篠宮さん、blogが面白いので、お暇な方はぜひ見てみてください。ライブ後の物販で現メンバーで録り直したという最新CD-Rを購入、特典でついてたチェキを見たら おつねちゃんでした。以前HAMIDASYSTEMの物販で購入したランダムチェキでスタッフの神宮寺を引き当て、妙にイラッとした思い出があるものの、おつねちゃんチェキに関しては嬉しかった。おつねちゃんは男性だけども、自分の中でちゃんとアイドルのカテゴリに位置づいたんだなという実感も改めて得られた。
LUSH出入りしてる時に夏の大△メンバーやこの日コラボ出演していたDr.まひるん(SAKA-SAMA)(twitter)と遭遇して軽く挨拶したりと、この後の出演に向けてフライヤー配布に努める 君だけのはくちゅーむ(twitter)からフライヤーをいただいたり、出演に向けて移動するLion net girl(twitter)を見るたびに「りんごちゃんていいます!」とつぶやりたり(?)しながら退屈のない時間を過ごし、自分が出演するCozmo's CafeにPretty Lieさんが準備に行くとのことで、自分も同会場だったので一緒に会場に入った。
Pretty Lieさんの前、19:05 原宿眠眠(twitter)だったので少し鑑賞。以前はSSW畑で"ふるのつばさ"名義で弾き語りなどをしていた印象とはがらっと変わって、深田恭子「キミノヒトミニコイシテル」のカバーなどをやっていて「変わったなぁ・・・」と思いつつ、一瞬抜けてyinegaでやっていた たまP(twitter)をちら見。私が司会進行を何回かさせていただいた「いかすアイドル天国」(当ぶろぐ内まとめ記事)に何回か出演していた彼女、現在は「サイエンス系歌のお姉さん」という芸風になったそうで、自分が見た瞬間は"錯視"についてフリップを使いながら話をしていた。子供にウケそうだなぁと思った。機材を持ってCozmo's Cafeに再度移動、、19:30 Pretty Lie(twitter)がパッとセッティングを終えてライブスタート。彼の現在の芸名の由来にもなっている ぱすぽ☆のライブに足を運んでいる時に知り合ったので、かれこれ7年ぐらいの付き合いになるのですが、音楽活動再開は前回のフェスボルタとのことで、再開後2回目という感じで、前回よりも心地よくライブをやっている様子が良かった。冒頭の「MajiでKoiする5秒前」の自身歌唱のトラックからの落ちサビ後本人登場&歌唱でキレの良さが上がっている印象だった。中盤、参加したVA「史上最悪オムニバス」(レーベル twitter)に提供した曲を織り交ぜCDの宣伝をし、某津波SONGのカバー&昔作ったという加山雄三のカバーソングをぶちかまして終了。余談ですが、史上最悪オムニバス、この前(2018年12月末) 三軒茶屋のフジヤマに行ったら売ってました。みなさん、フジヤマに買いに行きましょう!
続いて登場のmarble≠marble(twitter)は原色ガールTnaka(twitter)ソロで登場。始まる前に控える場所なくて行き場のない者同士で軽く挨拶させてもらいました(笑)。Twitter Profileに書いてある通りの跳ねたステージングでCozmo's Cafeをまとめあげてたものの、最後に派手に転んでてびっくりした(笑)。のちのツイートを見ると腕めっちゃ擦りむいたようで、大事にしてくださいませ…。
これ、検索しても出てこなかったのでblogに書いておきたかったことなのですが、Cozmo's Cafeさん、DJイベントに向いた箱で、常設DJブースがあるものの、小規模DJ箱ではない ライブハウスばりの なかなかしっかりしたスピーカーが左右に2台(写真参照)、あとベースアンプ(まあまあのサイズのキャビネット+中型ぐらいのコンボアンプ)、ギターアンプが2台(家庭用の小型のものよりも少し大きいタイプ)あり、ドラムセット置いてバンド演奏するには狭いかもしれないけども、ギター弾き語りから打ち込み系の演奏+少々電機弦楽器の演奏するには対応できる機材がありました。アンプの型番わからないのですが、写真で判別できる人いたら教えてください(笑)。
前回演奏で立たせていただいたFamilyはHip-Hop系のイベントやクラブ営業が多いようで、Cozmo's Cafeよりもギターアンプが小さかったので、もし自分みたいにEギター演奏を考えている人は少し考えた方が良いかもわからないです。
Cozmo's Cafeのアンプについては、事前に問い合わせてざっくり教えてもらっていたものの、それなりのギターアンプがある方が充分な演奏できる半面、そうでない場合の対策もしておかねばなと思っていたので、ギター→各エフェクターからのライン直鳴らしも想定してましたが、ギターアンプ1台+PAにLRステレオ出力の計3chで演奏に臨みました。
こんな話書いても誰も気にしてないと思うので書いたことなかったですが、いつもはギターアンプ2台+ベースアンプの1人ギターアンサンブルバンドというイメージで演奏しております。だいたいそれに則した感じで演奏できたのは良かったですが、使い慣れないアンプの音に少し振り回されたかなという感想です。まだまだ精進が必要ですね。
片づけをしながら、Cozmo's Cafeに出演していたシラフさん(twitter)の弾き語り、沖縄電子少女彩(twitter) プロデューサーであり黒幕でもあるハジメさん(twitter)による演奏を聴いたりして過ごした。
シラフさんは普段 高円寺無力無善寺などに出演してアコースティックギター弾き語りをされているとMCで語っていたが、だいたいそのイメージが浮かぶような曲だった。個人的にサッポロビールを歌った曲が良かった。自分も何かと迷ったときは黒ラベルを選ぶし、最悪冷えてなくてもおいしく飲めるぐらいには信頼しているサッポロのビール。概ね自分も思っているようなことが歌詞になってたので良かった。
ハジメさんは沖縄電子少女彩の「電子」部分と言えそうなRoland TR-8に仕込んだ音をつまみでいじくりながらノイズ演奏という感じで、セッティング時にケーブルトラブルがあって音が鳴らない?!みたいな瞬間があってひやひやしたけども、それを乗り越えて サンプル音をどんどん濁して重ねてといった感じの演奏が繰り広げられていた。彩ちゃん(お正月なので沖縄に里帰り中)に"入れ知恵"してる張本人の音だなーという感じでニヤニヤしてしまった(笑)。
最後にLUSHの大トリ、クリトリック・リス(twitter)を、何気にまだ見たことがないので見に行ってみた。思い返せば10年ぐらい前、渋谷LUSHに出演させてもらったりしてた頃、当時ブッキング担当に劔さんがおり、関西出身の彼がよく「スギムさんがー」と語っていた。その、初めて名前聞いた場所でクリトリック・リスを見るというのも、それぞれが続いてる(自分も含めて)からなんだなーと思ったりもした。
クリトリック・リスは、自分が見てない間に得たイメージのまんまというか、知ってから見るまでが長すぎて、だいたいイメージがつかめてしまっていたので、初見なのに新鮮味が微妙になってしまっていたのが惜しかった(笑)。興味が出たら、耳にしたら、早めにライブを見ておくべきだったなーと思ったりしてしまった。似たようなものがないという意味では新鮮ではあったものの、例えばTwitterの時代だと、フォローしていなくても人のRTでツイートを目にしてしまったり、どういう楽曲をやっているか作風をしれたりしてしまう。10年前、mixiがまだ盛んだったころは、自らの興味からたどっていかないと目前に情報が出てこなかったりした。この10年でそういうことが変わってきたんだなーとか思ったりしたのでした。全然スギムさんの感想になってない!(笑)
そんな感じで、私の2019年初ライブが終わりました。楽しかったです!フェスボルタ、ありがとーーー!!!
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