2008/11/14

54-71 @ 渋谷TOWER RECORDS B1F

友人が54-71wikipedia/myspaceの新作をタワーレコードにて購入した際に、タワーレコード渋谷店の地下イベントスペースにて行われるレコ発ライブの予備券をもらったとのことで、行くことが困難との理由から頂きました。





まず入場予備券ってことで、それで入場ができるわけではなかったみたいなので入場券に引き換えました。

確か133番くらい。
引き換えスタート直後で引き換える気が0だったので(別に最前列で見なくても良いや、っていう諦め)ちょい洋楽フロア見てから行きました。

なかなか列も伸びてて、ライブが終わる頃には結構人入ってました。




最初がsgt.(myspace)でした。

初めて見たんですが、ヴァイオリン(女性)、ギターにドラム、ベース(あとは男性)の4人編成で、インストバンドでした。

ポストロック以降のインストバンドと言った感じで、ドラムが引っ張って行く感じでした。

ちょっと安っぽい表現になってしまいますが、ヴァイオリンがいることからROVOと少し傾向が似ています。
実際にROVOのメンツと対バンしたりもあるようなので同カテゴリーなんでしょうね。

個人的に言えば、ベースの音がMusicman Stingrayを使っていて太いなーっていう点と(あとたまに好きな感じのフレーズがあったような・・・)、ヴァイオリンが全然面白くなかった点と(これはもはや好みの問題なので、決して悪いわけではありませんでしたがあんまり好きではなかったです)、全体的に曲がちょっと退屈だったなーってとこでした。

とてもうまいバンドなのですが、なんか・・・こう、自分を引き込む要素、例えばポップさだとか、そういう感触があまり感じられませんでした。

名前はちらほら見るグループなのでこの機会に見れて良かったな、とは思いました。




お次が54-71。

Vocalの佐藤さん、毎回踊りまくって歌うのはもうだいぶ前から見ているので知っているのですが、かつての「何か怪しい宗教、瞑想方法を取り入れてしまったかのような奇怪さ」が最近薄れているっぽいのが、どことなくわかっていたので今回はそこに注視してました。

まずヘアスタイル。
昔は坊主(五厘刈?)にジャージ的な衣装だったのですが、美川憲一のようなヘアスタイルでした(笑)。
あと衣装もどこなく美川テイストで、ふわふわした感じのワイン色のシャツに、下は短パンにタイツでした(笑)。

目のやりどころに困る、意味不明な格好にちょっと驚きました。

あと、以前は歌に集中しまくっていたことからかわからないですけど、彼の持って生まれたものなんでしょうけど、歌っていると鼻汁だか、よだれだかわからないけど分泌液が鼻だか口からか猛烈に垂れてました。
今回はそれを度々手でぬぐったりしていたのでちょっと進化した様子でした(?)。

あとスタイルですが、以前はドラマーが下手?側で横を向いていて、ベースが一番奥でステージの後ろ側を向いていて客に背を見せ、上手?側にギタリストが居て真ん中にVocalと言った配置でしたが(ギタリスト不在時は一度も見てないので比較ができません)、ドラマーが後方に居てベースとギターがそれぞれドラムのサイドにと言ったオーソドックスな様子になってました。
ベースのリーダーも普通に客側を向いて弾いている姿も見ました。
なんか新鮮と言うか、普通風?になった・・・と言うか。

でもサウンドは相変わらずストイックでかっこいいです。
とにかく音数が他のバンドに比べると少ない。
その少ない音と音の隙間の緊張感すらも演奏しているような、類稀なバンドだなと実感しました。

ギタリスト脱退、そして違うギタリストが加入って言うこともあって、
最初?のギタリスト脱退前をよく見に行っていた者としては、やはりちょっと変わったなーとは思うのですが、ギタリストを新たに迎えて、音の質感は違えどこのバンドにはギターが居てこそなんだなと、ミーハーなファンながらに思ったのでした。

以上です。

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